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2015年11月12日 (木)

NASCAR:カイル・ブッシュとカール・エドワーズがトップ5フィニッシュ (トヨタ)

2015年11月10日
トヨタ自動車(株)モータースポーツマーケティング部 

19歳エリック・ジョーンズが3カテゴリー出場
 残り3戦となったNASCARはテキサスで3カテゴリー全てが行われ、スプリント・カップ・シリーズでは“チェイス”を争うカイル・ブッシュとカール・エドワーズが4位、5位とトップ5フィニッシュ。タイトルを争う“チェイス”最終戦進出へ望みを繋いだ。エクスフィニティ・シリーズでは、この週末の3カテゴリー全てに出場する19歳のエリック・ジョーンズが4位、ダニエル・サレスが6位。そのエリック・ジョーンズはキャンピング・ワールド・トラック・シリーズで今季3勝目。チームメイトのサレスが2位で続き、“トヨタ タンドラ”が1-2フィニッシュを飾った。

NASCAR SPRINT CUP SERIES
第34戦 AAA Texas 500

開催日:11月8日

カイル・ブッシュとカール・エドワーズがトップ5フィニッシュ 

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4位でフィニッシュ。ランキング2位で“チェイス”第3ラウンド最終戦に臨むカイル・ブッシュ(#18)

 

 11月8日(日)、米国南部テキサス州フォートワースのテキサス・モーター・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第34戦「AAA Texas 500」が開催された。
 全36戦の同シリーズ終盤10戦で、選抜されたドライバーによって争われるプレーオフ、“チェイス”は、3戦ずつ分けられた第3ラウンドの2戦目を迎えた。このラウンドにはトヨタ勢のカイル・ブッシュとカール・エドワーズを含む8人が残っており、最終戦でタイトルを争う4人に入るべく激戦を繰り広げている。
 年間シリーズ戦が2回行われるテキサスでは、トヨタは過去3勝。うちデニー・ハムリンが2勝、カイル・ブッシュは2013年の春大会で勝利を挙げている。
 前大会の接触により、マット・ケンゼスには今大会と次大会の2戦、出場停止の裁定が下された。このため、今大会の“トヨタ カムリ”20号車は、今季よりキャンピング・ワールド・トラック・シリーズにフル参戦し、目下ランキング首位につける19歳、エリック・ジョーンズが代役としてドライブする。
 エリック・ジョーンズは今季、4月の第8戦で首を痛めたハムリンと途中交代する形でてカップ・シリーズ戦にデビュー。第11戦カンザスで、負傷欠場中のカイル・ブッシュに代わる形でカップ・シリーズに正式初出場を果たしており、今大会が2戦目の出場となる。
 また、エリック・ジョーンズはこの週末テキサスで行われたトラック・シリーズ戦、エクスフィニティ・シリーズ戦にも出場しており、決勝での総走行距離は1000マイル(1600km)以上。同一週末にテキサスで3カテゴリーに出場したドライバーの最年少記録を更新することとなった。

 6日(金)の練習走行に続き、午後5時45分より予選が行われ、カイル・ブッシュが2列目3番手、エリック・ジョーンズが6番手、ハムリンが9番手、エドワーズが13番手につけ、9台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。
 7日(土)に2回予定されていた練習走行は、前夜からの雨で路面が濡れ、予定されているエクスフィニティ・シリーズ戦のスケジュールへ向け路面乾燥の時間が取れず、共にキャンセルとなり、練習走行の機会が少ないまま、全車決勝レースを戦うこととなった。

トヨタモータースポーツニュース

 8日(日)は雲一つ無い快晴に恵まれ、午後1時21分、1.5マイルオーバルを334周(501マイル:約800km)して競われる決勝レースのスタートが切られた。
 9周目にいきなりイエローコーション。3番手、6番手スタートからトップ10をキープしていたカイル・ブッシュとエリック・ジョーンズはコース上に残ったが、エドワーズとハムリンはピットインし、タイヤを交換。18周目に再スタートが切られると、新品タイヤのエドワーズが目覚ましいジャンプアップを果たし、1周でトップ10へ浮上。
 25周目のクラッシュ車両によるコーションでは全車ピットへ。カイル・ブッシュとエドワーズはここでさらに順位を上げ、それぞれ2位、4位へ。一方、エリック・ジョーンズはピットロードの混雑に阻まれ19位へ後退。ハムリンは燃料系のトラブルに見舞われガレージへ。長い修復を余儀なくされることとなってしまった。
 3度目のイエローコーション直後の再スタートでは、最前列アウト側のカイル・ブッシュが首位を奪取。“チェイス”争いで非常に重要な、リードラップボーナスを獲得した。
 58周目、この日4度目のイエローコーションからの再スタートが切られた後は、やや長いグリーンランとなったが、カイル・ブッシュはトップ3,エドワーズはトップ10圏内をキープ。エリック・ジョーンズもピットタイミングをずらしたことで、30位近くまで順位を落としたが追い上げ、トップ10圏内へと復帰した。
 まもなくグリーンフラッグ下でのピットかと思われた100周目に、タイヤトラブルに見舞われた車両がありイエローコーション。カイル・ブッシュ2位、エドワーズとエリック・ジョーンズが7位、8位とポジションを守り再スタート。
 125周過ぎ、周回遅れの中をかいくぐりながらの上位争いで、カイル・ブッシュはタイヤグリップの低下に苦しみ、徐々にポジションダウン。それでもエドワーズ、エリック・ジョーンズと共にトップ10圏内はキープした。
 レースが折り返しを過ぎた直後、168周目のこの日7度目のイエローコーション時のピットでは、エドワーズが2つ順位を上げ3位へ。再スタート後、182周目には2位へとポジションアップを果たし、首位を追った。
 204周目、この日8度目のイエローコーションから、残り130周ほどでの再スタートが切られた後はまた長いグリーンランに。エドワーズがトップ5,カイル・ブッシュはトップ10をキープ。エリック・ジョーンズはオーバーステア症状に苦しみ14位前後へ後退。
 250周目あたりからグリーンフラッグ下でのピット開始。全車がピットを終えた時点でエドワーズが3位、カイル・ブッシュが5位、エリック・ジョーンズが14位。この日はタイヤに厳しいレースとなり、ロングランでタイヤトラブルに見舞われる車両が続出。その後も続いたグリーンランで、残り50周ほどで2位走行中の車両がパンクに見舞われ後退するなど、残り40周の時点で首位と同一周回はわずか11台に。
 残り40周を切ると、各車最後まで走り切る燃料を給油するために2度目のグリーンフラッグ下でのピットイン。全車がピットを終えた時点で、カイル・ブッシュが5位、エドワーズ7位、エリック・ジョーンズは首位と同一周回最後尾につけていたが、303周目に周回遅れとなってしまった。
 310周目、残り25周というところでコース上の異物によりこの日9度目のイエローコーション。エリック・ジョーンズが“ラッキー・ドッグ”を獲得。タイヤに厳しく、新品タイヤの優位性が高いこのコースでは、全車タイヤ交換が有利と判断し、このコーションで上位勢は全車ピットへ。
 カイル・ブッシュ5位、エドワーズ7位、エリック・ジョーンズは12位で残り18周での再スタート。まもなくエドワーズはカイル・ブッシュに続く6位へ浮上すると、タイヤ2本交換としていた前走車もパス。カイル・ブッシュが4位、エドワーズが5位でフィニッシュした。エリック・ジョーンズもポジションを守り、12位でチェッカーを受けた。
 レースは大半を支配した“チェイス”ドライバーのブラッド・ケゼロウスキー(フォード)を、残り4周でかわしたジミー・ジョンソン(シボレー)が勝利。ジョンソンは既に“チェイス”から脱落しているため、今大会の勝利での次ラウンド進出ドライバーはなく、カイル・ブッシュはポイントで2位をキープ。エドワーズは変わらず5位も、次ラウンド進出ラインとなる4位とは7ポイント差となっており、次戦での活躍に期待がかかる。

 次戦第35戦は11月15日(日)、米国南西部アリゾナ州エイボンデールのフェニックス・インターナショナル・レースウェイで行われる。

 TOYOTA GAZOO Racingへのご声援、ありがとうございました。次戦も応援の程よろしくお願いいたします。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「我々にとっては、“チェイス”外のドライバーが勝ったというのは悪くない状況だ。我々の“トヨタ カムリ”は本当に速かったが、勝つには僅かに足りなかった。しかし、ハードに戦い、望んでいたトップ5フィニッシュを果たせた。良い状況で次戦フェニックスに臨むことが出来る。中盤は10位くらいまで後退したこともあり、あまり楽観的な状況ではなかったが、クルーチーフとクルーが支えてくれる自信があった。我々の“トヨタ カムリ”はロングランで本当に速かった。ショートランでいくつかポジションを失ったが、全体的にに見ればトップ5フィニッシュという結果に満足している」

ドライバー カール・エドワーズ:
「ハードな戦いだった。練習走行の機会が少ない中、チームがよくやってくれた。ライバル達もタイヤトラブルに苦しんだレースとなったが、練習走行で詰め切れないまま限界までプッシュしたせいかもしれない。我々も心配だったが、トラブルに見舞われず良かった。5位という結果は、状況を考えれば悪くない。我々の“トヨタ カムリ”は中盤、レースの3分の2くらいまでは非常に速く、2位までポジションを上げられたし、何とかブラッド(ケゼロウスキー:フォード)に届くのではないかと考えていた。最後の再スタートが無ければトップ3フィニッシュ出来たかも知れないが、着実な一日だったと言える。調子は良いので、この勢いで次戦フェニックスでも勝ちを狙って行く」

ドライバー エリック・ジョーンズ:
「最後はもう少し上位を狙いたかった。右フロントタイヤのパンクで車両前部にダメージを負い、トップ10入りを逃すことになってしまった。とはいえ、12位でフィニッシュ出来、我々にとっては良い一日だった。練習走行が限られてしまったことで、レースへ向けた作業時間がほとんど無かったが、クルーチーフとのコミュニケーションで、自分が望んでいる調整や、どのように反映されるかなど、本当に多くのことを学んだ。次戦フェニックスではさらに学び、今回よりもっと上手くやれるはずだ」 

第34戦 AAA Texas 500 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 8 48 ジミー・ジョンソン シボレー 334
2 1 2 ブラッド・ケゼロウスキー フォード 334
3 2 4 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 334
4 3 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 334
5 13 19 カール・エドワーズ トヨタ カムリ 334
12 6 20 エリック・ジョーンズ トヨタ カムリ 334
15 14 15 クリント・ボウヤー トヨタ カムリ 334
23 15 55 デイビッド・レーガン トヨタ カムリ 333
32 40 23 ジェブ・バートン トヨタ カムリ 329
33 34 26 J.J.イェリー トヨタ カムリ 329
35 38 83 マット・ディベネデット トヨタ カムリ 328
38 9 11 デニー・ハムリン トヨタ カムリ 304

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 ジェフ・ゴードン シボレー 4082
2 カイル・ブッシュ トヨタ 4080
3 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 4079
5 カール・エドワーズ トヨタ 4069
10 デニー・ハムリン トヨタ 2257
15 マット・ケンゼス トヨタ 2197
16 クリント・ボウヤー トヨタ 2153
28 デイビッド・レーガン トヨタ 657
35 マット・ディベネデット トヨタ 376
38 ジェブ・バートン トヨタ 211
43 マイケル・ウォルトリップ トヨタ 58
44 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ 32
47 マイク・ウォレス トヨタ 8
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 シボレー 1495
2 トヨタ 1432
3 フォード 1414

NASCAR XFINITY SERIES
第31戦 O'Reilly Auto Parts Challenge

開催日:11月7日

エリック・ジョーンズとダニエル・サレスがシングルフィニッシュ

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4位、6位に入ったエリック・ジョーンズ(#20)、ダニエル・サレス(#18)と、序盤首位を争うもシフトトラブルで14位に終わったカイル・ブッシュ(#54) 

 11月7日(土)にNASCARエクスフィニティ・シリーズの第31戦「O'Reilly Auto Parts Challenge」がテキサス・モーター・スピードウェイで開催された。
 テキサスでは年2戦シリーズ戦が行われ、トヨタは過去8勝。うちカイル・ブッシュが7勝、今年の春大会ではエリック・ジョーンズが勝利を飾っている。

 6日(金)に2時間半にわたる練習走行を実施。7日(土)決勝を前に午前11時15分より予選が行われる予定であったが、降雨のため予選はキャンセルに。ルールブックに則り、前日の練習走行のタイムで決勝のグリッドが決定され、この週末3連戦全てに出場する19歳のエリック・ジョーンズが2列目3番手。今季よりシリーズにフル参戦している23歳のメキシコ人ドライバー、ダニエル・サレスが5番手、カイル・ブッシュが6番手で続き、10台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

 その後、雨は止んだが、朝からのコース乾燥作業時間はのべ7時間半に渡って続けられることとなった。それまでのセッションは全てキャンセルとなったが、エクスフィニティ・シリーズのスタート前には日差しが戻り、予定よりもやや遅れた午後3時14分、1.5マイルオーバルを200周(300マイル:約480km)して競われる決勝レースのスタートが切られた。
 雨でラバーが完全に洗い流され、非常に滑りやすい路面で、序盤から激しく順位が争われ、25周目にコンペティション・コーション。カイル・ブッシュ2位、エリック・ジョーンズ6位、サレス7位で32周目に再スタート。
 カイル・ブッシュを含む、カップ・シリーズのレギュラーがトップ4を占め、激しい首位争いが展開。カイル・ブッシュは55周目に一旦首位に立つも、すぐに2位に後退。
 そのままグリーンランが続き、まもなくグリーンフラッグ下でのピットインのタイミングという82周目、バックストレートに止まってしまった車両があり、この日2度目のイエローコーション。ここで、カイル・ブッシュはシフト系のトラブルに見舞われ、ピットでは規定以上のクルーがピットロードに出ての修復作業。しかし、修復は叶わず、カイル・ブッシュは4速のみでこの後のレースを戦うことに。ピットロードでの作業人数違反のペナルティも受け、首位と同一周回最後尾の18位へと後退してしまった。
 84周目に再スタート。6位のエリック・ジョーンズはハンドリングに苦しみながらも4位にポジションアップ。同じく苦戦の続くサレスは8位スタートから9位に後退も、トップ10圏内を維持した。
 18位再スタートで、4速ギアのみでの苦戦を強いられたカイル・ブッシュは、それでも追い上げを開始。レースが折り返す100周目にはトップ10へと復帰した。
 114周目にコース上の異物でこの日3度目のイエローコーション。全車ピットに向かい、4位につけていたエリック・ジョーンズは3位へとひとつポジションアップ。7位まで順位を上げていたカイル・ブッシュは4速のみしか使えない状況で、クルーに押されながらピットアウト。15位へ後退。サレスは8位で再スタート。
 122周目に再スタートが切られると、再び長いグリーンランに。再スタート時、4速しか使えないため最後尾の19位まで落ちたカイル・ブッシュは再び追い上げを開始し、140周目にはトップ10,160周目にはエリック・ジョーンズに続くトップ5まで浮上した。
 先のイエローコーションは、最後まで無給油では走り切れない残り周回だったため、残りが40周を切ったあたりから上位勢でもグリーンフラッグ下でのピットイン開始。164周目には8位走行中のサレスがピットへ。翌周エリック・ジョーンズ、そしてカイル・ブッシュもピットイン。
 クルーに押されながら、4速のみでゆっくりとピットアウトし、加速していったカイル・ブッシュだったが、痛恨のピットロードスピード違反。ペナルティでもう一度ピットロードに戻ることとなり、周回遅れの19位へとポジションを落としてしまった。
 175周目、首位を走行していた車両がタイヤバーストでスピンを喫し、イエローコーション。全車ピットへ向かい、残り16周の勝負へ向け、タイヤを交換。カイル・ブッシュはこの間に首位と同一周回に復帰。エリック・ジョーンズが4位、サレス8位、カイル・ブッシュは首位と同一周回最後尾の18位で再スタート。
 エリック・ジョーンズは3ワイドバトルで一時は2位までポジションを上げるも、ラインを失い、一気に5位へダウンするなど、激しい上位争いを展開。
 最後まで2位争いの集団に食らいついたエリック・ジョーンズだったが4位でフィニッシュ。サレスも苦しみながら6位と、共にシングルフィニッシュ。カイル・ブッシュは追い上げたものの、最終的に14位でチェッカーを受けた。

 次戦第32戦は11月14日(土)、フェニックス・インターナショナル・レースウェイで行われる。

 TOYOTA GAZOO Racingへのご声援、ありがとうございました。次戦も応援の程よろしくお願いいたします。

ドライバー エリック・ジョーンズ:
「望む速さは得られなかった。ずっとポジションを上げるべく戦い続けたが、3位、4位あたりが精一杯だった。練習走行の時点よりは少し良くなっていたと思うので、このまま努力を続けていけば、次戦ではさらに良くなっているはずだ。最後の再スタートは首位に立つチャンスだったが、スピードが足りなかった。とはいえ、今週末、初めてトップ3カテゴリー全てに参戦出来ることは嬉しい。良い経験になるはずだ」

ドライバー ダニエル・サレス:
「タフなレースだった。いくつかの問題があり、クルマのバランスが良くなかった。最後にようやく少し良くなったが、レースを通してトップ10には入れるとは思えなかった。来週のフェニックスではもっと力強く戦えるよう、努力を続けなくてはならない。フェニックスは大好きで、私がNASCARメキシコシリーズを戦っていた頃から得意なコースだ。望むらくは今週のテキサスよりも良い状況で、勝利を争えればと思っている」 

第31戦 O'Reilly Auto Parts Challenge 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 2 22 ブラッド・ケゼロウスキー フォード 200
2 8 88 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 200
3 1 33 オースティン・ディロン シボレー 200
4 3 20 エリック・ジョーンズ トヨタ カムリ 200
6 5 18 ダニエル・サレス トヨタ カムリ 200
14 6 54 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 200
21 25 8 ブレイク・コッホ トヨタ カムリ 198
23 15 28 J.J.イェリー トヨタ カムリ 197
25 32 44 デイビッド・スター トヨタ カムリ 194
28 33 24 エリック・マクルーア トヨタ カムリ 190
36 28 14 マイク・ブリス トヨタ カムリ 40
38 27 26 T.J.ベル トヨタ カムリ 12
40 34 19 ジェフ・グリーン トヨタ カムリ 4

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 クリス・ブッシャー フォード 1126
2 チェイス・エリオット シボレー 1102
3 タイ・ディロン シボレー 1096
7 ダニエル・サレス トヨタ 1000
13 J.J.イェリー トヨタ 753
16 デイビッド・スター トヨタ 671
17 ブレイク・コッホ トヨタ 596
19 ケール・コンリー トヨタ 561
20 エリック・マクルーア トヨタ 532
30 ボリス・セイド トヨタ 157
32 マイク・ブリス トヨタ 149
39 ジェフ・グリーン トヨタ 111
49 ケニー・ハブル トヨタ 61
50 ベニー・ゴードン トヨタ 60
51 ケニー・ウォレス トヨタ 56
54 ロス・ケンゼス トヨタ 39
55 トミー・ドリッシ トヨタ 39
63 マット・ウォレス トヨタ 30
64 ハーミー・サドラー トヨタ 27
66 Cj.フェイソン トヨタ 25
68 チャールズ・ルワンドスキ トヨタ 23
70 ブラッド・ティーグ トヨタ 18
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 フォード 1348
2 シボレー 1347
3 トヨタ 1323
4 ダッジ 385

NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第21戦 WinStar World Casino 350

開催日:11月6日

エリック・ジョーンズが独走で今季3勝目!
“トヨタ タンドラ”の若手が1-2フィニッシュ

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独走で今季3勝目を挙げたエリック・ジョーンズ 

 NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第21戦「WinStar World Casino 350」が11月6日(金)にテキサス・モーター・スピードウェイで開催された。
 テキサスは年2回シリーズ戦が行われており、トヨタは過去14勝。2004年にトヨタがトラック・シリーズに参戦を始めた年に勝利を挙げたコースのひとつでもある。この2年、春の大会ではマット・クラフトンが連勝中。2012年はジョニー・ソーターが両レース勝利を挙げている。

 5日(金)に2度の練習走行を行い、6日(金)決勝を前に、午後3時40分より予選開始。2年連続のシリーズチャンピオンであり、現在ドライバーズランキング2位につけるベテランのクラフトンが今季3度目となるポールポジションを獲得。
 今季よりシリーズにフル参戦ながらランキング首位でクラフトンとタイトルを争う、19歳のルーキー、エリック・ジョーンズが5番手。ティモシー・ピーターズが6番手、今季エクスフィニティ・シリーズにフル参戦している23歳のメキシコ人ドライバー、ダニエル・サレスが7番手、ベン・ケネディが9番手につけ、9台の“トヨタ タンドラ”が決勝へと進んだ。

 予選の後、カップ・シリーズの予選を経て、午後7時50分、1.5マイルオーバルを147周(220.5マイル:約350km)して競われる決勝レースのスタートが切られた。
 最前列でアウトサイドを選択したクラフトンが、スタートで2番手の車両とバトルになったものの、まもなく抜け出し首位単独走に。その後方では、5番手スタートから3位へと浮上したエリック・ジョーンズが前走車との数周にわたるサイド・バイ・サイドを繰り広げたが、これを制し、クラフトンに続く2位へ浮上。
 7番手スタートのサレスもポジションを上げ、エリック・ジョーンズに続く3位に。“トヨタ タンドラ”が序盤からトップ3を占めての展開となった。
 13周目、勢いで勝るエリック・ジョーンズが、ハンドリングに苦しむクラフトンをパスし、首位に浮上。エリック・ジョーンズは2位以下との差を広げていった。
 イエローコーションが出ないまま、43周目あたりからグリーンフラッグ下でのピットインが開始。2位に3秒以上の大差をつけ首位を独走していたエリック・ジョーンズだったが、ピット作業時に外したホイールナットがジャッキに引っかかり、タイムロス。クラフトンが首位に復帰した。
 53周目、コース上の異物によりイエローコーション。グリーンフラッグ下でのピットインからそれほど周回していなかったこともあり、上位勢はピットに向かわず。それでもマージンは帳消しとなり、60周目に再スタートが切られると、最前列のエリック・ジョーンズとクラフトンの首位争いが再開。64周目にエリック・ジョーンズが首位を奪い返した。
 前半、オーバーステア症状に苦しみ6位まで後退、コーションの後5位で再スタートを切ったサレスは、ピットでの調整で調子を取り戻し、再びポジションアップ。78周目にはクラフトンをかわし、チームメイトのエリック・ジョーンズとの1-2態勢となった。
 この時点で首位のエリック・ジョーンズは2位サレスに3秒以上の大差をつけ独走。その後もイエローコーションの出ない展開となり、残り50周を切った97周目あたりから2度目、そして最後まで走り切れる周回でのグリーンフラッグ下でのピットインが始まった。
 全車がグリーンピットを終えた時点で、エリック・ジョーンズは2位に3秒以上の差をつけての首位をキープ。3位にクラフトン、4位にサレス。クラフトンはまだハンドリングが完調ではなく、サレスにかわされ4位に後退。サレスはハイペースで前走車をパスし、残り35周でチームメイトに次ぐ2位に浮上した。
 長いグリーンランで周回遅れが頻発する中、サレスは懸命にエリック・ジョーンズを追い、一時はその差が2秒を切るところまで詰まったが、追い上げもそこまで。
 エリック・ジョーンズが逃げ切り、今季3勝目を挙げた。この週末、テキサスの3カテゴリー全てのレースに出場するエリック・ジョーンズにとって、さい先の良いスタートを切ることとなった。
 サレスが2位で続き、カイル・ブッシュ・モータースポーツ(KBM)の“トヨタ タンドラ”が1-2フィニッシュ。サレスは今季11度目の出場で、9回目のトップ10フィニッシュ、3度目の2位。
 クラフトンは4位でフィニッシュ。ドライバーズタイトル争いでは、首位エリック・ジョーンズと2位クラフトンとの差が17ポイントに広がることとなった。
 ピーターズが6位、KBMからシリーズ6戦目の参戦となる20歳のクリストファー・ベルが8位。ケネディが9位、18歳のカナディアンドライバー、キャメロン・ヘイリーは10位で“トヨタ タンドラ”は7台がトップ10フィニッシュを果たした。
 今レースはイエローコーションが一度しか出ず、シリーズのコース最少新記録を更新。レース総時間もシリーズのコース最短記録を更新した。

 次戦第22戦は11月13日(金)にフェニックス・インターナショナル・レースウェイで開催される。

 TOYOTA GAZOO Racingへのご声援、ありがとうございました。次戦も応援の程よろしくお願いいたします。

ドライバー エリック・ジョーンズ:
「ここで勝てたことは、自分自身だけでなく、チーム全員にとって良い励みになる。先月は若干苦戦を強いられたので、ここ(ヴィクトリーレーン)に戻ってくることを渇望していたし、そのためにこの一ヶ月以上、ハードな努力を続けてきた。そして、今回最多リードラップを獲得して勝利出来たことは、本当に素晴らしい結果だ。次戦フェニックスでも過去2年のような結果(2年連続勝利中)を得られればと思っている。ポイントを広げられたことは良いことだが、まだ2戦残っており、この差を守り切らなくてはならない。“トヨタ タンドラ”はここから近いサンアントニオで製造されており、いわば生まれ故郷で勝てたことは本当に素晴らしい」

ドライバー ダニエル・サレス:
「素晴らしい仕事をしてくれたチームのおかげで、力強いレースが出来た。我々の“トヨタ タンドラ”は速く、特に最後の走行では最速だった。しかし、ポジションアップのためにはコーションを待つしかなかった。前半戦でややペースで届かなかったが、コーションでギャップを詰めることに成功した。しかし、ピットストップはベストではなく、ややポジションを落とすことになった。初めての2位フィニッシュの時は嬉しかったが、今はそれほどでもない。勝利に向け、すぐ近くまで来ていることは感じている。正直なところ、逆転のためのコーションが出て欲しかったが、これもレースだ」

ドライバー マット・クラフトン:
「前半はオーバーステアが強かったが、調整を続けたことで最後は良くなった。全体的に見て悪い一日ではなかった。着実な結果と言えるが、望み通りとは言えない。フェニックスではもっと上を狙う」 

第21戦 WinStar World Casino 350 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 5 4 エリック・ジョーンズ トヨタ タンドラ 147
2 7 51 ダニエル・サレス トヨタ タンドラ 147
3 15 29 ライアン・ブレイニー フォード 147
4 1 88 マット・クラフトン トヨタ タンドラ 147
6 6 17 ティモシー・ピーターズ トヨタ タンドラ 147
8 11 54 クリストファー・ベル トヨタ タンドラ 147
9 9 11 ベン・ケネディ トヨタ タンドラ 147
10 14 13 キャメロン・ヘイリー トヨタ タンドラ 147
13 13 98 ジョニー・ソーター トヨタ タンドラ 146
15 16 97 ジェシー・リトル トヨタ タンドラ 145

 
選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 エリック・ジョーンズ トヨタ 824
2 マット・クラフトン トヨタ 807
3 タイラー・レディック フォード 803
4 ジョニー・ソーター トヨタ 753
5 ティモシー・ピーターズ トヨタ 718
6 キャメロン・ヘイリー トヨタ 698
9 ベン・ケネディ トヨタ 630
21 マット・ティフト トヨタ 291
23 ジャスティン・ボストン トヨタ 255
28 クリストファー・ベル トヨタ 211
34 グレイ・ゴールディング トヨタ 118
37 ダルトン・サージェント トヨタ 85
46 ジェシー・リトル トヨタ 57
48 コディ・コーリン トヨタ 48
54 ケン・シュレーダー トヨタ 33
55 ブライアン・ウォン トヨタ 32
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 954
2 シボレー 888
3 フォード 863
4 RAM 26

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