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2016年9月 7日 (水)

NASCAR:マーティン・トゥルーエクス・Jr.が今季2勝目!

2016年9月6日
トヨタ自動車株式会社 モータースポーツマーケティング部

NASCARスプリント・カップ・シリーズ第25戦ダーリントン
伝統の難コース、ダーリントンで行われたスプリント・カップ・シリーズはマーティン・トゥルーエクス・Jr.が今季2勝目。エクスフィニティ・シリーズではデニー・ハムリンが2年連続勝利を狙ったが惜しくも2位フィニッシュ。唯一のロードコース戦がカナダで行われたキャンピング・ワールド・トラック・シリーズではマット・クラフトンが4位でフィニッシュした。 

NASCAR SPRINT CUP SERIES
第25戦 Bojangles' Southern 500

開催日:9月4日

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今季2勝目を挙げたマーティン・トゥルーエクス・Jr. 

 9月4日(日)、米国南東部サウスカロライナ州ダーリントンのダーリントン・レースウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第25戦「Bojangles' Southern 500」が開催された。
 60年以上の歴史を持つダーリントンは難コースとして知られる。壁への接触は日常茶飯事であり、壁や車体に着く接触の跡は「ダーリントン・ストライプ」と呼ばれる。
 年1戦の開催で、トヨタ勢ではカイル・ブッシュ、デニー・ハムリン、マット・ケンゼス、カール・エドワーズがそれぞれ1勝。昨年はエドワーズが制している。

 レースウィークの走行セッションは2日(金)から予定されていたが、ハリケーン到来による荒天で金曜日の走行セッションは全てキャンセルに。3日(土)に予定されていた予選の代わりに練習走行が実施されることとなり、決勝のスターティンググリッドは規定に則り今大会までのオーナーズポイントで決定された。

 4日(日)午後6時26分に1.366マイルオーバルを367周(501.3マイル:約800km)して競われる決勝レースがスタート。レースは序盤、95周にわたってイエローコーションが出ない展開となったが、レースが後半に入ると一転イエローコーションが多発。各チームの戦略の違いによりピットタイミングがずれたことで、コーションのたびに順位が入れ替わる展開となったが、トヨタ勢は長いレースの終盤のバトルへ向け、トップ10圏内をキープしながらの周回を続けた。
 中でもハムリンとケンゼス、マーティン・トゥルーエクス・Jr.が好調で上位争いを展開。ハムリンはロングランでは良かったものの、再スタートで遅れ、後半に入ると首位争いからは脱落。
 一方、前戦ミシガンで序盤首位を争うなど速さを見せながら、ピットでの不運なアクシデントで首位争いから脱落したトゥルーエクス・Jr.は今大会でも速さを見せ、終盤の339周目についに首位浮上。その後発生したイエローコーション時のピット作業もチームが完璧にこなし、再スタートを決めたトゥルーエクス・Jr.が逃げ切ってトップチェッカー。5月末の第13戦シャーロット以来となる今季2勝目を挙げた。
 ハムリンが4位、ケンゼスは6位でトップ10フィニッシュを果たした。

 次戦第26戦は9月10日(土)、米国東部バージニア州リッチモンドのリッチモンド・インターナショナル・レースウェイで行われる。

トヨタモータースポーツニュース

ドライバー マーティン・トゥルーエクス・Jr.:
「本当に信じられない。このコースは大好きで、これまでにも多くのリードラップを獲得してきたにもかかわらず、なかなか結果に繋がらなかった。それだけにこのチームと共にヴィクトリーレーンに上がれたことを誇りに思う。ピットクルーは完璧だった。彼らの勝利だ。ダーリントンで、伝統のサザン500で勝てたということに興奮している。この勝利をずっと待ち望んでいた。スタンドを埋め尽くしたファンにも感謝したい。彼らの前で戦い、勝てて最高の気分だ」 

第25戦 Bojangles' Southern 500 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 8 78 マーティン・トゥルーエクス・Jr. トヨタ カムリ 367
2 1 4 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 367
3 16 42 カイル・ラーソン シボレー 367
4 7 11 デニー・ハムリン トヨタ カムリ 367
6 10 20 マット・ケンゼス トヨタ カムリ 367
11 6 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 367
19 3 19 カール・エドワーズ トヨタ カムリ 366
21 32 23 デイビッド・レーガン トヨタ カムリ 366
26 35 83 マット・ディベネデット トヨタ カムリ 364

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 840
2 ブラッド・ケゼロウスキー フォード 797
3 ジョーイ・ロガーノ フォード 752
4 カール・エドワーズ トヨタ 746
5 デニー・ハムリン トヨタ 729
7 カイル・ブッシュ トヨタ 727
8 マーティン・トゥルーエクス・Jr. トヨタ 696
9 マット・ケンゼス トヨタ 669
31 デイビッド・レーガン トヨタ 347
35 マット・ディベネデット トヨタ 258
45 マイケル・ウォルトリップ トヨタ 42
50 ロバート・リチャードソン トヨタ 3
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 1028
2 シボレー 1005
3 フォード 957

NASCAR XFINITY SERIES
第24戦 VFW Sport Clips Help a Hero 200


開催日:9月3日

“トヨタ カムリ”首位を争うも2-3位フィニッシュ

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惜しくも2年連続勝利ならず2位フィニッシュのデニー・ハムリン(#18) 

 9月3日(土)にNASCARエクスフィニティ・シリーズの第24戦「VFW Sport Clips Help a Hero 200」がダーリントン・レースウェイで開催された。
 年に1戦しか行われないダーリントンで、翌日にカップ・シリーズが開催されることもあり、多くのカップ・ドライバーが掛け持ち出場。トヨタ勢では昨年のダーリントンを制しているデニー・ハムリンが18号車でスポット参戦した。

 2日(金)に予定されていた2度の練習走行はハリケーンのためにキャンセル。3日(土)の決勝前に予定されていた予選は練習走行に振り替えられ、決勝のスターティンググリッドはオーナーポイントで決定。ハムリンが2番手、シーズンフル参戦2年目でランキング2位につける24歳のメキシコ人ドライバー、ダニエル・サレスが5番手、フル参戦初年度ながら今季レギュラー最多の3勝を挙げている20歳、エリック・ジョーンズが10番手から決勝をスタートすることとなった。

 練習走行の後、午後5時47分に1.366マイルオーバルを147周(200.8マイル:約320km)して競われる決勝レースがスタート。2番手スタートのハムリンがバトルの末に49周目に首位に浮上。イエローコーションの少ない展開の中、終盤まで首位をキープした。
 サレスはハンドリングに苦しむも、ピット毎の調整でセッティングをあわせていき徐々にポジションアップ。
 残り36周というところでこの日3度目のイエローコーションが出され、ハムリンが首位、エリック・ジョーンズが3位、サレスが4位で再スタート。ここでハムリンはライバルの先行を許し2位へ後退。サレスが迫り、ハムリンとの激しい2位争いを展開した。しかし、サレスは残り19周というところで壁にヒット。レースは続行したものの、首位争いからはやや遅れることとなってしまった。
 ハムリンは徐々にトップとの差を詰めていき、ファイナルラップにはテール・トゥ・ノーズで最後まで攻めたが、0.454秒及ばず2位でフィニッシュ。2年連続勝利はならなかった。サレスは3位、エリック・ジョーンズは初のダーリントン戦で6位フィニッシュを果たした。

 次戦第25戦は9月9日(金)、リッチモンド・インターナショナル・レースウェイで行われる。


ドライバー デニー・ハムリン:
「レース中にハンドリングを向上させるためにセッティング変更を行ったが、ちょっとやり過ぎてしまい、最後はアンダーステア症状に苦しんだ。また、再スタートも上手く行かなかった。それらの結果での2位だ。この週末、勝利を目指して素晴らしい仕事をしてくれたチーム全員に感謝する。逆転には僅かに周回が足りなかった。ここでの勝利は格別だが、それは来年に持ち越しだ」 


第24戦 VFW Sport Clips Help a Hero 200 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 3 1 エリオット・サドラー- シボレー 147
2 2 18 デニー・ハムリン トヨタ カムリ 147
3 5 19 ダニエル・サレス トヨタ カムリ 147
6 10 20 エリック・ジョーンズ トヨタ カムリ 147
14 21 44 J.J.イェリー トヨタ カムリ 147
18 18 28 ダコダ・アームストロング トヨタ カムリ 145
30 30 14 ジェフ・グリーン トヨタ カムリ 74
36 35 40 ティミー・ヒル トヨタ カムリ 28
40 38 10 マット・ディベネデット トヨタ カムリ 3

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 エリオット・サドラー シボレー 815
2 ダニエル・サレス トヨタ 761
3 ジャスティン・アルゲイヤー シボレー 750
6 エリック・ジョーンズ トヨタ 713
13 ダコダ・アームストロング トヨタ 522
16 J.J.イェリー トヨタ 477
29 ジェフ・グリーン トヨタ 153
33 コリー・ラジョイ トヨタ 109
34 ドリュー・ヘリング トヨタ 91
43 ベニー・ゴードン トヨタ 51
44 オーウェン・ケリー トヨタ 50
56 ブランドン・マクレイノルズ トヨタ 27
60 トミー・ドリッシ トヨタ 20
70 マーク・トンプソン トヨタ 11
73 ハーミー・サドラー トヨタ 7
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 983
2 シボレー 980
3 フォード 872
4 ダッジ 258

 

NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第15戦 Chevrolet Silverado 250


開催日:9月4日

大混乱フィニッシュのロードコース戦でマット・クラフトンが4位

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唯一のロードコース戦でトヨタ勢最上位の4位フィニッシュを果たしたマット・クラフトン(#88) 

 NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第15戦「Chevrolet Silverado 250」が9月4日(日)にカナダ・オンタリオ州ボウマンヴィルのカナディアン・タイヤ・モスポート・パークで開催された。
 今大会はトラック・シリーズでは唯一となるロードコース戦であり、シリーズ唯一の米国外で行われる一戦。
 モスポート・パークは60年代から70年代にはF1が開催されたこともある伝統のコースで、NASCARはトラック・シリーズのみが行われており、今年が4回目。昨年の大会では、シリーズチャンピオンを獲得して今季はエクスフィニティ・シリーズにステップアップしたエリック・ジョーンズが制した。

 3日(土)2度の練習走行のあとに午後5時45分から行われた予選で、今季最多の5勝を挙げているウィリアム・バイロンが5番手、前戦ミシガンで初勝利を挙げたブレット・モフィットが6番手と、共にカナダのコースが初めての若手がトヨタ勢最上位の3列目に並び、20歳ながら地元カナダのコースは3度目の挑戦となるキャメロン・ヘイリーが7番手で続いた。

 4日(日)午後2時54分に1周2.459マイルのロードコースを64周(157.37マイル:約250km)して競われる決勝レースがスタート。
 ロードコース戦ではグリーンフラッグ下でピットインしても周回遅れになりにくいため、様々なピット戦略が採られる。トラック・シリーズでは連続グリーンフラッグ走行が最長で20分という独自のレギュレーションもあり、目まぐるしく順位が入れ替わった。
 上位グリッドから早めのピット作戦を採り、徐々にポジションを上げていったバイロンは49周目にライアン・トゥルーエクスとのバトルでコースオフ。幸いにも大きなダメージには到らなかったがポジションを落としてしまった。
 同じく上位グリッドからポジションアップを目指していたモフィットもこの混乱に巻き込まれ、53周目には多重クラッシュで大きく後退。
 一方、今回が初のカナダ戦となるクリストファー・ベルは予選でスピンしクラッシュ。車両修復のために後方スタートに。同じく予選後にトランスミッションのトラブルに見舞われたベテランのマット・クラフトンも後方スタートとなったが、この2台が目覚ましい追い上げを見せ、終盤にはトップ10圏内へと浮上。
 レースは残り3周というところでコース上に停まった車両のため延長され、最後の2周“オーバータイム”で決着することに。クラフトンが5位、ベルが7位で再スタートが切られると、ファイナルラップの最終コーナー、チェッカー目前にして首位を争っていた2台が接触。これを避けようとした3位の車両がスピン。首位の2台はコースオフしたままチェッカーを受けるという波乱の幕切れとなった。
 この混乱を間一髪避けたクラフトンがトヨタ勢最上位の4位フィニッシュ。ベルが5位。14位、13位で再スタートを切り、最後の2周で追い上げたヘイリーとバイロンがそれぞれ9位、10位とトップ10フィニッシュを果たした。

 次戦第16戦は9月16日(金)に米国中部イリノイ州ジョリエットのシカゴランド・スピードウェイで開催される。


ドライバー マット・クラフトン:
「予選でトランスミッションが壊れてしまったため、後方からのスタートとなってしまったが、追い上げてトップ5フィニッシュを果たせた。チームにとっても良いレースが出来た」 


第15戦 Chevrolet Silverado 250 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 13 8 ジョン・ハンター・ネメチェク シボレー 66
2 1 00 コール・カスター シボレー 66
3 3 19 ダニエル・ヘムリック フォード 66
4 17 88 マット・クラフトン トヨタ タンドラ 66
5 16 4 クリストファー・ベル トヨタ タンドラ 66
9 7 13 キャメロン・ヘイリー トヨタ タンドラ 66
10 5 9 ウィリアム・バイロン トヨタ タンドラ 66
11 15 51 ゲイリー・クラット トヨタ タンドラ 66
15 22 22 オースティン・セルフ トヨタ タンドラ 66
16 6 11 ブレット・モフィット トヨタ タンドラ 66
18 12 17 ティモシー・ピーターズ トヨタ タンドラ 66
21 20 81 ライアン・トゥルーエクス トヨタ タンドラ 66
27 19 98 リコ・アブリュー トヨタ タンドラ 52
30 10 41 ベン・ローズ トヨタ タンドラ 6

 
選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 ウィリアム・バイロン トヨタ 402
2 ダニエル・ヘムリック フォード 374
3 ジョニー・ソーター シボレー 356
4 マット・クラフトン トヨタ 352
5 ティモシー・ピーターズ トヨタ 350
7 クリストファー・ベル トヨタ 333
10 キャメロン・ヘイリー トヨタ 312
12 ベン・ローズ トヨタ 267
14 リコ・アブリュー トヨタ 251
15 オースティン・セルフ トヨタ 197
20 ライアン・トゥルーエクス トヨタ 158
23 ブレット・モフィット トヨタ 116
28 コディ・コーリン トヨタ 76
30 ジャーマン・キロガ トヨタ 70
32 マット・ティフト トヨタ 68
36 シェイン・リー トヨタ 33
38 ジェシー・リトル トヨタ 30
45 ゲイリー・クラット トヨタ 22
46 ケン・シュレーダー トヨタ 21
56 クリス・フォンテイン トヨタ 11
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 521
2 シボレー 476
3 フォード 418
4 RAM 8

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