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2015年9月 1日 (火)

INDY:最終戦ソノマでライアン・ハンターレイが2位フィニッシュ (ホンダ)

In150831001h(C)Honda Motor Co Ltd.

August 30 2015, RACE
GoPro Grand Prix of Sonoma

チャンピオンを目指したグレアム・レイホールはランキング4位に
佐藤琢磨は予選18番手から大幅ポジションアップの8位フィニッシュ

2015年8月30日(日)・決勝  
会場:ソノマ・レースウェイ  
天候:快晴  気温:27~28℃

8月の最終日曜日、2015年のインディカー・シリーズは最終戦の決勝レースが開催されました。今年はロードコースでのレースがシーズンの最後を締めくくることとなりました。
サンフランシスコの郊外、多くのワイナリーの集まるソノマに作られたサーキットは全長2.385マイルの起伏に富む高速ロードコースです。カリフォルニアならではの晴れ渡った空の下、テクニカルで攻略の難しいコースでシーズンの最後を飾るにふさわしいインディカー・バトルが繰り広げられました。

25台が出場した決勝は、数周でグリップの低下するタイヤが戦いを大変難しいものにしていました。ドライバーはスピードを保ちながらも燃料の消費を抑え、チームは刻々と変化する状況に合わせた作戦を選択するなど、多くの要素が絡むインディカーならではの戦いは、実に見応えのあるものとなっていました。

In150831002h

85周の長丁場で争われたレースで、予選3番手からスタートしたライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)は常にトップグループで戦い、シーズン3勝目を目指していましたが、惜しくも届かずに2位でのゴールとなりました。それでも、2012年のシリーズチャンピオンは、アイオワとポコノの2レースで優勝し、最終戦でもシーズン3度目の表彰台を獲得。年間ランキングをレース前の11位から一気に6位に浮上させました。

ポイントスタンディング2位で最終戦を迎えていたグレアム・レイホール(Rahal Letterman Racing)は、予選6番手でグリッド3列目アウト側という好位置からスタートし、逆転での初チャンピオンを目指しました。シーズン終盤戦に2勝を挙げているレイホールは、ソノマでも安定した走りで粘り強く上位を走り続けていました。しかし、ゴールまで10周を切った77周目に後続に追突されてスピンし、ゴールでの順位は18位となりました。多くのレースで安定感のある戦いぶりを見せたレイホールとチームは、今シーズン実力を大きく伸ばし、16戦で490ポイントを獲得。キャリア自己ベストの年間ランキング4位で2015年シーズンを終えました。

In150831003h

佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)は予選18番手で9列目のグリッドから発進し、激しいバトルを戦い抜いて8位でゴールしました。序盤の6周を終えたところで1回目のピットストップを行うなど、作戦面も駆使してポジションアップを目指し、2戦連続で今シーズン4度目となるトップ10フィニッシュを果たしました。佐藤が記録した今シーズンのベストリザルトはデトロイトでの第8戦における2位フィニッシュで、年間ランキングは14位となりました。

また、2014年のインディライツ・チャンピオンで、今シーズンからインディカーに出場を始めたギャビー・シャヴェス(Bryan Herta Autosport)は、フルシーズン出場で、最上位フィニッシュは第8戦デトロイトでの9位、合計2回のトップ10フィニッシュを達成しました。最終戦ソノマで14位となった彼は年間ランキングを15位として、2015年のルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝きました。

ホンダモータースポーツリリース

コメント
ライアン・ハンターレイ(2位)
「今日の私たちのマシンはとても仕上がりがよく、トラフィックをものともせずに次々とマシンをパスしていくことができました。ところが残念なことに、ゴールを前にした最後のピットストップで装着したタイヤの内圧が間違って高めに設定されていたようで、マシンのバランスが最善ではなくなっていました。そのような状態では前を行くライバルと同等のペースを保つことはできましたが、アタックをすることは叶いませんでした。2位は残念な結果です。しかし、とてもエキサイティングなレースを戦うことができていましたから、満足のいく一日になっていたと思います」

佐藤琢磨(8位)
「早いタイミングで行った最初のピットストップは成功しましたが、フルコースコーションが出て、グリーンフラッグが振られた後に6周でピットインしなくてはならないときもありました。作戦のすべてがうまくいったわけではありませんでしたが、ハードに戦い抜いて8位でゴールできました。決勝用のセッティングを施したマシンは今週末で一番よくなっていましたが、優勝できるだけのスピードを持っていませんでした。それでも全力で戦って8位フィニッシュができたのは、私たちのチームが力をつけてきていることの証明だと思います。今シーズンも大きな力を発揮してくれたクルーたちに深く感謝します」

グレアム・レイホール(18位)
「スタートからマシンのハンドリングがよくなかったため、苦しい戦いとなっていました。それでもチームががんばってくれたおかげで、私はトップグループで戦い続けることができました。最終的に今日のレースは厳しい結果に終わりましたが、私たちのチームは一年を通して本当にすばらしい力を見せ続けていました。Hondaも底力を発揮し、私たちはHondaチームの先頭を切ってチャンピオン争いを行えました。私たちは大きな自信を手に入れました。1台体制の小さなチームですが、強大なチームを相手に戦ってチャンピオンシップで4位となったのです。そのことを大きな誇りに感じます」

アート・セントシアー|HPD 社長
「シーズン序盤の厳しかった状況を考えれば、私たちのスタッフ、そしてチームが見せた対応や、戦いぶりは感激に値するものとなっていました。シーズン終盤の4戦で3勝を挙げたことは、私たちに2016年シーズンに向けた勢いを与えることでしょう。今シーズンはさまざまな挑戦が必要でした。それはマシンの性能に関するものだけではなかったと思います。インディアナポリスではジェームズ・ヒンチクリフが大きな負傷をし、先週には不幸な事故によってジャスティン・ウィルソンを失いました。私たちの思いはウィルソンの家族とともにあり、Hondaファミリー全員はウィルソンのすばらしさを永遠に記憶に留めると同時に、これからもレースでの優勝、そしてチャンピオンシップ獲得を目指してがんばっていきます」

決勝リザルト
順位 No. ドライバー エンジン 周回数 タイム/差
1 9 S.ディクソン シボレー 85 2:09'14.2620
2 28 ライアン・ハンターレイ Honda 85 +6.1115
3 83 C.キンボール シボレー 85 +7.1279
4 10 T.カナーン シボレー 85 +8.9030
5 5 ライアン・ブリスコー Honda 85 +10.0749
6 2 J.P.モントーヤ シボレー 85 +11.2548
7 1 W.パワー シボレー 85 +12.4877
8 14 佐藤琢磨 Honda 85 +16.0888
9 18 ロドルフォ・ゴンザレス Honda 85 +20.8011
10 77 ミハイル・アレシン Honda 85 +22.5749
 
11 27 マルコ・アンドレッティ Honda 85 +23.6709
12 25 オリオール・セルビア Honda 85 +24.4514
14 98 ギャビー・シャヴェス Honda 85 +25.5357
18 15 グレアム・レイホール Honda 85 +36.4838
19 41 ジャック・ホークスワース Honda 85 +38.9404
22 26 カルロス・ムニョス Honda 84 +1Laps
23 19 トリスタン・ボーティエ Honda 82 +3Laps
25 7 ジェイムス・ジェイクス Honda 63 +22Laps

ポイントスタンディング
ドライバー  順位 No. ドライバー エンジン 総合ポイント
1 9 S.ディクソン シボレー 556
2 2 J.P.モントーヤ シボレー 556
3 1 W.パワー シボレー 493
4 15 グレアム・レイホール Honda 490
5 3 H.カストロネベス シボレー 453
6 28 ライアン・ハンターレイ Honda 436
7 67 J.ニューガーデン シボレー 431
8 10 T.カナーン シボレー 431
9 27 マルコ・アンドレッティ Honda 429
10 11 S.ブルデー シボレー 406
 
13 26 カルロス・ムニョス Honda 349
14 14 佐藤琢磨 Honda 323
15 98 ギャビー・シャヴェス Honda 281
16 7 ジェイムス・ジェイクス Honda 257
17 41 ジャック・ホークスワース Honda 256
18 5 ライアン・ブリスコー Honda 205
22 19 トリスタン・ボーティエ Honda 172
23 5 ジェームズ・ヒンチクリフ Honda 129
24 25 ジャスティン・ウィルソン Honda 108
26 18 ロドルフォ・ゴンザレス Honda 94
28 18 コナー・デイリー Honda 81
29 18 ピッパ・マン Honda 76
30 25 シモーナ・デ・シルベストロ Honda 66
32 32 オリオール・セルビア Honda 46
34 19 フランチェスコ・ドラコーネ Honda 38
36 18 カルロス・ウエルタス Honda 31
37 48 アレックス・タグリアーニ Honda 27
38 19 ジェームス・デイビソン Honda 10

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