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2016年6月22日 (水)

WEC,LM24:ポルシェ ファンの皆様へ

6月18日・19日に開催された2016年ル・マン24時間レース。ポルシェの919ハイブリッドはトヨタと優勝を賭けた激しい一騎打ちを展開しましたが、誰も予想しなかったエンディングを迎えることになりました。誰もがトヨタの勝利を確信していたレース終了まで残り3分となった時、カーナンバー5のトヨタTS050ハイブリッドに突然トラブルが発生し、コース上でストップしました。そして263,000人の大観衆の前で最初にチェッカーフラッグを受けたのは、カーナンバー2のポルシェ919ハイブリッドでした。

一方、カーナンバー1のポルシェ919ハイブリッドは、現世界耐久選手権王者であるティモ・ベルンハルト/ブレンドン・ハートレー/マーク・ウェバー組がドライブしました。夜間の長いピットストップによって一時順位を落としましたが、その後の巻き返しによって総合13位でフィニッシュしました。これは、LMP1クラスでは5位の結果でした。

カーナンバー2のポルシェ919ハイブリッドではマルク・リーブが4連続スティントで強さを発揮し、時折レースをリードしました。レース終盤では最高でも2位フィニッシュという場面が何度もありましたが、最終ラップに入る前にトップのトヨタが突然のトラブルによりコース上で停止し、919ハイブリッドが優勝しました。

今回のル・マンでは、ポルシェはFIA世界耐久選手権(WEC)のマニュファクチュアラー部門で合計71ポイントを獲得しました。ル・マン24時間レースでは、6時間で競われる他の8戦の倍のポイントが与えられます。この結果、ポルシェは127ポイントでアウディ(95ポイント)とトヨタ(79ポイント)をリードしています。また、ドライバー部門では、デュマ/ジャニ/リーブが合計94ポイントで、2位に39ポイント差をつけています。

こうして、世界で最も過酷な自動車レースであるル・マンにおいてポルシェが18回目の総合優勝を果たしました。最多優勝記録保持者であり、タイトルディフェンダーでもあるポルシェ本社には、2年連続で勝利の証であるトロフィーが飾られることとなりました。
 
フリッツ・エンツィンガー(LMP1担当副社長)
まず、今回のレースでトヨタが見せた感動的なパフォーマンスに対して敬意を払いたいと思います。彼らとは素晴らしい戦いができました。フィニッシュ直前まで、私達は2位になるだろうと思っていましたが、突然にル・マン2連勝を獲得することになりました。ヴァイザッハのすばらしいチーム、ここル・マンのチーム、そしてポルシェの従業員全員およびファンの皆様のサポートに感謝しています。

アンドレア・ザイドル(チーム監督)
まず、ケルンの仲間であり友人であるトヨタの無念をお察しします。このような偉大なレースでの優勝を最終ラップで逃すことは、どんなに手強いライバルにも起こって欲しくないことです。しかし、モータースポーツでは最後まで何が起きるかわかりません。これこそ私達がこのスポーツを愛して止まない理由でもあります。激しい戦いの末に得た勝利です。私達は、トヨタにプレッシャーをかけ続け、レース全体を通じて全力を出し切りました。また、ドライバー達もよく頑張りました。トップの入れ替わりが激しいレースでもありました。919ハイブリッドの開発と準備を開始して以来、私達は常に強力なパフォーマンスを発揮してきました。これは、レースチームだけではなく、ヴァイザッハの同僚達にも言えることです。カーナンバー2のクルー達の歓びも、カーナンバー1のメンバーの悔しさも、私にはどちらもよくわかります。トラブルと長い修理がなければ、カーナンバー1も優勝争いに加わっていたでしょう。ル・マンでの勝利はシーズンのハイライトであり、私達がわずか3年目にして2連勝を達成できたのは信じ難いことです。今、私達は希望に満ちています。ここで、沢山のポイントを稼ぐことができたので、2つのタイトル防衛を目指します。

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