« DAKAR:2号車が終盤にスタックもSS総合14位 、最大の難所フィアンバラで2台の日野レンジャーが健闘 (日野自動車) | トップページ | DAKAR:2016/01/13 第10ステージ ベレン→ラ・リオハ (パリダカ日本事務局) »

2016年1月15日 (金)

DAKAR:343号車が市販車部門首位の座を奪還、342号車も無事に難関ステージを終える戦況 (トヨタオートボディ)

リエゾン(移動区間): 485 km
SS(競技区間): 278 km過去に経験した選手たちであれば、その難しさは説明の必要がないフィアンバラの砂丘での戦いが待ち受ける。間違いなく今大会のハイライトとなるであろう。ドライビング、ナビゲーションともに高いスキルを求められることはもちろんのこと、マシンにも非常に高い耐久性が求められる。さらには、南米に舞台を移してからのダカールラリー史上最長の砂丘セクションが用意されており、この一日の結果次第では、ラリーの結果が大きく覆ることになるかもしれない。

05広大な砂漠を駆ける343号車 (C)TLC

13日、ハイライトとされるフィアンバラ砂漠で278㎞の競技を行った。

フィアンバラは白く柔らかい砂丘やフェシュフェシュを特徴とするアンデス山麓の砂漠地帯。2009年にダカールラリーが南米に舞台を移して以来、難易度の高いステージとして幾度もドラマを生んできた。スタート地のキャンセルに伴って大幅にルートが変更された今大会では唯一の本格的な砂漠ステージになり、最大の難所と目されていた。

この日は朝方強い雷雨に見舞われてスタート時間が1時間遅延。これに伴い予定されていた各部門上位車のみの一斉スタートがキャンセルされるとともにSS距離も当初の278㎞からCP(チェックポイント)5までの244.7kmに短縮された。

このSSでTLCの343号車ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン組は高い集中力を保ってアタック。2本のパンクを喫したものの、多くの車両が砂丘でスタックする中、一度も埋まらず総合31位/市販車部門1位でゴールした。一方、累計順位で市販車部門首位の341号車(P・シリヨル組、トヨタ・ランドクルーザー200)は343号車から1時間19分17秒遅れて総合35位/部門3位でSSを終了した。この結果、343号車は5日ぶりに累計順位市販車部門1位の座を奪還。同2位の341号車に57分52秒の差をつけることとなった。一方、342号車三浦 昂/ローラン・リシトロイシター組はパンクとスタックを繰り返しながらも総合55位/市販車部門3位でSSを無事ゴール。累計順位は総合49位/市販車部門5位となった。

明日14日はラ・リオハからさらに南下してサン・ファンへ。山間地の悪路で431㎞のSSが予定されており、TLCは気を緩めることなく引き続き全力で競技に臨む。

本日までの累計順位(第10ステージ終了時点)総出場台数(オート) 111台
市販車部門  11台 CAR No ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
343 ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン 1 1 31
342 三浦 昂/ローラン・リシトロイシター 5 5 49

本日のステージ順位(第10ステージ終了時点)総出場台数(オート) 111台
市販車部門  11台 CAR No ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
343 ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン 1 1 31
342 三浦 昂/ローラン・リシトロイシター 3 3 55

トヨタオートボディ・プレスリリース

首位の座を取り戻しましたが、このポジションをキープしていかなければ勝利はありません。却ってプレッシャーが強くなりました。今日は難しいコースでしたが三浦ドライバーも頑張ってクリアしてくれて良かった。明日からも2台で頑張ります。 伊東エンジニア
今日は2台ともフロントドライブシャフトのブーツにトラブルが発生しました。原因は幾つか考えられますが、一部は持ち帰って分析してみたいと思っています。

ジボンドライバー
すごくハードで気が抜けないステージでした。エンジンがオーバーヒートしないよう4回停まって冷ましながら進みました。市販車部門首位に戻れてほっとしましたが、あと3日、きっちりペースをコントロールしてゴールを目指します。

ギャルサンナビゲーター
フィアンバラそのものといったステージで砂は柔らかく、砂丘では入る前に停まってルートを見定めるなど、ナビゲーションも難しかったです。首位に戻って良かった。あとはきっちりキープするだけです。

三浦ドライバー
何度スタックしたか分からない、すごく難しいステージでした。スタート直前にはドライブシャフトのブーツに穴が開いているのを発見。シール材で応急措置して走りました。気付いて良かったです。

リシトロイシターナビゲーター
ビバークに無事到着出来て嬉しい。今日の砂は本当に柔らかく、スタックもパンクも難しいナビゲーションもありましたが、ちゃんと走り切れたので良かったです。

|

« DAKAR:2号車が終盤にスタックもSS総合14位 、最大の難所フィアンバラで2台の日野レンジャーが健闘 (日野自動車) | トップページ | DAKAR:2016/01/13 第10ステージ ベレン→ラ・リオハ (パリダカ日本事務局) »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: DAKAR:343号車が市販車部門首位の座を奪還、342号車も無事に難関ステージを終える戦況 (トヨタオートボディ):

« DAKAR:2号車が終盤にスタックもSS総合14位 、最大の難所フィアンバラで2台の日野レンジャーが健闘 (日野自動車) | トップページ | DAKAR:2016/01/13 第10ステージ ベレン→ラ・リオハ (パリダカ日本事務局) »