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2016年5月10日 (火)

NASCAR:カイル・ブッシュが今季3勝目一番乗り! トヨタはトラック・シリーズも制し週末制覇

2016年5月9日
トヨタ自動車株式会社 モータースポーツマーケティング部

NASCARスプリント・カップ・シリーズ第11戦カンザス

カンザスの1.5マイルオーバルで行われた第11戦は、カイル・ブッシュが勝利を挙げ、今季3勝目に一番乗り。ポールからレースを支配したマーティン・トゥルーエクス・Jr.は終盤痛恨のホイールナットトラブルで14位に終わった。キャンピング・ワールド・トラック・シリーズでは18歳のウィリアム・バイロンがキャリア5戦目にして初勝利を挙げ、トヨタはカンザスの週末の2戦を両制覇することとなった。 

NASCAR SPRINT CUP SERIES
第11戦 GoBowling 400

開催日:5月7日

カイル・ブッシュが今季3勝目一番乗り!
レースを支配したトゥルーエクス・Jr.は痛恨のホイールトラブル 

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今季3勝目を挙げたカイル・ブッシュ 

 5月7日(土)、米国中西部カンザス州カンザスシティのカンザス・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第11戦「GoBowling 400」が開催された。
 2001年開設と比較的新しいコースであるカンザスでは、年間2戦レースが行われており、トヨタ勢ではデニー・ハムリンとマット・ケンゼスが過去に勝利を挙げている。
 今季これまでの開幕10戦、トヨタ勢は開幕戦でハムリンが勝利、その後カイル・ブッシュとカール・エドワーズが2勝ずつを挙げ、3名が“チェイス”入りを確実なものとしている。毎戦首位争いに絡みながらも不運な結果が続いているケンゼス、そして今季初のポールポジションを獲得したマーティン・トゥルーエクス・Jr.の勝利に期待がかかった。

 まだ空には明るさの残る午後7時48分に1.5マイルオーバルを267周(400マイル:約640km)して競われる決勝レースがスタートした。ポールポジションのトゥルーエクス・Jr.がスタートから首位を逃げ、予選2番手のケンゼス、6番手のカイル・ブッシュらが前半首位を争った。
 59周目の2度目のイエローコーションで再び首位を奪ったトゥルーエクス・Jr.は首位を快走。圧倒的な速さで中盤以降もレースを支配した。
 しかし、トゥルーエクス・Jr.は残り50周強というところで、ホイールからの異常振動で予定外のピットイン。ホイールナットのトラブルでグリーンフラッグ下でのピットインを強いられ、周回遅れとなってしまった。
 変わって首位に立ったのはカイル・ブッシュ。最後は追いすがるライバルを振り切りトップチェッカー。今季3勝目へ一番乗りとなった。トヨタは今季6勝目。
 レースを通して首位を争ったケンゼスは4位でチェッカーを受け、今季初となるトップ5フィニッシュを果たした。
 カイル・ブッシュはカップ・シリーズでのカンザス初勝利。現在シリーズが行われているコースの中でカイル・ブッシュが未勝利なのはポコノとシャーロットの2コースのみとなった。

 次戦第12戦は5月15日(日)、米国東部デラウェア州ドーバーのドーバー・インターナショナル・スピードウェイで行われる。

トヨタモータースポーツニュース

ドライバー カイル・ブッシュ:
「とても大きな勝利だ。まずは素晴らしい“トヨタ カムリ”を仕上げてくれたチームとスタッフ全員に感謝したい。レースの序盤から中盤にかけては最高の調子ではなかったが、クルーチーフとスタッフが努力を続けて最後は最高の状態に仕上げてくれた。78号車(マーティン・トゥルーエクス・Jr.)は恐らく今日最速だったが、我々は諦めず戦い続けた。(未勝利コースでの勝利について)残る2つはこれまでにも何度も勝てそうなチャンスがあったが、ここではあまりなかった。それだけに自信に繋がるし、嬉しい勝利だ」 
第11戦 GoBowling 400 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 6 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 267
2 26 4 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 267
3 4 41 カート・ブッシュ シボレー 267
4 2 20 マット・ケンゼス トヨタ カムリ 267
11 12 19 カール・エドワーズ トヨタ カムリ 267
14 1 78 マーティン・トゥルーエクス・Jr. トヨタ カムリ 267
29 34 23 デイビッド・レーガン トヨタ カムリ 264
30 24 83 マット・ディベネデット トヨタ カムリ 264
37 3 11 デニー・ハムリン トヨタ カムリ 240

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 390
2 カイル・ブッシュ トヨタ 386
3 カール・エドワーズ トヨタ 367
10 マーティン・トゥルーエクス・Jr. トヨタ 303
13 デニー・ハムリン トヨタ 273
14 マット・ケンゼス トヨタ 269
31 マット・ディベネデット トヨタ 140
32 デイビッド・レーガン トヨタ 137
39 マイケル・ウォルトリップ トヨタ 42
45 ロバート・リチャードソン トヨタ 3
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 464
2 シボレー 443
3 フォード 404

※結果及びポイントは暫定

 
NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第4戦 Toyota Tundra 250

開催日:5月6日

18歳のウィリアム・バイロンがキャリア初勝利!

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18歳でキャリア初勝利を挙げたウィリアム・バイロン(右)とチームオーナーのカイル・ブッシュ(左) 

 NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第4戦「Toyota Tundra 250」が5月6日(金)にカンザス・スピードウェイで開催された。
 前戦マーティンズビルから約1か月のインターバルを経ての開催。同シリーズのカンザス戦でトヨタは過去5勝。特に現在は3連勝中で、うち2勝をマット・クラフトンが挙げている。

 夜もとっぷり暮れた午後8時52分、1.5マイルオーバルを167周(250.5マイル:約400km)して競われる決勝レースがスタート。トラック・シリーズならではのグリーンフラッグラン20分間制限での2度のイエローコーションの他、序盤は数周毎にアクシデントでのイエローコーションが多発する大荒れのレースとなった。
 そんな中、中盤に入ると2度のシリーズチャンピオン経験者であるベテラン、マット・クラフトンが首位に浮上。これに、最前列2番手からスタートした18歳のウィリアム・バイロンが食らいつく展開に。135周目、この日9度目のイエローコーションからの再スタートでバイロンが首位を奪うと、後続を引き離し、独走状態となった。
 首位のバイロンを21歳のクリストファー・ベルが追い、カイル・ブッシュ・モータースポーツの若手による1-2体制に。レースが残り5周を切ると、首位と2位の差は5秒以上となり、バイロンの初勝利は確実かと思われた。
 しかし、残り3周というところでスピン車両によりイエローコーション。レースは最後の2周で決される「オーバータイム」に。
 再スタートではトップのバイロンがやや出遅れ、3位に後退。前戦マーティンズビルで初のポールポジションを獲得した19歳のベン・ローズが5位から2位へジャンプアップ。首位を追ってファイナルラップに入った。ファイナルラップの第4ターン進入で、インからのパスを試みたローズは首位の車両と接触、2台はスピンしながら壁にクラッシュ。レースはこの時点で順位凍結となり、クラッシュした2台をかわしたバイロンがキャリア初勝利を挙げることとなった。
 前戦マーティンズビルで3位と初のトップ5フィニッシュを果たし速さを示した18歳のバイロンは、シリーズ参戦わずか5戦目にしての初勝利。バイロンは、トヨタ勢のシリーズレギュラーとして初めて、今季よりトラック・シリーズでも採用の決まった“チェイス”への進出を決めた。
 ベルが4位で今季初のトップ5フィニッシュ。6位にカップ・シリーズドライバーのマーティン・トゥルーエクス・Jr.の実弟であるライアン・トゥルーエクスが入った。ベテランのティモシー・ピーターズもレースを通して上位を争い、8位で今季4戦中3度目のトップ10フィニッシュ。この結果、ピーターズがドライバーズランキング首位に躍り出た。

 次戦第5戦は5月13日(金)にドーバー・インターナショナル・スピードウェイで開催される。

ドライバー ウィリアム・バイロン:
「終盤の幾度かの再スタートはクレイジーだった。終盤のイエローが出るまでのグリーンフラッグランでは首位を快走出来、コーションが出ないことを祈っていたが、そうはいかなかった。しかし、最後までクルーチーフが励ましてくれた。ついに夢が叶った。私は6歳の頃からトラック・シリーズを見てきているが、レースを始めたのは14歳と遅かった。“トヨタ タンドラ”でトラック・シリーズを戦い、ここに立っているなんて信じられない」 

第4戦 Toyota Tundra 250 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 2 9 ウィリアム・バイロン トヨタ タンドラ 170
2 13 88 マット・クラフトン トヨタ タンドラ 170
3 9 19 ダニエル・ヘムリック フォード 170
4 5 4 クリストファー・ベル トヨタ タンドラ 170
6 21 81 ライアン・トゥルーエクス トヨタ タンドラ 170
8 8 17 ティモシー・ピーターズ トヨタ タンドラ 170
14 7 11 マット・ティフト トヨタ タンドラ 170
18 10 41 ベン・ローズ トヨタ タンドラ 169
19 15 13 キャメロン・ヘイリー トヨタ タンドラ 169
22 31 98 リコ・アブリュー トヨタ タンドラ 167
25 29 22 オースティン・セルフ トヨタ タンドラ 161
27 14 51 コディ・コーリン トヨタ タンドラ 145
選手権 ポイント表
ドライバーズポイント順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 ティモシー・ピーターズ トヨタ 103
2 ダニエル・ヘムリック フォード 95
3 ライアン・トゥルーエクス トヨタ 93
6 マット・クラフトン トヨタ 88
7 ウィリアム・バイロン トヨタ 87
11 キャメロン・ヘイリー トヨタ 81
12 ベン・ローズ トヨタ 77
14 クリストファー・ベル トヨタ 69
17 リコ・アブリュー トヨタ 60
18 オースティン・セルフ トヨタ 57
24 カレブ・ホルマン トヨタ 24
27 マット・ティフト トヨタ 19
29 シェイン・リー トヨタ 16
31 クリス・フォンテイン トヨタ 11
36 コディ・コーリン トヨタ 8
38 ジャスティン・ヘイリー トヨタ 7
マニュファクチャラーズポイント順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 137
2 シボレー 131
3 フォード 114
4 RAM 8

※結果及びポイントは暫定

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