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2016年4月12日 (火)

NASCAR:カイル・ブッシュが2週連続の週末完全制覇! (トヨタ)

2016年4月11日(月)
トヨタ自動車(株)モータースポーツマーケティング部 

 テキサスの超高速ハイバンクオーバルで行われたスプリント・カップ・シリーズ第7戦は“トヨタ カムリ”勢が速さを見せ、5台が入れ替わりながら全334周中320周で首位を走行しレースを支配、最後に首位に立ったカイル・ブッシュが今季2勝目を挙げた。カイル・ブッシュは前日のエクスフィニティ・シリーズも制し、前週に引き続き週末を完全制覇。3カテゴリーの計4レース全勝を果たした。

NASCAR SPRINT CUP SERIES
第7戦 Duck Commander 500

開催日:4月9日

カイル・ブッシュが2週連続の週末完全制覇!
“トヨタ カムリ”勢がレースを支配 

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2週連続勝利を挙げたカイル・ブッシュ

 4月9日(土)、米国南部テキサス州フォートワースのテキサス・モーター・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第7戦「Duck Commander 500」が開催された。
 テキサスは1997年開設と比較的新しいコース。NASCARでは標準的な1周1.5マイル(約2.4km)オーバルだが、コーナーのバンク角が24度と高く、最高速度は320km/hを優に超える、1.5マイルオーバルでは最速クラスのコースである。
 テキサスでカップ・シリーズは年に2戦行われており、トヨタは過去3勝。デニー・ハムリンが2勝、カイル・ブッシュが1勝を挙げている。また、カール・エドワーズもトヨタへの移籍前に3勝、マット・ケンゼスも2勝を挙げており、トヨタ勢の活躍に期待がかかった。

トヨタモータースポーツニュース

 9日(土)の決勝レースは、直前まで降雨に見舞われ、濡れたコース路面を乾かすために予定よりもスタートが1時間ほど遅れ、日もとっぷりと暮れた午後8時35分に、通常とは異なる、ペースカー先導のまま334周(501マイル:約800km)の周回が開始された。
 6周目にグリーンフラッグが振られ本格戦開始。今季初のポールポジションを獲得したエドワーズが首位を逃げ、3番手スタートから順位を上げたマーティン・トゥルーエクス・Jr.がこれを追う展開に。この日絶好調の走りを見せたトゥルーエクス・Jr.は59周目にエドワーズをパスすると、2位以下を大きく引き離しての首位独走となった。
 中盤戦は、トゥルーエクス・Jr.を追ったエドワーズ、ケンゼス、カイル・ブッシュらがピットなどで順位を入れ替えるも、“トヨタ カムリ”勢がレースを通して首位争いを繰り広げた。
 後半に入ると、トゥルーエクス・Jr.と首位を争っていたエドワーズがホイールが緩むトラブルに見舞われ周回遅れに。最後までぎりぎり走り切れる周回の残り56周でコース上の異物によりイエローコーションが出され全車ピットへ向かうと、ケンゼスもここでホイールナットの締め付けミスで再度ピットインを強いられ後退。
 残り50周で再スタートが切られ、トゥルーエクス・Jr.が首位をキープするも、僅か4周で他車のクラッシュによりイエローコーション。ここでカイル・ブッシュらがピットへ向かったのに対し、トゥルーエクス・Jr.はコース上に残って最後まで走り切る作戦に出た。
 しかし、再スタート後すぐの多重クラッシュ発生によりコーションラップが長引き、予想以上にタイヤを摩耗させてしまったトゥルーエクス・Jr.は残り33周での再スタートでグリップが得られずポジションダウン。これをかわしたカイル・ブッシュが首位に立った。
 この日最速だったトゥルーエクス・Jr.の後退により、終盤はカイル・ブッシュが独走。4秒近い大差をつけてトップチェッカー。今季2勝目を挙げた。カイル・ブッシュは前日のエクスフィニティ・シリーズでも勝利。前週のカップ、トラック両レースも制しており、2週連続で週末のレース完全制覇「スウィープ」を成し遂げることとなった。また、この連勝でカイル・ブッシュはドライバーズランキングでも首位に返り咲いた。
 この日最多の141周にわたりレースを支配したトゥルーエクス・Jr.は悔しい6位フィニッシュ。一時は周回遅れになるも「ラッキー・ドッグ」獲得から追い上げたエドワーズが7位でフィニッシュした。
 “トヨタ カムリ”勢はトゥルーエクス・Jr.とエドワーズ(124周)、カイル・ブッシュ(34周)、ケンゼス(20周)、デイビッド・レーガン(1周)と5人のドライバーで全334周中320周で首位を走り、レースを支配する速さを見せた。

 次戦第8戦は4月17日(日)、米国南部テネシー州ブリストルのブリストル・モーター・スピードウェイで行われる。

 TOYOTA GAZOO Racingへのご声援、ありがとうございました。次戦も応援の程よろしくお願いいたします。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「ピットとの無線交信を続け、“トヨタ カムリ”の調整を続けた。我々の“トヨタ カムリ”は速かった。特にコーナーの進入と中間までは速かったが、出口で多少調整が必要だった。チームは素晴らしい仕事をしてくれた。コースコンディションは、周回が進んで行くにつれ我々に味方してくれているように感じた。序盤はチームメイトが本当に速かった。チームにとって素晴らしい夜になった」

ドライバー マーティン・トゥルーエクス・Jr.:
「最後はタイヤが終わってしまった。ターン1と2でサイド・バイ・サイドのバトルを繰り広げた後、ターン3ではもうグリップが残っていなかった。ライバルは全車新しいタイヤに交換していたが、コース上に残った我々は、長いコーション中に空気圧を維持しようとしたのだが、逆に摩耗が進み、グリップを失ってしまった。とはいえ、この週末我々は本当に速かった。今日のようなことはこれまでにも何度か経験している。残念だが、必ずこれが好結果に繋がると今日のことはポジティブに捕らえたい」 

第7戦 Duck Commander 500 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 15 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 334
2 16 88 デイル・アーンハート・Jr. シボレー 334
3 2 22 ジョーイ・ロガーノ フォード 334
6 3 78 マーティン・トゥルーエクス・Jr. トヨタ カムリ 334
7 1 19 カール・エドワーズ トヨタ カムリ 334
11 9 20 マット・ケンゼス トヨタ カムリ 334
12 6 11 デニー・ハムリン トヨタ カムリ 334
33 31 23 デイビッド・レーガン トヨタ カムリ 328
34 29 83 マット・ディベネデット トヨタ カムリ 327

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 カイル・ブッシュ トヨタ 259
2 ジミー・ジョンソン シボレー 253
3 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 252
4 カール・エドワーズ トヨタ 241
8 デニー・ハムリン トヨタ 201
11 マーティン・トゥルーエクス・Jr. トヨタ 187
12 マット・ケンゼス トヨタ 171
30 デイビッド・レーガン トヨタ 96
34 マット・ディベネデット トヨタ 77
40 マイケル・ウォルトリップ トヨタ 12
43 ロバート・リチャードソン トヨタ 3
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 290
2 シボレー 288
3 フォード 254

※結果及びポイントは暫定 

NASCAR XFINITY SERIES
第6戦 O'Reilly Auto Parts 300

開催日:4月8日

カイル・ブッシュが今季4勝目!
“トヨタ カムリ”今季3度目の1-2フィニッシュ

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今季4勝目を挙げたカイル・ブッシュ 

 4月8日(金)にNASCARエクスフィニティ・シリーズの第6戦「O'Reilly Auto Parts 300」がテキサス・モーター・スピードウェイで開催された。
 同シリーズのテキサス戦でトヨタは過去8勝。うち7勝をカイル・ブッシュが挙げているが、昨年は当時18歳のエリック・ジョーンズが自身にとってのシリーズ初勝利をポール・トゥ・ウィンで飾っている。

 8日(金)、まだやや空には明るさが残るものの、日は沈み、コースがライトで照らされ始めた午後7時47分に1.5マイルオーバルを200周(300マイル:約480km)して競われる決勝レースがスタート。
 今季3度目のポールポジションスタートとなったカイル・ブッシュを、練習走行ではトップタイムをマークしたエリック・ジョーンズが追走。その後方からシリーズフル参戦2年目のメキシコ人ドライバー、ダニエル・サレスが続き、序盤から“トヨタ カムリ”がトップ3を占めて後続を大きく引き離していった。
 エリック・ジョーンズは69周目にカイル・ブッシュをかわし首位浮上。しかし、77周目にサレスが単独スピンを喫しコーションが出されると、エリック・ジョーンズはピット作業で痛恨のペナルティ。18位と大きく後退してしまった。
 その後はカイル・ブッシュが首位を独走。エリック・ジョーンズは徐々にポジションを取り戻していき、残り40周の時点でついにカイル・ブッシュに次ぐ2位まで復帰した。
 カイル・ブッシュは全200周中150周にわたり首位を走行しレースを支配。チームメイトのエリック・ジョーンズに3秒差をつけトップチェッカー。今季4勝目を挙げた。自身の持つテキサスでのシリーズ勝利記録を8に伸ばすと共に、シリーズ通算での勝利数も自身の記録を塗り替える80勝目。NASCAR3カテゴリーの合計では160勝目を挙げた。また、前週のカップとトラックでの勝利に続き、エクスフィニティでも勝ったことで、3戦連続で3カテゴリー全てを制することとなった。
 2位のエリック・ジョーンズは今季4度目のトップ3フィニッシュ。ランキングも5位へと浮上した。スピンにより周回遅れとなってしまったサレスは16位と、今季始めてトップ10圏外フィニッシュとなったが、それでも1ポイント差ながらドライバーズランキング首位の座を守っている。

 次戦第7戦は4月16日(土)、ブリストル・モーター・スピードウェイで行われる。

 TOYOTA GAZOO Racingへのご声援、ありがとうございました。次戦も応援の程よろしくお願いいたします。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「また新しいカウボーイハット(テキサス勝者に与えられる)を手に出来たのは良い気分だ。これまでここテキサスで我々は良い走りが出来ているし、今年もとても速かった。レース中盤こそエリック・ジョーンズやカイル・ラーソン(シボレー)も速く、先行を許したが、ピットも順調だったし、何度かの調整でバランスも向上していった。チーム、スポンサー、トヨタ、そして応援してくれたファンの皆に感謝している」

ドライバー エリック・ジョーンズ:
「ペナルティを受けることとなってしまったが、2位という結果はそれが原因ではない。最後のピットストップで十分な調整が出来なかった。コースはラバーが乗っていく毎にアンダーステアが強くなっていったが、その後またコンディションが変わっていき、そこにあわせきれなかった」 

第6戦 O'Reilly Auto Parts 300 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 1 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 200
2 2 20 エリック・ジョーンズ トヨタ カムリ 200
3 8 22 ブラッド・ケゼロウスキー フォード 200
16 3 19 ダニエル・サレス トヨタ カムリ 199
18 26 44 デイビッド・スター トヨタ カムリ 197
20 27 24 マット・ティフト トヨタ カムリ 197
26 22 28 ダコダ・アームストロング トヨタ カムリ 193
32 31 13 マット・ディベネデット トヨタ カムリ 186
38 29 14 J.J.イェリー トヨタ カムリ 40

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 ダニエル・サレス トヨタ 207
2 エリオット・サドラー シボレー 206
3 ジャスティン・アルゲイヤー シボレー 198
5 エリック・ジョーンズ トヨタ 192
14 ダコダ・アームストロング トヨタ 123
18 デイビッド・スター トヨタ 88
19 J.J.イェリー トヨタ 80
24 コリー・ラジョイ トヨタ 63
36 T.J.ベル トヨタ 15
44 ジェフ・グリーン トヨタ 7
45 ベニー・ゴードン トヨタ 6
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 254
2 シボレー 238
3 フォード 215
4 ダッジ 43

※結果及びポイントは暫定 

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