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2016年7月 5日 (火)

NASCAR:波乱のサバイバル戦でカイル・ブッシュが惜しくも2位 (トヨタ)

2016年7月4日
トヨタ自動車株式会社 モータースポーツマーケティング部

NASCAR第17戦デイトナ

開幕戦以来となるデイトナのスーパースピードウェイで行われたスプリント・カップ・シリーズ第17戦では、多重クラッシュでトヨタ勢が脱落していく中、カイル・ブッシュが最後まで首位を争い2位フィニッシュ。エクスフィニティ・シリーズはトヨタ勢が終始上位を争ったもののファイナルラップに多重クラッシュが発生し、エリック・ジョーンズが10位フィニッシュとなった。 

NASCAR SPRINT CUP SERIES
第17戦 Coke Zero 400

開催日:7月2日

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2位フィニッシュを果たしたカイル・ブッシュ(#18)

 7月2日(土)、米国南東部フロリダ州デイトナビーチのデイトナ・インターナショナル・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第17戦「Coke Zero 400」が開催された。
 NASCARの聖地とも言えるデイトナは開幕戦「デイトナ500」の舞台でもあるが、シーズンが折り返しとなる中盤に、開幕戦よりもやや短い400マイル(約640km)レースとして今季2度目のレース開催。開幕戦はデニー・ハムリンが制しており、今季のデイトナ戦両制覇を目指した。

 このレースウィークもやや天候に恵まれず、6月30日(木)に予定されていた練習走行はキャンセルに。7月1日(金)の練習走行と予選は実際され、カール・エドワーズが2番手。練習走行でクラッシュし、バックアップカーに乗り換えたカイル・ブッシュが3番手、マット・ケンゼスが7番手、ハムリンが9番手と好位置から決勝に臨んだ。

 2日(土)は雨に見舞われたものの、決勝スタート前にはやみ、“エア・タイタン”でのコース乾燥作業を経て、午後8時13分に2.5マイルオーバルを160周して競われる決勝レースがスタートした。
 リストリクター・プレートというパーツで最高出力を制限している超高速コース、デイトナでのレースは、複数台が連なって空気抵抗を低減する“ドラフティング”というテクニックが重要。トヨタ勢は序盤からチームメイト同士がこの“ドラフティング”で列をなし上位を争った。
 序盤はイエローコーションが出ないままの走行が続いたが、レースが折り返しを過ぎた89周目、出場車両の半数以上、22台が巻き込まれる多重クラッシュ“ビッグ・ワン”が発生。マーティン・トゥルーエクス・Jr.とケンゼスが巻き込まれ、共にガレージでの長い修復を余儀なくされてしまった。
 このアクシデントを逃れたカイル・ブッシュ、ハムリン、エドワーズは上位争いを続けたが、残り11周というところで、エドワーズの2台前の車両がスピンを喫し、壁にヒット。エドワーズはこれを避けきれず,車両前部にダメージを負ったが、ピットクルーの懸命の作業により、周回遅れになることなくレースに復帰した。
 残り6周で再スタートが切られると、ラインを争うハムリンを含む数台が壁に接触。その後方でエドワーズも後続から押されたことでバランスを崩し、壁に激しくクラッシュ。ここでレースを終えることとなってしまった。
 レースは延長され、最後の2周“オーバータイム”で決されることに。トヨタ勢が次々にアクシデントで姿を消す中、孤軍奮闘で首位を争い続けてきたカイル・ブッシュは、2列目イン側からの再スタートを切り、隊列の先頭で最後まで首位を争ったが、僅かに届かず、2位でチェッカーを受けた。

 次戦第18戦は7月9日(土)、米国中東部ケンタッキー州スパルタのケンタッキー・スピードウェイで行われる。

トヨタモータースポーツニュース

ドライバー カイル・ブッシュ:
「天候に恵まれず走行時間が限られ、加えて最初の練習走行でクラッシュしてしまったにもかかわらず、素晴らしい“トヨタ カムリ”を仕上げてくれたチームや、ハイパワーなエンジンを用意してくれたトヨタ、TRD-USA、そしてスポンサーを含め支援してくれた全ての人に本当に感謝している。あともう少しだっただけに、ヴィクトリーレーンに立ちたかった。最後はバックストレートでも良い勝負が出来たのだが、僅かに足りなかった」 
第17戦 Coke Zero 400 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 5 2 ブラッド・ケゼロウスキー フォード 161
2 3 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 161
3 13 6 トレヴァー・ベイン フォード 161
11 35 98 コール・ウィット トヨタ カムリ 161
16 38 23 デイビッド・レーガン トヨタ カムリ 161
17 9 11 デニー・ハムリン トヨタ カムリ 161
22 39 55 リード・ソーレンソン トヨタ カムリ 161
25 2 19 カール・エドワーズ トヨタ カムリ 155
28 7 20 マット・ケンゼス トヨタ カムリ 127
29 15 78 マーティン・トゥルーエクス・Jr. トヨタ カムリ 127
33 36 83 マット・ディベネデット トヨタ カムリ 108

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 565
2 ブラッド・ケゼロウスキー フォード 551
3 カート・ブッシュ シボレー 545
5 カール・エドワーズ トヨタ 527
6 カイル・ブッシュ トヨタ 492
7 マーティン・トゥルーエクス・Jr. トヨタ 482
10 デニー・ハムリン トヨタ 446
11 マット・ケンゼス トヨタ 443
29 デイビッド・レーガン トヨタ 243
35 マット・ディベネデット トヨタ 176
44 マイケル・ウォルトリップ トヨタ 42
46 ロバート・リチャードソン トヨタ 3
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 704
2 シボレー 685
3 フォード 642

※結果及びポイントは暫定 

NASCAR XFINITY SERIES
第15戦 Subway Firecracker 250

開催日:7月1日

エリック・ジョーンズがアクシデントから追い上げ10位フィニッシュ

デイビッド・レーガン(#18)とエリック・ジョーンズ(#20)が最後まで首位を争ったが、エリック・ジョーンズが10位に終わった 

 7月1日(金)にNASCARエクスフィニティ・シリーズの第15戦「Subway Firecracker 250」がデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催された。

 6月30日(木)に2回予定されていた練習走行は、雷雨のために途中で終了となったが、“トヨタ カムリ”勢は速さを見せトップ2を独占。7月1日(金)決勝前に行われた予選では、今季スプリント・カップ・シリーズに“トヨタ カムリ”でフル参戦しているデイビッド・レーガンがポールポジションを獲得した。
 昨年キャンピング・ワールド・トラック・シリーズでルーキーながらシリーズチャンピオンに輝き、今季よりエクスフィニティ・シリーズにフル参戦している20歳のエリック・ジョーンズが3番手、エクスフィニティ・シリーズフル参戦2年目、目下ランキング首位に付けているメキシコ人ドライバーのダニエル・サレスが5番手と、“トヨタ カムリ”がイン側に3台連なってのスターティンググリッドとなった。

 予選に続き、午後7時50分に2.5マイルオーバルを100周(250マイル:約400km)して競われる決勝レースがスタート。トヨタ勢は3台が隊列を組んで上位争いを繰り広げていたが、15周目に14台が絡む“ビッグ・ワン”が発生。これにエリック・ジョーンズとサレスが巻き込まれ、修復のために共に周回遅れとなってしまった。
 サレスはややダメージが軽かったこともあり、先に首位と同一周回に復帰したが、49周目に接触からイン側の壁に激しくクラッシュ。サレスは無事だったが、ここでレースを終えることとなった。
 一時は2周遅れとなっていたエリック・ジョーンズは、追い上げを続け、70周目過ぎにはトップ10に復帰。レーガンと共に上位争いに加わった。
 残り12周というところでレーガンが首位に浮上。この時点では上位の隊列は1列となっており、チェッカー目前でのバトルになるかと思われた。しかし、残り4周というところでスピン車両によりイエローコーションが出され、レースは延長、最後の2周の“オーバータイム”に。
 最前列にレーガンとエリック・ジョーンズが並んで再スタートが切られたが、2台はドラフティングで連なることが出来ずポジションダウン。逆転勝利を狙ったレーガンは、ファイナルラップにラインを変えようとしたが行き場がなくスピン。後続は大混乱に。レースはまもなくイエローコーションが出され、ファイナルラップに入っていたため順位はその時点で凍結、イエローコーションのままチェッカーとなった。
 トヨタ勢ではこの混乱をくぐり抜けたジェフ・グリーンが7位、エリック・ジョーンズが10位でフィニッシュ。レーガンは21位に終わった。サレスは32位となったが、ドライバーズランキングでは首位の座を守った。

 次戦第16戦は7月8日(金)、ケンタッキー・スピードウェイで行われる。

ドライバー エリック・ジョーンズ:
「我々にとっては本当に波瀾万丈なレースだった。序盤のアクシデントによるダメージが残っており、完調でないことは分かっていたが、最後は何とかベストを尽くそうとした。しかし、上手く行かなかった。最後の再スタートではトヨタ勢でドラフティングパートナーになれず、2台揃ってポジションを落とすこととなり、18号車(デイビッド・レーガン)には悪いことをしてしまった。とはいえ、トップ10フィニッシュ出来たことは良かったし、将来のスーパースピードウェイでの戦い方についても学べたと思っている」 

第15戦 Subway Firecracker 250 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 23 98 アリック・アルミローラ フォード 103
2 7 7 ジャスティン・アルゲイヤー シボレー 103
3 30 39 ライアン・シーグ シボレー 103
7 18 17 ジェフ・グリーン トヨタ カムリ 103
10 3 20 エリック・ジョーンズ トヨタ カムリ 103
12 26 28 ダコダ・アームストロング トヨタ カムリ 103
17 19 44 J.J.イェリー トヨタ カムリ 103
21 1 18 デイビッド・レーガン トヨタ カムリ 103
23 12 14 ベニー・ゴードン トヨタ カムリ 102
30 10 24 コリー・ラジョイ トヨタ カムリ 73
31 20 13 マーク・トンプソン トヨタ カムリ 57
32 5 19 ダニエル・サレス トヨタ カムリ 48
36 25 87 ジョー・ネメチェク トヨタ カムリ 14

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 ダニエル・サレス トヨタ 499
2 エリオット・サドラー シボレー 493
3 タイ・ディロン シボレー 483
6 エリック・ジョーンズ トヨタ 442
15 ダコダ・アームストロング トヨタ 301
16 J.J.イェリー トヨタ 274
29 ジェフ・グリーン トヨタ 100
32 コリー・ラジョイ トヨタ 74
33 ドリュー・ヘリング トヨタ 62
35 ベニー・ゴードン トヨタ 51
38 サム・ホーニッシュ・Jr. トヨタ 45
48 ブランドン・マクレイノルズ トヨタ 18
51 ジョン・ジャクソン トヨタ 13
54 マーク・トンプソン トヨタ 11
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 622
2 シボレー 608
3 フォード 542
4 ダッジ 133

※結果及びポイントは暫定 

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