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2016年3月 2日 (水)

NASCAR:カイル・ブッシュが最後尾から追い上げ2戦連続の3位 “トヨタ カムリ”は3台がトップ10フィニッシュ

2016年3月1日
トヨタ自動車(株)モータースポーツマーケティング部 

アトランタのハイスピードコースで3カテゴリー全てが行われ、スプリント・カップ・シリーズはイエローコーションの少ない展開の中、上位を争い続けた3台の“トヨタ カムリ”がトップ10フィニッシュ。最後尾スタートから追い上げたカイル・ブッシュがトヨタ勢最上位で開幕から2戦連続の3位フィニッシュとなった。エクスフィニティ・シリーズではカイル・ブッシュがポール・トゥ・ウィンで圧勝。ジャンプスタートで序盤最後方に後退した19歳のルーキー、エリック・ジョーンズが追い上げ3位でチェッカーを受けた。キャンピング・ワールド・トラック・シリーズではレースを支配していたマット・クラフトンらが終盤にクラッシュ。19歳のキャメロン・ヘイリーが自己最高となる2位フィニッシュを果たした。

NASCAR SPRINT CUP SERIES
第2戦 Folds of Honor QuikTrip 500

開催日:2月28日

カイル・ブッシュが最後尾から追い上げ2戦連続の3位
“トヨタ カムリ”は3台がトップ10フィニッシュ 

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最後尾スタートから追い上げ3位でフィニッシュしたカイル・ブッシュ(#18)

 2月28日(日)、米国南東部ジョージア州ハンプトンのアトランタ・モーター・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第1戦「Folds of Honor QuikTrip 500」が開催された。
 昨年念願のシリーズタイトルを獲得した“トヨタ カムリ”勢は、その勢いのままに、今期もシリーズ最大のイベントである開幕戦「デイトナ500」を初制覇。トップ3独占という強さを見せ、さい先の良いシーズンスタートを切った。
 1周1.54マイル(約2.5km)のアトランタは、NASCARでは標準的な長さのオーバルながら、ターンでは24度という急なバンク角を持ち、1周の平均周回速度が300km/hを優に超えるハイスピードオーバルのひとつである。コースは50年以上の歴史を持ち、カップ・シリーズ戦は年1回開催。トヨタにとっては2008年にカイル・ブッシュが"トヨタ カムリ"にカップ・シリーズ初勝利をもたらした記念すべきコースで、2012年にはデニー・ハムリンが勝利、2013年にカイル・ブッシュが2勝目を挙げている。

 26日(金)昼の練習走行を経て、午後5時45分より予選が行われ、カール・エドワーズが7番手、マーティン・トゥルーエクス・Jr.が9番手、ハムリンが12番手、マット・ケンゼスが13番手につけた。カイル・ブッシュは予選アタックでトップタイムをマークするも、予選後の車検で失格と裁定されたため、最後尾39番手から決勝レースに臨むこととなった。

トヨタモータースポーツニュース

 28日(日)好天の下、午後1時19分に1.54マイルオーバルを325周(500.05マイル:約800km)して競われる決勝レースのスタートが切られた。
 序盤は4番手スタートのハムリン、9番手スタートのマーティン・トゥルーエクス・Jr.らが順位を上げ、上位勢は激しく入れ替わる展開となった。イエローコーションが出ないまま周回が重ねられていき、40周目前後からグリーンフラッグ下でのピットストップ開始。全車が最初のピットを終えた時点でケンゼスが2位、エドワーズが4位。グリップ低下に苦しみ後退したハムリンは18位、最後尾スタートを強いられたカイル・ブッシュは21位まで順位を上げた。
 この日速さを見せたケンゼスが64周目に首位に浮上。そのままグリーンフラッグ下での走行が続き、80周目前後から2度目のグリーンフラッグストップ。長いグリーンフラッグ下での走行に、多くの車両が周回遅れとなっていき、首位と同一周回は半数の20台を切るまでになった。
 113周目あたりから、この日3度目となるグリーンフラッグストップが開始。116周目、首位を争っていたケンゼスもライバルと同時にピットインしたが、このピット作業中、規則で禁じられている、燃料給油中のクルーが別の作業を行ったとしてペナルティ。しかし、チームはこのペナルティの原因が分からず、そのまま走り続けたケンゼスは黒旗を掲示され、黒旗掲示中の1周は未計測に。ようやくペナルティ消化のためにピットに向かったが、ここまで47周にわたって首位を走行していたケンゼスは、このアクシデントにより2周遅れとなり、優勝争いから脱落してしまった。
 不運なケンゼスと入れ替わるようにマーティン・トゥルーエクス・Jr.が首位に浮上し、時に順位を入れ替えながらの首位争いを展開。
 150周目過ぎには、この日4度目となるグリーンフラッグピット。徐々にポジションを上げてきていたカイル・ブッシュがここでトップ10圏内へと浮上した。
 レースはコーションの出ないまま折り返し、180周目過ぎに5度目のグリーンフラッグピット。コーションの出ないまま200周が過ぎ、首位と同一周回はわずか11台に。トヨタ勢はマーティン・トゥルーエクス・Jr.が2位、エドワーズ4位、カイル・ブッシュ7位と3台がトップ10圏内での走行を続けた。
 210周目、コース上の異物によりこの日初めてのイエローコーション。全車ピットに向かい、エドワーズが3位、カイル・ブッシュが3つポジションを上げ4位へ。マーティン・トゥルーエクス・Jr.はピット作業での僅かなタイムロスが響き6位へ後退。
 残り108周となる218周目に再スタートが切られると、この日好調なマーティン・トゥルーエクス・Jr.が2位へとポジションアップ。首位を追った。カイル・ブッシュは3台が時に3ワイドになりながらの激しい4位争いを展開。
 その後もイエローコーションが出ないまま、250周目、280周目過ぎにもグリーンフラッグピットとなり、前を行くシボレーの2台をトヨタの3台が追うも、各車の差は大きく開いた状態となってしまった。
 そのままチェッカーかと思われた残り3周、スピン車両によりこの日2度目のイエローコーション。レースは延長されてのチェッカーに。今季より、フィニッシュ直前の再スタートは、昨年前の“グリーン・ホワイト・チェッカー”に代わり、“オーバータイム”というルールに変更となった。昨年までは最後の2周で再スタートを切り、1周目の間にコーションが出た場合は3度までやり直しとなっていたが、今季からの“オーバータイム”ルールでは、1周目の中盤、多くのコースでバックストレート付近に“オーバータイム・ライン”が設定され、クリーンな再スタートの後にトップ車両がこのラインを越えれば、その後コーションが出されてもレースは成立。オーバータイム・ラインの前にコーションが出されたりスタートが正しく行われなかった場合は、無制限にやり直されることとなる。
 最前列にシボレー勢が並び、その後方イン側にカイル・ブッシュ、アウト側にマーティン・トゥルーエクス・Jr.、その後方にエドワーズが続いての再スタートが切られたが、上位勢がオーバータイム・ラインを越えた後に後続で多重クラッシュが発生し、レースは成立。カイル・ブッシュが3位、エドワーズが5位、マーティン・トゥルーエクス・Jr.が7位と、3台の“トヨタ カムリ”がトップ10フィニッシュを果たした。
 最後尾スタートから追い上げ2戦連続となる3位フィニッシュを果たしたカイル・ブッシュはランキング首位に浮上。ランキングではマーティン・トゥルーエクス・Jr.が2位、エドワーズが4位、ハムリンが5位と、トップ5に4台のトヨタドライバーがつけている。

 次戦第3戦は3月6日(日)、米国西部ネバダ州ラスベガスのラスベガス・モーター・スピードウェイで行われる。

 TOYOTA GAZOO Racingへのご声援、ありがとうございました。次戦も応援の程よろしくお願いいたします。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「終盤は激しい3位争いを繰り広げ、とても楽しめた。この(低ダウンフォース)パッケージはこのようなバトルに適している。最後の再スタートでは4号車(ケヴィン・ハーヴィック:シボレー)をかわし、首位の48号車(ジミー・ジョンソン:シボレー)もかわせる良いスタートが切れたと思った。ターン2を立ち上がってからややアウト側へとラインを変え、トライしたがそれは果たせず、続くターン3ではインに切り込んでいったが、車両前部が路面に接触してしまい、その直後に後続のクラッシュでレースは終わってしまった。しかし、素晴らしい一日だった。最後尾から懸命に戦い、ポイント的にも良い結果となった。来週は地元ラスベガスでのレースなので、ホームレースでの勝利を狙う」

ドライバー カール・エドワーズ:
「(低ダウンフォースパッケージでのレースは)これこそが真のレースだ。ハードなドライビングを続け、タフなレースで疲れたがとても楽しめた。アトランタは完璧なコースで、ファンも素晴らしいレースを楽しんでくれたことを願っている。全力で戦い、トップ5フィニッシュ出来た。もちろん勝利が望みではあるが、このペースをキープしていきたい」

ドライバー マーティン・トゥルーエクス・Jr.:
「今日はずっとどうなるか分からない展開だったが、このようなレースは本当に楽しい。ここアトランタは最も滑りやすい難コースであることはよく知られており、加えて低ダウンフォースパッケージのためにタイヤの摩耗も激しかった。ストレートでもスライドしているような状況で戦い続けた。今季から態勢が変わり、昨年までよりも明らかに力強い状況でレースが戦えていると感じている。次週のラスベガスでは、我々はここ数年良いレースが出来ているので楽しみだ」 

第2戦 Folds of Honor QuikTrip 500 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 19 48 ジミー・ジョンソン シボレー 330
2 16 88 デイル・アーンハート・Jr. シボレー 330
3 39 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 330
5 7 19 カール・エドワーズ トヨタ カムリ 330
7 9 78 マーティン・トゥルーエクス・Jr. トヨタ カムリ 330
16 12 11 デニー・ハムリン トヨタ カムリ 328
19 13 20 マット・ケンゼス トヨタ カムリ 328
29 35 83 マット・ディベネデット トヨタ カムリ 326
32 33 23 デイビッド・レーガン トヨタ カムリ 323

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 カイル・ブッシュ トヨタ 78
2 マーティン・トゥルーエクス・Jr. トヨタ 75
3 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 74
4 カール・エドワーズ トヨタ 73
5 デニー・ハムリン トヨタ 70
12 マット・ケンゼス トヨタ 51
32 デイビッド・レーガン トヨタ 22
36 マット・ディベネデット トヨタ 13
37 マイケル・ウォルトリップ トヨタ 12
40 ロバート・リチャードソン トヨタ 3
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 84
2 シボレー 81
3 フォード 67

※結果及びポイントは暫定 

NASCAR XFINITY SERIES
第2戦 Heads Up Georgia 250

開催日:2月27日

カイル・ブッシュがポール・トゥ・ウィン
19歳エリック・ジョーンズが3位フィニッシュ

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ポール・トゥ・ウィンを果たし、ファンに勝利の“バーンナウト”を披露するカイル・ブッシュ(#18) 

 2月27日(土)にNASCARエクスフィニティ・シリーズの第2戦「Heads Up Georgia 250」がアトランタ・モーター・スピードウェイで開催された。
 アトランタでのトヨタは、これまでにカップ・シリーズとトラック・シリーズでは複数の勝利を挙げているが、エクスフィニティでは未勝利。初勝利を目指し今大会に臨んだ。

 26日(金)に3度の練習走行を行った後、27日(土)決勝を前に午前8時35分より予選が行われ、カイル・ブッシュがポールポジションを獲得。昨年トラック・シリーズのタイトルを獲得し、今季よりエクスフィニティ・シリーズにフル参戦する19歳のエリック・ジョーンズが2番手、今季2年目のシリーズフル参戦となる24歳のメキシコ人ドライバー、ダニエル・サレスが3番手と“トヨタ カムリ”がトップ3を占め、決勝のスタートを切ることとなった。

 予選のあと、トラック・シリーズの予選、カップ・シリーズの練習走行を経て、午後1時48分、1.54マイルオーバルを163周(251.02マイル:約400km)して競われる決勝レースがスタート。ここで、最前列2番手のエリック・ジョーンズがジャンプスタートの裁定を取られ、ペナルティにより序盤からほぼ最後尾39位へと後退。
 しかし、そこからエリック・ジョーンズは目覚ましい追い上げを開始。15周目にこの日2度目のイエローコーションが出された時には20位に浮上。上位勢はピットインしなかったが、中団グループの車両がピットインしたこともあり、19周目の再スタートではトップ10圏内までポジションを取り戻して見せた。
 再スタート後もカイル・ブッシュが首位を逃げ、これを同じカップ・シリーズの元チャンピオンであるケヴィン・ハーヴィック(シボレー)が追走、サレスがその後方で3位を争う中、エリック・ジョーンズは僅か5周で5位へとポジションアップ。
 その後、30周にわたってイエローコーションが出ないままの走行となり、タイヤの摩耗が進む中、カイル・ブッシュは先のコーションでタイヤを交換してきた車両に先行を許すこととなった。
 47周目あたりからグリーン下でのピットインが開始され、エリック・ジョーンズとサレスがピットへ向かったが、その直後にタイヤバーストを起こした車両によりコース上に破片が出たため、この日3度目のイエローコーション。ピットインのタイミングにより、順位が大きく入れ替わった。
 カイル・ブッシュは12位、エリック・ジョーンズとサレスは首位と同一周回のほぼ最後尾18,20位で再スタート。カイル・ブッシュは僅か4周でトップ5へ、エリック・ジョーンズも再スタート後10周でトップ10圏内へとポジションを戻していった。
 カイル・ブッシュは67周目にはついに首位争いに復帰。激しいサイド・バイ・サイドでのバトルの末に、73周目に首位を奪還。エリック・ジョーンズとサレスも7位、8位からさらに上位を狙った。
 その後は再びイエローコーションの出ない展開となり、首位カイル・ブッシュと、これを追うカップ・ドライバーのカイル・ラーソン(シボレー)との一騎打ちに。
 100周目前後からこの日2度目となるグリーン下でのピット作業が始まり、首位を争うカイル・ブッシュとラーソンは102周目に連なって同時にピットへ。ここでカイル・ブッシュはピット作業の速さにも助けられ、ラーソンに2秒以上の差を付けることに成功。その後さらに差を広げ、独走状態となった。ほぼ全車がピットを終えた頃には、首位と同一周回はわずか10台に。エリック・ジョーンズは3位、サレスが5位で終盤戦を迎えた。
 123周目にクラッシュ車両によりこの日4度目のイエローコーション。残り約40周と、燃料をフルに入れれば最後まで走り切れる残り周回でのコーションとなり、全車ピットへ。
 再スタート後僅か2周でコーションが出され、上位勢はコース上に残る判断。しかし、5位につけていたエリック・ジョーンズはここでピットインしタイヤを4本交換。僅かながらライバルよりも優位なタイヤで終盤戦の巻き返しを図った。
 カイル・ブッシュ首位、サレス4位、エリック・ジョーンズ9位で残り29周の再スタート。カイル・ブッシュは首位をキープ。エリック・ジョーンズは再スタート直後の3ワイドバトルで順位を上げると、僅か4周でチームメイトのサレスもかわし、トップ5へ。カイル・ブッシュが首位を独走する後方で、エリック・ジョーンズはカップ・シリーズのトップドライバー達と激しい3位争いを展開。150周目についに3位に浮上した。
 カイル・ブッシュは逃げ切り、163周中119周リードラップを獲得する圧倒的な速さで、ポール・トゥ・ウィン。今季エクスフィニティ・シリーズ初勝利を挙げると共に、トヨタにアトランタでのシリーズ初勝利をもたらした。
 エリック・ジョーンズは最後まで3位争いを繰り広げたが逃げ切り3位フィニッシュ。開幕戦デイトナでは不運なクラッシュに巻き込まれ無念の結果となったが、第2戦にしてシリーズレギュラー最上位フィニッシュを果たし、初のフルシーズン参戦に弾みをつけることとなった。
 サレスは7位でフィニッシュ。2戦連続でのトップ10フィニッシュで、ドライバーズランキング2位に浮上した。

 次戦第3戦は3月5日(土)、ラスベガス・モーター・スピードウェイで行われる。

 TOYOTA GAZOO Racingへのご声援、ありがとうございました。次戦も応援の程よろしくお願いいたします。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「やっとエクスフィニティ・シリーズのアトランタで勝てたというのは、大きな意味を持つ。初勝利を挙げることが出来、本当に嬉しい。素晴らしい仕事をしてくれたチームやトヨタ、TRDのおかげだ」

ドライバー エリック・ジョーンズ:
「長い一日だった。我々の“トヨタ カムリ”に上位復帰が出来る速さがあることはわかっていたが、タイヤの摩耗が激しいため、厳しい戦いだった。全体的に見れば、我々にとっては長かったが、良い一日だった。開幕戦デイトナの結果から良い復帰が出来、これから長いシーズンを戦っていくのに良い方向に向けたと思う。我々の“トヨタ カムリ”はロングランで特に速く、ペナルティで後退した後、タイヤが摩耗していっても大きな問題は無かった。良い感触で戦えたが、もう少し良い結果が欲しかった」 

第2戦 Heads Up Georgia 250 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 1 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 163
2 4 42 カイル・ラーソン シボレー 163
3 2 20 エリック・ジョーンズ トヨタ カムリ 163
7 3 19 ダニエル・サレス トヨタ カムリ 163
19 22 14 J.J.イェリー トヨタ カムリ 162
21 20 28 ダコダ・アームストロング トヨタ カムリ 160
23 23 24 コリー・ラジョイ トヨタ カムリ 159
36 30 40 カール・ロング トヨタ カムリ 29
39 28 44 デイビッド・スター トヨタ カムリ 7
40 31 10 ジェフ・グリーン トヨタ カムリ 1

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 エリオット・サドラー シボレー 70
2 ダニエル・サレス トヨタ 67
3 タイ・ディロン シボレー 65
11 エリック・ジョーンズ トヨタ 48
13 ダコダ・アームストロング トヨタ 47
18 デイビッド・スター トヨタ 25
20 J.J.イェリー トヨタ 22
22 コリー・ラジョイ トヨタ 18
36 ベニー・ゴードン トヨタ 6
37 カール・ロング トヨタ 5
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 シボレー 83
2 トヨタ 78
3 フォード 77
4 ダッジ 11

※結果及びポイントは暫定 

NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第2戦 Great Clips 200

開催日:2月27日

“トヨタ タンドラ”2-3位フィニッシュ

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自己最高位の2位フィニッシュを果たしたキャメロン・ヘイリー(#13) 

 NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第2戦「Great Clips 200」が2月27日(土)にアトランタ・モーター・スピードウェイで開催された。
 この日は、エクスフィニティ・シリーズに続いてのダブルヘッダー開催。悪天候による順延などを除けば、比較的珍しい同一コースでのダブルヘッダーで、両レースに出場するダニエル・サレスらは、朝からの両レースの予選を含め、忙しく、ハードな一日を過ごすこととなった。
 トラック・シリーズのアトランタ戦は年1戦行われており、トヨタは過去に5勝。昨年はトヨタで2度のシリーズチャンピオンを獲得しているマット・クラフトンが勝利を挙げている。

 26日(金)の3度の練習走行を経て、27日(土)決勝を前に、午前10時より予選が行われ、クラフトンが今季初ポールポジションを獲得。カイル・ブッシュ・モータースポーツより参戦する21歳のクリストファー・ベルが3番手、19歳のカナダ人ドライバー、キャメロン・ヘイリーが5番手、19歳の誕生日を迎えたばかりのベン・ローズが7番手。カップ・シリーズを“トヨタ カムリ”で戦うマーティン・トゥルーエクス・Jr.の実弟で、前戦デイトナで2位フィニッシュを果たした23歳のライアン・トゥルーエクスが8番手、24歳のベン・ケネディが10番手と、若手ドライバーが好位置につけ、13台の“トヨタ タンドラ”が決勝に進んだ。

 予選の後、エクスフィニティ・シリーズの決勝レースを経て、午後4時44分、1.54マイルオーバルを130周(200.02マイル:約320km)して競われる決勝レースのスタートが切られた。
 イン側に連なったクラフトン、ベル、ヘイリーが好スタートを切り、6周目にはベルがクラフトンをかわして首位浮上。クラフトンとベルの2台が3位以下を引き離しての序盤戦となった。
 首位のベルは、20周目過ぎにはクラフトンに1.5秒ほどの差を付けたが、25周目に右フロントタイヤのパンクに見舞われスローダウン。イエローコーションは出されず、クラフトンが再び首位浮上。
 トラック・シリーズでは今季より、グリーンフラッグでの走行が連続20分間に制限されるため、強制的にイエローコーションが出されるまであと3分ほどであったが、それを待たずにベルはピットへ。5位走行中のヘイリーもタイヤの摩耗に苦しみ早めのグリーンフラッグピット。
 38周目に時間制限によりこの日最初のイエローコーション。首位のクラフトン、カイル・ブッシュ・モータースポーツの18歳、ウィリアム・バイロンが15番手スタートから3位、そのチームメイトで13番手スタートのサレスが4位、ケネディが5位につけ、上位勢はピットへ。しかし、サレスはピットクルーがタイヤ交換で手間取り、18位に後退。周回遅れとなっていたベルとヘイリーは上位勢がピットインしている間に周回を取り戻し、首位と同一周回の21位、22位で再スタート。
 再スタート後、54周目にはクラフトンに次ぐ2位に浮上したバイロンだったが、59周目に痛恨のエンジンブロー。好走を見せていたがレースを終えることとなった。
 このコーションで全車ピットへ向かい、クラフトンは首位をキープ。サレス3位、ローズ4位、ピーターズ5位、ベルとヘイリーは11位、12位まで順位を上げてレース折り返しすぎの69周目に再スタート。
 上位勢はポジションをキープしたが、11位スタートのベルが目覚ましい追い上げで、僅か4周でトップ5へ。さらに順位を上げていき、90周目に2位、93周目にはついにクラフトンを捕らえ、再び首位に立った。
 5位を走行していたピーターズは、時間制限まで残り5分というところでタイヤの異常振動に見舞われグリーンフラッグ下でピットイン。周回遅れとなってしまったが、周回遅れ首位の18位を保ち、106周目にこの日2度目の時間制限によるイエローコーションが出されると、“ラッキー・ドッグ“を獲得し首位と同一周回に復帰した。
 このコーションで全車最後となるであろうピットへ向かったが、首位につけていたベルは僅かに自分のピットエリアを行き過ぎ、戻すためにタイムロス。クラフトンが首位復帰、サレス3位、ベルは5位へ後退、ヘイリーが7位と“トヨタ タンドラ”勢がイン側に続き、残り19周での再スタートが切られた。
 イン側のトヨタ勢が伸び、2位に浮上したサレスがクラフトンをかわすべくアウトにラインを変えるとベルも追従。しかし、ベルがサレスの左後に接触し、サレスがスピン。イン側のクラフトンも巻き込み、まさかの首位を争う“トヨタ タンドラ”勢が絡む多重クラッシュとなってしまった。このアクシデントで車体に大きなダメージを負ったサレスとクラフトンはリタイア。レースは赤旗中断となった。
 6分間ほどの中断の後にレースは再開され、残り15周で再スタート。ヘイリーが首位、ベルが4位で再スタートが切られると、ベルがアウト側から首位を奪取。2位以下との差をじりじりと離していき、その差が安全圏ともなったかと思われた残り7周、首位のベルはまさかのタイヤバーストに見舞われ壁に激しくヒット。速さを見せたが惜しくもここでレースを終えることとなってしまった。
 このアクシデントでこの日5度目のイエローコーションとなり、129周目、残り2周で再スタート。イン側3位で再スタートを切ったヘイリーが、アウト側の車両がスタートを失敗したこともあり2位に浮上。その後方につけていたピーターズと共に、2位、3位でフィニッシュ。フル参戦2年目となるヘイリーは自身キャリア最高となる2位フィニッシュを果たした。

 次戦第3戦は4月2日(土)に米国東部バージニア州マーティンズビルのマーティンズビル・スピードウェイで開催される。

 TOYOTA GAZOO Racingへのご声援、ありがとうございました。次戦も応援の程よろしくお願いいたします。

ドライバー キャメロン・ヘイリー:
「自己最高位フィニッシュを果たせて良かった。序盤、右フロントタイヤの異常に見舞われ、浮き沈みの激しいレースとなったが、最後は“トヨタ タンドラ”と共に力強い走りが出来、シーズンの良いスタートが切れた。ここ(アトランタ)はシーズンを通して、個人的に最もハードなコースだ。だからこそ結果を望んでいたし、支えてくれたチームやトヨタと共に2位という結果を得られて嬉しい」 

第2戦 Great Clips 200 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 18 8 ジョン・ハンター・ネメチェク シボレー 130
2 5 13 キャメロン・ヘイリー トヨタ タンドラ 130
3 12 17 ティモシー・ピーターズ トヨタ タンドラ 130
6 7 41 ベン・ローズ トヨタ タンドラ 130
9 25 75 カレブ・ホルマン トヨタ タンドラ 130
11 27 98 リコ・アブリュー トヨタ タンドラ 130
15 10 11 ベン・ケネディ トヨタ タンドラ 130
16 20 22 オースティン・セルフ トヨタ タンドラ 130
20 8 81 ライアン・トゥルーエクス トヨタ タンドラ 127
22 14 32 ジャスティン・マークス トヨタ タンドラ 127
26 3 4 クリストファー・ベル トヨタ タンドラ 122
30 1 88 マット・クラフトン トヨタ タンドラ 111
31 13 51 ダニエル・サレス トヨタ タンドラ 111
32 15 9 ウィリアム・バイロン トヨタ タンドラ 59

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 パーカー・クリガーマン フォード 55
2 ダニエル・ヘムリック フォード 54
3 ジョン・ハンター・ネメチェク シボレー 52
4 ティモシー・ピーターズ トヨタ 49
6 ライアン・トゥルーエクス トヨタ 45
8 ベン・ローズ トヨタ 43
11 キャメロン・ヘイリー トヨタ 41
17 オースティン・セルフ トヨタ 31
18 マット・クラフトン トヨタ 29
19 ベン・ケネディ トヨタ 28
20 リコ・アブリュー トヨタ 26
21 クリストファー・ベル トヨタ 25
23 カレブ・ホルマン トヨタ 24
26 ウィリアム・バイロン トヨタ 21
27 クリス・フォンテイン トヨタ 11
33 コディ・コーリン トヨタ 2
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 シボレー 72
2 トヨタ 64
3 フォード 59

※結果及びポイントは暫定 

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