USC:Rd.1デイトナ24時間レース 予選結果
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■タイムスケジュール
EVENT SCHEDULE | |
1月27日 | |
Practice 1 - Ferrari Challenge | 12:30 PM - 01:15 PM ET |
Practice 1 - Continental Tire Challenge | 01:30 PM - 02:30 PM ET |
Practice 2 - Ferrari Challenge | 02:45 PM - 03:30 PM ET |
Practice 2 - Continental Tire Challenge | 03:45 PM - 04:45 PM ET |
1月28日 | |
Practice 1 - WeatherTech Championship | 09:25 AM - 10:25 AM ET |
Practice 3 - Ferrari Challenge | 10:45 AM - 11:30 AM ET |
Practice 3 - Continental Tire Challenge | 11:45 AM - 12:15 PM ET |
Practice 2 - WeatherTech Championship | 01:20 PM - 01:50 PM ET |
Qualifying - Continental Tire Challenge (ST) | 02:10 PM - 02:25 PM ET |
Qualifying - Continental Tire Challenge (GS) | 02:40 PM - 02:55 PM ET |
Qualifying 1 - Ferrari Challenge | 03:10 PM - 03:40 PM ET |
Qualifying - WeatherTech Championship (GTD) | 04:00 PM - 04:15 PM ET |
Qualifying - WeatherTech Championship (GTLM) | 04:25 PM - 04:40 PM ET |
Qualifying - WeatherTech Championship (PC) | 04:50 PM - 05:05 PM ET |
Qualifying - WeatherTech Championship (P) | 05:15 PM - 05:30 PM ET |
Practice 3 - WeatherTech Championship | 06:30 PM - 08:00 PM ET |
1月29日 | |
Qualifying 2 - Ferrari Challenge | 09:00 AM - 09:30 AM ET |
Practice 4 - Continental Tire Challenge | 09:45 AM - 10:05 AM ET |
Practice 4 - WeatherTech Championship | 10:25 AM - 11:25 AM ET |
Race 1 - Ferrari Challenge | 11:45 AM - 12:30 PM ET |
Race - Continental Tire Challenge | 01:45 PM - 04:15 PM ET |
1月30日 | |
Race 2 - Ferrari Challenge | 09:30 AM - 10:15 AM ET |
Race - The 54th Rolex 24 At Daytona | 02:40 PM - 11:59 PM ET |
1月31日 | |
Race - The 54th Rolex 24 At Daytona | 12:00 AM - 02:40 PM ET |
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2016 年 1 月 16 日
アルゼンチン ロサリオ発
〜 プジョー 2008 DKR でペテランセル・コトレ組が制す 〜
壮大なダカール・ラリーを制してから 26 年が経ち、プジョーはフランスの自動車ブランドとして 5 度目の総合優勝を果 たしました。2 輪駆動のプジョー 2008 DKRで参戦し、過去最多優勝を誇るステファン・ペテランセルとジャン・ポー ル・コトレのコンビで今大会を制しました。
プジョーはダカール・ラリーが南米に舞台を移して以来、2 度目の参戦で優勝を果たすことが出来ました。 プジョー 2008 DKR は、全 13 ステージ中 9 ステージを制し、7 つのステージで 1-2 フィニッシュを、2 つのステージでトップ 3 を独 占しました。ドライバーのステファン・ペテランセルにとって は、ダカール・ラリー初優勝(1991 年)から 25 年で 12 勝目となりました(2 輪で 6 勝、4 輪で 6 勝)。うち 6 戦で、コ・ドライ バーがジャン・ポール・コトレでした。シリル・デプレ/デビッ ド・キャステラ組は総合 7 位、セバスチャン・ロ-ブ/ダニエル・エレナ組は、総合 9 位と健闘しました。
プジョージャパン・プレスリリース
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2016/01/16 第13ステージ ビジャ・カルロス・パス→ロサリオ
http://www.paridaka-info.com/w/?p=3807
全車 :リエゾン(移動区間)
518km+SS(競技区間)180km=合計698km
131kmのリエゾンの後にSS180kmがスタート。モト&クワッドは競技者らへの畏敬を込めてリバース(昨日の後尾から)スタート。
本日スタートする競技者はモト部門84台、オート68台、クワッド23台、カミヨン41台。
第1走者は6時15分、オート7時15分、カミヨン8時18分と今日はかなり早い。
ステファン・ペテランセル6度目の総合優勝、プライス初優勝!
第38回ダカール・ラリーが本日ロサリオで終わった。オート部門でステファン・ペテランセル(プジョー)が6度目の総合優勝、モト部門ではトビー・プライス(KTM)が初めての総合優勝を果たした。クワッド部門ではマルコス・パトロネッリ(Yamaha)が3度目の優勝。カミヨン部門でもジェラルド・デ・ローイ(IVECO)が2度目の優勝。
SSではセバスチャン・ロエブ(プジョー)が今大会4度目のステージ優勝、モト部門ではパブロ・キンタニーリャ(Husqvarna)が今大会初のステージ優勝。
どんなに言葉を尽くしても、ステファン・ペテランセルのパイロットとしての質とすごさは説明できない。オート部門で6度目の優勝、“Mr.ダカール”はモト部門での優勝と同じ回数にすることができた。通算12回の総合優勝、ペテランセルはまさにかつてないダカール・ラリーの王者となった。
この6度目の優勝に導いたステージはたった1度のステージだった。だがそのステージはハンパではない。第10ステージのフィアンバラの砂丘の中、彼が予告したように、彼が度々2輪の時代にやっていたように、彼は“タガを外して”大きな賭けに出たのだった。すべての危険を冒して弾丸のように走った。ライバルのトラブルが重なって、彼は失態もなく、賭けに勝った。
しかし事は決して楽ではなかった。新しいチームメイト、セバスチャン・ロエブは最初の週レースを凌駕し、イメージづけていた。ペテランセルは、彼の後ろで背中を丸めてチャンスを狙う戦略をわきまえていた。プレッシャーに耐えながら、前を走るクルマの砂埃の中で、できる限りミスを抑えながら、ライバルのクルマと共に走った。プジョー・チームに降りかかる様々な試練を振り払って、結局ペテランセルがただ一人優勝の椅子を手にした。アリ・ヴァタネンがプジョー405で優勝してから26年、ついに彼はプジョーの優勝に導いたのだった。
パリダカ日本事務局
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リエゾン(移動区間): 519 km
SS(競技区間): 180 kmフラットな路面になり、難しくはない一日であるが、より上位を目指す選手たちにとってはそのストレスが最大の敵となるかもしれない。180kmのSS(競技区間)は前日までの戦いに比べれば、短い距離ではあるが、曲がりくねったコースや、高速のグラベル区間に潜む罠につかまれば、そのダメージは取り返しのつかないものとなる可能性もある。最後まで集中力を保つことができた選手だけが、1年でも最も大きな喜びに包まれる瞬間を経験できるであろう。
戦況
16日、ダカールラリー2016は最終行程のヴィラ・カルロス・パス~ロザリオ間で180㎞の競技を行い、その後のリエゾン(移動区間)でロザリオに到着。4輪の市販車部門にトヨタ・ランドクルーザー200の2台体制で参戦したTLCは343号車ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン組が総合32位で同部門優勝、342号車三浦昂(トヨタ車体社員)/ローラン・リシトロシター組も総合48位/部門5位で完走し、チームは市販車部門3連覇と2台揃っての完走という目標を達成した。
この日はコルドバ近郊のヴィラ・カルロス・パスから131㎞離れた山間地で180㎞の最終SS(競技区間)を実施。TLCの2台はことさら慎重に同SSに臨み、343号車が総合35位/市販車部門1位、342号車も総合43位/部門4位で無事ゴールした。
ロザリオでは2014年大会のスタート時と同じパラナ川に面した史跡「モニュメント ア ラ バンデラ」前にゴールポディアムが設けられ、競技車の到着を祝った。このモニュメントは1812年に同所で初めてアルゼンチンの国旗が掲揚されたことを記念して作られたものでロザリオ市の象徴となっている。
TLCがポディアムに登壇したのは午後4時過ぎ。日本から駆け付けたトヨタ自動車内山田竹志会長、トヨタ車体大橋宏副社長、山﨑隆太郎専務役員、須田恭弘常務役員と笑顔で握手を交わした選手たちは手を振って歓声に応え、長かったラリーが幕を下ろした。
本日までの累計順位(第13ステージ終了時点)総出場台数(オート) 111台
市販車部門 11台 CAR No ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
343 ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン 1 1 32
342 三浦 昂/ローラン・リシトロイシター 5 4 48
本日のステージ順位(第13ステージ終了時点)総出場台数(オート) 111台
市販車部門 11台 CAR No ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
343 ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン 1 1 35
342 三浦 昂/ローラン・リシトロイシター 4 4 43
トヨタオートボディ・プレスリリース
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16日、ダカールラリー2016は最終行程のヴィラ・カルロス・パス~ロザリオ間で180㎞の競技を行い、その後のリエゾン(移動区間)でロザリオにゴール。市内の史跡「モニュメント・ア・ラ・バンデラ」前でゴールセレモニーが行われた。日野レンジャーを駆って日本から唯一トラック部門に参戦した日野チームスガワラは、2号車菅原照仁/杉浦博之組が累積順位の総合13位/排気量10リットル未満クラス1位、1号車菅原義正/高橋貢組が同じく総合31位/クラス2位の成績を挙げ、同クラスの7連覇達成をワン・ツーフィニッシュで飾った。また、総合順位でも13位に食い込んだ2号車は、大型のライバル勢を相手に日野レンジャーの持つ高いポテンシャルを改めて実証した。
ゴールでアルゼンチン日野の関係者らとともに記念写真におさまる日野チーム (C)Hino Motors, Ltd
この日はコルドバ近郊のヴィラ・カルロス・パスからリエゾン(移動区間)で131㎞離れた山間地に移動したあと180㎞の最終SS(競技区間)が行われた。この区間は主に山岳路で構成。トラックには不向きなツイスティな場所も多かった。日野チームは2号車が総合16位/クラス1位でゴールする一方、1号車は110㎞地点で路面が掘れていて通れず先行するトラックが立往生していたためにタイムロス。結局総合40位/クラス3位でゴールし、その後再び387㎞のリエゾン(移動区間)でロザリオへ到着した。
ゴールポディアムが設けられたのは、2014年大会のスタート時と同じパラナ川に面したバンデラの塔の前。トラック部門の到着時間は遅く、夕方の日が暮れ始める頃となったが、メカニックたちをルーフ上に乗せた日野レンジャーが到着すると大きな歓声が沸いた。壇上に上がった選手たちは日本から駆け付けた日野自動車の市川正和会長とがっちり握手をかわし、13ステージ15日間の全日程が終了した。
日野自動車プレスリリース
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2016年1月17日(日)
トヨタ自動車株式会社
トヨタ車体「チームランドクルーザー」が、
市販車部門で3年連続の優勝を果たしたことを、大変うれしく思います。
これも、応援をいただきました皆さまのお蔭であり、心より感謝申し上げます。
ラリー前半戦、343号車がクラッシュした場面がありました。
自走不可となった343号車を、342号車が牽引してゴールにたどり着き、
メカニック達は明け方までかかって車を修復し、
チームみんなの力で2台共がラリーを継続することが出来ました。
「なんとしても全員でゴールを目指す!」という関係者全員の熱い想いが
ひとつとなって達成したのが、今回の優勝であり、三連覇であると感じています。
心をひとつに、総走行距離8000km超の過酷な道を走り抜いたドライバー、ナビ、
それを支えたメカニック、そして、過酷な南米大陸の道をも走破する
「ランドクルーザー」を開発した全ての関係者の方々に敬意を表するとともに、
心からの感謝の意を表したいと思います。本当におめでとうございます。
心をひとつに走り抜いた長い道のりの中で
ランドクルーザーというクルマは更に鍛えられ、
過酷な環境の下での挑戦の日々に、
携わったメンバーは大いなる成長を遂げたことと思います。
完走を果たした342号車のドライバーの三浦さんはトヨタ車体の社員の方です。
社内公募でダカールラリーのプロジェクトに自ら手を挙げ、
何年にも亘る厳しいトレーニングやナビゲーターの経験を経て今回、完走を果たしました。
三浦さんのチャレンジ精神と経験は、必ずやトヨタ車体の、そしてトヨタグループ全体の
「もっといいクルマづくり」に良い刺激となって表れていくと思います。
「道が人を鍛える。人がクルマをつくる。」
その想いを胸に、どんな時も不撓不屈の精神で、
トヨタグループ一丸となって「もっといいクルマづくり」に
これからも取り組んでいきたいと思います。
応援ありがとうございました。
2016年1月17日
トヨタ自動車株式会社
代表取締役社長 豊田章男
トヨタモータースポーツニュース
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リエゾン(移動区間): 450 km
SS(競技区間): 481 km今大会のフィニッシュラインを目前に900 kmを超える今大会最長の一日を迎える。丘陵地帯を中心に設定されたSS(競技区間)のコース脇には植物がそびえ立ち、大きな障害となりかねない。曲がりくねったコースを攻めるにはマシンの機敏性が求められ、コースアウトには十分な注意が必要である。一度のコースアウトでも木立との接触でマシンは大破に至る可能性があるからだ。
ゴールに向かって突き進む343号車 (C)TLC
14日のステージでアクシデントに見舞われたTLCの343号車ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン組はメカニックの懸命な作業により朝までに修復され、主催者から安全面のチェックを受けて競技の続行を許された。また、同じくSS中にトラブルでストップした342号車三浦昂/ローラン・リシトロシター組も復旧を果たし、2台揃って引き続き競技に臨むこととなった。
この日はコルドバ近郊の山間地で481㎞のSS(競技区間)が予定されているほか、SSスタートまでのリエゾン(移動区間)も414㎞と長く、SS終了後の36㎞を含めた全行程は931㎞と今大会最長となった。
このSSを343号車はかなり抑えたペースでスタート。このため序盤は市販車部門2位の348号車(X・フォジ組、トヨタ・ランドクルーザープラド)に5分ほど先行されたが、終盤には逆転を果たし、348号車に13分13秒差のSS総合34位/市販車部門1位でゴール。これにより累積順位で市販車部門首位をキープするとともに2位の348号車とのタイム差を34分22秒に拡大した。
一方、342号車はエンジンが停まるトラブルがリエゾンで再発したが幸いSS中に大きな影響を与えることはなく、総合40位/市販車部門3位の成績で走り切った。この結果により累積順位は総合47位とし、市販車部門の4位につけている。
明日16日はいよいよロザリオでゴールを迎えるが、全行程は699㎞と長く、途中の山間地で180㎞の最終競技区間も設定されている。ビバークではメカニックたちが最後の点検整備を行い、市販車部門3連覇の目標に向けて万全の準備を整えた。
本日までの累計順位(第12ステージ終了時点)総出場台数(オート) 111台
市販車部門 11台 CAR No ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
343 ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン 1 1 33
342 三浦 昂/ローラン・リシトロイシター 4 4 47
本日のステージ順位(第12ステージ終了時点)総出場台数(オート) 111台
市販車部門 11台 CAR No ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
343 ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン 1 1 34
342 三浦 昂/ローラン・リシトロイシター 3 3 40
トヨタオートボディ・プレスリリース
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ダカールラリー2016もあと2日。この日はサン・ファンから最終ビバーク地ヴィラ・カルロス・パスへの行程で267㎞のSS(競技区間)が行われた。SSの舞台はコルドバ近郊の山間地でツイスティな山岳路が中心。幅の狭いところも多く、2輪・4輪の481㎞に対してトラック部門は途中で分岐して終了する267㎞と短めの設定になっていた。それでもSSスタートまでのリエゾン(移動区間)が414㎞と長く、SS終了後の185㎞を含めた全行程は866㎞で(トラック部門の)今大会最長であった。
2号車 菅原照仁/杉浦博之組 (C)Hino Motors, Ltd
後半戦に入って連日のSSで総合9位、14位、13位と大型のライバル勢に分け入る好成績を記録。難易度の高いステージで持ち前の速さを発揮している日野チームスガワラの日野レンジャー2号車菅原照仁/杉浦博之組は、この日も果敢な走りを見せ、トラック部門の総合20位/排気量10リットル未満クラス1位でゴール。累積順位を総合13位/クラス1位として気を吐いた。
一方、大ベテランの菅原義正が若手の高橋貢とコンビを組む1号車は引き続き確かな走りを見せ、ノートラブルで総合35位/クラス3位でSSを終了。累積順位は総合30位/クラス2位となった。
ヴィラ・カルロス・パスのビバーク地は3日に立ち寄ったのと同じ湖畔のキャンプ場。明日はロザリオでゴールを迎えるが、手前で180㎞の最終競技区間が用意されており、気は抜けない。日野チームのメカニックたちはとりわけ入念に本番中の最終整備を行った。
日野自動車プレスリリース
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リエゾン(移動区間): 281 km
SS(競技区間): 431 kmコースのバリエーションに富むステージが用意されており、選手たちは変化する環境への柔軟な対応力が求められる。途中には、フェシフェシと呼ばれるパウダー状の非常に細かい粒子の砂に覆われた路面が控えており、前送車が巻き上げた埃の中に入ってしまうと、その視界は瞬時に奪われ、選手たちには忍耐力が要求される。一方硬く締まったグラベル区間も用意されており、ここではマシンのスピード勝負となるであろう。 (C)TLC 砂埃を巻き上げながら走る343号車
14日の行程はアルゼンチンのラ・リオハからサン・ファンの山間地で431㎞のSS(競技区間)が行われた。砂丘はないが、酷暑と埃の中、延々と続くフェシュフェシュ(パウダー状に微細粒化した粘土質の土が堆積したところ)や堅く荒れた路面など、新たな難易度が参加者を苦しめた。
13日に行われた砂漠の難所、フィアンバラでのSSで市販車部門首位の座を奪還したTLC343号車のニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン組はこのステージを慎重に走りだした。しかし、186.3km地点で先行するトラックを追い抜いて元の未舗装路に戻る際、大きな岩にヒットして転倒。幸い乗員に怪我はなく、応急措置を施した上で抑えたペースでSSをゴールした。成績は総合50位/市販車部門3位で、累計順位は総合33位/市販車部門首位のポジションを維持。昨日までの341号車に代わって部門2位に上がった348号車(X・フォジ組、トヨタ・ランドクルーザープラド)とのタイム差は21分09秒となった。
一方、342号車三浦 昂/ローラン・リシトロイシター組は順調に走行していたが、終盤のCP(チェックポイント)4手前で突如エンジンがストップ。原因は解明出来ず、最後は他の競技車に牽引されてSSゴールに到着した。(順位は現在確認中です。)
相次いでビバークに到着したラリー車は待ち受けていたメカニックたちによって早速修理作業が開始された。明日15日は実質的な最終競技区間となる481㎞のSSがヴィラ・カルロス・パスまでの間で予定されている。
本日までの累計順位(第11ステージ終了時点)
※順位は現在確認中です。総出場台数(オート) 111台
市販車部門 11台 CAR No ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
343 ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン 1 1 33
342 三浦 昂/ローラン・リシトロイシター - - -
本日のステージ順位(第11ステージ終了時点)
※順位は現在確認中です。総出場台数(オート) 111台
市販車部門 11台 CAR No ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
343 ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン 3 3 50
342 三浦 昂/ローラン・リシトロイシター - - -
トヨタオートボディ・プレスリリース
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ダカールラリー2016もいよいよ終盤戦を迎え、競技は最終日の16日まで残り3日間に。14日はアルゼンチンのラ・リオハからサン・ファンの間で431㎞のSS(競技区間)が行われ、酷暑の中、枯れ川や砂地、フェシュフェシュや荒れて段差のある堅い路面などあらゆる悪路が参加者を苦しめた。コースの平均車速は低めで、フェシュフェシュでスタックしたり、オーバーヒートを喫する参加者も見られた。
2号車 菅原照仁/杉浦博之組 (C)Hino Motors, Ltd
今大会のハイライトとなる13日のフィアンバラステージで一時トラック部門総合4番手まで順位を上げ、持ち前のポテンシャルをアピールした日野チームスガワラの日野レンジャー2号車菅原照仁/杉浦博之組はこの日も果敢にアタック。外気温は40℃を超えたが水温には問題なし。パンクやスタックもなく、見事部門総合13位/排気量10リットル未満クラス1位でゴールした。また、1号車菅原義正/高橋貢組も粘り強く着実な走りで乗り切り、総合33位/クラス2位の成績を挙げた。この結果により累積順位は2号車が総合14位/排気量10リットル未満クラス1位、1号車が同じく総合31位/クラス2位として同クラスのワン・ツー体制を引き続き堅持した。
アルゼンチン中部のアンデス山麓に位置するサン・ファンのビバークは郊外の岩山に作られたサーキット場(アウトドローモ・エル・ツォンダ)。熱い日差しに岩盤や地面の照り返しが強く、日中の気温は43度を超える今大会中最も過酷なビバーク地となった。日が暮れてもアスファルトが熱を持っていて気温はなかなか下がらず、日野チームのメカニックたちは厳しい暑さの中で日野レンジャーの点検整備に取り掛かった。
明日15日は実質的に最後の競技区間となる481㎞のSSがヴィラ・カルロス・パスまでの間で予定されている。
日野自動車プレスリリース
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Stage10 (C)A.S.O.
オート :リエゾン(移動区間)
485km+SS(競技区間)278km=合計763km
カミヨン :リエゾン(移動区間)
237km+SS(競技区間)431km=合計668km
モト&クワッド :リエゾン(移動区間)
283km+SS(競技区間)278km=合計561km
マラソン・ステージの後半となる今日のコースは、ベレンを離れてラ・リオハへ南下する。今日もほとんどが道なき道の広大な荒れ地が選手らを待ち受ける。まだ続く砂漠の中の難しいコース選び、かつてないほど長い砂丘セクション。ロザリオの最終ゴールまで完走するには、今日いかにマシンと人を保存できるかにかかってくる。
そして、夜間の雷雨でコースは濡れ、特にSS最初のコーナーのリオ(枯れ河)に水が溜まってしまった。競技オフィシャルが現場を探索し、予定より1時間遅れて8:00にスタートした。本日スタートするのはモト97台、クワッド32台、オート100台、カミヨン50台。
今日のスタートはダカール・ラリー史初めてのスタート様式。オートのトップ10台とモトの10台、カミヨン5台が入り混じって出発になる。
まず3分毎にモト5台:トビー・プライス(KTM)、ケヴィン・ベナビデス
(Honda)、ステファン・ソヴィツコ(KTM)、パブロ・キンタニーリャ(Husqvarna)
、リッキー・ブラベック(Honda)がスタート。そして次は4輪の4台が3分毎に。カルロス・サインツ(プジョー)、エリック・ファンローン(MINI)、ミッコ・ヒルボネン(MINI)、ジニエリ・ド・ヴィリエ(Toyota)。アントワーヌ・メオ(KTM)、ナセル・アルアティヤ(MINI)、その後モトが4台、そして、カミヨンのジェラルド・デ・ローイ(IVECO)、シリル・デプレ、ステファン・ペテランセル……という具合。
11時58分、SSの最後部30kmがキャンセルになり、競技はCP5(km244,7)までと変更になった。
パリダカ日本事務局
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リエゾン(移動区間): 485 km
SS(競技区間): 278 km過去に経験した選手たちであれば、その難しさは説明の必要がないフィアンバラの砂丘での戦いが待ち受ける。間違いなく今大会のハイライトとなるであろう。ドライビング、ナビゲーションともに高いスキルを求められることはもちろんのこと、マシンにも非常に高い耐久性が求められる。さらには、南米に舞台を移してからのダカールラリー史上最長の砂丘セクションが用意されており、この一日の結果次第では、ラリーの結果が大きく覆ることになるかもしれない。
広大な砂漠を駆ける343号車 (C)TLC
13日、ハイライトとされるフィアンバラ砂漠で278㎞の競技を行った。
フィアンバラは白く柔らかい砂丘やフェシュフェシュを特徴とするアンデス山麓の砂漠地帯。2009年にダカールラリーが南米に舞台を移して以来、難易度の高いステージとして幾度もドラマを生んできた。スタート地のキャンセルに伴って大幅にルートが変更された今大会では唯一の本格的な砂漠ステージになり、最大の難所と目されていた。
この日は朝方強い雷雨に見舞われてスタート時間が1時間遅延。これに伴い予定されていた各部門上位車のみの一斉スタートがキャンセルされるとともにSS距離も当初の278㎞からCP(チェックポイント)5までの244.7kmに短縮された。
このSSでTLCの343号車ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン組は高い集中力を保ってアタック。2本のパンクを喫したものの、多くの車両が砂丘でスタックする中、一度も埋まらず総合31位/市販車部門1位でゴールした。一方、累計順位で市販車部門首位の341号車(P・シリヨル組、トヨタ・ランドクルーザー200)は343号車から1時間19分17秒遅れて総合35位/部門3位でSSを終了した。この結果、343号車は5日ぶりに累計順位市販車部門1位の座を奪還。同2位の341号車に57分52秒の差をつけることとなった。一方、342号車三浦 昂/ローラン・リシトロイシター組はパンクとスタックを繰り返しながらも総合55位/市販車部門3位でSSを無事ゴール。累計順位は総合49位/市販車部門5位となった。
明日14日はラ・リオハからさらに南下してサン・ファンへ。山間地の悪路で431㎞のSSが予定されており、TLCは気を緩めることなく引き続き全力で競技に臨む。
本日までの累計順位(第10ステージ終了時点)総出場台数(オート) 111台
市販車部門 11台 CAR No ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
343 ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン 1 1 31
342 三浦 昂/ローラン・リシトロイシター 5 5 49
本日のステージ順位(第10ステージ終了時点)総出場台数(オート) 111台
市販車部門 11台 CAR No ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
343 ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン 1 1 31
342 三浦 昂/ローラン・リシトロイシター 3 3 55
トヨタオートボディ・プレスリリース
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13日の行程はアルゼンチンのベレン~ラ・リオハ。今大会最大の難所とされるフィアンバラ砂漠で競技を行った。フィアンバラはアンデス山麓の盆地で高い気温と白く柔らかい砂丘やフェシュフェシュが特徴。2009年にダカールラリーが南米に舞台を移して以来、難易度の高いステージとして幾度も使われてきたエリアである。当初予定していたスタート地のキャンセルに伴って前半戦を中心に大幅なルート変更を行った今大会に於いては唯一の本格的な砂漠ステージとなり、注目を集めていた。
1号車 菅原義正/高橋貢組 (C)Hino Motors, Ltd
この日は朝方強い雷雨に見舞われてスタート時間が遅延。これに伴い予定されていた各部門上位車のみの一斉スタートをキャンセルするとともにSS距離も当初の278㎞からCP(チェックポイント)5までの244.7kmに短縮された。
前日12日のSSでトップ10入りを果たした日野チームスガワラの日野レンジャー2号車菅原照仁/杉浦博之組は引き続き快走。9番手でスタートするとCP2から中間のニュートラルゾーンまでに6位、さらにCP4では4位に躍進した。しかし終盤の砂丘で不運なスタックを喫し、約1時間をロス。総合14位/排気量10リットル未満クラス1位でゴールした。また、31位スタートの1号車菅原義正/高橋貢組は周囲の車両がスタックする中ベテランらしい確かな走りを見せ、じわじわと順位をアップ。総合25位/クラス2位で到着した。
この結果により累積順位では2号車が総合14位にポジションアップして排気量10リットル未満クラスの1位を堅持。1号車も総合28位/クラス2位として同クラスのワン・ツー体制を引き続きキープした。
ラ・リオハのビバークは以前にも何度か使われたことのあるサーキット場(アウトドローモ・デ・ラ・リオハ)。コースのランオフエリアにビバークを張った日野チームはメカニックたちが朝方まで日野レンジャーの点検整備を行った。
明日14日はラ・リオハからさらに南下してサン・ファンへ。山間地の悪路で431㎞のSSが予定されている。
日野自動車プレスリリース
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ビバークに到着し、濡れタオルでクールダウンするジボンドライバー (C)TLC
戦況
12日はアルゼンチンを基点としたループコースで競技が行われた。この日は走破する難易度の高さとともに砂が柔らかく抵抗が大きいため車速が上がらず、40℃を超える猛暑とあいまって水温上昇のトラブルが頻発した。なお、このSSは当初285㎞で予定されていたが、酷暑のため178㎞地点のCP(チェックポイント)2までで終了することに。
TLCの2台はこの難関ステージを冷静にクリアした。343号車ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン組は、オーバーヒートを避けるため、たびたびラリー車を停めてエンジンを冷ましながら走行。3本のパンクと1本のリム落ちを喫しながらも総合30位/市販車部門1位でゴールした。この結果、累計順位は総合34位/市販車部門3位となり、部門首位の341号車(P・シリヨル組、トヨタ・ランドクルーザー200)とのタイム差を21分25秒まで短縮することに成功した。
一方、昨日のSSでプロペラシャフトを破損した342号車三浦昂/ローラン・リシトロイシター 組は修復された車両で慎重に走り、総合37位/部門3位で無事終了。累計順位を総合41位/部門5位とした。明日13日はベレンからラ・リオハへ向かうが途中フィアンバラ砂漠を一周する形でSSが設定されている。
本日までの累計順位(第9ステージ終了時点)総出場台数(オート) 111台
市販車部門 11台 CAR No ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
343 ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン 3 3 34
342 三浦 昂/ローラン・リシトロイシター 5 5 41
本日のステージ順位(第9ステージ終了時点)総出場台数(オート) 111台
市販車部門 11台 CAR No ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
343 ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン 1 1 30
342 三浦 昂/ローラン・リシトロイシター 3 3 37
トヨタオートボディ・プレスリリース
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12日のコースはアルゼンチンのベレンを基点としたループ。フィアンバラ砂漠とは反対側のベレン南東部で競技が行われた。路面は大半がオフピスト(道のない荒地)で草の茂ったフカフカの砂丘や枯れ川の底など、北アフリカを彷彿とさせる。40度を超える気温とともに、走行抵抗が大きく速度が上がらないためオーバーヒートのリスクも高まるステージだった。なお、同SSは当初285㎞で予定されていたが、酷暑のため途中のCP(チェックポイント)2までで終了することに。4輪車とトラックは約5㎞のリエゾン(移動区間)でベレンのビバークへ、2輪は別ルートで専用のマラソンビバークへ向かった。
CP1へ向かう1号車 (C)Hino Motors, Ltd
このSSを2号車菅原照仁/杉浦博之組は日野レンジャーの機動性を活かして快走。トラック部門総合9位/排気量10リットル未満クラス1位でゴールし、今大会初のトップ10入りを果たした。また、1号車菅原義正/高橋貢組は水温上昇にケアしながらも良いペースをキープ。総合30位/同クラス2位で走り終えた。この結果により累積順位は2号車が総合15位/クラス1位に躍進。1号車も総合35位でクラス2位として排気量10リットル未満クラスのワン・ツー体制を堅持した。
明日13日はベレンからラ・リオハへ向かうが途中難所で知られるフィアンバラ砂漠を一周する形でSSが設定されている。
日野自動車プレスリリース
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11日、後半戦がスタート。アルゼンチンのサルタ~ベレン間で393㎞の競技を行った。ブエノスアイレスをスタートした4輪部門111台のうち、この日の競技に臨んだのは91台。市販車部門は11台中9台が走行を続けており、ここまでのリタイア率は例年よりも低い。前半戦の難易度がそれほど高くなかったためと思われるが、これから6ステージの厳しさが注目される。
この日の路面は最初は高速のピスト(未舗装路)だったが、後半はピストや砂地のオフピスト(道のない荒地)など多彩に変化。全体の難易度が高まってきた。
TLCの2台は冷静な走りでこのSSをクリア。343号車ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン組は途中1本のリム落ちを喫するも総合37位/市販車部門1位でゴール。この結果によりこの日までの累計順位を総合39位/部門3位とし、部門首位の341号車(トヨタ・ランドクルーザー200)とのタイム差をこの日だけで39分53秒短縮。52分46秒差とした。
一方、342号車三浦昂/ローラン・リシトロイシター 組は終盤までスタックもなく順調に走行していたが、ゴール手前70㎞の岩場でプロペラシャフトを破損。そこからは前輪のみの2輪駆動で走り切り、総合55位/部門6位でゴール。累計順位は総合50位/部門6位となった。
本日までの累計順位(第8ステージ終了時点)総出場台数(オート) 111台
市販車部門 11台 CAR No ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
343 ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン 3 3 39
342 三浦 昂/ローラン・リシトロイシター 6 6 50
本日のステージ順位(第8ステージ終了時点)総出場台数(オート) 111台
市販車部門 11台 CAR No ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
343 ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン 1 1 37
342 三浦 昂/ローラン・リシトロイシター 6 6 55
トヨタオートボディ・プレスリリース
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ダカールラリー2016は11日、アルゼンチンのサルタ~ベレン間で393㎞の競技を行い、後半戦に突入した。この日スタートを切ったトラックは51台。前半戦の難易度が高くなかったため、ここまでのリタイア車数はわずか4台にとどまる。
2号車 菅原照仁/杉浦博之組 (C)Hino Motors, Ltd
行程はまず129㎞のリエゾン(移動区間)でサルタ南西部の山麓地帯に移動、そこから途中に140㎞のニュートラルゾーンを挟んで162㎞と232㎞のSS(競技区間)が設定された。前半部分は走りやすい高速のピスト(未舗装路)だったが、後半は岩の谷間を縫うピストや枯れ川の底、フェシュフェシュ(粘土質の土が乾燥した微細粒のパウダーサンド)~オフピストの丘陵などと変化。後半パートの終盤には標高3000m地点を通過した。
日野チームスガワラの日野レンジャーは10日の休息日にメカニックたちによってリフレッシュされて後半戦に臨んだ。なお、前半戦ではトラック部門は4輪のあとからスタートしていたが、この日からは4輪とトラックを前日のタイム順で(混合して)出発させる方式を採用。これによりスタート時間は早まることになった。
2号車菅原照仁/杉浦博之組はこのSSで健闘。途中深いワダチの中で右側前後輪を同時にパンクさせたが、素早いリカバリーによりトラック部門の上位勢に食い込む総合17位/排気量10リットル未満クラス1位でゴールした。1号車菅原義正/高橋貢組も慎重なペースを保ち、総合38位/クラス3位で走り終えた。この結果により累積順位は2号車が総合16位に浮上。1号車も39位で排気量10リットル未満クラスでは依然1、2位を占めている。
SS終了後再び104㎞のリエゾンで到着したベレンのビバークは山間地の運動場を利用した場所で標高は約1200m。明12日は同地を基点としたループコースで競技が行われる。
日野自動車プレスリリース
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2016/01/09 第7ステージ ウニユ→サルタ
http://www.paridaka-info.com/w/?p=3698
全車:リエゾン(移動区間) 481km+SS(競技区間)336km=合計817km
今日1日走れば休息日。しかし、今日もまた817kmもクリアしなければならない。リオ(枯河)が何本も走る道なき道の中、SSは2部に構成される。SSパート1はボリビアの230km、後半SSパート2はアルゼンチン側106km、そしてその間116kmはニュートラル・ゾーン、移動だけで競技にはカウントされない部分で、国境がこの中にある。この長距離の一日、今日もビバーク到着は夜遅くなりそうだ。
そして睡眠不足の競技者らだが、今朝も早い。5時半にビバークをモトのライダーらは出発し、SSスタート地へ移動した。SSを最初にスタートするのはモトのトビー・プライス、7:00
107台。クワッド36台。オート部門は9:47、ペテランセルが第1走者。
正午になって、激しい雷と共に雪まじりの雨も強くなって、SS350km辺りのリオ(枯河)で鉄砲水があふれた為、モト&クワッドのSSパート2が中止になった。SSパート1を終了し、ニュートラルゾーン(SSパート1とSSパート2の間の移動区間)に入った選手は、その後コンボイで他の道路を使って次のビバークに移動することになった。オート&カミヨンはそのまま続行された。
昨日17時頃、No.311 テン・ブリンケの車が途中火を噴き、あっという間に燃え尽きてしまった。コ・パイロットのトム・コンソルと共に無事、プレスカーに乗ってビバークに合流した。昨日スタートする時には総合8位と、無念のリタイアだ。
パリダカ日本事務局
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戦況
8日のSS中に不運なクラッシュを喫したTLCの343号車ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン組はウユニのビバークでメカニックたちの手で修復された。作業には342号車のメカニックも加わり朝4時までに終了。問題なく、引き続き競技に臨むことになった。前半戦の最終日となる9日はボリビアのウユニからサルタの間で336㎞の競技が行われ、343号車ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン組は総合36位/市販車部門1位でゴール。342号車三浦昂/ローラン・リシトロシター組も総合48位/市販車部門5位で無事サルタに到着した。
この日はウユニから再びアルゼンチンに戻り、サルタを目指す817㎞のロングステージが設定された。まずウユニのビバークから33㎞のリエゾン(移動区間)のあと230㎞のSS(競技区間)を実施。その後116㎞のニュートラルゾーンを移動して国境を越え、再び106㎞のSSをアルゼンチン側で行うというもの。路面は再び丘陵を行くピストが中心で、途中激しい雷雨に見舞われて2輪部門はSSの後半部分がキャンセルとなったが、4輪、トラック部門はそのまま行われた。SS終了後にはさらに332㎞のリエゾンを走るため、サルタ市郊外のコンベンションセンターに設営されたビバークへの到着時間は遅く、TLCの2台は午後9時半過ぎとなった。
この結果により前半戦終了時点のTLCの累計順位は343号車が総合44位/市販車部門4位、342号車が総合48位/市販車部門6位となった。市販車部門首位の341号車P・シレヨル組(トヨタ・ランドクルーザー200)と343号車のタイム差は1時間32分39秒。チームは残り6ステージでの逆転を目指し、明日10日の休息日には車両の徹底的なリフレッシュを行う。
本日までの累計順位(第7ステージ終了時点)
CAR No ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
343 ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン 4 4 44
342 三浦 昂/ローラン・リシトロイシター 6 6 48
本日のステージ順位(第7ステージ終了時点)
CAR No ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
343 ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン 1 1 36
342 三浦 昂/ローラン・リシトロイシター 5 5 48
トヨタオートボディ・プレスリリース
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1号車 菅原義正/高橋貢組 (C)Hino Motors, Ltd
前半戦の最終ステージとなる9日はボリビアのウユニからアルゼンチンのサルタ。817㎞のロングステージで途中366㎞の競技が行われた。
この日の行程はまずウユニのビバークから33㎞のリエゾン(移動区間)のあと230㎞のSS(競技区間)を実施。その後116㎞のニュートラルゾーンを移動して国境を越え、再び106㎞のSSをアルゼンチン側で行うという設定である。路面は再び山岳路や丘陵を行くピストが中心で標高は3500m~4000mを推移。途中激しい雷雨や雹に見舞われて2輪部門はSSの後半部分がキャンセルされたが、4輪、トラック部門はそのまま実施された。
このステージを引き続き堅実かつ果敢に走破した日野レンジャーは2号車菅原照仁/杉浦博之組がトラック部門総合18位/排気量10リットル未満クラス1位でゴール。SS終了後にはさらに332㎞のリエゾンを走るが、大量の降雨により道路上に水が出ている場所もあって時間を要し、サルタ到着は遅れている。また、1号車菅原義正/高橋貢組は途中スタックを喫したもののSSの後半部分を走行中。本稿作成時点(現地時間10日午前12時半)では未着だが、順調にゴールに向かっている。
この日はアシスタンス部隊も1050㎞の移動となり、先発隊が到着したのが午後10時すぎ。10日の休息日に集中的な点検整備を行うべく、メカニックたちはコンベンションセンター内に設置されたビバーク地で黙々と準備作業を進めていた。
(2台とも未着時点の情報ですが、ここで一旦まとめさせていただきました。)
日野自動車プレスリリース
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■IMSA WeatherTech SportsCar Championship,
Rd. | Date | Race | Track |
1 | 01月30-31日 | Rolex 24 At (All classes) | Daytona |
2 | 03月19日 | Mobil 1 Twelve Hours of Sebring (All classes) | Sebring |
3 | 04月16日 | Tequila Patron Sports Car Showcase at Long Beach (P PC GTLM) | Long Beach |
4 | 05月01日 | Continental Tire Monterey Grand Prix (All) | Mazda Raceway Laguna Seca |
5 | 06月04日 | Chevrolet Detroit Belle Isle Grand Prix (P PC GTD) | Belle Isle Park Detroit |
6 | 07月03日 | Sahlen’s Six Hours of The Glen (All) | Watkins Glen International |
7 | 07月10日 | Mobil 1 SportsCar Grand Prix presented by Hawk Performance (All) | Canadian Tire Motorsport Park |
8 | 07月23日 | Northeast Grand Prix (PC GTLM GTD) | Lime Rock Park |
9 | 08月07日 | Continental Tire Road Race Showcase (All) | Elkhart Lake |
10 | 08月28日 | Oak Tree Grand Prix (GTLM GTD) | VIRginia International Raceway Road America |
11 | 09月17日 | Lone Star Le Mans (All) | Circuit of The Americas Austin |
12 | 10月01日 | Petit Le Mans powered by Mazda (All) | Road Atlanta |
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■2016 WEC Calendar
Rd. | Date | Race | Country |
1 | 04月17日 | 6 Hours of Silverstone | イギリス |
2 | 05月07日 | WEC 6 Hours of Spa-Francorchamps | ベルギー |
3 | 06月18-19日 | 24 Hours of Le Mans | フランス |
4 | 07月24日 | 6 Hours of Nurburgring | ドイツ |
5 | 09月03日 | 6 Hours of Mexico | メキシコ |
6 | 09月17日 | 6 Hours of Circuit of the Americas | アメリカ |
7 | 10月16日 | 6 Hours of Fuji | 日本 |
8 | 11月06日 | 6 Hours of Shanghai | 中国 |
9 | 11月19日 | 6 Hours of Bahrain | バーレーン |
The proposed calendar for the 2016 FIA World Endurance Championship was approved
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戦況
8日はボリビアのウユニを基点にしたループで競技が行われた。広大なウユニ塩湖を一周する今大会最長542㎞の長距離SSで、標高3,700m~3,900mの高地が戦いの舞台となった。
このSSに臨んだTLCの343号車ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン組は快調に市販車部門の首位を走行していたが、終盤の380㎞地点で丘を登った先に隠れていた大きな溝に落ちてフロント周りを破損した。幸い乗員に怪我はなく、後から追いついてきた342号車三浦昂/ローラン・リシトロイシター 組とともに応急措置を施したが、ラジエターの水漏れのため自走を断念。342号車がけん引してSSをゴールし、そのままウユニのビバークに到着した。車両はメカニックたちの手で修復され、明日からの競技には問題ない。
なお、この日の結果は343号車が総合79位/市販車部門8位、アシストを行った342号車は総合75位/市販車部門7位。これにより8日までの累計順位は343号車が総合47位/市販車部門4位とし、342号車は総合53位/部門6位となった。
明日は前半戦の最終日で再びアルゼンチンへ戻り、サルタを目指す行程。336㎞のSSが予定されている。481㎞のリエゾンを加えた行程長は817㎞のロングステージとなる。
本日までの累計順位(第6ステージ終了時点)
CAR No ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
343 ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン 4 4 47
342 三浦 昂/ローラン・リシトロイシター 6 6 53
本日のステージ順位(第6ステージ終了時点)
CAR No ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
343 ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン 8 8 79
342 三浦 昂/ローラン・リシトロイシター 7 7 75
トヨタオートボディ・プレスリリース
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8日のコースはボリビアのウユニを基点にしたループ。2輪、4輪部門は約1万平方㎞の面積を有する広大なウユニ塩湖を半時計周りに一周するが、トラック部門は途中で分かれ、ウユニの西にあるポオポ湖を目指す295㎞のSS(競技区間)と300㎞のリエゾン(移動区間)が設定された。路面は丘陵を行く広いピストで、ところどころ道の悪いところも。標高3700m~3900mの高地が再び戦いの舞台となった。
1号車 菅原義正/高橋貢組 (C)Hino Motors, Ltd
このSSで日野チームスガワラの日野レンジャーは引き続き健闘。2号車菅原照仁/杉浦博之組は快調にトラック部門総合20位/排気量10リットル未満クラス首位でゴール。 1号車菅原義正/高橋貢組も途中でガス欠のトラブルに見舞われたものの総合35位/クラス2位でSSを走り終え、この日までの累積順位を2号車が総合17位/クラス1位、1号車が総合34位/クラス2位のワン・ツー体制とした。
SS終了後300㎞のリエゾンを消化した2号車は午後9時過ぎ、1号車も午後10時過ぎに無事ウユニのビバークに帰着。待機していたメカニックによって早速点検整備が始まった。
明日は前半戦の最終日。再びアルゼンチンへ戻り、サルタを目指す行程となる。途中に133kmのニュートラルゾーンを挟んでボリビア~アルゼンチンの両国にまたがる336㎞のSSが予定されている。481㎞のリエゾンを加えた全長は817㎞のロングステージ。また、往路と同じ道をひたすら南下するアシスタンス部隊の移動距離も1059㎞の長丁場だ。到着すれば翌10日は中間休息日となるがメカニックたちには休みはない。ダカールラリーらしい過酷なステージが続いている。
日野自動車プレスリリース
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戦況
7日、ダカールラリー2016はボリビアへ入国。フフイ~ウユニ間で327㎞の競技を行った。この日のコースはアルゼンチン北部のフフイから国境を越えてボリビアへ。SS(競技区間)は標高4000m前後を推移し、今大会最高の4700m地点も通過するなど高地での厳しい戦いとなった。
マラソン行程のためフフイで整備を受けられないままこのSSに臨んだTLCの2台は、この日も慎重な走りを続け、343号車ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン組が総合32位/市販車1位、342号車三浦昂/ローラン・リシトロイシター 組も総合47位/市販車5位で無事にゴールした。SSのコース脇には熱心な観客が大勢詰めかけ、とりわけゴールはあまりにも多くの人が集まったため、主催者は急きょゴール地点を5㎞手前に変更することとなった。
343号車はこのSSで部門2位の341号車P・シレヨル組(トヨタ・ランドクルーザー200)に10分38秒差をつけ、累計順位に於ける市販車部門1位のリードを13分29秒に拡大。また、342号車も累計の総合順位を46位とし、市販車部門5位から4位に浮上した。明日8日は、有名なウユニ塩湖の周りを一周する230㎞のループ状SSが行われる。
本日までの累計順位(第5ステージ終了時点)
CAR No ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
343 ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン 1 1 35
342 三浦 昂/ローラン・リシトロイシター 4 4 46
本日のステージ順位(第5ステージ終了時点)
CAR No ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
343 ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン 1 1 32
342 三浦 昂/ローラン・リシトロイシター 5 5 47
トヨタオートボディ・プレスリリース
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ダカールラリー2016は7日、ボリビアへ入国し、フフイ~ウユニ間で327㎞の競技を行った。コースはまずアルゼンチン北部のフフイから281㎞のリエゾン(移動区間)で国境を越えてボリビアへ。そこから平均標高4000mに及ぶ高地にSS(競技区間)が設定された。路面は丘陵を縫って走る荒地のピスト(未舗装路)からワジ(枯れ川)、峠越えなど大きく変化。雷雨の影響もあって水たまりや濡れて滑りやすい路面も多かった。また、後半の峠越えで今大会最高の4700m地点を通過した。
ウユニのビバークに到着する2号車 (C)Hino Motors, Ltd
この日はマラソン行程の2日目のため参加者たちはフフイで整備を受けられないままSSに臨んでいる。1号車のスローパンク1本のほかはノートラブルで前日の走行を終えた日野チームスガワラの2台の日野レンジャーはこの日も快調に走行。2号車菅原照仁/杉浦博之組は適度に攻めた走りでトラック部門総合17位/排気量10リットル未満クラス1位、1号車菅原義正/高橋貢組も到着は暗くなってからとなったが総合38位/クラス3位で無事にゴールした。
SS終了後33㎞のリエゾンで到着したウユニのビバークは軍の駐屯地。ダカールラリーが訪れるのは3年目だがトラック部門は今回が初めてである。標高が3500mあり、昼間は日差しは強いが風は冷たい。夕暮れとともに強い風と小雨が降り始め、気温は大きく低下。メカニックにとっては再び厳しい環境での作業となった。
日野自動車プレスリリース
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戦況
6日はサン・サルバドール・フユイを基点としたループコースで429㎞の競技が行われた。ボリビア国境近くの山間地を舞台にした同SS(競技区間)の最高標高は4100m、平均でも3500mに及ぶ今大会初の本格的な高地ステージである。このSSを総合41位/市販車部門1位でゴールしたTLCの343号車ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン組この日までの累計順位を総合44位として同部門の首位に浮上。三浦昂/ローラン・リシトロイシター 組も総合52位/部門3位で走り切り、累計順位を総合53位/部門5位とした。
このエリアのSSは序盤は山岳路だがまもなくワイドでスピードが出せる未舗装路となり、5速全開がずっと続く高速ステージであった。
昨日までの累計順位で市販車部門首位の341号車(P・シレヨル/X・ベギン・フランソワ組、トヨタ・ランドクルーザー200)はSSスタートでトラブルに見舞われて定刻にスタートを切れなかった。このため5分間のペナルティを課され、総合45位/部門2位でゴール。2位だった343号車(ジボン/ギャルサン組)が2分41秒差で逆転。今大会で初めて市販車部門首位に立つことになった。
この日はマラソン行程のためフユイのビバークではメカニックによる整備を受けることが出来ない。しかし、TLCの2台はあくまで慎重な走行によりそれぞれパンクも目立ったトラブルもなくゴールし、車両は万全な状態で翌7日のステージを迎えることになった。
明日は一路北上してボリビアへ。今大会最高の標高4700m地点を通過する327㎞のSSが予定されている。
本日までの累計順位(第4ステージ終了時点)
CAR No ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
343 ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン 1 1 44
342 三浦 昂/ローラン・リシトロイシター 5 5 53
本日のステージ順位(第4ステージ終了時点)
CAR No ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
343 ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン 1 1 41
342 三浦 昂/ローラン・リシトロイシター 3 3 52
トヨタオートボディ・プレスリリース
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6日はアルゼンチン北部のサン・サルバドール・フユイを基点としたループコースで419㎞の競技が行われた。ボリビア国境近くの山間地を舞台にした同SS(競技区間)は以前の大会でも何度か使われたことがある。最高標高は4100m、平均でも3500mに及ぶ今大会初の本格的な高地ステージとなった。ここから数日は標高の高い地域での競技が続き、ボリビアのウユニへ向かう7日の行程では今大会最高4700m地点を通過する。
2号車 菅原照仁/杉浦博之組 (C)Hino Motors, Ltd
この日の行程はまずフユイのビバークから100㎞のリエゾン(移動区間)で標高3800mにあるSSスタート/ゴール地点へ移動。そこから時計回りにループを一周する設定となっていた。トラック部門は序盤の山岳路部分で2輪/4輪部門と異なるルートを採り、走行距離は10㎞短い419㎞。途中からは広いピストに出て最高速が長時間維持されるような高速ステージだった。
このSSで日野チームスガワラの日野レンジャーは持ち前の機動力の高さを利して健闘。2号車菅原照仁/杉浦博之組が総合19位/排気量10リットル未満クラス首位、1号車菅原義正/高橋貢組も健闘して総合30位/クラス2位でゴールし、今大会初のクラス・ワン・ツーフィニッシュとなった。
この日はマラソン行程に設定され、ビバークではアシスタンスによる整備を受けることが出来ない(アシスタンス部隊はすでにボリビアへ向けて出立し、6日の晩はボリビアのタジラに設けられた専用のビバークで宿泊する)。今回のマラソンでは車両をパルクフェルメに隔離して乗員も手を触れられない方式が採られ、各車ともフユイに到着した状態のままで翌7日の競技に臨むことになる。日野レンジャーは2号車がスタート直前に左前輪のスローパンクが判明してタイヤ交換を行ったが、競技を終えた時点で2台ともトラブルはなく、万全の状態でボリビアへ向かう。
日野自動車プレスリリース
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戦況
5日はテルマス・リオ・オンドからアルゼンチン北部のサン・サルバドール・フフイへ。テルマス周辺で当初314㎞のSS(競技区間)が予定されていたが、再び悪天候の影響により後半部分の190㎞に短縮された。フフイのビバークでも激しい雷雨が降るなど今大会は不順な天候に翻弄されている。
SSは前日と似た丘陵のワインディングが中心。強い雨に見舞われたスタートとゴール周辺は極めて滑りやすい路面となっていた。TLCの2台は再び手堅い走りでこのSSを走破。第3ステージは343号車ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン組は総合41位/市販車部門1位、342号車三浦昂/ローラン・リシトロイシター 組は抑えた走りで総合60位/部門6位でゴール。この結果により5日までの累積順位は343号車が総合51位で市販車部門2位、342号車も56位で部門5位と順調にポジションを取り戻しつつある。
フフイのビバークは、夕方から激しい雷雨に見舞われ、メカニックたちはずぶ濡れになりながら車両の泥を落としたあと、テントの下で整備点検を行った。
明日6日は同所を起点にループ状のSSを行うが、ビバークはアシスタンス不在のマラソン行程になるので、次に整備を受けられるのは7日のウユニ(ボリビア)となるため、チームはこの日のビバークで入念な点検とともに一部のスペアパーツを車両に搭載するなどの対応を行った。
本日までの累計順位(第3ステージ終了時点)
CAR No ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
343 ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン 2 2 51
342 三浦 昂/ローラン・リシトロイシター 5 5 56
本日のステージ順位(第3ステージ終了時点)
CAR No ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
343 ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン 1 1 41
342 三浦 昂/ローラン・リシトロイシター 6 6 60
トヨタオートボディ・プレスリリース
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5日、テルマス・リオ・オンドからサン・サルバドール・フフイへの行程は、再び悪天候の影響により当初314㎞の予定だったSS(競技区間)を190㎞に短縮して実施。しかし、先行の4輪部門車両のアクシデントによってコースが塞がれ、トラック部門の競技はCP(チェックポイント)3までで終了となった。日野チームスガワラは2号車菅原照仁/杉浦博之組がトラック部門総合15位/排気量10リットル未満クラス首位の好成績を記録。1号車も48位/クラス4位で無事ゴールした。
大雨のフユイのビバークに到着した日野レンジャー (C)Hino Motors, Ltd
SSは前日と同じく山麓地域でグラベル路のワインディングが中心。場所によっては降雨の影響で路面が濡れていて非常に滑りやすくなっていた。日野チームスガワラの2台の日野レンジャーは2号車が快調に総合20位でゴール。成績には前日までのペナルティが加算されたため、2号車のSS順位は15位に繰り上がることになった。また、49位で走り終えた1号車も同様に48位の成績となった。
2台の日野レンジャーはその後302㎞のリエゾン(移動区間)を走ってアルゼンチン/ボリビア国境にほど近いフフイのビバークに到着。6日からのマラソン行程に向けてメカニックたちの入念な点検整備を受けた。6日はフユイを基点としたループ状のコースで競技を行うが、到着後の車両は保管場に収められて整備を禁じられる。このため定期交換部品などは予め交換しておく作戦だ。同地は夕方から激しい雷雨に見舞われたが、日野チームのメカニックはずぶ濡れになりながら黙々と作業を進めていた。
日野自動車プレスリリース
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4日の行程はアルゼンチンのヴィラ・カルロス・パス~テルマス・リオ・オンド。昨日は悪天候のためSS(競技区間)がキャンセルとなったが、この日は距離を短縮しながらも競技を実施。スタートから3日目でようやく本格的な競技が始まった。
1号車 菅原義正/高橋貢 (C)Hino Motors, Ltd
この日のコースは前半がシエラネバダ山麓の山間を北上。その後も丘陵を縫うワインディングが続く、WRCのようなコースだった。タイムを出すには先の見えないコーナーに高い速度で進入するような走りが必要。また埃が酷いところも多く、リスキーな一日となった。なお、終盤のCP(チェックポイント)4までにコースを短縮するなどの変更により走行距離は今大会最長の510㎞から373㎞となっていた。
このステージを日野チームスガワラの2台の日野レンジャーは余裕を持ってクリア。2号車菅原照仁/杉浦博之組がトラック部門総合23位/排気量10リットル未満クラス首位、1号車菅原義正/高橋貢組も総合47位/クラス4位でゴールした。SSのスタート時間が遅かったため、ビバークへの到着時間は2号車が午後11時ころ、1号車は12時ごろとなったが、乗員は全員元気で車両も目立ったトラブルは見られなかった。
5日はテルマス・リオ・オンドからフユイの間で314㎞の競技が予定されていたが、悪天候の影響で再び190㎞に短縮されることになった。
日野自動車プレスリリース
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戦況
ダカールラリー2016は4日、アルゼンチンのヴィラ・カルロス・パス~テルマス・リオ・オンドまでの間で初の本格的競技となる373㎞のSS(競技区間)を行った。TLCの2台は,343号車のニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン組が水温上昇に見舞われながらもSS総合54位/市販車部門4位、1本のパンクを喫した342号車の三浦昂/ローラン・リシトロイシター 組も総合59位/部門6位でゴールした。スタートから3日目でようやく始まった競技にチームは改めて意欲を漲らせた。
悪天候によりキャンセルされた前日に続き、この日のコースも一部に雨の影響を受けていたが、SSを終盤のCP(チェックポイント)4までに短縮するなどの変更によって安全を確保。このためSSの距離は今大会最長の510㎞から373㎞となった。序盤はシエラネバダ山麓の山間路、後半は丘陵を行くワインディングでどちらもWRC(世界ラリー選手権)のようなスピードラリー向きのコース。雨の影響による水たまりや川渡りも出現し、一部にはスタックする車両も見られた。 343号車は途中から水温が上昇気味となり、途中で停まって冷却水を補給するなど約20分程度のタイムロスとなったが総合54位/市販車部門4位でゴール。342号車は序盤に1本のパンクを喫したほか、343号車のサポートのために何度か停車したため総合59位/部門6位となった。
この結果により2日のプロローグランのタイムを合算した、この日までの累積順位は343号車が総合56位/市販車部門5位、342号車が同じく57位と部門6位に。市販車部門首位の341号車(トヨタ・ランドクルーザー200)と343号車のタイム差は20分00秒と僅少である。
5日はテルマス・リオ・オンドからフフイの間で314㎞の競技が予定されていたが、再び降雨の影響から190㎞に短縮されることになった。サーキットのパドックを利用したテルマス・リオ・オンドのビバークではTLCのメカニックたちが泥だらけの競技車を丁寧に洗車し、整備点検を行った。
本日までの累計順位(第2ステージ終了時点)
CAR No ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
343 ジボン・ニコラ/ジャン・ピエール・ギャルサン 5 5 56
342 三浦 昂/ローラン・リシトロイシター 6 6 57
本日のステージ順位(第2ステージ終了時点)
CAR No ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
343 ジボン・ニコラ/ジャン・ピエール・ギャルサン 4 4 54
342 三浦 昂/ローラン・リシトロイシター 6 6 59
トヨタオートボディ・プレスリリース
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戦況
3日はアルゼンチンのロザリオ~ヴィラ・カルロス・パス間で258㎞のSS(競技区間)が予定されていた。しかし、この日は強い雨によってコース上のあちこちに水が氾濫したほか、近郊のコルドバ空港では厚い雨雲のため一時航空機の離発着が出来ない状況に。このため主催者は午前10時に競技の全面中止を決定。全車リエゾン(移動区間)でヴィラ・カルロス・パスのビバークへ向かうこととなった。
TLCの2台は、この中止決定に伴いSSスタート地点からCP(チェックポイント)1まではSSを走り、そこから舗装路に出てビバークへ移動した。悪天候により肩透かしを食った格好だが、仕切り直しの4日にはテルマス・リオ・オンドへ向けて、385㎞のSSが予定されている。これは当初510㎞で設定されていたものを実際の路面状況に合わせて短縮したもの。明日の天候によってはさらに短縮される可能性もあるが、ともあれいきなりのロングステージだけに2台の乗員は集中力を切らさないよう改めて気持ちを一つに。また、車両にダメージはないがメカニックたちが入念な点検整備を行った。
トヨタオートボディ・プレスリリース
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3日はアルゼンチンのロザリオ~ヴィラ・カルロス・パス。258㎞のSS(競技区間)が予定されていたが、開催地域は強い雷雨によってコース上のあちこちに水があふれて通行が難しい状況に。加えて近郊のコルドバ空港では厚い雨雲のため一時航空機の離発着が出来なくなり、主催者は午前10時に競技の全面中止を決定した。
明日のSSに向けて整備される日野レンジャー (C)Hino Motors, Ltd
すでにSSスタート地点に到達していた2輪・4輪部門の車両はCP1までSSを走ったあと舗装路へ。出発時間の遅いトラック部門は手前のリエゾン(移動区間)からそのままヴィラ・カルロス・パスのビバークを目指して移動した。日野チームスガワラの2台の日野レンジャーも午後3時半すぎにはビバークに到着。車両は泥はねで汚れていたが、当然ながらトラブルや不具合は全くない。
トラック部門にとっては4輪競技車のアクシデントによって中止された昨日のプロローグランに続く連続キャンセルに。スタートから2日間でまだ競技が行われない異例の事態となっている。
4日はテルマス・リオ・オンドに向けて北上するルートで今大会最長510㎞のSSが予定されている。予報によると明日も天候は予断を許さない状況だが、いきなりのロングステージに向けて乗員は気持ちを高め、メカニックは入念な点検整備を行っていた。
日野自動車プレスリリース
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(TLC)
スタートセレモニーレポート
2日、ダカールラリー2016はアルゼンチンのブエノスアイレスでスタートセレモニーを行い、いよいよ16日までの競技が始まった。この日はさっそく3日の競技区間(SS)の出走順を決めるために11kmのプロローグランも行われ、TLCの2台のトヨタ・ランドクルーザー200は堅実にゴール。しかし、その後コース上で競技車が観客を巻き込むアクシデントが発生し、途中で中止された。
スタート会場となったのは車検場と同じ同市近郊の博覧会場テクノポリス。特設されたポディアム(スタート台)の周囲には好天のもと多くの観衆が詰めかけ、南米らしく賑やかなセレモニーとなった。スタートに臨んだのは2輪136台、4輪バギー(クアド)45台、4輪111台、トラック55台の合計347台。災害への対応のためチリ、ペルーが通過国から外れた今大会の参加台数は減少傾向となった。しかし、それぞれのカテゴリーにおける強豪勢の顔ぶれはこれまでと変わらず、少数精鋭による一層厳しい戦いが予想されている。なお、TLCが参加する市販車部門の台数は11台である。
今大会からブルー基調にカラーリングを一新したTLCのランドクルーザーがポディアムに登壇したのは午後2時半ころ。2台はそれぞれ日本から激励に駆け付けた唐澤常務役員、米澤常務役員に見送られて元気に出発していった。
この日はブエノスアイレスから171km移動したあとに11kmのプロローグランが設定された。これは順位結果に応じて3日のSSのスタート順を決めるためのもの。本格的競技を控えての文字通りのプロローグ(序章)である。かつてのダカールラリーではアフリカへ渡る前にヨーロッパ側で行われていたが、南米に舞台を移してからは今回が初めての設定である。農道を利用したコースは直角コーナーと直線が連続し、沿道には数万人とも言われる観客が並ぶ。難易度は高くないが、コースアウトのリスクのあるステージだった。
この区間をTLCはCAR NO.342号車が暫定で総合51位/市販車部門2位、2分58秒差でゴールしたCAR NO.343号車も同56位/部門4位で手堅くゴール。しかし、その後コースアウトした競技車が観客を巻き込むアクシデントが発生したため、SSはその時点で中止となった。
プロローグランを終えた2台のランドクルーザーは164kmの移動区間を走ってロザリオ市郊外のビバークに到着。待機していたメカニックたちが点検整備を行い、翌日の競技に向けて準備万端な体制とした。3日にはロザリオ~ビラ・カルロス・パス間で258kmのSSが予定されている。
トヨタオートボディ・プレスリリース
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1月2日、ダカールラリー2016がアルゼンチンのブエノスアイレス市内をスタート。日野チームスガワラの2台の日野レンジャーも元気に出発し、いよいよ14日間にわたる熱戦の火ぶたが切られた。
拍手に送られてスタートを切る1号車 (C)Hino Motors, Ltd
この日は車検場と同じブエノスアイレス市郊外の博覧会場テクノポリス内に設けられた会場で参加車が一台ずつ紹介されて壇上からランプオフするスタートセレモニーが行われた。今大会の出場台数は2輪136台、4輪バギー(クアド)45台、4輪111台、トラック55台の合計347台と前回の406台から2割近い減少に。災害への対応などを理由にチリ、ペルーが通過国から外れたことが影響した結果と思われるが、トラック部門は前回の63台から8台が減ったものの強豪勢の顔ぶれは変わらず、依然として厳しい戦いが予想される。
この日の天候は晴れ。南米の夏らしい強い日差しが降り注ぎ、蒸し暑い。トラックは壇上には上がれないのでポディアムの脇を通過するスタイルはいつも通り。主催者から紹介された日野チームの2台は観客の声援にホーンを鳴らして応え、元気に出発していった。
今大会ではスタート後、171㎞北上したところでプロローグランと呼ばれる短い競技が実施された。これは順位結果によって翌3日のSS(競技区間)スタート順を決めるためのものだったが、4輪部門の途中でコースアウトした競技車が観客を巻き込むアクシデントが発生。このため競技は中止されトラックは全行程をリエゾン(移動区間)としてロザリオへ向かうことになった。
仕切り直しとなる明3日はロザリオ~ヴィラ・カルロス・パス間で258㎞(4輪、トラック部門)のSSを予定。ロザリオのビバークでメカニックたちに整備された2台の日野レンジャーは万全の状態で競技に備えている。
日野自動車プレスリリース
菅原義正/競技をしなかったので当然ですが、車両の調子はすこぶる良好。明日のSSを改めて集中して走るつもりです。
高橋貢/自分にとっては初めてのダカールラリーですが、ドライバーの菅原(義正)さんとはモンゴルラリーなどで何度もナビゲーターを勤めさせて頂いており、過度に緊張することなく初日を終えました。競技区間のキャンセルにはほっとした部分もあります。
菅原照仁/プロローグランの中止はちょっと残念。でも3日のSSは序盤こそ今日に似た農道ですが、途中からは山間地のツイスティなコースになるので我々には不利ではないはず。仕切り直しで頑張ります。
杉浦博之/他チームの車両とポテンシャルを比べてみる意味でもプロローグランはやってほしかったのですが仕方ありません。明日は以前にも走ったコースですが、トラックには狭いのでコンパクトな日野レンジャーの良さを活かせるかもしれません。
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1月2日、2016年ダカールラリー最初のプロローグステージで、X-Raidミニで初出場したGuo Meil (ゴウ・メイリン:中国)が、ステージ半ばの6.6Km付近でコースを外れ観客に突っ込み多数の負傷者が出る事故が発生。主催者のA.S.O.はだだちにステージを中止した。
プロローグステージは翌3日の第1ステージの出走順を決めるため、今年から加わったものでブエノスアイレスからロザリオまでのショートステージだった。
この事故のため観客のうち少なくとも10名が負傷したとされ、ブエノスアイレス州アレシフェースの病院へ搬送された。
プロローグステージの暫定結果ではトヨタ・オーバードライブのテン・ブリンクがトップ、2番手にプジョーのカルロス・サインツがつけている。
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車検レポート
12月31日、ダカールラリー2016の最初の競技日程となる車両検査がアルゼンチンのブエノスアイレスでスタート。順調に手続きを終えたチーム・ランドクルーザー・トヨタオートボディ(TLC)の2台のランドクルーザー200はパルクフェルメ(車両保管場)に収められ、2日のスタートに向けて準備が万端整った。
TLCのスタッフは29日朝に空路でブエノスアイレスに到着。早速フランスから主催者のフェリーで運ばれてきた車両を受け取ると、同市近郊のサラテにあるトヨタ・アルゼンチンの施設内で車両の最終点検に取り掛かった。30日には日本からトヨタ車体唐澤敬常務、米澤公博常務も現場に駆け付けて激励。角谷裕司監督以下チームスタッフ全員がラリー本番に向けて気持ちを一つにした。また、同日午後には恒例となっているトヨタ系参加チームの合同記者会見も行われ、ニコラ・ジボン、三浦昂両ドライバーが詰めかけたメディアの前で改めて参戦への決意を表明した。
車検の会場となったのは昨年と同じ市内の博覧会場「テクノポリス」。2日のスタートセレモニーも同所が舞台となる。TLCの車両は船積み時に事前チェックを受けていることから車検はスムーズに進行。書類手続きを含め2時間弱で問題なく終了した。車両保管場に入った車両は2日のスタートまで触ることは許されず、市販車部門3連覇という目標に向けて進めてきた準備作業もひとまず終了。あとは競技の開始を待つばかりとなった。
トヨタオートボディ・プレスリリース
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ダカールラリー2016の車両検査がスタート地、アルゼンチンのブエノスアイレス市内で31日から始まり、初日に検査を受けた日野チームスガワラの2台の日野レンジャーは無事合格。すべての手続きを済ませた車両はスタート会場に隣接したパルクフェルメ(車両保管場)に収められ、2日のスタートを待つばかりとなった。
無事に車検を終えた日野チームスガワラ (C)Hino Motors, Ltd
日野チームのスタッフは12月中旬にアルゼンチン入り。ブエノスアイレス市近郊にあるトヨタ・アルゼンチン、サラテ工場の施設を借りて競技車の最終調整など準備作業を行ってきた。日本から海路で送られた車両の受け取りは24日と予定より若干遅れたが30日までに作業は無事終了。同日午後には同所で行われたトヨタ系参戦チームの合同記者発表会で菅原義正、照仁両ドライバーがトラック部門総合順位の上位入賞と排気量10リットル未満クラスの7連覇を目指す参戦の決意を改めて表明した。
チリ、ペルーの相次ぐ辞退に伴うルート変更の結果、再びブエノスアイレススタートとなった今大会の車検会場は前回と同じ市内の博覧会場「テクノポリス」に。スタートセレモニーも同所で行われる。今回の車検はリバウンドベルトのストロークチェックや各所の封印など細かくチェックを行った関係で3時間ほどを要したが不具合の指摘などはとくになく無事終了。2台の日野レンジャーは車両保管へ納められた。約1年間を掛けて行ってきた準備作業もこれで終了。2日にはスタートセレモニーが行われ、最初のビバーク地ロザリオへ向かう。
日野自動車プレスリリース
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