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2016年7月

2016年7月31日 (日)

プレマ/セオドールレーシング ユーロF3で危険なコンディションの中 1-2フィニッシュを達成

Ad77fd7dc2fa42d79fcf19201f6847cc(C) Prema/Theodore Racing

2016年7月29日
ベルギー/スパ フランコルシャン

プレマ/セオドールレーシングはベルギーの伝統のサーキットであるスパ・フランコルシャンで行われたユーロF3 Rd.7のレース1でまたもや1-2フィニッシュを飾った。

 ランス・ストロール(#1)とマキシミリアン・グンター(#17)はレース1のスターティンググリッドの最前列に並べたものの、この日は朝から豪雨と言って良いほどのひどい雨。時折、視界が遮られる状況の中、レースはセーフティーカースタートとなった。
 4周でコースコンディションに回復の兆しが見えた為、セーフティーカーがピットイン。ランスとマキシミリアンはポジションの有利さを積極的に活かし一気に後方を引き離した。
 結局、ランスはチームメイトのグンターに8秒の大差を付けてゴール。今シーズン、見慣れた光景となりつつある1-2フィニッシュを飾った。ニック・キャシディ(#2)はこの大変なコンディションの中で4位、ラルフ・アーロン(#16)は8位でゴールとなった。

 この大雨のコンディションから一転、ドライコンディションとなったレース2はチーム全体が原因不明の不調襲われる。このレース2ではグンターの7位が最上位と言う今年のチームのパフォーマンスを考えると、およそ考えられない結果となった。
 またランスは他車にぶつけられ、この事が原因でタイヤを切ってしまいパンクチャーにより後退。ニックはグラベルへ飛び出し、アロンはドライブするだけで精一杯と言う厳しいレースを強いられた。

ドライバーのコメント:

ランス・ストロール:
 午前中のヘビーウェットコンディションのレース1はファンタスティックなレースでした。ウェットの中で他のクルマとの距離を大幅に取れ、しかも僕のクルマは速かった。ところがドライになったレース2では状況が一変してしまった。これについては原因が判明していない。予選でも出たんだ。レース2自体はぶつけられた段階で失ったよ。

ニック・キャシディ:
 朝のレースは良かった。スタートも良く、3位を狙っていたけど残念ながら逃してしまった。
コースはあちこちで水が溢れていて、スピードがあっても対処のしようが無い状態だった。
 しかしそんな最悪のコンディションのレースでも午後のレースに比べたら全然良かったよ。
午後はペースさえ掴めないとんでも無い状況に追い込まれた。チームの全員がハマってしまった。原因は全く見当たらず、とにかくチームみんなで解決するしかない。

ラルフ・アーロン:
 雨のレースはオーバーテイクが厳しい。距離を縮める事も大変で、とにかく視界が無いんだ。本当にゼロに近い。だから自分はひたすら周囲に誰もいない事を願っていたよ。
 ドライコンディションの時、何かがあり全員が外してしまった。これは大変な状況だった。皆が皆、そこにいるべきではないポジションにいた。とにかく夜を徹してでも解決しなければならない。

マキシミリアン・グンター:
 僕はランスと同じ意見でセーフティーカーがいる時間が長過ぎると感じていた。他の皆がその状況に疑問を持っていないのであれば、それはそれで良いけど自分としてはちょっと納得いかないなぁ...。みんなはどうなんだろうか?
自分のレース自体は良かったし、ポディウムフィニッシュもできた。それはそれで良かったと思う。
 が、しかし、レース2では4番手まで行っていたんだけど、昨日からは原因不明の問題にハマってしまっていてそれが再発したんだ。原因は分からない。そのハマったままのレースになってしまった。これはいったいなんなんだ?と思うくらいに酷い。昨日よりは少し良くなったんだけど、普通のコンディションすら遠いね。

プレマ/セオドールレーシング

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FIA-F3:Rd.7スパ・フランコルシャン レース結果

Lance Stroll (C)DTM/Euro F3 Media 拡大します

George Russell (C)DTM/Euro F3 Media 拡大します

Joel Eriksson (C)DTM/Euro F3 Media 拡大します

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GP2:Rd.7ホッケンハイム 第1レース結果

■セルゲイ・シロトキン(ART)がポールトゥウィン

Sergey Sirotkin (C)GP2 Series Media Service 拡大します

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GP3:Rd.5ハンガロリンク 予選結果

Alexander Albon (C)GP3 Series Media Service 拡大します

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INDY:Rd.13ミッドオハイオ 予選結果

■シモン・パジェーノ(シボレー)が今シーズン6回目のポールポジション

シモン・パジェーノ (C)indycar media 拡大します

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2016年7月30日 (土)

NASCAR:Rd.21ポコノ 予選結果

マーチン・トゥルックスJr. (C)nascarmedia 拡大します

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GP2:Rd.7ホッケンハイム 予選結果

Sergey Sirotkin (C)GP2 Series Media Service 拡大します

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2016年7月29日 (金)

FIA-F3:Rd.7スパ・フランコルシャン 予選結果

20160728fia_f3_r07_1l Lance Stroll  (C)FIA-F3

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NASCAR:カイル・ブッシュが今季4勝目! 史上初の同一週末2カテゴリーでポール・トゥ・ウィン!

2016年7月25日
トヨタ自動車株式会社 モータースポーツマーケティング部

NASCARスプリント・カップ・シリーズ第20戦インディアナポリス

「インディ500」の舞台インディアナポリスでスプリント・カップ・シリーズとエクスフィニティ・シリーズが開催。カイル・ブッシュがNASCAR史上初めてとなる、同一週末の2カテゴリーレースをポール・トゥ・ウィンで完全制覇するという偉業を成し遂げた。エルドラのダートコースで行われたキャンピング・ワールド・トラック・シリーズでは、ディフェンディングウィナーのクリストファー・ベルが健闘するも惜しくも2位。2年連続勝利はならなかった。 

NASCAR SPRINT CUP SERIES
第20戦 Combat Wounded Coalition 400

開催日:7月24日

カイル・ブッシュが今季4勝目!
史上初の同一週末2カテゴリーでポール・トゥ・ウィン!
 

16nascar22_1

NASCAR史上初の同一週末2カテゴリーポール・トゥ・ウィンを達成したカイル・ブッシュ

 
 7月24日(日)、米国中部インディアナ州インディアナポリスのインディアナポリス・モーター・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第20戦「Combat Wounded Coalition 400」が開催された。
 「インディ500」の開催地であり、モータースポーツの聖地のひとつとして知られるインディアナポリス。開設当時路面はレンガ敷きだったことから「ブリックヤード」の愛称を持ち、今でもスタート・フィニッシュライン付近の1ヤード(約90cm)のみレンガの部分が残されている。100年以上の歴史を持つコースだが、NASCARが開催されるようになったのは比較的最近で、1994年から。トヨタはこの「ブリックヤード」でなかなか勝利を挙げられなかったが、昨年、カイル・ブッシュが初勝利を挙げた。
 そのカイル・ブッシュは前日行われたエクスフィニティ・シリーズをポール・トゥ・ウィンで圧勝しており、昨年成し遂げた同一週末2カテゴリーインディアナポリス制覇の再現に期待がかかった。

 24日(日)午後3時22分に2.5マイルオーバルを160周(400マイル:約640km)して競われる決勝レースがスタートした。
 今季2度目のポールポジションからスタートしたカイル・ブッシュは、前半戦こそ何度かライバルの先行を許したが、62周目に首位を奪還すると、その後は首位を独走。カール・エドワーズ、マット・ケンゼス、マーティン・トゥルーエクス・Jr.、デニー・ハムリンもトップ5圏内でカイル・ブッシュを追い、“トヨタ カムリ”勢がレースを支配した。

トヨタモータースポーツニュース

 

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2016年7月26日 (火)

NASCAR:Rd.20インディアナポリス レース結果

■カイル・ブッシュ(トヨタ)が今シーズン4勝目

カイル・ブッシュ (C)nascarmedia 拡大します

(C)nascarmedia 拡大します

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2016年7月25日 (月)

GP3:Rd.4ハンガロリンク レース結果

■福住 仁嶺(ART)が連続4位

Matthew Parry (C)GP3 Series Media Service 拡大します

Alexander Albon (C)GP3 Series Media Service 拡大します

(C)GP3 Series Media Service 拡大します

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GP2:Rd.6ハンガロリンク 第2レース結果

Sergey Sirotkin (C)GP2 Series Media Service 拡大します

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WEC:Rd.4ニュルブルクリンク レース結果

■ポルシェ1号車がアウディを下して逆転勝利
  トヨタ勢は5-6位フィニッシュ

Car # 1 Porsche 919 Hybrid (C)WEC 拡大します

(C)WEC 拡大します

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2016年7月24日 (日)

WEC:天候に翻弄され、TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは3列目から決勝へ

16wec_rd4_q2016年7月23日(現地時間)
トヨタ自動車株式会社 モータースポーツマーケティング部

WEC第4戦 ニュルブルクリンク6時間 公式予選
FIA世界耐久選手権(WEC)第4戦ニュルブルクリンク6時間レースの予選が行われた。TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは変わりやすい天候に翻弄され満足いくアタックが出来ず、5,6番手でグリッド3列目から明日の決勝レースに臨むこととなった。

TS050 HYBRID #5号車:(中嶋一貴、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ)
公式練習第3回目:  2番手 (1分41秒293), 28周
公式予選:  6番手 (平均1分40秒748)

TS050 HYBRID #6号車:(小林可夢偉、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
公式練習第3回目:  6番手 (1分42秒309), 30周
公式予選:  5番手 (平均1分40秒639)

朝から断続的な雨に見舞われ、変わりやすいコンディションの中で、チームはタイヤチョイスやセッティングに悩まされる一日となった。

午前中の公式練習第3回目は、霧のために予定より45分遅れで実施。ウェットコンディションで開始されたが、雨は止み、セッションが進むにつれてコースコンディションが改善していき、中盤以降はドライでの走行になった。2台のTS050 HYBRIDは、ライバル勢と遜色のないタイムを叩き出し、予選、決勝での走りにも期待がかかった。

しかし、予選のグリーンライトが点灯する直前から軽い雨が降り始め、セバスチャン・ブエミと小林可夢偉がドライブする2台のTS050 HYBRIDは、インターミディエイト・タイヤで最初のアタックに向かった。しかし、雨はすぐに上がってコースのライン上は乾き始め、2台は共に1周のアタックの後すぐにピットへ戻り、ドライ仕様のタイヤへと交換した。

同時にこのピットでブエミはアンソニー・デビッドソンへ、小林はステファン・サラザンへとドライバーを交代し、共にラップタイムを2秒以上更新した。

WECの予選では、2人のドライバーそれぞれのベストタイムの平均でグリッドが決定されるため、ブエミと小林はドライタイヤで再度アタック。
2人はインターミディエイト・タイヤでのタイムは更新したが、アタックラップ中に再び雨が降り始めて一気に路面コンディションが悪化。結局グリッドポジションを上げることは出来なかった。2台のTS050 HYBRIDは3列目から明日の6時間レースに臨むこととなる。

決勝レースは、24日(日)の午後1時(日本時間・午後8時)にスタートが切られる。

トヨタモータースポーツニュース

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NASCAR:Rd.20インディアナポリス 予選結果

■カイル・ブッシュ(トヨタ)が今シーズン2回目のポール獲得

カイル・ブッシュ (C)nascarmedia 拡大します

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GP2:Rd.6ハンガリー 第1レース結果

■ピエール・ガスリー(プレマ)がポールトゥウィン

Pierre Gasly (C)GP2 Series Media Service 拡大します (C)GP2 Series Media Service 拡大します

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WEC:Rd.4ニュルブルクリンク 予選結果

■アウディ巻き返しの1-2グリッド、トヨタは5-6番手スタートに

Audi R18 (2016) #7 (Audi Sport Team Joest), Marcel Fassler, Andre Lotterer (C)AUDI Motorsport 拡大します

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2016年7月23日 (土)

GP3:Rd.4ハンガロリンク 予選結果

Nyck De Vries (C)GP3 Series Media Service 拡大します

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WEC:TOYOTA GAZOO Racing 新空力パッケージのTS050 HYBRIDに手応え

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2016年7月22日(現地発)
トヨタ自動車株式会社 モータースポーツマーケティング部

WEC第4戦ニュルブルクリンク6時間 公式練習
FIA世界耐久選手権(WEC)第4戦ニュルブルクリンク6時間レースが開幕。初日の7月22日(金)には2度にわたる公式練習走行が行われた。TOYOTA GAZOO Racingは、新空力パッケージのTS050 HYBRIDで着実な手応えを得た。

TS050 HYBRID #5号車:(中嶋一貴、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ)
公式練習第1回目: 5番手 (1分42秒593), 34周
公式練習第2回目: 6番手 (1分42秒325), 40周

TS050 HYBRID #6号車:(小林可夢偉、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
公式練習第1回目: 6番手 (1分43秒635), 35周
公式練習第2回目: 4番手 (1分41秒822), 46周

TOYOTA GAZOO Racingの本拠地があるドイツ・ケルンから90km程に位置するニュルブルクリンク・サーキット。ここで開催される6時間レースは、メカニカルトラブルで勝利を逸した第2戦スパ、第3戦ル・マンでの雪辱を果たす絶好のチャンスである。

舞台となるグランプリコースは、1周5.148km。2台のTS050 HYBRIDは決勝レースを見据え、データの収集及びセッティング作業などの準備作業をこなした。

チームはこのニュルブルクリンク6時間レースで、シーズン後半戦へ向けて開発された超ハイダウンフォース仕様のTS050 HYBRIDをデビューさせた。この新空力パッケージは、ストレートでの最高速よりも、コーナーリング時の性能を重視している。

正午から行われた公式練習1回目では、TS050 HYBRID #5号車が1分42秒593で首位のポルシェから0.890秒差の5番手。#6号車が1分43秒635で6番手。午後4時半からの公式練習2回目には共にタイムを短縮、#6号車が1分41秒822で4番手、#5号車は1分42秒325で6番手タイムをマークした。

幸にも公式練習初日は暖かく、ドライコンディションのまま両セッションを終えることが出来、TOYOTA GAZOO Racingは2台で合計155周、約800kmをトラブル無く走破。新パッケージの最適化に向けて着実な手応えを得た。

明日23日(土)は、午前9時15分(日本時間午後4時15分)から60分間の公式練習3回目が行われた後、午後2時45分(同午後9時45分)よりLMPクラスの公式予選が行われる。決勝レースは、24日(日)の午後1時(同午後8時)にスタートが切られる。

トヨタモータースポーツニュース

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GP2:Rd.6ハンガロリンク 予選結果

■ピエール・ガスリー(プレマ)がハンガロリンクでポール
  松下 信治(ART)は4番手スタート

Pierre Gasly (C)GP2 Series Media Service 拡大します

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2016年7月22日 (金)

FIA-F3:プレマ/セオドールレーシング FIA-F3 ヨーロピアン チャンピオンシップ (ザンドフールト)

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(C)Prema/Theodore Racing

プレマ/セオドールレーシングはFIA-F3 ヨーロピアンチャンピオンシップ第6ラウンドが開催された伝統のオランダ ザンドボールドで、F3の長い歴史の中で強烈な印象に残る大活躍を演じました。DTMのサポートレースとして開催されたこのラウンドで行われた3つのレースの全てに於いて1-2フィニッシュを果たすと言う前人未踏の大記録を打ち立てました。
 
 ランス・ストロール(#1)がレース1で優勝、ニック・キャシディ(#2)が2位。 
次のレース2ではそのニックが優勝し、2位にはマキシミリアン・グンター(#17)。そして日曜日の最終レースとなったレース3ではマキシミリアンが優勝し、ニックが2位と完全優勝と全てのレースを1-2フィニッシュで終える事が出来ました。
 これによりチームは現在17戦が終了した時点で11勝と言う圧倒的な強さで選手権をリードしています。
 ルーキーのラルフ・アーロンはまだ優勝争いに絡めるところまでは来ていませんが、このウィークエンドで2ポイント稼ぎ、現在ルーキークラスのトップにいます。

ドライバーのコメント:

ランス・ストロールのコメント:
 予選時の重量チェックをうっかり忘れてしまいレース2/3のタイムが抹消され、その結果レース1以外はグリッド後方にまわされると言うアンラッキーな展開からのスタートとなってしまいました。
 このコースのレイアウトは事実上オーバーテイクが不可能なレイアウトの為、最初からレース2/3に関しては勝負権がありませんでした。そこで気持ちを切り替えてファステストを出しておこうと思い、色々とトライしてファステストを記録する事ができました。それだけクルマはスピードがありました。
 チームのミステイクもあったけど、いつもこのレベルのクルマを用意してくれるチームに感謝したいです。とにかく頭を切り替えて次のスパに集中します。

ニック・キャシディーのコメント:
 このウィークエンドはとても良かった。なかなか結果を出せない状況が続いていたからね。自分もハッピーだし、自分を担当してくれているメカや応援してくれているファンもみんなハッピーだよ。セカンドグリッドからスタートしてフィニッシュでき、結果を残せたから文句は一切ないよ。

ラルフ・アーロンのコメント:
 このコースはオーバーテイクするチャンスは殆ど無いんだ。だから予選がとても重要なポイントになる。ルーキーの中ではトップだとしてもまだまだ優勝争いに絡めていないからね。学ばなければならない事が沢山あるよ。とにかく今は次のスパのレースに集中します。

マキシミリアン・グンターのコメント:
 ザンドボールドはスタートがとても重要なんだ。良いスタートを切れてタルザンコーナー(1コーナー)でリードを奪えた。そこから先はラップタイムを常に意識しながらミスをしないように、そしてタイヤのマネージメントに神経を集中させた。
 レース中、ニックが何度か近づいてきたが、その都度スパートをかけて引き離した。すべてが自分のコントロールできる範疇内でマネジメントできた。今回はこれが大きかった。
 この優勝とボディウムフィニッシュによって自分(203P)はランス(259P)とのポイント差を縮め、逆にカラム・イロット(#6/VAR/173P)との差を引き離す事ができた。とにかくまだ諦めずにいくよ。

プレマ/セオドールレーシング

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FIA-F3:Rd6ザンドフールト レース結果

Fiaf31468769282 Start of the race, 1 (C)FIA-F3 Media

RACE ONE RESULT
Pos Driver Team Car Laps Gap
1 Lance Stroll Prema Powerteam Dallara/Mercedes 23 35m02.366s
2 Nick Cassidy Prema Powerteam Dallara/Mercedes 23 8.026s
3 Alessio Lorandi Carlin Dallara/Volkswagen 23 10.146s
4 Maximilian Gunther Prema Powerteam Dallara/Mercedes 23 11.827s
5 Callum Ilott Van Amersfoort Racing Dallara/Mercedes 23 12.102s
6 Niko Kari Motopark Dallara/Volkswagen 23 12.765s
7 George Russell HitechGP Dallara/Mercedes 23 13.328s
8 Ryan Tveter Carlin Dallara/Volkswagen 23 14.188s
9 Anthoine Hubert Van Amersfoort Racing Dallara/Mercedes 23 15.069s
10 David Beckmann kfzteile Mucke Motorsport Dallara/Mercedes 23 23.100s
11 Sergio Sette Camara Motopark Dallara/Volkswagen 23 23.710s
12 Joel Eriksson Motopark Dallara/Volkswagen 23 24.827s
13 Pedro Piquet Van Amersfoort Racing Dallara/Mercedes 23 25.180s
14 Ralf Aron Prema Powerteam Dallara/Mercedes 23 25.699s
15 Mikkel Jensen kfzteile Mucke Motorsport Dallara/Mercedes 23 27.083s
16 Guan Yu Zhou Motopark Dallara/Volkswagen 23 28.322s
17 Nikita Mazepin HitechGP Dallara/Mercedes 23 28.986s
18 Ben Barnicoat HitechGP Dallara/Mercedes 23 29.443s
19 Harrison Newey Van Amersfoort Racing Dallara/Mercedes 23 29.998s
20 Weiron Tan Carlin Dallara/Volkswagen 23 52.731s
           
RACE TWO RESULT
Pos Driver Team Car Laps Gap
1 Nick Cassidy Prema Powerteam Dallara/Mercedes 23 35m01.732s
2 Maximilian Gunther Prema Powerteam Dallara/Mercedes 23 1.136s
3 Callum Ilott Van Amersfoort Racing Dallara/Mercedes 23 4.800s
4 Anthoine Hubert Van Amersfoort Racing Dallara/Mercedes 23 7.106s
5 Alessio Lorandi Carlin Dallara/Volkswagen 23 16.559s
6 Ralf Aron Prema Powerteam Dallara/Mercedes 23 20.982s
7 David Beckmann kfzteile Mucke Motorsport Dallara/Mercedes 23 21.352s
8 Ben Barnicoat HitechGP Dallara/Mercedes 23 22.050s
9 George Russell HitechGP Dallara/Mercedes 23 22.809s
10 Joel Eriksson Motopark Dallara/Volkswagen 23 26.701s
11 Niko Kari Motopark Dallara/Volkswagen 23 27.285s
12 Harrison Newey Van Amersfoort Racing Dallara/Mercedes 23 27.974s
13 Mikkel Jensen kfzteile Mucke Motorsport Dallara/Mercedes 23 29.003s
14 Ryan Tveter Carlin Dallara/Volkswagen 23 29.420s
15 Nikita Mazepin HitechGP Dallara/Mercedes 23 30.257s
16 Pedro Piquet Van Amersfoort Racing Dallara/Mercedes 23 30.279s
17 Sergio Sette Camara Motopark Dallara/Volkswagen 23 30.859s
18 Guan Yu Zhou Motopark Dallara/Volkswagen 23 36.910s
19 Weiron Tan Carlin Dallara/Volkswagen 23 40.270s
- Lance Stroll Prema Powerteam Dallara/Mercedes 15 Retirement
           
RACE THREE RESULT
Pos Driver Team Car Laps Gap
1 Maximilian Gunther Prema Powerteam Dallara/Mercedes 23 35m17.348s
2 Nick Cassidy Prema Powerteam Dallara/Mercedes 23 1.287s
3 David Beckmann kfzteile Mucke Motorsport Dallara/Mercedes 23 7.088s
4 Alessio Lorandi Carlin Dallara/Volkswagen 23 11.032s
5 George Russell HitechGP Dallara/Mercedes 23 12.207s
6 Callum Ilott Van Amersfoort Racing Dallara/Mercedes 23 13.372s
7 Joel Eriksson Motopark Dallara/Volkswagen 23 16.121s
8 Ralf Aron Prema Powerteam Dallara/Mercedes 23 17.817s
9 Ben Barnicoat HitechGP Dallara/Mercedes 23 19.758s
10 Anthoine Hubert Van Amersfoort Racing Dallara/Mercedes 23 20.602s
11 Niko Kari Motopark Dallara/Volkswagen 23 22.232s
12 Mikkel Jensen kfzteile Mucke Motorsport Dallara/Mercedes 23 22.678s
13 Pedro Piquet Van Amersfoort Racing Dallara/Mercedes 23 23.853s
14 Ryan Tveter Carlin Dallara/Volkswagen 23 24.816s
15 Sergio Sette Camara Motopark Dallara/Volkswagen 23 28.922s
16 Guan Yu Zhou Motopark Dallara/Volkswagen 23 30.218s
17 Nikita Mazepin HitechGP Dallara/Mercedes 23 32.364s
18 Harrison Newey Van Amersfoort Racing Dallara/Mercedes 23 37.486s
19 Lance Stroll Prema Powerteam Dallara/Mercedes 22 1 Lap
- Weiron Tan Carlin Dallara/Volkswagen 17 Retirement

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2016年7月20日 (水)

NASCAR:“トヨタ カムリ”勢がレースを支配、マット・ケンゼスが今季2勝目! トヨタは週末の2カテゴリー制覇

2016年7月19日
トヨタ自動車株式会社 モータースポーツマーケティング部

NASCARスプリント・カップ・シリーズ第19戦ロードン

ニューハンプシャー州ロードンのフラットな1マイルオーバルで行われたスプリント・カップ・シリーズ第19戦では、トヨタ勢がレースの大半を支配し、マット・ケンゼスが今季2勝目を挙げた。エクスフィニティ・シリーズではカイル・ブッシュが2戦連続となるポール・トゥ・ウィンで圧勝。この週末の両レースをトヨタが制した。 

NASCAR SPRINT CUP SERIES
第19戦 New Hampshire 301

開催日:7月17日

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今季2勝目を挙げたマット・ケンゼス 

 7月17日(日)、米国北東部ニューハンプシャー州ロードンのニューハンプシャー・モーター・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第19戦「New Hampshire 301」が開催された。
 1周1.058マイルで最大バンク角も7度と低いロードンは1990年開設と比較的新しいコースで、“マジック・マイル”の愛称を持つ。カップ・シリーズでは年2戦行われており、秋の大会は“チェイス”の1戦として行われる。トヨタは過去6勝。うちマット・ケンゼスが2勝、カイル・ブッシュとデニー・ハムリンが1勝。昨年は夏と秋、両レースをトヨタが制している。

 17日(日)午後1時41分に1.058マイルオーバルを301周(318.46マイル:約510km)して競われる決勝レースがスタート。
 最前列2番手からスタートしたカイル・ブッシュが2周目に首位を奪取。3番手スタートのマーティン・トゥルーエクス・Jr.がこれを追い、45周目にはハムリンとエドワーズもポジションアップ。18番手スタートから序盤戦は苦戦を強いられていたケンゼスも徐々に調子を上げ、72周目にはトップ5へ。“トヨタ カムリ”がトップ5を占める序盤戦となった。
 この日は終盤までイエローコーションの少ない展開となったが、中盤戦もカイル・ブッシュとトゥルーエクス・Jr.が順位を入れ替えながらの首位争いを展開。3位でこのバトルを追い続けたケンゼスが、258周目にこの日初めて首位に立った。
 レースも終盤戦に入った263周目にコース上の異物によりこの日4度目のイエローコーションが出され、ほとんどの車両がピットへと向かったが、2位走行中のトゥルーエクス・Jr.にシフト系のトラブルが発生。クルーに押されてピットアウトしたが、ポジションダウン。
 このコーションでは、唯一ハムリンがピットに入らない作戦を採り首位に立ったが、再スタート後わずか2周で、ピットインしてタイヤを2本交換したケンゼスがハムリンをパスし首位を奪還した。
 カイル・ブッシュはこの日ロングランで絶好調だったが、終盤戦に入ると数周毎にアクシデントによるコーションが発生する展開となり、苦戦。首位争いからは脱落してしまった。
 285周目の再スタート直後には、8位を走行していたエドワーズが、直前の車両のスピンに巻き込まれクラッシュ。修復のため大きくタイムをロスすることとなった。
 首位に立ったケンゼスは、頻発するコーションからの再スタートも決め、追いすがるライバルを徐々に引き離して行き、最後は2秒近い大差をつけてトップチェッカー。今季2勝目を挙げた。
 トヨタ勢は、この日最多の133周で首位を走ったカイル・ブッシュと、トゥルーエクス・Jr.(123周)、ケンゼス(38周)、ハムリン(5周)の4台あわせて全301周中299周で首位を走行する圧倒的な強さを見せ、トヨタとしての今季9勝目を飾ると共に、前日のエクスフィニティ・シリーズとあわせ、この週末の両カテゴリーを制することとなった。
 “チェイス”を決めるレギュラーシーズンは残り7戦。トヨタ勢は既に5人が勝利を挙げ、“チェイス”入りをほぼ確実としている。その5人の中でも、今大会8位フィニッシュとなったカイル・ブッシュ(今季3勝)と20位に終わったエドワーズ(今季2勝)は、複数戦勝利に加え、もう一つの条件である第26戦終了時点でのランキング30位以内となるポイント(現在31位のドライバーとの充分なポイント差)を獲得したため、“チェイス”入りが確定した。ケンゼスは今大会2勝目を挙げたが、まだポイントが足りず、“チェイス”確定は次戦へ持ち越しとなった。

 次戦第20戦は7月24日(日)、米国中部インディアナ州インディアナポリスのインディアナポリス・モーター・スピードウェイで行われる。

トヨタモータースポーツニュース

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2016年7月18日 (月)

NASCAR:Rd.19ニューハンプシャー レース結果

■マット・ケンセス(トヨタ)が今シーズン2勝目

マット・ケンセス (C)nascarmedia 拡大します

(C)nascarmedia 拡大します

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DTM:Rd.5ザンドフールト 第2レース結果

■ジェイミー・グリーン(アウディ)がポールトゥウィン

Jamie Green (C)DTM/EF3 Media 拡大します

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DTM:Rd.5ザンドフールト 第2レース予選結果

Jamie Green (C)DTM/EF3 Media 拡大します

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INDY:Rd12トロント レース結果

■ウィル・パワー(シボレー)が今シーズン3勝目
  佐藤 琢磨(ホンダ)は5位にジャンプアップフィニッシュ

ウィル・パワー (C)indycar media 拡大します

佐藤 琢磨 (C)indycar media 拡大します

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2016年7月17日 (日)

DTM:Rd.5ザンドフールト 第1レース結果

■ロバート・ウィケンス(メルセデス)がポールトゥウィン

Robert Wickens (C)DTM/EF3 Media 拡大します

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DTM:Rd.5ザンドフールト 第1レース予選結果

Robert Wickens (C)DTM/EF3 Media 拡大します

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INDY:Rd.12トロント 予選結果

■トロント戦はスコット・ディクソン(シボレー)がポール

スコット・ディクソン (C)indycar media 拡大します

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2016年7月16日 (土)

NASCAR:Rd.19:ニューハンプシャー

■ジミー・ジョンソン(シボレー)が今シーズン初ポール

ジミー・ジョンソン (C)nascarmedia 拡大します

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FIA-F3:Rd.6ザンドフールト 予選結果

Maximilian Gunther (C)DTM/Euro F3 Media 拡大します

Nick Cassidy (C)DTM/Euro F3 Media 拡大します

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2016年7月12日 (火)

INDY:ミハイル・アレシンがシーズンベストタイの5位、佐藤琢磨は13番手スタートから11位でフィニッシュ (ホンダ)

In160710001h(C)Honda Motor Co Ltd.

2016.07.10 インディカー・シリーズ 第11戦 アメリカ アイオワ 決勝

2016年7月10日(日)・決勝  
会場:アイオワ・スピードウェイ  
天候:晴れ  気温:27~28℃

プラクティス、予選と、ショートオーバルでの速さを見せ続けるロシア出身のミハイル・アレシン(Schmidt Peterson Motorsports)は、予選と同様に、決勝でもHonda勢トップの成績をアイオワの地で残しました。全長0.894マイルのオーバルコースを300周して争われたレースにおいて、彼は5位フィニッシュを果たしました。予選9番手だったアレシンを含め、今日のレースでリードラップでのゴールを果たした者は5人しかいませんでした。

予選17番手と、後方からのスタートだったインディ500ウイナーのアレクサンダー・ロッシ(Andretti Herta Autosport with Curb-Agajanian)は、ルーキーながらベテランのような見事な走りを披露し続けました。特にレース終盤の走りは目覚ましく、ロッシは6位という結果を残しました。

シャシーにトラブルがあったために、予選22番手で最後尾グリッドからのスタートとなったジェームズ・ヒンチクリフ(Schmidt Peterson Motorsports)は、9位まで大きくポジションをアップしてゴールしました。そして、予選12番手だったグレアム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)は、トップ10フィニッシュが十分に可能なポジションまで順位を上げていたのですが、マシンから振動が出たために、予定より早くピットインを行いました。しかし、タイミングが悪いことに、4周後にイエローフラッグが出されて、順位を落とし、16位でのゴールとなりました。

佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)は、13番グリッドからスタートしました。序盤はタイヤの空気圧の設定がコースコンディションにマッチしていなかったため、ジリジリと18番手までポジションを下げました。しかし、レースが進んで路面のグリップが向上していく中、マシンセッティングをピットストップで巧みに調整したことで、スピードを獲得。レース終盤には、トップグループと変わらないペースを確保して周回を重ね、激しいポジション争いをくぐり抜けて、11位でチェッカーフラッグを受けました。

ホンダモータースポーツリリース

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NASCAR:燃費戦でカール・エドワーズが惜しくも2位、エクスフィニティとトラックはトヨタが制す

2016年7月11日
トヨタ自動車株式会社 モータースポーツマーケティング部

NASCAR第18戦ケンタッキー

 新舗装となったケンタッキーで3カテゴリー全てが開催。スプリント・カップ・シリーズは燃費戦となり、カール・エドワーズが惜しくも2位フィニッシュ。エクスフィニティ・シリーズではカイル・ブッシュが圧勝で今季5勝目を挙げた。キャンピング・ワールド・トラック・シリーズでは18歳の期待のルーキー、ウィリアム・バイロンが4勝目を挙げ、トヨタはこのクラス8連勝を飾った。 

NASCAR SPRINT CUP SERIES
第18戦 Quaker State 400

開催日:7月9日

“トヨタ カムリ”勢善戦も及ばず。
燃費戦でカール・エドワーズが2位

16nascar20_12位フィニッシュとなったカール・エドワーズ(#19)

 7月9日(土)、米国中東部ケンタッキー州スパルタのケンタッキー・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第18戦「Quaker State 400」が開催された。
 ケンタッキーは2000年に開設された比較的新しいコースで、カップ・シリーズ戦は2011年から行われている。トヨタ勢は過去5戦中3勝。カイル・ブッシュが初レースとなった2011年と昨年の2勝を挙げ、2013年にはマット・ケンゼスが勝利している。
 今季よりケンタッキーはコース舗装が一新され、第1,第2ターンのバンク角や形状も若干変更された。また、今大会は先月の第15戦ミシガンに続き、空力などの新たな規則の下による新パッケージでの2戦目となる。
 “トヨタ カムリ”を生産している現地工場があり、生まれ故郷とも言えるケンタッキーでの勝利に期待がかかった。

 7日(木)の練習走行は予定通り行われたが、8日(金)は朝から激しい雨に見舞われ、夕方予定されていた予選はキャンセルに。スターティンググリッドはオーナーポイント順で決定された。
 9日(土)午後7時50分に1.5マイルオーバルを267周(400.5マイル:約640km)して競われる決勝レースがスタート。序盤から中盤にかけては、新しい舗装によるものか、スピンやクラッシュの多発する荒れた展開となった。
 そんな中、“トヨタ カムリ”勢は巻き込まれることなく、順調に上位争いを展開。カイル・ブッシュとケンゼスに加え、この日絶好調だったマーティン・トゥルーエクス・Jr.が中盤戦は首位を争った。
 レースが約4分の3を経過した194周目、コース記録タイとなる11回目のイエローコーション。全車ピットへ向かったが、燃費的に最後まで走り切るのは厳しいタイミングでのピットとなった。このコーション発生時、2位につけていたトゥルーエクス・Jr.は、ピットロードでインからの追い越しをとられ痛恨のペナルティ。22位へと後退を余儀なくされてしまった。
 ケンゼスとカイル・ブッシュが2,3位、エドワーズが5位で再スタート。ポジションを落としたトゥルーエクス・Jr.も猛烈な追い上げを開始した。
 この日速さを見せたトゥルーエクス・Jr.は、239周目には3位へと浮上。2位のケンゼスに迫った。
 開始からイエローコーションが多発したレースだったが、終盤は全くコーションの出ない展開に。残り20周あたりからグリーンフラッグ走行下での給油ピット作業が始まった。5位走行中のカイル・ブッシュ、続いて3位につけていたトゥルーエクス・Jr.もピットへ。ケンゼスはやや引っ張ったものの残り5周でピットイン。トヨタ勢ではエドワーズだけが最後まで走り切る作戦に出た。
 燃費走行を続けたエドワーズは、ケンゼスがピットインしたことで残り5周の時点で首位を行くブラッド・ケゼロウスキー(フォード)に10秒差の2位に浮上。しかし、ケゼロウスキーも最後まで走り切る作戦を採り、最後は燃費戦となった。
 エドワーズは燃料の厳しいケゼロウスキーとの差をみるみる詰め、ファイナルラップにはテール・トゥ・ノーズに。逆転勝利なるかと思われたが、僅か0.175秒及ばず、2位でチェッカーとなった。
 ケンゼスは8位、トゥルーエクス・Jr.が10位、カイル・ブッシュは12位に終わった。

 次戦第19戦は7月17日(日)、米国北東部ニューハンプシャー州ロードンのニューハンプシャー・モーター・スピードウェイで行われる。

トヨタモータースポーツニュース

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2016年7月11日 (月)

INDY:Rd.11アイオワ レース結果

■ヨセフ・ニューガーデン(シボレー)が今シーズン初優勝

ヨセフ・ニューガーデン (C)indycar media 拡大します 

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GP2:マ/セオドールレーシング GP2シルバーストン 今季二度目の1-2フィニッシュ!

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(C)Theodore Racing

プレマ/セオドールレーシングはGP2 シルバーストン 土曜日のフィーチャーレースで今季二度目の1-2フィニッシュを決めパーフェクトウィンを達成しました。
 これによりドライバーズランキングで1-2位、 チームランキングも1位と今後のチャンピオンシップを有利に展開できる位置へ付ける事に成功しました。
 レッドブルジュニアのピエール・ギャスレイ(#21)は今季初優勝。チームメイトのルーキー アントニオ・ジォビナッツィ(#20)は最終ラップの最終コーナーでオーバーテイクを仕掛けて成功。2位の座を手にしこの快挙にレッドブルのヘルムート・マルコも握手を求めアントニオを祝福しました。
 ドライバーズポイントではギャスリー72ポイントでトップ。アントニオは二位。ミッチー・エバンス(#7/カンポス/KFC)が三位と続いています。

セオドールレーシング マネージングディレクター
デビッド・ケネディ:
 今日は本当に記録的な日だった。ふたりのドライバーはチームのプランをパーフェクトに実現した。私はアントニオの最終ラップの最終コーナーでオーバーテイクを仕掛けたあのスキルと頭脳の凄さと彼の感性に本当に驚いている。今日は本当に劇的な日でした。

#20 アントニオ・ジォビナッツィ(KFC):
 今日のこのリザルトの1-2フィニッシュ。本当にハッピーです。レースはかなり厳しく最初の数ラップでオプションタイヤにディグラデーションが発生し、更にトラフィックにはまってしまいました。
 そこでピットに入れるタイミングになってすぐにピットインしプライムタイヤへ変更しました。プライムタイヤとの相性は抜群ですぐにペースを掴み、順位を次々に上げる事に成功しました。
 最終ラップでルカ・ジオット(#15/トライデント)をオーバーテイクして3位へ上がり、前を行くオリバー・ローランド(#22/MPモータースポーツ)を最終コーナー手前でキャッチ。オーバーテイクし2位の座を得ました。クルマはのバランスはとても良いので明日も良い結果を出せると思います。

#21 ピエール・ギャスレー(レッドブル)
 本当にファンタスティックな一日でした。ポールのノーマン・ナト(#3/レーシングエンジニアリング)に対して二番グリッドからのスタートでレースを勝つにはかなり厳しい状態であると覚悟しました。
 オプションタイヤからスタートして何とかマイレッジを長めにしようと走りました。その為、ローランドやアントニオより1周ずらして、後からタイヤ交換に入りました。
 プライムタイヤに変えてからナトに追いつく為、もう全力でプッシュ。それはもう今までやった事が無い位のプッシュをして追いつきました。
 前回のレッドブルリングでは完全な自分のミスで全てを失ってしまい、最悪の状況の中で気持ちを落ち着かせ、もの凄いプレッシャーの中でこの週末を迎えました。だから今日がターニングポイントとして流れを変えるキッカケとなりシーズンエンドまでこの好調の波を持っていきたいと思っています。
 チームのつくるこのマシンは本当にファンタスティックです。これだけのセットアップを施せる技術に僕自身、驚いています。この1-2フィニッシュは彼らの努力の賜物です。

プレマ・セオドールレーシング

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NASCAR:Rd.18ケンタッキー レース結果

■ブラッド・ケセロウスキー(フォード)が今シーズン4勝目

ブラッド・ケセロウスキー (C)nascarmedia 拡大します

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GP2:Rd.5シルバーストーン 第2レース結果

Jordan King (C)GP2 Series Media Service 拡大します

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2016年7月10日 (日)

GP2:Rd.5シルバーストーン 第1レース結果

■ピエール・ガスリー(プレマ)がシリーズ初優勝を飾る
  松下 信治(ART)は6位入賞

Pierre Gasly (C)GP2 Series Media Service 拡大します

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INDY:Rd.11アイオワ 予選結果

■シモン・パジェーノ(シボレー)が今シーズン5回目のポールポジション
  チームペンスキー、モータースポーツ通算500回目の記念すべきポール

シモン・パジェーノ (C)indycar media 拡大します

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2016年7月 9日 (土)

NASCAR:Rd.18ケンタッキー 予選結果

■雨で中止のケンタッキー予選、ランキングトップのケビン・ハービック(シボレー)が今シーズン初ポール

ケビン・ハービック (C)nascarmedia 拡大します

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GP2:Rd.5シルバーストーン 予選結果

Norman Nato (C)GP2 Series Media Service 拡大します

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2016年7月 5日 (火)

GP2:プレマ/セオドールレーシング スプリントレースで二人のドライバーがポイント獲得

77ba41416c2a40c090dea8603a1ff261(C) Theodore Racing

土曜日のフューチャーレースは、金曜日の予選で素晴らしい走りを決めたアントニオ・ジオビナッツィ(#20/KFC)が二番グリッド、ピエール・ギャスリー(#21/レッドブル)が三番グリッドと好位置に付けてのスタート。

 スタートダッシュも決め、ポールのセルゲイ・シロトキン(#2/ART)を一気にかわし、ピエール-アントニオのプレマ/セオドール 1-2体制でレースをリードしたものの、途中からコースの一部が土砂降りの雨と言う大荒れのコンディションとなった。一部がドライ、一部がヘビーレインと言う難しいコンディションの中、トップを快走していたピエールはコースに散乱していたパーツ等、荒れた路面に足を救われてコースオフ。これにアレックス・リン(#5/DAMS)も巻き込まれ、同じくコースオフすると言う波乱の展開となった。
 他でも随所でコース上に停まっている車輌が発生した為、赤旗中断。全車ピットに戻り暫くの中断の後、セーフティーカー先導でレース再開が決定し、続々とコースインする中、この時点でトップのアントニオのマシンにオルタネータのトラブルが発生。結局、再開されたレースに参加できず、ここでリタイアとなってしまった。
 このフューチャーレースでのダブルリタイアと言う最悪の結果の為、ほぼ最後尾からのスタートを余儀なくされたふたりは日曜日のスプリントレースでは一転。完全なウェットコンディションとなったこのレースで果敢なオーバーテイクを次々に決め、アントニオが五位、ピエールが七位と言う素晴らしい結果を残しました。
  
ドライバーのコメント:  

#20 アントニオ・ジオビナッツィ(KFC):
 スプリントレースでは素晴らしいレースができました。雨の為、セーフティーカースタートとなりオープニングラップで十七番手から十一位までポジションアップする事に成功しました。
 相当プッシュしてとにかく早く順位を上げなくてはと思って走っていましたがターン5でミステイクをしてしまいました。ここでペースを本来のペースに戻し、次のセーフティーカーが入った時にタイヤを冷やし、再スタートに備えていました。
 僕のいたポジションはアントニオをはじめ強豪が固まっていて、セーフティーカー中に考えて再スタートで一気にスパートを掛けてプッシュ。
 最後の5ラップは猛アタックして最後にチームメイトのアントニオもオーバーテイクできて五位までポジションを上げたところでチェッカー。スタートポジションから考えたら大いに満足しています。

#21 ピエール・ギャスリー(Red Bull)
 結果から言うと二十番グリッドから七位までリカバーすることができたので良かったと思います。この日のレースはトリッキーで最初の方はポジションUPしましたが、相手がシロトキン、アントニオやアレックス・リン等が一塊で五番手から十一番手まで固まっていましたから本当にハードでした。
 最後の方はコースが乾くのが思ったより早く、リアタイヤの消耗を加速させてしまいかなり辛い展開になっていました。仮に同じペースかそれ以上で走れていたとしてもオーバーテイクをする事は無理な状態でした。
 しかしこの様にフューチャーレースのリカバリーをキチンとできて結果としては良かったです。
次のシルバーストンはすぐですから、そちらに気持ちを切り替えて集中していきます。

プレマ/セオドールレーシング

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NASCAR:波乱のサバイバル戦でカイル・ブッシュが惜しくも2位 (トヨタ)

2016年7月4日
トヨタ自動車株式会社 モータースポーツマーケティング部

NASCAR第17戦デイトナ

開幕戦以来となるデイトナのスーパースピードウェイで行われたスプリント・カップ・シリーズ第17戦では、多重クラッシュでトヨタ勢が脱落していく中、カイル・ブッシュが最後まで首位を争い2位フィニッシュ。エクスフィニティ・シリーズはトヨタ勢が終始上位を争ったもののファイナルラップに多重クラッシュが発生し、エリック・ジョーンズが10位フィニッシュとなった。 

NASCAR SPRINT CUP SERIES
第17戦 Coke Zero 400

開催日:7月2日

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2位フィニッシュを果たしたカイル・ブッシュ(#18)

 7月2日(土)、米国南東部フロリダ州デイトナビーチのデイトナ・インターナショナル・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第17戦「Coke Zero 400」が開催された。
 NASCARの聖地とも言えるデイトナは開幕戦「デイトナ500」の舞台でもあるが、シーズンが折り返しとなる中盤に、開幕戦よりもやや短い400マイル(約640km)レースとして今季2度目のレース開催。開幕戦はデニー・ハムリンが制しており、今季のデイトナ戦両制覇を目指した。

 このレースウィークもやや天候に恵まれず、6月30日(木)に予定されていた練習走行はキャンセルに。7月1日(金)の練習走行と予選は実際され、カール・エドワーズが2番手。練習走行でクラッシュし、バックアップカーに乗り換えたカイル・ブッシュが3番手、マット・ケンゼスが7番手、ハムリンが9番手と好位置から決勝に臨んだ。

 2日(土)は雨に見舞われたものの、決勝スタート前にはやみ、“エア・タイタン”でのコース乾燥作業を経て、午後8時13分に2.5マイルオーバルを160周して競われる決勝レースがスタートした。
 リストリクター・プレートというパーツで最高出力を制限している超高速コース、デイトナでのレースは、複数台が連なって空気抵抗を低減する“ドラフティング”というテクニックが重要。トヨタ勢は序盤からチームメイト同士がこの“ドラフティング”で列をなし上位を争った。
 序盤はイエローコーションが出ないままの走行が続いたが、レースが折り返しを過ぎた89周目、出場車両の半数以上、22台が巻き込まれる多重クラッシュ“ビッグ・ワン”が発生。マーティン・トゥルーエクス・Jr.とケンゼスが巻き込まれ、共にガレージでの長い修復を余儀なくされてしまった。
 このアクシデントを逃れたカイル・ブッシュ、ハムリン、エドワーズは上位争いを続けたが、残り11周というところで、エドワーズの2台前の車両がスピンを喫し、壁にヒット。エドワーズはこれを避けきれず,車両前部にダメージを負ったが、ピットクルーの懸命の作業により、周回遅れになることなくレースに復帰した。
 残り6周で再スタートが切られると、ラインを争うハムリンを含む数台が壁に接触。その後方でエドワーズも後続から押されたことでバランスを崩し、壁に激しくクラッシュ。ここでレースを終えることとなってしまった。
 レースは延長され、最後の2周“オーバータイム”で決されることに。トヨタ勢が次々にアクシデントで姿を消す中、孤軍奮闘で首位を争い続けてきたカイル・ブッシュは、2列目イン側からの再スタートを切り、隊列の先頭で最後まで首位を争ったが、僅かに届かず、2位でチェッカーを受けた。

 次戦第18戦は7月9日(土)、米国中東部ケンタッキー州スパルタのケンタッキー・スピードウェイで行われる。

トヨタモータースポーツニュース

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2016年7月 4日 (月)

NASCAR:Rd.17デイトナ レース結果

■ブラッド・ケセロウスキー(フォード)が今シーズン3勝目

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GP2:Rd.4レッドブルリンク 第2レース結果

■ジョーダン・キング(レーシングENG.)がシリーズ初優勝を飾る

Jordan King (C)GP2 Series Media Service 拡大します

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2016年7月 3日 (日)

GP2:Rd.4レッドブルリンク 第1レース結果

■ミッチー・エバンス(カンポス)が雨のレッドブルリンク第1レースで優勝

Mitch Evans (C)GP2 Series Media Service 拡大します

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2016年7月 2日 (土)

NASCAR:Rd.17デイトナ 予選結果

■グレッグ・ビュッフェル(フォード)が今シーズン初ポール

グレッグ・ビュッフェル (C)nascarmedia 拡大します

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GP2:Rd.4レッドブルリンク 予選結果

■セルゲイ・シロトキン(ART)がレッドブルリンクでポール

Sergey Sirotkin (C)GP2 Series Media Service 拡大します

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