NASCAR:Rd.33マーチンズビル 予選結果
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Toyota TS040 HYBRID (C)Toyota Motorsports 拡大します
2015年10月30日(金)
10月30日(金)、2015年FIA世界耐久選手権(WEC)第7戦・上海6時間レースが始まりました。舞台になった上海国際サーキットは前日の雨とは打って変わり好天に恵まれました。時間が経つと次第に雲が多くなりましたが、幸いにも雨は降らず、TOYOTA GAZOO Racingにとって忙しい初日が無事に終わりました。
TOYOTA GAZOO Racingは昨年の上海6時間レースでは1、2位の快挙を成し遂げています。今年も同様の成績を達成すべく、TS040 HYBRIDの#1号車にはアンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴が、#2号車にはアレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイが乗り込みました。2台は揃ってトラブル無く公式練習走行をこなし、1周5.451kmのコースで5番手、6番手のタイムを刻みました。
午前10時半から予定されていた公式練習1回目は、壊れたバリアの修復に時間がかかり、やや遅れて始まりました。TS040 HYBRIDは上海サーキットに最適のセッティングを施しての公式練習走行になりましたが、空力、メカニカルセッティング、加えてハイブリッドシステムのエネルギー活用最適化など細部に及ぶ作業を行いました。
2012年に始まった上海におけるWECレースでは、TOYOTA GAZOO Racingは過去3戦中2勝を挙げています。しかし、今年は若干様子が異なり、チャレンジのレースになりそうです。公式練習走行のタイムがそれを表しており、昨年のラップタイムを凌ぐタイムを記録しながらも、ライバルのアウディ、ポルシェには後塵を拝する結果になっています。
午後3時半から行われた公式練習2回目も同じような状況でしたが、チームはいくつかの異なったタイヤ・コンパウンドを試し、貴重なデータを収集することが出来ました。
午後5時、弱々しい太陽が西の空に沈み、初日の公式練習がすべて終了しました。TS040 HYBRIDは#2号車が最速タイムをたたき出した#17ポルシェから2秒262遅れて5番手、#1号車は6番手でした。
明日は午前9時から1時間の公式練習3回目が行われます。公式予選は午後2時から20分間行われ、日曜日のレースのスタート順位が決まります。
TOYOTA GAZOO Racingへの皆様の熱い応援をよろしくお願いいたします。
トヨタモータースポーツニュース
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2016 VERIZON INDYCARR SERIES SCHEDULE | ||||
Rd. | Date | トラック | Type | Start |
1 | 03月13日 | セントピータースバーグ市街地 | Street/Road Course | 12:30p |
2 | 04月02日 | フェニックス | Oval | 8:00p |
3 | 04月17日 | ロングビーチ市街地 | Street/Road Course | 4:00p |
4 | 04月24日 | バーバー・モータースポーツパーク | Street/Road Course | 3:00p |
5 | 05月14日 | インディアナポリス・グランプリ | Street/Road Course | 3:30p |
05月21日 | インディアナポリス予選1日目 | Oval | 4:00p | |
05月22日 | インディアナポリス予選2日目 | Oval | 4:00p | |
6 | 05月29日 | インディアナポリス500マイル | Oval | 11:00a |
7 | 06月04日 | ベルアイラインド | Street/Road Course | 3:30p |
8 | 06月05日 | ベルアイラインド | Street/Road Course | 3:30p |
9 | 06月11日 | テキサス | Oval | 8:00p |
10 | 06月26日 | ロードアメリカ | Street/Road Course | 12:30p |
11 | 07月10日 | アイオワ | Oval | 5:00p |
12 | 07月17日 | トロント市街地 | Street/Road Course | 3:00p |
13 | 07月31日 | ミッドオハイオ | Street/Road Course | 2:00p |
14 | 08月21日 | ポコノ | Oval | 3:00p |
15 | 09月04日 | ワトキンスグレン | Street/Road Course | 2:00p |
16 | 09月18日 | ソノマ | Street/Road Course | 7:00p |
Schedule subject to change. Listing indicates broadcast partner. All times Eastern. |
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2015年10月27日
トヨタ自動車(株)モータースポーツマーケティング部
“チェイス”第2ラウンド最終戦となる第32戦がタラデガで行われ、カール・エドワーズが5位、カイル・ブッシュが11位でフィニッシュ。この2名が“チェイス”第3ラウンド進出を決めた。キャンピング・ワールド・トラック・シリーズではティモシー・ピーターズがタラデガで2年連続となる勝利。エリック・ジョーンズは4位でフィニッシュし、ランキング首位の座を守った。
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第32戦 CampingWorld.com 500
開催日:10月25日
波乱の終幕でカール・エドワーズ5位
11位のカイル・ブッシュと共に“チェイス”次ラウンド進出
5位でフィニッシュし、“チェイス”第3ラウンド進出を決めたカール・エドワーズ(#19)
10月25日(日)、米国南部アラバマ州タラデガのタラデガ・スーパースピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第32戦「CampingWorld.com 500」が開催された。
全36戦で争われるシリーズの終盤10戦で、上位ドライバーのポイントをリセットしタイトルを競い合うプレーオフ“チェイス”は折り返しを過ぎ、第6戦を迎えた。最初に16名が選抜され、3戦毎に4人ずつが脱落していく現行の“チェイス”システムで、トヨタは第2ラウンドにデニー・ハムリン、カール・エドワーズ、カイル・ブッシュ、マット・ケンゼスの4名が残り、上位8名による第3ラウンド進出を目指した。
“チェイス”第2ラウンド最終戦となる今大会の舞台は、シリーズのオーバル戦で1周が最長(2.66マイル:約4.3km)となるタラデガ。このスーパースピードウェイと呼ばれる超高速オーバルでは、リストリクター・プレートというエンジンへの吸気量を制限するパーツを装着することで馬力が抑制される。このため、1台での独走はほぼ出来ず、複数台が隊列を組んでの“ドラフティング”走行でレースが争われる。
馬力が抑えられるとはいえ、300km/hを遙かに超える速度で、時に30台以上のモンスターレーシングカーが隊列を組んでの接近戦を繰り広げる。このため、僅かなミスによるクラッシュが、多くの台数を巻き込んだ多重クラッシュ“ビッグ・ワン”へと繋がることも多い。特にファイナルラップ、チェッカー目前では激しい上位争いによる波乱の展開も数多く繰り広げられてきており、1戦も落とせない“チェイス”の中でも厳しいレースとなる。
タラデガで、トヨタ勢は過去3勝。カイル・ブッシュとハムリンがそれぞれ1勝を上げているほか、ケンゼスもトヨタ移籍前の2012年に勝利経験を持つ。
前戦を終えた時点で、ランキングではハムリンが2位、エドワーズが4位。今大会、ハムリンは14位以上、エドワーズは7位以上(どちらもラップリードボーナスは含まず)で次ラウンド進出が決まる。カイル・ブッシュは自力での進出はないものの、僅差での争いとなっており、大きく順位を落とすことなく、ライバルよりひとつでも上でフィニッシュすることが重要となる。ケンゼスは2戦連続で首位を争いながらクラッシュという厳しい結果に終わっており、今大会勝利での次ラウンド進出を狙った。
トヨタモータースポーツニュース
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2015年10月20日
トヨタ自動車(株)モータースポーツマーケティング部
“チェイス”第2ラウンド2戦目がカンザスで行われ、デニー・ハムリンが2位、カイル・ブッシュが5位フィニッシュ。レースの半分以上を支配したマット・ケンゼスは首位走行中の残り5周で接触されスピン、14位に終わった。エクスフィニティ・シリーズではケンゼスとカイル・ブッシュが首位を争い、カイル・ブッシュが勝利。ケンゼスが続き“トヨタ カムリ”が1-2フィニッシュを飾った。
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第31戦 Hollywood Casino 400
開催日:10月18日
デニー・ハムリン2位、カイル・ブッシュ5位
首位独走のマット・ケンゼスは残り5周で痛恨のスピン
2位フィニッシュを果たしたデニー・ハムリン(#11)と終盤までレースを支配したが接触、スピンで14位に終わったマット・ケンゼス(#20)
10月18日(日)、米国中西部カンザス州カンザスシティのカンザス・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第31戦「Hollywood Casino 400」が開催された。
シーズン終盤の10戦でタイトルを争うプレーオフ“チェイス”は5戦目、折り返しを迎えた。3戦ずつの3ラウンド+最終戦という現在のフォーマットでは、第2ラウンドの第2戦となる。当初16名選抜された“チェイス”ドライバーは最初の3戦で12名に、そして続く3戦を終えた時点で上位8名に絞られる。
トヨタ勢では、マット・ケンゼス、カール・エドワーズ、デニー・ハムリン、カイル・ブッシュの4名が第2ラウンドに進出。前戦シャーロットでは、ハムリンとエドワーズがトップ10フィニッシュを果たしたが、カイル・ブッシュとケンゼスは不運なアクシデントにより厳しい結果に終わったため、この2名は今大会での巻き返し、特にケンゼスは過去2勝を挙げるなど得意なコースでの必勝を期しての参戦となった。
カンザスは2001年オープンと比較的新しいコース。2011年より年2回開催となっているが、毎年“チェイス”の1戦として戦われてきている。トヨタ勢はハムリンとケンゼスが共に1勝(ケンゼスはトヨタ移籍以前にも1勝)を挙げている。
16日(金)正午からの練習走行に続き、午後5時15分から予選が行われ、エドワーズが最前列2番手、カイル・ブッシュが3番手、ハムリンが5番手、ケンゼスも11番手と、“チェイス”のトヨタ勢は好位置につけ、9台の“トヨタ カムリ”が決勝に進むこととなった。
トヨタモータースポーツニュース
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No.8 Audi R18 e-tron quattro (C)AUDI AG. 拡大します
2015/10/13
● ファスラー / ロッテラー / トレルイエ組が連続表彰台獲得記録を更新
● アウディはポイントランキングでトップを譲るも、その差はわずか1ポイント
● ディ グラッシ / デュバル / ジャービス組は4位
10月11日 インゴルシュタット / 富士: FIA世界耐久選手権(WEC)第6戦 富士大会で、アウディは、マシンの性能を向上させるという大きな課題を乗り越えました。しかし、レース結果は3位と4位。目まぐるしく変化する天候のもとで行われた決勝レースで、アウディはタイヤ選択とコーションピリオドにまつわる不運に見舞われてしまいました。
予選の結果を受け、2台のAudi R18 e-tron quattroは、6時間で闘われる決勝レースに自信を持って臨みました。レインコンディションでレースが開始されると、ゼッケン7号車を駆るマルセル ファスラーがトップを快走し、最初のピットインまでには後続に15秒以上のリードを生み出しました。ゼッケン8号車のオリバー ジャービスは、幾度も2番手に位置しましたが、フロントウインドーの曇りによる前方視界不良により、コースアウト。しかし、路面が徐々にドライに戻るにつれ、両車にインターミディエイトを装着した選択がタイムに効いてきました。
その後は、手に汗握る、ポルシェとのトップ争いが続きました。レース中盤からアンドレ ロッテラーがスリックタイヤを装着しましたが、天候の変化に翻弄され、スリックタイヤのメリットを充分に活かすことが出来ませんでした。チームはやむなく、わずか数周後にロッテラーを再びピットインさせて、インターミディエイトに履き替えさせました。同時に、ポルシェ勢はフルコースコーションにより、ゼッケン18号車がトップの位置を保ったままで1分間のピットストップが可能となる幸運を得ていました。
最終的に、マルセル ファスラー / アンドレ ロッテラー / ブノワ トレルイエ組は3位表彰台を獲得し、ルーカス ディ グラッシ / ロイック デュバル / オリバー ジャービス組は4位となりました。アウディスポーツ代表のDr. ウォルフガング ウルリッヒは「今回の富士大会で、我々のマシンはこれまでより明らかにパワフルな状態で闘いましたが、それを結果に結びつけることは叶いませんでした。予選でこれまでのギャップを1秒近く短縮しただけでなく、決勝レースではロイック デュバルがファステストラップを記録しています。しかし、タイヤ選択に関しては運に恵まれませんでした」とコメントしています。
年間ポイントランキングで、ファスラー / ロッテラー / トレルイエ組は、シーズン開始から181日間もトップの座をキープしていました。今大会を終え、彼らはトップとわずか1ポイント差の2番手となりました。しかし、FIA世界耐久選手権(WEC)は、あと2大会残っています。アウディスポーツLMPプロジェクトリーダーのクリス レインケも「富士大会では、我々のマシン開発の方向性が正しいことが証明されました。進化したエアロダイナミクスの有効性が、ハッキリと確認出来ました。この進歩を、3週間後の上海大会と、その後に続くバーレーン大会に有効利用することが、今後の最重要課題となります。年間タイトル獲得のチャンスは、まだまだ充分に残っています」とコメントしています。
富士6時間レースの決勝結果
1: ベルンハルト / ハートレー / ウェバー (ポルシェ) 216 laps
2: デュマ / ジャニ / リーブ (ポルシェ) +14.306s
3: ファスラー / ロッテラー / トレルイエ (Audi R18 e-tron quattro) -1 lap
4: ディ グラッシ / デュバル / ジャービス (Audi R18 e-tron quattro) -2 laps
5: ブエミ / デビッドソン / 中嶋 (トヨタ) -2 laps
アウディジャパン・プレスリリース
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2015年10月13日
トヨタ自動車(株)モータースポーツマーケティング部
スプリント・カップ・シリーズは“チェイス”第2ラウンド初戦が『聖地』シャーロットで行われ、デニー・ハムリンが4位、カール・エドワーズが6位フィニッシュ。序盤上位を争ったカイル・ブッシュとマット・ケンゼスは不運なアクシデントに見舞われ、それぞれ20位、42位に終わった。エクスフィニティ・シリーズでは、中盤戦レースを支配したカイル・ブッシュが接触で脱落。19歳のエリック・ジョーンズが2位、23歳のメキシコ人ドライバー、ダニエル・サレスが4位でフィニッシュした。
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第30戦 Bank of America 500
開催日:10月11日
デニー・ハムリン4位、カール・エドワーズが6位フィニッシュ
10月11日(日)、米国東南部ノースカロライナ州コンコードのシャーロット・モーター・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第30戦「Bank of America 500」が開催された。
シーズン終盤の10戦で、上位ドライバーによってタイトルを争うプレーオフ“チェイス”は4戦目、当初の16名から12名へと対象ドライバーが減っての第2ラウンド“コンテンダー12”に入った。トヨタ勢は“チェイス”序盤の3戦中2勝を挙げ、マット・ケンゼス、デニー・ハムリン、カール・エドワーズ、カイル・ブッシュの4名がこの第2ラウンドへ進出。悲願のタイトルを目指す。
NASCARの関係企業やチームの多くが本拠地を持ち、聖地のひとつと言えるシャーロットでは、年に2回のシリーズ戦とオールスター戦が行われており、トヨタはシリーズ戦で過去3勝。今年の春の大会でエドワーズが勝利。また、今季のオールスター戦では、ハムリンがトヨタにオールスターでの初勝利をもたらした。
トヨタモータースポーツニュース
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No.17 Porsche 919 Hybrid (C)Porsche Japan KK. 拡大します
プレスインフォメーション 2015年10月11日
FIA世界耐久選手権 第6戦 富士スピードウェイ - LMP1クラス決勝
小山町. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:オリバー・ブルーメ)のポルシェ 919ハイブリッドは、10月11日に富士スピードウェイにて行われた世界耐久選手権第6戦において優勝し、4連勝を果たしました。この勝利によりポルシェはWECのマニュファクチュアラーチャンピオンシップだけでなくドライバーズチャンピオンシップにおいても首位に立ちました。
荒れた天候の富士スピードウェイにおけるレースで優勝したのはティモ・ベルンハルト(ドイツ)/ブレンドン・ハートレー(ニュージーランド)/マーク・ウェバー(オーストラリア)組でした。ロマン・デュマ(フランス)/ニール・ジャニ(スイス)/マルク・リーブ(ドイツ)組は2位となり、ル・マン24時間を含め今シーズン3度目のワン・ツーフィニッシュを飾り、マニュファクチュアラーポイントでは大幅にリードを増やしました。第6戦終了時のポイントはポルシェが264点、アウディが211点、トヨタは119点となっています。ドライバーズチャンピオンシップではベルンハルト/ハートレー/ウェバー組が1ポイント差でトップに立っています。
カーナンバー17のレース展開:
降雨のためレース開始から40分間に渡りセーフティーカーが隊列を率いて周回を重ねていきました。ポールポジションからスタートしたマーク・ウェバーはフルウェットタイヤを装着していましたが、コカ・コーラコーナーでコースアウトし4位までポジションを落とします。ハイブリッドシステムに発生したトラブルによりブーストが掛からない状態が続いたカーNo.17は23周目にチームメイトであるカーNo.18に先行を許し5位となります。31周目に始まりカーNo.1のトヨタがピットに入る42周目まで続いた2台の激しいバトルは富士スピードウェイに集まった観客を大いに魅了しました。43周目に給油のためピットインしたウェバーはカーNo.7のアウディとチームメイトの919ハイブリッドの後ろとなる3位で走行を続けます。ウェバーが担当したダブルスティントの後半、ウェット路面のなか追撃が始まります。72周目にチームメイトがトップに立ってから、ウェバーはカーNo.7のアウディと激しいバトルを展開します。幾度かポジションを入れ替えたのち、両車はピットに向かいます。ウェバーは81周目にブレンドン・ハートレーにステアリングを託すと同時に、このレースで始めてのタイヤ交換によりインターミディエイトスリックを装着してコースに復帰します。ハートレーは86周目にアウディ(カーNo.7)にパスされ2位に落ちますが、108周目には首位に返り咲きます。その後、2位に落ちますが、121周目に給油を行いセカンドスティントに突入。160周目まで走行した後、ティモ・ベルンハルトへ交代しました。スリックタイヤでコースインしたベルンハルトは193周目のピットストップで給油とともにニュータイヤを装着しチェッカーを目指しました。209周目、ついにベルンハルトはトップに立ちました。
カーナンバー18のレース展開:
長いセーフティーカーランが続きレースが始まった時、ロマン・デュマはフルウェットタイヤを履き2位を走行していました。しかしピットスピードリミッターが不意に作動したため、大きく順位を落とします。カーNo.17がハイブリッドシステムにトラブルが発生したタイミングでデュマは4位まで順位を戻し、25周目にはカーNo.1のトヨタをオーバーテイクし3位となりました。36周目にはアウディ(カーNo.8)を抜いて2位になったのち、LMP1クラスでもっとも遅いタイミングとなった44周目にピットに戻り給油のみを行います。デュマは71周目にカーNo.7のアウディからトップを奪取。82周目にマルク・リーブがコースインするとフルコースのイエローコーションが出されますが、インターミディエイトスリックを履いたリープは首位をキープしたまま122周目に給油のためピットインし、159周目にニール・ジャニへ代わります。スリックを履いたジャニはトップのまま走り続け、192周目にガソリンとフレッシュなスリックタイヤを得てコース復帰。209周目にベルンハルトと順位を入れ替え、そのまま2位でゴールしました。
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
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Toyota TS040 HYBRID (C)Toyota Motorsports 拡大します
2015年10月11日(日)
TOYOTA GAZOO Racingは富士スピードウェイに集まった大勢のファン、多くのトヨタ自動車や関連会社の皆様の支援を受けてWEC富士6時間レースを精一杯戦いましたが、残念ながら期待に応えることが出来ず、5位、6位でレースを終えました。
2015年FIA世界耐久選手権(WEC)第6戦・富士6時間レースは、朝から雨に見舞われた富士スピードウェイで午前11時にスタートを切りました。セーフティカーの先導で始まったレースは、雨脚が弱まった午前11時半頃にセーフティカーが退き、本格的なレースがスタートしました。TOYOTA GAZOO RacingのTS040 HYBRID #1号車は中嶋一貴が5番手から、#2号車のアレックス・ブルツは6番手からスタートしましたが、グリーンフラッグが振られると同時に中嶋は好ダッシュを決め3位へとポジションアップし、ブルツは4位へと上がりました。
中嶋はスタートから強靱な意志で上位を狙い、#17ポルシェと手に汗を握る激しい接戦を繰り返しました。レース序盤の最高の見所がこの中嶋とポルシェの戦いだったといえるでしょう。しかし、レースが1時間を経過する頃、残念ながらポルシェの後塵を拝し4位に後退しました。
最初のピットストップで#1号車は5位に後退しましたが、雨脚が弱くなると中嶋から交替したアンソニー・デビッドソンがペースを上げ、4位の#8アウディに迫り、悪コンディションでのTS040 HYBRIDの強さを見せつけました。コースが乾き始めると、2台は揃ってミシュランのハイブリッド・インターミディエイトタイヤに履き替えましたが、その直後にふたつのドラマが襲いかかり、TOYOTA GAZOO Racingの夢は砕かれてしまいました。
トヨタモータースポーツニュース
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Porsche 919 Hybrid (C)Porsche Japan KK. 拡大します
プレスインフォメーション 2015年10月10日
FIA世界耐久選手権 第6戦 富士スピードウェイ - LMP1クラス予選
小山町. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:オリパー・ブルーメ)のポルシェ 919ハイブリッドは、富士スピードウェイにおけるFIA世界耐久選手権(WEC)第6戦の予選においてフロントロウを独占しました。ティモ・ベルンハルト(ドイツ)/ブレンドン・ハートレー(ニュージーランド)/マーク・ウェバー(オーストラリア)組は、カーNo.17の919ハイブリッドでポールポジションから、ロマン・デュマ(FR)/ニール・ジャニ(スイス)/マルク・リーブ(ドイツ)組がドライブするもう1台のポルシェ919ハイブリッド(カーNo.18)は2番グリッドから明日の決勝レースをスタートいたします。
この結果により、今シーズンの6戦中に両車がそれぞれ3度のポールポジションを獲得したことになります。WECの予選は各チーム2名のドライバーの平均ラップタイムで争われます。ここ富士スピードウェイの予選でベルンハルトとウェバーは1:22.763、デュマとリープは1:23.071を記録しました。
4.549 kmのチャレンシングなレイアウトを誇る富士スピードウェイで、チャンピオンシップはいよいよ佳境を迎えます。ポルシェは2つのタイトル獲得に向けて戦っています。マニュファクチュアラー ポイントにおいてポルシェは220ポイントでアウディ(186ポイント)とトヨタ(101ポイント)をリードしています。ドライバーズチャンピオンシップではベルンハルト/ハートレー/ウェバー組が103ポイントでトップまで10ポイント差に迫っています。デュマ/ジャニ/リープ組は77.5ポイントで3位につけています。日曜日の決勝レースは雨の予報が出ておりエキサイティングなレースが期待されます。
富士スピードウェイにおける第6戦は日本時間の日曜日11時にスタートいたします。ライブ映像やタイミング、などは無料のFIA WECアプリから、ライブタイミングとGPSトラッキングはポルシェ モータースポーツアプリ(無料)でもご覧いただくことが可能です。
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
ポルシェ社の予選ビデオはこちら。
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Porsche 911 RSR (91) (C)Porsche Japan KK. 拡大します
プレスインフォメーション 2015年10月10日
911RSRは2列目スタートが最上位
小山町. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:オリバー・ブルーメ)の919RSRでWEC のGTE-Proクラスに参戦するポルシェ チーム・マンタイのリチャード・リーツ(オーストリア)とミヒャエル・クリステンセン(デンマーク)は、富士6時間レースでクラス2列目のポジションを確保しました。スポーツカーの象徴であるポルシェ911の第7世代をベースとし470PSを発揮するポルシェ911 RSRをドライブする二人組は、4番手のタイムをマークしました。リヒャルト・リーツは現在、WECのスポーツカー部門選手権であるGTドライバー耐久カップでランキング首位に立っています。フランス人ドライバーのフレデリック・マコヴィッキとパトリック・ピレが走らせるもう1台のポルシェ チーム・マンタイ911RSRはチームメイトのすぐ後、5番手からスタートします。
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
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No.1 Toyota TS040 HYBRID (C)Toyota Motorsports 拡大します
WEC第6戦富士6時間レース予選
2015年10月10日(土)
10月10日(土)、2015年FIA世界耐久選手権(WEC)第6戦・富士6時間レースの公式予選が行われ、2台のTS040 HYBRIDが5番手、6番手のタイムを刻み、揃って3列目から明日の決勝レースをスタートすることになりました。公式予選セッションは、午後2時10分から20分間、曇り空、気温17度の寒空の下で行われました。
TS040 HYBRID #1号車は昨年のチャンピオン・コンビであるアンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミに加え、日本が誇る中嶋一貴が乗り込みました。予選は2人のドライバーがタイムアタックを担当しますが、今回は中嶋とブエミがステアリングを握り、2人の出したベストタイムの平均値1分25秒072が予選タイムとなり、5番手。このタイムはポールポジションを獲得したポルシェ#17号車から2秒309差でした。
もう1台のTS040 HYBRID #2号車はアレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイのうちサラザンとコンウェイが予選をアタック、1分25秒327のタイムを出して予選6番手でした。
富士スピードウェイで行われた過去3年間のWEC6時間レースをすべて制しているTOYOTA GAZOO Racingですが、今年の予選ではライバルのタイムには及びませんでした。しかし、TS040 HYBRIDのパワーユニットを開発するトヨタ自動車東富士研究所から僅か20kmしか離れていない富士スピードウェイのホームレースです。TOYOTA GAZOO Racingは地元日本のファンと、応援をしてくれるトヨタ自動車の大勢の社員に、最高のパフォーマンスを見せるべくベストを尽くして臨みます。
TOYOTA GAZOO Racingへの皆様の熱い応援をよろしくお願いいたします。
トヨタモータースポーツニュース
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2015 年10 月9 日 公式練習 結果
本日、富士スピードウェイにて2015 World Endurance Championship Round 6 “6 Hours of Fuji”(2015 FIA 世界耐久選手権 第6 戦 富士 6 時間耐久レース)が開幕しました
秋晴れの空の下、公式練習より大会が開始されました。公式練習1 回目は午前11 時15 分から開始され、WEC マシンが一斉にコースインし、それぞれのチームは予選と決勝に向けて、セットアップを進めていきました。
LMP1 クラスで1 分24 秒497 のトップタイムをマークしたのは、No.7 AUDI SPORT TEAM JOEST でした。2 番手にはNo.18 PORSCHE TEAM、3 番手はNo.8 AUDI SPORT TEAM JOEST となり、TOYOTA GAZOORACING は、No.1 が5 番手、No.2 が6 番手となりました。LMP2 クラスではNo.36SIGNATECH ALPINE、LM GTE Pro クラスではNo.92 PORSCHE TEAMMANTHEY、LM GTE Am クラスではNo.50 LARBRE COMPETITION が各クラスのトップタイムをマークしました。
また、午後3 時30 分から行われた2 回目の公式練習では、LMP1 クラスのNo.17 PORSCHE TEAM がトップタイムを記録し、2位はNo.7 AUDI SPORT TEAM JOEST、3位はNo. 18 PORSCHE TEAM となりました。LMP2 クラスではNo.26G-DRIVE RACING、LM GTE Pro クラスではNo.51 AF CORSE、LM GTE AmクラスではNo.96ASTON MARTIN RACING がそれぞれクラスのトップタイムをマークしました。
さらに、中嶋一貴選手、A・ロッテラー選手、M・ウェバー選手、A・インペラトーリ選手、D・ターナー選手、A・ベルトリーニ選手の6 人によるプレイベント プレスコンファレンスが行われました。中嶋一貴選手は「ホームサーキットでのレースなので、ぜひいい結果を残したい」と語り、アンドレ・ロッテラー選手は「今回も勝たなければならないレース。プッシュして戦いたい」とコメント。また、マーク・ウェバー選手は「富士は長いストレートが特徴のサーキットだけど、フリー走行では手応えがあった」と語り、週末に控えた決勝レースへ向け、自信を見せました。
また、地元静岡県の足柄小学校から34 名の5、6 年生の生徒もこのプレスコンファレンスに参加し、ドライバーとの質疑応答や記念撮影を行いました。
当日観戦券は、10 10,000 円、(金~ 日の3 日間入場可能/駐車料別/税込)で入場ゲートにて販売するほか、パドックパス、ピットウォークパス、各種座席指定券も販売いたします。
(中学生以下は保護者同伴に限り、一般観戦が無料)以上
富士スピードウェイ・プレスリリース
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2015年10月9日(金)
10月9日(金)、2015年FIA世界耐久選手権(WEC)第6戦・富士6時間レースが富士スピードウェイで幕を開けました。TOYOTA GAZOO Racingは2014年のマニュファクチャラーズ、ドライバーズ両タイトルを獲得し、チャンピオンの証として栄えあるカーナンバー#1をつけたTS040 HYBRIDでホームコースに戻って来ました。また、TOYOTA GAZOO Racingにとっては、富士6時間レースは2012年以降3年連続で勝利を挙げている重要なレースです。
今日行われた公式練習初日では、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴の操る#1号車は、2回のセッションとも5番手で終えました。彼らが記録した1分26秒242というタイムは、昨年記録したポールポジションのタイムより0秒23速いタイムでした。アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイの#2号車は2回の公式練習を共に6番手で終えています。2台のTS040 HYBRIDは合計168周を走破、全走行距離は766kmに及びました。
天気予報によると週末には雨が来るという予報でしたが、公式練習初日の今日は晴天に恵まれ、気温は21度と過ごしやすく、レースへ向けてのセットアップには完璧な1日となりました。富士スピードウェイはTOYOTA GAZOO Racingの6人のドライバーにとって、十分に親しみのあるコースですが、コンウェイがLMP1クラスのTS040 HYBRIDを操ったのは今年が初めてでした。彼は2013年のWECにおいてLMP2クラスで2位に入賞しています。彼は、今日のセッション最後の20分にTS040 HYBRIDを走らせました。
富士スピードウェイはWECシリーズの6時間レースの中では最長の1.475kmの直線を持つコースです。加えて高速コーナーから低速コーナーまでが組み合わされた非常にテクニカルなコースです。ここで好タイムを記録するには高い最高速とコーナーでの最適なセットアップが要求されます。TOYOTA GAZOO RacingはTS040 HYBRIDから最高性能を引き出すために忙しい1日を過ごしました。セットアップ作業の中には2種類のミシュラン・ドライ用タイヤの比較も重要な仕事として含まれており、2回目の公式練習はそのために多くの時間が費やされました。
明日10月10日(土)は午前9時50分から3回目の公式練習が行われ、午後2時10分からLMPクラスの公式予選が行われます。決勝レースは10月11日(日)午前11時にスタートします。
TOYOTA GAZOO Racingへの皆様の熱い応援をよろしくお願いいたします。
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Suncity Group Formula 3 Macau Grand Prix Provisional Entry List | |||||
No. | Driver | Nat. | Team | Car/Engine | Result |
1 | Felix ROSENQVIST | SWE | SJM Theodore Racing by Prema Powerteam | Dallara Mercedes | 1st 2014 Formula 3 Macau Grand Prix*1st 2015 FIA F3 European Championship |
2 | Jake DENNIS | GBR | SJM Theodore Racing by Prema Powerteam | Dallara Mercedes | *4th 2015 FIA F3 European Championship |
3 | Lance STROLL | CAN | SJM Theodore Racing by Prema Powerteam | Dallara Mercedes | *5th 2015 FIA F3 European Championship |
5 | 山下 健太 | JPN | Tom’s | Dallara Toyota | **1st 2015 All-Japan F3 Championship |
6 | Nick CASSIDY | NZL | Tom’s | Dallara Toyota | **2nd 2015 All-Japan F3 Championship |
7 | Antonio GIOVINAZZI | ITA | Jagonya Ayam with Carlin | Dallara Volkswagen | *2nd 2015 FIA F3 European Championship |
8 | Gustavo MENEZES | USA | Jagonya Ayam with Carlin | Dallara Volkswagen | *12th 2015 FIA F3 European Championship |
9 | George RUSSELL | GBR | Carlin | Dallara Volkswagen | *6th 2015 FIA F3 European Championship |
10 | Callum ILOTT | GBR | Carlin | Dallara Volkswagen | *13th 2015 FIA F3 European Championship |
11 | 高星 明誠 | JPN | B-Max Racing Team | Dallara Toyota | **3rd 2015 All-Japan F3 Championship |
12 | 関口 雄飛 | JPN | B-Max Racing Team | Dallara Toyota | **11th 2015 All-Japan F3 Championship |
15 | Charles LECLERC | MON | Van Amersfoort Racing | Dallara Volkswagen | *3rd 2015 FIA F3 European Championship / Rookie Champion |
16 | Alessio LORANDI | ITA | Van Amersfoort Racing | Dallara Volkswagen | *20th 2015 FIA F3 European Championship |
17 | Alexander ALBON | THA | Signature | Dallara Volkswagen | *7th 2015 FIA F3 European Championship |
18 | Dorian BOCCOLACCI | FRA | Signature | Dallara Volkswagen | *19th 2015 FIA F3 European Championship |
19 | Markus POMMER | GER | Motopark | Dallara Volkswagen | *9th 2015 FIA F3 European Championship |
20 | Sérgio Sette CÂMARA | BRA | Motopark | Dallara Volkswagen | *15th 2015 FIA F3 European Championship |
21 | Pietro FITTIPALDI | BRA | Fortec Motorsport | Dallara Mercedes | *17th 2015 FIA F3 European Championship |
22 | CHANG Wing Chung | MAC | Fortec Motorsport | Dallara Mercedes | 2015 FIA F3 European Championship |
23 | CAO Hongwei, Martin | CHN | Fortec Motorsport | Dallara Mercedes | 2015 FIA F3 European Championship |
24 | Santino FERRUCCI | USA | KFZ-Teile 24 Mücke Motorsport | Dallara Mercedes | *11th 2015 FIA F3 European Championship |
25 | Mikkel JENSEN | DEN | KFZ-Teile 24 Mücke Motorsport | Dallara Mercedes | *10th 2015 FIA F3 European Championship |
27 | Arjun MAINI | IND | Three Bond with T-Sport | Dallara Tomei | *18th 2015 FIA F3 European Championship |
28 | Ryan TVETER | USA | Team West-Tec F3 | Dallara Mercedes | *22nd 2015 FIA F3 European Championship |
29 | Sam MACLEOD | GBR | Team West-Tec F3 | Dallara Mercedes | *23rd 2015 FIA F3 European Championship |
30 | Alexander SIMS | GBR | Double R Racing | Dallara Mercedes | 2nd British GT champ |
31 | Matthew SOLOMON | HKG | Double R Racing | Dallara Mercedes | 2015 FIA F3 European Championship |
32 | LI Zhi Cong | CHN | Jo Zeller Racing | Dallara Mercedes | 2015 FIA F3 European Championship |
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2015年10月6日
トヨタ自動車(株)モータースポーツマーケティング部
「モンスター・マイル」ドーバーで“チェイス”の第3戦が行われ、カイル・ブッシュが2位フィニッシュ。僅差で次ラウンド進出を決め、トヨタ勢は4名が“チェイス”第2ラウンドへ進出することとなった。エクスフィニティ・シリーズは降雨で練習走行、予選共に行われないまま決勝を迎え、デニー・ハムリンとカイル・ブッシュが前半戦を支配したが、後半惜しくもかわされ、2位、3位でフィニッシュ。ラスベガスで行われたキャンピング・ワールド・トラック・シリーズでは、最後燃費戦となり、走り切ったティモシー・ピーターズが2位フィニッシュとなった。
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第29戦 AAA 400
開催日:10月4日
カイル・ブッシュが2位フィニッシュ
トヨタ勢4人が“チェイス”第2ラウンド進出!
2位でフィニッシュし“チェイス”次ラウンド進出を決めたカイル・ブッシュ(#18)と7位に入ったマット・ケンゼス(#20)
10月4日(日)、米国東部デラウェア州ドーバーのドーバー・インターナショナル・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第29戦「AAA 400」が開催された。
滑りやすいコンクリート舗装の路面を持ち、「モンスター・マイル」の愛称を持つドーバーでは春と秋の2戦が行われているが、トヨタは2008年と2010年の春大会でカイル・ブッシュが勝利。また、マット・ケンゼスとカール・エドワーズもトヨタ移籍以前にそれぞれ2勝、1勝を挙げている。
シーズン終盤の10戦で選抜された上位ドライバーによりタイトルが争われるプレーオフ“チェイス”は、3戦ごとに4人が脱落していくラウンドシステムとなっており、今大会は最初の“チャレンジャー16”の最終戦となる。今大会を終えた時点で未勝利かつポイントランキングで上位12名に入っていない場合“チェイス”から脱落となる。
トヨタ勢では、“チェイス”第1戦でデニー・ハムリン、第2戦でケンゼスが勝利を挙げており、この2名は次ラウンド進出が確定。また、未勝利ながら好成績を続けているエドワーズも、今大会32位以上でフィニッシュすれば次ラウンド進出となる。
前戦不運なクラッシュで37位に終わったカイル・ブッシュは現在当落線上の13位につけているが、11位以降の4人が2ポイント差で競っており、今大会、ライバルよりも上位でフィニッシュするか、勝利が必須となる。ドーバーで2勝を挙げているカイル・ブッシュの活躍に期待がかかった。
トヨタ勢は今季後半戦に入って好調ぶりを見せており、直近の13戦で10勝。この全てを挙げているジョー・ギブズ・レーシングは、ここ3戦連続で1-2フィニッシュを飾っており、今大会も1-2フィニッシュを飾れば、NASCARが行われて以来の新記録となる。
2日(金)に練習走行と予選が予定されていたが、悪天候のため、この日の走行セッションは全てキャンセルに。規定に則り、決勝のスターティンググリッドはオーナーズポイント(車両ゼッケンにかけられる)で決定され、ケンゼスがポールポジション、ハムリンが2番手、エドワーズが3番手、カイル・ブッシュが13番手につけ、9台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。
翌3日(土)も朝方は雨が残ったものの、変更された忙しいスケジュールの合間を縫い、カップ・シリーズの練習走行が短時間ながら2度にわたって実施された。
トヨタモータースポーツニュース
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■タイムスケジュール
6 Hours of Fuji Timetable Last update: 2015/10/05 | ||||
FRIDAY, OCTOBER 9 | ||||
Start | End | Race | Session | Duration |
7:00 | 7:30 | FIA WEC | TIMEKEEPING & MARSHALLING CHECKS | |
7:30 | FIA WEC | PIT LANE MARSHALS MEETING | ||
7:45 | FIA WEC | FIA MEDICAL INSPECTION LAPS | ||
8:00 | FIA WEC | FIA RACE DIRECTOR TRACK INSPECTION LAPS | ||
8:00 | 9:30 | FIA WEC | SCRUTINEERING | |
8:00 | 9:30 | FIA WEC | DRIVERS' SIGNING ON | |
10:00 | FIAWEC | DRIVERS' BRIEFING | ||
10:15 | FIAWEC | TEAM MANAGERS' BRIEFING | ||
11:15 | 12:45 | FIA WEC | FREE PRACTICE 1 | 90' |
13:00 | 13:30 | Safety Cars Exercise | ||
14:00 | FIA WEC | PRE EVENT PRESS CONFERENCE | ||
14:40 | 15:15 | Audi R8 LMS Cup | QUALIFYING | 15' + 5' + 15' |
15:30 | 17:00 | FIA WEC | FREE PRACTICE 2 | 90' |
SATURDAY, OCTOBER 10 | ||||
Start | End | Race | Session | Duration |
7:30 | 8:00 | FIA WEC | TIMEKEEPING & MARSHALLING CHECKS | |
8:15 | FIA WEC | FIA MEDICAL INSPECTION LAPS | ||
8:30 | FIA WEC | FIA RACE DIRECTOR TRACK INSPECTION LAPS | ||
9:00 | 9:30 | Audi R8 LMS Cup | RACE 1 | 30' |
9:50 | 10:50 | FIA WEC | FREE PRACTICE 3 | 60' |
11:00 | 11:30 | Asian Le Mans Series | QUALIFYING | 30' |
11:45 | 12:00 | Media Hot Laps | 15' | |
11:45 | 12:30 | FIA WEC | PIT WALK | 45' |
11:45 | 12:15 | FIA WEC | AUTOGRAPH SESSION | 30' |
12:00 | 12:30 | VIP Hot Laps | PORSCHE | 30' |
12:50 | 13:20 | Audi R8 LMS Cup | RACE 2 | 30' |
13:40 | 14:00 | FIA WEC | QUALIFYING - LMGTE Pro & LMGTE Am | 20' |
14:10 | 14:30 | FIA WEC | QUALIFYING - LMP1 & LMP2 | 20' |
14:40 | FIA WEC | QUALIFYING PRESS CONFERENCE | ||
15:00 | 17:00 | Asian Le Mans Series | RACE 1 | 120' |
15:10 | 15:25 | FIA WEC | Mixed Interview Zone - FIA WEC Drivers | 15' |
SUNDAY, OCTOBER 11 | ||||
Start | End | Race | Session | Duration |
6:30 | 7:00 | FIA WEC | TIMEKEEPING & MARSHALLING CHECKS | |
7:15 | FIA WEC | FIA MEDICAL INSPECTION LAPS | ||
7:30 | FIA WEC | FIA RACE DIRECTOR TRACK INSPECTION LAPS | ||
7:30 | 8:15 | FIA WEC | SCRUTINEERING OPENED | |
8:00 | FIA WEC | PIT LANE MARSHALS MEETING | ||
8:00 | 8:30 | VIP Hot Laps | ||
8:30 | FIA WEC | Top 4 P1 & P2 & Top 4 GTE starting drivers meeting | ||
8:30 | 9:00 | VIP Hot Laps | AUDI | 30' |
8:30 | 9:45 | FIA WEC | PIT WALK | 75' |
9:00 | 9:30 | FIA WEC | AUTOGRAPH SESSION | 30' |
10:00 | FIA WEC | PITS OPEN | ||
10:10 | FIA WEC | PITS CLOSED | ||
10:15 | FIA WEC | GRID WALK opening | 35' | |
10:30 | FIA WEC | GRID WALK gate closing | ||
10:41 | FIA WEC | GRID WALK end of the track evacuation | ||
10:53 | FIA WEC | GREEN FLAG | ||
11:00 | 17:00 | FIA WEC | RACE | 6h + FL |
17:15 | FIA WEC | PRESS CONFRENCE |
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2015/10/06
● アレックス ユーンが2連覇に向け、年間チャンピオンランキングトップを快走中
● Audi R8 LMS Cupが、Audi Sportと連動してFIA世界耐久選手権のサポートレースに
● レースの模様は、www.audir8lmscup.comで生中継
10月06日 北京: 2012年のシリーズ発足以来、もっとも激しい闘いを繰り広げている今年のAudi R8 LMS Cupが、本場の熱闘を引き継いだまま、日本の富士スピードウェイを訪れます。富士スピードウェイで開催されるAudi R8 LMS Cupの第10&11戦は、アウディスポーツと連動し、FIA世界耐久選手権(WEC)のサポートレースとして開催されます。Audi R8 LMS Cupのドライバー達はAudiのWEC参戦チームの面々と共に、同じサーキットで闘います。
2015年シーズンも残り2大会となる富士ラウンドを臨み、先月開催された第8戦・セパン大会で優勝した、Audi TEDA Racingからエントリーする昨年の覇者アレックス ユーンが、ランキングトップに返り咲きました。ユーンは、今季9大会で生まれた7人の優勝者のひとりで、2番手にはわずか4ポイント差でFAW-VW Racingからエントリーするチェン コンフーが続いています。
ランキング3位には、今シーズンより参戦するFederal-Mogul Motorsports Racingのトーマス ヒョールバッハと、Team Audi R8 LMS Cupのアディティア パテルが、同ポイントで続いています。パテルは、ランキング上位6人の中で唯一の優勝未経験ドライバーですが、安定してポイントを獲得することで、選手権争いの好位置につけています。パテルは、日本ラウンドで初優勝獲得を狙っています。
Audi Hong Kong Teamのマーシー リーは、先月のマレーシア大会で初優勝を遂げ、スイスの女性GTスペシャリストのラヘル フレイと争い、ランキング5位に浮上しました。
アウディジャパン・プレスリリース
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2015年10月5日(月)
10月11日(日)、富士スピードウェイでFIA世界耐久選手権(WEC)第6戦 富士6時間レースが行われます。
TOYOTA GAZOO Racingは、トヨタのホームコースでのレースに2台のTS040 HYBRIDで臨みます。
霊峰・富士の麓に位置する富士スピードウェイでは、2012年からWEC富士6時間レースが開催されていますが、TOYOTA GAZOO Racingは、過去3年のレースをすべて勝利で飾って来ました。特に昨年は1-2フィニッシュを飾り、記念すべき世界耐久選手権王者への道を駆け上りました。
昨年の富士6時間レースでは、アンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミが勝利を挙げ、ドライバーズ・タイトル獲得に向けての礎としました。今年はこの2人に2012年、13年の勝者である中嶋一貴が加わり、TS040 HYBRID #1号車を操ります。
中嶋と組んで富士6時間レースで過去2勝を挙げているアレックス・ブルツは、今年はステファン・サラザン、マイク・コンウェイと共にTS040 HYBRID #2号車を走らせます。コンウェイはTOYOTA GAZOO Racingの一員として初めての富士スピードウェイ出場となります。
富士スピードウェイは16のコーナー、1.475kmにも及ぶ長いメインストレートを備えた、1周4.563kmの国際サーキットです。1965年に開場した当時、第1コーナーには巨大な30度バンクが待ち受けていましたが、1974年にバンクは廃止されています。1976年に日本で初めてF1日本グランプリがこの富士スピードウェイで開催されたことは、日本のモータースポーツにおけるマイルストーンとなっています。2000年にトヨタ自動車が富士スピードウェイの経営に加わって以来、大幅な改修がなされ、2007年と08年の2年間、再びF1日本グランプリが開催されたことはまだ記憶に新しいはずです。
F1グランプリでも有名になったこの富士スピードウェイですが、実はスポーツカー(耐久)レースの長い歴史で彩られています。特にトヨタにとれば特別な場所ともいえます。1967年に初めて開催された富士1000kmレースでは、トヨタ2000GTが見事な優勝を飾っています。また、それ以後2年間にわたり、トヨタの象徴的なレースカー、TOYOTA7が勝利を挙げています。また、富士におけるスポーツカーレースは、1982年から7シーズンに渡ってWECのカレンダーに組み込まれ、そのうちの3年間はWSPC(World Sports Prototype Championship=世界スポーツプロトタイプ選手権)という名称で開催されました。
今週末に開催される富士6時間レースは、10月9日(金)に行われる2回の公式練習に始まり、10日(土)には公式練習と公式予選が行われます。決勝レースは11日(日)午前11時にスタートします。
TOYOTA GAZOO Racingへの皆様の熱い応援をよろしくお願いいたします。
トヨタモータースポーツニュース
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