NASCAR:Rd.33マーチンズビル レース結果
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・AUDI AG取締役会会長 シュタートラー:「将来を見据え、電気自動車によるレースに注力」
・DTM参戦は継続、モータースポーツに関わる従業員の雇用も維持
アウディはモータースポーツ戦略を再編。ル・マン24時間レースを含めたFIA WEC(世界耐久選手権)への参戦は、2016年シーズンをもって終了します。その代わりとして電気自動車によるFIA フォーミュラEレーシング シリーズに本格参戦する方針を定めました。
10月26日、AUDI AG取締役会会長のルパート シュタートラーは、アウディのモータースポーツ部門で働く300名の従業員を前に、アウディが今後も競争力を維持し続けるため、課題に注力することが重要であることから、今回の戦略的決断が取締役会で下されたことを説明しました。アウディは今後もノイブルク及びネッカーズルムに在籍するモータースポーツ専門家たちのノウハウとスキルを、モータースポーツと生産モデルに活用していきます。
「将来を見据え、電気自動車によるレースに参戦することにしました」と、シュタートラーは述べています。「アウディのラインアップにおいて、今後電気自動車の比率が次第に高くなっていきます。アウディの先進技術を代表するモータースポーツのレースカーは、その技術力を示すものでければなりません。」 電気自動車による最初のレースシリーズであるフォーミュラEは、2018年から完全なバッテリー駆動による電気自動車をラインアップに加えるアウディのブランド戦略に完璧にマッチしたものといえます。アウディは現在会社の歴史のなかで、もっとも大きな変革の時期にさしかかっています。FIAフォーミュラEへのワークスチームとしての参戦は、来年2017年から開始される予定です。このレースは、未来に向けてもっとも大きな可能性を持ったレースシリーズと期待されています。そのためにアウディは、現行の2016/2017シーズンから、チームABTシェフラー アウディスポーツとのこれまでの協力関係を強化しています。アウディのワークスチームとしてのフル参戦に向けて、現在技術開発にも積極的に参加しています。
その一方で、DTMへの取り組みは、これまで通り継続されます。2017年シーズンは、Audi RS 5 DTMの後継モデルで参戦する予定です。アウディは、10月の中旬にマニュファクチャラー及びチームの2つの部門で勝利を確定しました。2013年には、マイク ロッケンフェラーが、DTMドライバーズチャンピオンのタイトルをアウディにもたらしています。
FIA世界ラリークロス選手権(World RX)への参戦については、最終的な結論がまだ出ていません。現在行われている2016年シーズンでは、DTMのワークスドライバー、マティアス エクストロームがAudi S1 EKS RX quattroをドライブし、並み居るワークスチームを抑え、見事にチャンピオンのタイトルを獲得しました。今日までアウディとしての参画は、プライベートのEKSチームを支援するだけに留まっています。アウディは現在、この支援体制を継続するかについて検討中ですが、ラリークロス レーシングについても、現在、電動化が主要な議題として上がっています。
アウディがFIA世界耐久選手権(WEC)から撤退することは、偉大な成功の時代の終焉を意味しています。18年間にわたって、アウディはル・マン プロトタイプ レーシングで、積極的に耐久レースに参加してきました。その間アウディは、ル・マン24時間レースで13度の勝利を挙げるとともに、数々の技術的金字塔を打ち立てました。2001年にTFSIエンジンでの最初の勝利を挙げ、2006年にはTDIエンジンを搭載したレースカーでル・マン史上初の優勝。さらに2012年にはハイブリッドのパワートレインを用いたスポーツカーで最初の優勝を成し遂げました。今日まで参戦した185のレースにおいて、アウディのル・マン プロトタイプは、合計106回の優勝、80回のポールポジション、94回のファステストラップを記録しています。ハイブリッドのドライブシステムを用いたAudi R18 e-tron quattroでは、2度にわたってFIA世界耐久選手権(WEC)のタイトルを獲得しています。さらにアウディは、2000年から2008年にかけて9年連続で、その当時ル・マン プロトタイプによる世界でもっとも重要なレースシリーズであったアメリカン ル・マン シリーズ(ALMS)のタイトルを獲得し続けました。
「18年間にわたってアウディに大きな成功をもたらしたプロトタイプレースを離れることは、もちろん非常に辛いことです」と、アウディ モータースポーツ責任者Dr. ウォルフガング ウルリッヒは語っています。「Audi Sportチーム ヨーストは、文字通りWECを席巻し続けました。この偉大な成功を分かちあったチームメンバー、ラインホルド ヨーストと彼のチーム、ドライバー、そしてパートナー、スポンサーの皆様に、心から感謝の意を表明したいと思います。本当に素晴らしい時間を過ごすことができました。」 アウディは、ル・マン プロトタイプ レースに参戦し続けたことで、ブランドのスローガンである「Vorsprung durch Technik」(技術による先進)を世界に示すとともに、市販モデルに役立つ数多くのノウハウを獲得しました。
アウディジャパン・プレスリリース
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2016年10月24日
トヨタ自動車株式会社 モータースポーツマーケティング部
NASCARスプリント・カップ・シリーズ第32戦タラデガ
シリーズ最長、超高速オーバルのタラデガで、スプリント・カップ・シリーズとキャンピング・ワールド・トラック・シリーズが開催。“チェイス”第2ラウンド最終戦となったカップ・シリーズでは、マーティン・トゥルーエクス・Jr.が惜しくもトラブルで脱落したものの、デニー・ハムリンが3位に入り、トヨタ勢は4人が次ラウンド“ラウンド・オブ・8”へ進出。トラック・シリーズでもトヨタ勢はトップ10に6台が入る活躍を見せ、次ラウンド“ラウンド・オブ・6”へ4人全員が進出を決めた。
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第32戦 Hellmann's 500
開催日:10月23日
3位フィニッシュを果たし、“チェイス”第3ラウンド進出を決めたデニー・ハムリン(#11)
10月23日(日)、米国南部アラバマ州タラデガのタラデガ・スーパースピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第32戦「Hellmann's 500」が開催された。
年間36戦のシーズンのうち、終盤の10戦で選抜されたドライバーがタイトルを争うプレーオフ“チェイス”は5戦を終え、後半戦に入った。6戦目となる今大会は、3戦ずつの第2ラウンド最終戦。今大会を終えた時点で、“チェイス”ドライバーは12名から8名へと更に絞り込まれる。
今季トヨタ勢は“チェイス”に5名が進出。5名全員が第1ラウンドを突破し、第2ラウンドへ進出しており、次ラウンド“ラウンド・オブ・8”へ進出を賭けて臨んだ。
また、今大会は2004年にトヨタが日本メーカーとしては初めてNASCARトップ3カテゴリーに参戦を開始して以来、3カテゴリーの合計通算出場数で、記念すべき1000レース目となった。
23日(日)午後1時22分に188周(500.08マイル:約800km)して競われる決勝レースのスタートが切られた。
NASCARが行われるオーバルコースで最長の1周2.66マイル(約4.3km)のタラデガは、安全のため最高出力を制限するリストリクター・プレートと呼ばれる吸入空気量制限部品が取り付けられる。それでも最高速度は300km/hを優に超えるが、通常のレース以上に空気抵抗が厳しくなり、複数台が連なって空気抵抗を低減する“ドラフティング”と呼ばれるテクニックが多用される。このため、常に多くの台数が連なった複数の隊列でバトルが繰り広げられ、僅かなミスから大きなダメージとなる多重クラッシュ“ビッグ・ワン”が起こりやすい。
マット・ケンゼス、カール・エドワーズ、カイル・ブッシュの3名は、前戦までに充分なポイントを獲得しているため、クラッシュに巻き込まれての下位フィニッシュで無い限り次ラウンド進出の可能性が高い。このため、この3台はスタート前のフォーメーションラップ中に自らグリッドを下げ、上位争いから離れた位置で“ビッグ・ワン”を避ける作戦となった。
一方、不運なトラブルなどで充分なポイントを稼げなかったマーティン・トゥルーエクス・Jr.とデニー・ハムリンは上位フィニッシュが必須。今季4度目のポールポジションを獲得したトゥルーエクス・Jr.と、8番手グリッドのハムリンが序盤から積極的に上位を争った。
序盤戦はイエローコーションが出ないまま、36周目あたりからグリーンフラッグ下でのピット開始。ほぼ全車がピットを終えた41周目、トゥルーエクス・Jr.がまさかのエンジンブロー。“チェイス”第1ラウンドで2勝を挙げる強さを見せていたトゥルーエクス・Jr.だが、これで戦列を去ることとなり、“チェイス”次ラウンド進出は潰えてしまった。
その後も、カイル・ブッシュ、エドワーズ、ケンゼスの3台がやや集団からやや距離を置きながらも、大きく離されることはなく周回。ハムリンは上位争いの隊列でバトルを続けた。
この日は多くの台数が巻き込まれる“ビッグ・ワン”は発生しないままレースが進み、ハムリンは中盤には首位走行によるボーナスポイントも獲得。
レースは残り3周での再スタート直後にクラッシュでイエローコーションが出され、延長。最後の2周で決する“オーバータイム”に。2列目4番手から再スタートを切ったハムリンは、アウト側から前走車と共にトップ3集団を形成。
最後はタラデガならではの僅差で複数台がチェッカーへとなだれ込むフィニッシュとなったが、ハムリンは僅か0.006秒差で4位の車両を抑え3位フィニッシュ。この結果、“チェイス”争いではライバルと同ポイントでの8位で並ぶこととなったが、今ラウンド中の最上位フィニッシュで上回ったため、次ラウンド進出を果たした。
ケンゼス、エドワーズ、カイル・ブッシュは作戦通り着実に走り抜き、28,29,30位でフィニッシュ。揃って次ラウンド進出を決めた。トヨタ勢はトゥルーエクス・Jr.が痛恨のトラブルでの脱落となったが、4名が次ラウンドへ進出。昨年は4名から2名へと数を減らすことになった第3ラウンドへ、今年は8名のうち半分をトヨタ勢が占めて臨むこととなった。
次戦第33戦は10月30日(日)、米国東部バージニア州マーティンズビルのマーティンズビル・スピードウェイで行われる。
ドライバー デニー・ハムリン:
「クレイジーなレースだった。ドラフティングのパートナーとなるチームメイトがいない中で戦い続けるのは厳しかった。しかし、多くの車両が協力してくれた。彼らに感謝している。最後は41号車(カート・ブッシュ:シボレー)とのライン上でのぎりぎりのバトルだった。あの僅かな差で勝てたことで次ラウンド進出を果たせた。本当に嬉しい」
<チェイス・フォー・ザ・NASCARスプリント・カップ>
“チェイス”と略して称されることが多い。NASCARスプリント・カップ・シリーズの全36戦のうち、終盤の10戦でタイトルを競うプレーオフシステム。26戦が終わった時点で、シリーズ戦に勝利したドライバー(全レース出場、ランキング30位以内が条件)と、未勝利でランキング上位の計16名が“チェイス”に進出。 “チェイス”進出者のポイントはリセットされ、3戦ずつの3ラウンドを戦い、各ラウンドごとに未勝利のランキング下位4名が脱落しポイントはリセット。最終戦に残った4名のうち、最上位フィニッシュを果たしたドライバーがチャンピオンとなる。
トヨタモータースポーツニュース
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この度ピレリは、マカオグランプリの単独タイヤサプライヤーを初めて務めることになりました。 11 月 17~20 日に開催されるマカオグランプリでは、FIA Formula 3 ワールドカップと FIA GT ワ ールドカップが行われます。ピレリは、現在世界中で開催されている約 170 の四輪モータース
ポーツにタイヤを供給しており、その中のおよそ 100 のイベントで単独タイヤサプライヤーを務 めています。
レースは、マカオの有名なギア・サーキットで行われます。このサーキットは、アイルトン・セナ やミハエル・シューマッハなどの偉大なドライバーたちが優勝ドライバーとして名を連ねる伝説 的なサーキットのひとつです。
このサーキットは、全長 6.120km で、非常に高速で幅が狭く、ランオフエリアも限定的です。さら に滑りやすい市街地の路面ということもあり、極めて難しいトラックと言えます。マカオグランプ リは、世界で最も人口密度の高いエリア(わずか 30 平方 km 内で 65 万人が生活)で 1954 年 に初開催され、その後も歴史を刻み続けています。
ピレリは、1983 年以降 FIA 公認の Formula 3 ワールドカップとして開催されているマカオグラン プリのタイヤサプライヤーを今年から引き継いで、若手ドライバーたちを、カートや Formula 4 を 経て Formula 1 へと導く懸け橋となります。
ピレリにとって、FIA Formula 3 ワールドカップは未知の領域ですが、世界中の GT マニュファク チャラーやドライバーたちによって世界一を競い合う FIA GT ワールドカップには、昨年からタイ ヤ供給を行なっています。
現在ピレリは、イタリアからブラジルまで、さまざまな Formula 3 選手権に単独コンパウンドの P Zero F3 タイヤを供給しています。このタイヤは、Formula 3 マシンの要求を満たす専用のタイ ヤで、性能と耐久性を両立させています。Formula 3 の登竜門である Formula 4 でも同じサイ ズのタイヤが使用されています。また、ウェットコンディション用として、Cinturato ウエットタイヤ が用意されています。
GT レース用として、ピレリは世界中で開催される選手権に広範囲に渡るタイヤ供給を行なって います。代表例として、ブランパン GT シリーズに昨年導入された、先進的な P Zero DHC タイ ヤがあります。GT レース用のタイヤも単独コンパウンドとして供給されますが、広範囲に渡るコ ンディションやトラック特性、マシン特性に対応できるように設計されています。
ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリーのコメント「まさに将来のチャンピオ ン育成の場であるマカオグランプリに参画できることを嬉しく思います。また、我々が世界中で タイヤ供給を行なっている名高いレースのひとつとして、マカオグランプリを加えられることを光 栄に思います。我々ピレリは、他のタイヤメーカーよりも、あらゆるレベルにおいて、モータース ポーツに対して大きなコミットメントをしています。このことは、我々がウルトラ・ハイパフォーマン スタイヤや、プレミアム及びプレステージセクターへフォーカスしていることを示しています」
ピレリジャパン・プレスリリース
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2016/10/17|Motorsport
ルーカス ディ グラッシ / ロイック デュバル / オリバー ジャービス組が2位を獲得
アウディドライバーがチャンピオンシップのポイント差を詰める
Download PDFFacebook Twitter Google+ .10月16日 インゴルシュタット/富士: FIA世界耐久選手権(WEC)の富士戦は、これまでにない白熱した大接戦となりました。6時間にもおよぶ長き闘いの末に、アウディ、ポルシェ、トヨタの3チーム間のタイム差はごくわずか。アウディは5時間に渡りトップを走行していましたが、わずか1.4秒差で2位となりました。
ルーカス ディ グラッシ / ロイック デュバル / オリバー ジャービス(ブラジル/フランス/イギリス)組は、日本のレースファンに驚異的なパフォーマンスを披露しました。彼らは決勝レースを今シーズン2度目のポールポジションからスタートしました。その後は6号車のトヨタと1号車のポルシェを相手に、6時間に渡る非常に厳しい闘いを繰り広げ、わずか1.4秒という僅差で2位となりました。アウディモータースポーツ代表のDr. ウォルフガング ウルリッヒは「3人のドライバーは、素晴らしいパフォーマンスを発揮、最後まで激しいバトルを繰り広げました。トヨタは最後のピットインをギリギリまで遅くし、さらにタイヤ交換をしないという戦略を実行し、初めてトップに立ちました。ロイック デュバルはトップ奪還のためにトヨタを猛追し、およそ12秒もの間隔を取り戻しました。非常に残念なことに僅差で及びませんでしたが、今大会は希にみる激しい展開となったレースでした」とコメントをしています。
アウディは富士戦で2位を獲得したことで、チャンピオンシップ獲得にさらに近づきました。今回、ディ グラッシ / デュバル / ジャービス組は9ポイントを獲得、順位は2番手ですが、ランキングトップのロマン デュマ / ニール ジャニ / マルク リーブ組とのポイント差を、わずか28.5ポイントにまで縮めました。
7号車マルセル ファスラー / アンドレ ロッテラー / ブノワ トレルイエ組は、トレルイエが4番手を走行中の18周目に、ハイブリッドシステム内のモータージェネレーター ユニット(MGU)に不具合が発生しました。レースを続行するために、Audi Sportチームヨーストは、フロントのドライブシャフトを取り外した状態で、マルセル ファスラーがレースに復帰。同時にアウディはFIA側に、今回の処置がレギュレーション上どの様に解釈されるかを照会したところ、技術委員長からその状態での走行はホモロゲーション規則に違反するとの指摘を受けリタイア。Dr. ウルリッヒは「今回の事態は、非常に遺憾に思っています。チームは、本来の耐久レースの精神に則り、その時点で出来うる限りの努力と判断をもって、マシンを完走させようとしていました」とコメントしています。
Audi Sport LMPプログラム代表のステファン ドライヤーも「僅差で2位となったものの、ルーカス ディ グラッシ、ロイック デュバル、オリバー ジャービスの3人は、非常に素晴らしいパフォーマンスとファイティング スピリッツを発揮しました。彼らに加え、素晴らしいチーム力を発揮してくれた、富士に来たクルーやノイブルクとネッカーズルムでサポートしているすべてのチーム員に心から感謝しています。残念ながら7号車は、テクニカルトラブルに見舞われてしまいました。2度目のトラブル発生に対し誠に遺憾に思います。次回のレースでは、1-2フィニッシュを飾ることを望みます。」とコメントしています。
全9大会のうち第8戦目となる次回は、わずか3週間後の11月6日に、アウディ最大のマーケットに成長した中国の上海で開催されます。
富士6時間レースの決勝結果
1: コンウェイ / 小林 / サラザン (トヨタ) 244 laps
2: ディ グラッシ / デュバル / ジャービス (Audi R18) +1.439s
3: ベルンハルト/ ハートレー / ウェバー (ポルシェ) +17.339s
4: ブエミ / デイビッドソン / 中嶋 (トヨタ) +53.779s
5: デュマ / ジャニ / リーブ (ポルシェ) -1 lap
アウディジャパン・プレスリリース
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プレスインフォメーション 2016年10月16日
FIA世界耐久選手権(WEC) 第7戦、日本(富士)決勝
小山町. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr.オリバー・ブルーメ)のワークスチームがFIA世界耐久選手権(WEC)に参戦する2台の919ハイブリッドは、富士スピードウェイで行われた6時間耐久レースで3位と5位に入賞しました。これによって全9戦で争われるWECの7戦終了時点でポルシェはマニュファクチャラーズ選手権、ドライバーズ選手権ともにトップの座を維持しています。トヨタは自身のホームサーキットで優勝を遂げました。244周に及ぶレースがフィニッシュした時、3つのマニュファクチャラーが参戦するLMP1クラスのトップ3台の差は僅か18秒でした。
昨年のチャンピオンチームである、ティモ・ベルンハルト(ドイツ)、ブレンドン・ハートレー(ニュージーランド)、マーク・ウェバー(オーストラリア)組は2番手グリッドからスタートし、レース中はトップを快走する場面もありましたが、最終的には3位でレースを終えました。今年のル・マンウィナーであり現時点でのポイントリーダーであるロメイン・デュマ(フランス)、ニール・ジャニ(スイス)、マルク・リーブ(ドイツ)組は6番グリッドからスタートし、マシーンのバランス不足を抱えながら5位に入賞したものの、ドライバーズ選手権を争うチームがより多くのポイントを獲得したため、リードは23ポイントに減りました。一方でマニュファクチュアラーズ選手権においてポルシェ(263ポイント)は、アウディ(204ポイント)に対するリードを広げました。トヨタは174ポイントです。今シーズンのWECで、残るは2つの6時間レースです。
富士山の麓で行われた6時間レース決勝は常時ドライコンディションの下で行われ気温は20°C前後でした。
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
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2016年10月16日(日)
トヨタ自動車株式会社 モータースポーツマーケティング部
WEC第7戦 富士6時間 決勝
10月16日(日)、2016年FIA世界耐久選手権(WEC)第7戦富士6時間レースの決勝が行われ、TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRID #6号車がホームコースである富士スピードウェイで今季初勝利を飾った。#5号車も4位フィニッシュを果たした。
TS050 HYBRID #5号車:(中嶋一貴、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ)
決勝: 4位、244周、ピットストップ6回、スターティンググリッド:3番手、ベストラップ(1分25秒377)
TS050 HYBRID #6号車:(小林可夢偉、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
決勝: 1位、244周、ピットストップ6回、スターティンググリッド:4番手、ベストラップ(1分25秒320)
大勢の熱心なファンの皆様が見守る中、LM P1-Hカテゴリーを戦うアウディ、ポルシェ、トヨタの3メーカーのハイブリッド・レーシングカーによる超接近戦が展開された。5時間を経てもトップ3台が10秒以内で首位を争う白熱したレースを展開。小林可夢偉が最後のスティントを担当した#6号車が逃げ切って今季初勝利を獲得した。トヨタにとっては2014年11月のバーレーン大会以来となる、WECでの通算11勝目。富士で行われた5年間のWEC戦で4勝目を挙げた。また、この勝利で#6号車の3名のドライバーはランキングでも首位に23ポイント差の2位に浮上した。
#5号車も上位争いから大きく離されることなく6時間を戦い抜き、優勝したチームメイトの#6号車から約53秒遅れで4位フィニッシュ。今季の不運を断ち切り、ベストリザルトを記録した。
この日のレースはスタートから接近戦の様相を呈した。#6号車は小林可夢偉、#5号車は中嶋一貴がスタートを担当し、スタート直後はそれぞれ4位、6位となったが、最初のピットストップを終えた時点で#6号車は2位、#5号車も4位へとポジションを上げた。
その後、小林から#6号車のステアリングを引き継いだマイク・コンウェイはアウディ#8号車と僅差の首位争いを展開。アンソニー・デビッドソンへと交代した#5号車も4位から表彰台を争った。
首位争いにはポルシェの#1号車も加わり、レースが半分を過ぎても、LM P1-Hクラスを戦う3メーカーによって勝利を目指し三つ巴のバトルが続けられた。
4時間を過ぎても、首位を争う3メーカーの3台は10秒以内でのバトルを継続。そこから30秒ほど離れた#5号車は中嶋が再びステアリングを握り、トップ3との差を詰めていった。
多くの周回遅れ車両による激しいコース上の混雑をかわしながら、アウディ#8号車、ポルシェ#1号車とのバトルを繰りひろげた#6号車は、2位を守って残り1時間半ほどで、ステファン・サラザンから小林へとドライバーチェンジ。
トップ3台がほぼ同じペースで周回を重ねた終盤戦、小林は残り44分を切ったところで迎えた最後のピットストップでタイヤ無交換作戦をとり、タイヤ交換に費やす時間を省いて首位に躍進。ライバルが新品タイヤに交換し、猛烈なペースで追い上げて来たが、小林は摩耗したタイヤでもペースを堅守。ピットアウト直後は11秒あった2位との差を、最後は1.4秒まで詰められはしたが、見事に逃げ切ってトップでチェッカーを受けた。
TOYOTA GAZOO Racingはホームコースの富士スピードウェイで今季初勝利。#6号車の小林可夢偉にとればWEC初勝利。#5号車も追従してチェッカーを受け、今季ベストリザルトとなる4位フィニッシュを果たした。
次戦は2016年シーズンの最終戦のひとつ前となる、第8戦上海6時間レースが11月6日(日)に行われる。
トヨタモータースポーツニュース
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Audi R18 Hybrid (C)Audi Japan
2016/10/15|Motorsport
・8号車のルーカス ディ グラッシ / ロイック デュバルが最速タイムを記録
・アンドレ ロッテラー / マルセル ファスラーは5番手を獲得
・わずか0.5秒差に6台がひしめく大接戦
10月15日 インゴルシュタット/富士 過去7大会で5回のポールポジション獲得: 今シーズンのFIA世界耐久選手権(WEC)の予選で、Audi R18は無敵の強さを見せつけています。今回の富士戦で、アウディは今シーズン5回目のポールポジションを獲得しました。
ポールポジションを獲得したルーカス ディ グラッシ / ロイック デュバル / オリバー ジャービス(ブラジル/フランス/イギリス)組が、日曜日11:00からの決勝レースで、トップからスタートします。彼らがポールポジションからスタートするのは、メキシコ戦に続いて2度目ですが、今回はわずか0.025秒という僅差で2番手をおさえました。ディ グラッシは「アタック開始時点ではタイヤの状態が完璧だったのですが、アタック1周目にトラフィックに引っかかってしまいました。しかし、その後のアタック時でもタイヤの状態が保たれていたことに感謝しています」とコメントしています。その後にアタックしたチームメイトのロイック デュバルが再び素晴らしいタイムをたたき出し、ポールポジションを獲得しました。デュバルは「予選が始まった時点で、今回は並外れた接戦になるなと予感しました。ルーカスは、トラフィックに巻き込まれるという不運に見舞われてしまいましたが、私がアタックした時にはその心配は無くなっていました。今回のポールポジションは、私たちドライバーだけでなく、メカニック、エンジニアなどチーム全員が全力で為し得た素晴らしいパフォーマンスによって得られたものだと思っています」とコメントしています。
7号車は、8号車よりも難しい状況の中で予選を闘っていました。アンドレ ロッテラーとブノワ トレルイエは、ポールポジションの8号車とわずか0.286秒差のタイムを記録。ロッテラーは「特に大きな問題があったワケではありません。車両はまったくトラブルなく走行していました。しかし、8号車と同等のタイムを叩き出せませんでした」とコメントし、トレルイエは不満そうに「2度も他のマシンに行く手を阻まれ、予選への集中力が途絶えてしまった。再び集中してアタックしたものの、ターン15で少しだけベストラインを外してしまった。それが、これ以上のタイムを出せなかった理由です」とコメントしています。
アウディモータースポーツ代表のDr. ウォルフガング ウルリッヒは「ポールポジションのタイムが向上し、わずかの差に多くのマシンがひしめく、本当に激しい争いの予選となりました。ポールポジションを獲得したAudi R18の実力が、いかに素晴らしいものであるかをご覧に入れられたとも考えています。一方、レースは6時間の長丁場ですので、どんなことが待ち受けているかは分かりません。予選の様に、スリリングでいながら我々が勝利出来ると良いと思っています」とチームの働きを賞賛するコメントをしています。
Audi Sport LMPプログラム代表のステファン ドライヤーも「ロイック デュバルとルーカス ディ グラッシの両名が素晴らしい走りをしてくれたおかげで、8号車はポールポジションの栄誉を獲得しました。明日の決勝でも、彼らが大いに活躍してくれることを期待しています」とコメントしています。
富士6時間レースの決勝は、日曜日の11:00にスタート。レースの全模様は、ユーロスポーツのライヴストリームで完全無料配信されます。さらにアウディは公式Facebook (Audisport)とTwitter (@audisport)でも情報を提供します。
富士6時間レースの予選結果
1: ディ グラッシ / デュバル / ジャービス (Audi R18) 1m23.570s
2: ベルンハルト / ハートレー / ウェバー (ポルシェ) 1m23.595s
3: ブエミ / デイビッドソン / 中嶋 (トヨタ) 1m23.739s
4: コンウェイ / 小林 / サラザン (トヨタ) 1m23.781s
5: ファスラー / ロッテラー / トレルイエ (Audi R18) 1m23.856s
アウディジャパン・プレスリリース
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Toyota TS050 Hybrid (C)Toyota Motor Sports
2016年10月15日(土)
トヨタ自動車株式会社 モータースポーツマーケティング部
WEC第7戦 富士6時間 公式予選
10月15日(土)、午後2時半から行われたFIA世界耐久選手権(WEC)第7戦・富士6時間レースの予選は、激しいポールポジション争いが繰り広げられ、TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDがグリッド2列目に並び、#5号車が3番手、#6号車が4番手につける健闘を見せた。
TS050 HYBRID #5号車:(中嶋一貴、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ)
公式練習3回目: 1番手 (1分24秒078), 33周
公式予選: 3番手 (平均1分23秒739)
TS050 HYBRID #6号車:(小林可夢偉、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
公式練習3回目: 4番手 (1分24秒895), 33周
公式予選: 4番手 (平均1分23秒781)
富士6時間レースの予選はTOYOTA GAZOO Racingにとって今シーズン3度目の3番手グリッド獲得となった。5号車はまず中嶋一貴が、6号車はステファン・サラザンがステアリングを握ってアタックを開始、中嶋はその時点でのトップタイムをマークする快走を見せた。その後、中嶋はセバスチャン・ブエミに、サラザンは小林可夢偉にバトンタッチ。そのタイミングで両車揃ってニュータイヤに履き替え、タイムアップを狙った。
そこで小林は僅か1周のアタックで全車中のベストタイムとなった1分23秒239をマークし、再びサラザンに交替。コース状況の改善で更なるタイム向上を狙ったものの、残念ながらポールポジションの夢は果たせなかった。#5号車のブエミはタイムを伸ばし、トップから僅差の1分23秒739(平均タイム)で3番手グリッド、#6号車は1分23秒781(平均タイム)で4番手グリッドとなった。5号車のタイムはポールポジションを取った8号車アウディから僅か0秒169遅れだった。
ポールポジション獲得、あるいは最前列グリッド独占という望みは叶わなかったが、金曜日、土曜日と行われた走行で、2台のTS050 HYBRIDは素晴らしい仕上がりを見せた。決勝レースに向けて高いパフォーマンスを誇るTS050 HYBRIDは、大勢の地元ファンの皆様の前で勝利を目指す。
中嶋一貴:
予想以上の素晴らしい予選で、今季初めてポールポジション争いが出来ました。今日の結果にはとても満足しています。決勝レースへ向けて更なるセットアップの改良を進め、日本のファンの皆様の素晴らしい応援に報いることが出来ればと思っています。
セバスチャン・ブエミ:
我々にとっては今シーズンで最高の予選アタックが出来ました。TS050 HYBRIDでポールポジションにここまで近づけたのは初めてで、とても嬉しく思っています。ポールまで僅かコンマ2秒差に迫れたことで我々のTS050 HYBRIDの進化をお見せ出来たと思います。明日の決勝レースでも競争力を発揮出来るよう頑張ります。
小林可夢偉:
今朝の公式練習走行では若干車両に不安定さがあり、少々苦戦しましたが、その後チームが素晴らしい仕事で改良を進めてくれたおかげで、予選では全体のベストタイムをマークすることが出来ました。残念ながらポールポジションには僅かに届きませんでしたが、4番手は悪くない結果ですし、我々はいつも最も重要な決勝レースで予選以上の強さを見せていますので、決勝が楽しみです。
ステファン・サラザン:
最高の予選バトルでした。私自身は最後のアタックラップで少々攻め過ぎてミスをしてしまいました。第1セクターは本当に速く、ラップタイム更新を狙えたと思ったのですが、残念ながらラップの最後までそれを持続出来ませんでした。しかし、ポールポジションと僅差の4番手という結果は嬉しく思います。明日の決勝レースでは全力を尽くします。
トヨタモータースポーツニュース
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Porsche 919 Hybrid, Porsche Team: Timo Bernhard, Brendon Hartley, Mark Webber (C)Porsche Japan KK.
プレスインフォメーション 2016年10月15日
FIA世界耐久選手権(WEC) 第7戦、日本(富士) LMP1クラス 予選
小山町. 小山町. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr.オリバー・ブルーメ)の919ハイブリッドは10月15日(土)午後に富士スピードウェイで行われたFIA世界耐久選手権(WEC)第7戦、富士6時間耐久レースの予選において2位及び6位となりました。
現世界チャンピオンであるカーナンバー1のティモ・ベルンハルト(ドイツ)/ブレンドン・ハートレー(ニュージーランド)/マーク・ウェバー(オーストラリア)組はフロントローから、現在チャンピオンシップポイントのリーダーであるカーナンバー2のロマン・デュマ(フランス)/ニール・ジャニ(スイス)/マルク・リーブ(ドイツ)組は6番グリッドから明日の決勝レースをスタートします。ポールポジションを獲得したカーナンバー8のアウディと2番グリッドのカーナンバー1のポルシェとの差は僅か0.025秒でした。このタイム差を距離に換算すると、2台の差は1.4mだった事になります。
かつてF1日本グランプリの舞台であった富士山の麓に位置する全長4.549kmのサーキットにおけるポルシェのターゲットは、マニュファクチュアラー及びドライバータイトル連覇に少しでも近づくことです。数々の条件はありますが、結果次第ではここ日本でポルシェが両タイトルを獲得する事は可能性です。決勝レースは明日10月16日午前11時にスタート予定です。
WECでは2名のドライバーによるベストタイムの平均でグリッドが決定いたします。富士スピードウェイにおいては、カーナンバーでは1ベルンハルトとウェバー(1分23秒595で2番グリッド)が、カーナンバー2はジャニとリーブ(1分24秒134で6番グリッド)が予選アタックを担当しました。
予選後のコメント
フリッツ・エンツィンガー、LMP1担当副社長: 「今回の富士の予選は本当にギリギリの争いでした。ポールポジションと2位の差は1000分の25秒しかありません。もちろんいつも予選はぎりぎりの戦いですが、今年これほど熾烈な争いはありませんでした。決勝においても同じようにエキサイティングな激しいレースを期待せずにいられません。気象情報によると明日は少し涼しくなるようですが、我々にとって問題ではありません」。
アンドレアス・ザイドル、チーム代表: 「またしても非常にスリリングな予選を通じて我々は何とか919ハイブリッドをフロントローに戻すことができました。富士スピードウェイのような極端に長いストレートを持つ特殊なサーキットでも我々が十分な戦闘力を持つことを証明できました。ティモもマークも完璧なアタックを決めてくれ、ポールポジションとの差は本当に紙一重でした。ニールとマルクの2号車が何故、完全な戦闘力を発揮できなかったかはこれから分析します。朝のプラクティスでは、2台とも決勝ペースではいいタイムで走れることを確認していますので、明日のスタートを楽しみにしています」。
ポルシェ919ハイブリッド カーナンバー1 ドライバーのコメント
ティモ・ベルンハルト (35歳、ドイツ): 「言い訳するような必要はまったくありません。我々は必死にアタックして、ポールポジション獲得の可能性もありました。もちろん残念ではありますが、100分の3秒届かなかったということです。マークは2回にわたって完璧なアタックラップを敢行し、 私もいいタイムを出すことができました。もう一度予選について分析をしたら、決勝レースへ向けて頭を切り替えるべきです。明日こそが本当の勝負なのですから」。
マーク・ウェバー (40歳, オーストラリア): 「今日のポールポジション争いは実に素晴らしいものでした。もちろん我々にとって満足のいく結果ではありませんでしたが、ティモも私も自分のベストラップには満足していますし、決勝レースへ向けての準備は整っています」。
919ハイブリッド カーナンバー ドライバーのコメント
ニール・ジャニ (32歳、スイス): 「今回の予選は我々にとっていいものではありませんでした。我々はじっくりと分析してなぜこういうことになったか原因を分析する必要があります。個人的にも完璧なアタックラップを決めることができませんでしたし、マシーンも完璧とはいえませんでした。いずれにしても明日に向けてすべてが正しく機能するよう確認する必要があります。どんなに厳しいバトルになったとしても、本当に熱い戦いになるはずです」。
マルク・リーブ (36歳、ドイツ): 「6番手グリッドは決して嬉しいものではありません。カーNo.1のクルーは可能な限りひとつにまとめましたが、我々はそれができませんでした。今日はエキサイティングな一日でしたがトラフィックに捕まるという不運もありました。各車の差はほんの僅かです。もし0.2~0.3秒でもロスをしたら6番手になってしまう、そういうことです」。
ポルシェジャパンKK.プレスリリース
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小山町. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr.オリバー・ブルーメ)のワークスドライバー、マーク・ウェバーは全9戦で争われるFIA世界耐久選手権(WEC)第7戦のプラクティス初日、ポルシェ919ハイブリッドを駆って初日のファステストラップを記録しました。4.549kmという長い富士スピードウェイ国際レーシングコースにおいて、このオーストラリア人は、金曜日の午後に予選シミュレーションを行い1分24秒074を記録しました。20°C前後の安定したドライコンディションで行われたプラクティスでは、ウェバーとブレンドン・ハートレー(ニュージーランド)、ティモ・ベルンハルト(ドイツ)のトリオは95ラップを走行しました。最初のセッションでの現役世界チャンピオンのタイムは6番手(1分26秒097)でした。
ロメイン・デュマ(フランス)、ニール・ジャニ(スイス)、マルク・リーブ(ドイツ)組は最初の90分のセッションのうち1時間近くを修理に費やし、全部で64周を走行するにとどまりました。朝一番のセッションのコースインラップでオイル漏れが発生し、フロントアクスルの電気モーター用ギアボックスを交換する必要に迫られました。現時点のポイントリーダーは2回のセッションでいずれも4位となりました(1分25秒962/1分25秒078)。
LMP1チーム代表のアンドレアス・ザイドルはこう述べています「メカニックの奮闘のおかげで今朝は極めて短時間にギアボックス交換ができました。残りのプラクティスセッションで、事前に計画したプログラムをこなすことは可能です。基本的なセットアップは別として、これからはロングスティントでのタイヤの評価と空力パッケージのテストです。我々は919ハイブリッドを継続的に改善してきました。予想したとおり6台のLMP1カーのタイムは非常に接近しており、今週末はエキサイティングなレースを期待しています。今はプラクティス初日のデータを解析している段階で、明日にはさらに改善することができると思います」。
LMP1クラスの予選は土曜日の14:30~14:50に予定されています。6時間で争われる決勝レースは日曜日の11:00(中央ヨーロッパ時間の朝4:00)にスタートします。
ポルシェ919ハイブリッド(カーナンバー1)のドライバーのコメント
ティモ・ベルンハルト(35歳、ドイツ):「今日は全てが順調でした。長い距離は走りませんでしたが、テクニカルな富士を走るのはいつも楽しみです」。
ブレンドン・ハートレー(26歳、ニュージーランド): 「マークは見事な予選シュミレーションラップで今日のトップタイムを記録しました。私は1セットのタイヤでフルスティントとほぼ同じ距離を走りましたが、充分な競争力があることを確認出来た良い一日でした」。
マーク・ウェバー(40歳、オーストラリア):「今日は素晴らしいコンディションにも恵まれました。トヨタとアウディとの戦いも接戦になることが予想されます。午後に行った予選シュミレーションラップも良いタイムだったと思います。ロングランでは僅差になりそうですが、まずは明日の予選に向けて準備を進めます」。
ポルシェ919ハイブリッド(カーナンバー2)のドライバーのコメント
ロマン・デュマ(38歳、フランス):「初めてドライブした午後のセッションの最初のラップで既に1分26秒台に入るなど良いフィーリングを得られました。その後はユーズトタイヤでのロングランも試しました。初日にしては悪くないと思います」。
ニール・ジャニ(32歳、スイス):「朝のセッションで走れなかったのは残念でした。予定していたプログラムをこなす事が出来ませんでしたが、その文は取り返すつもりです。明日は順調に進む事を祈っています」。
マルク・リーブ(36歳、ドイツ):「最初のセッションで多くの時間を失い、簡単な日ではありませんでした。2度目のセッションは正しい方向に進みました。我々の919ハイブリッドはコーナーリングスピードに優れているので最終セクターでは有利ですが、長いストレートでは期待していたほど速くは無いようです。バランスももう少し改善する余地があります。色々な種類のコーナーがあるので、緻密なセッティングが求められます」。
ポルシェジャパン・プレスリリース
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WEC第7戦 富士6時間 公式練習
10月14日(木)、TOYOTA GAZOO Racingはホームコースである富士スピードウェイで、2016年FIA世界選手権(WEC)第7戦富士6時間レースの開幕を迎えた。TS050 HYBRID #5号車と#6号車はそれぞれ決勝に向けたセットアップを順調に進めた。
TS050 HYBRID #5号車:(中嶋一貴、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ)
公式練習:第1回目 4番手 (1分25秒885), 39周
公式練習:第2回目 5番手 (1分25秒657), 43周
TS050 HYBRID #6号車:(小林可夢偉、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
公式練習:第1回目 2番手 (1分25秒556), 35周
公式練習:第2回目 6番手 (1分25秒702), 40周
TOYOTA GAZOO Racingは、日曜日の決勝レースに向けて、車両のセットアップを最重要課題ととらえて2回にわたる初日の公式練習走行をこなした。公式練習走行は1セッション90分が2回。午前10時45分からの1回目は晴天、気温16℃と予想外の低温で始まった。ところが前戦オースティンの高温と比較して大きな温度差に、ミシュラン・タイヤのパフォーマンスが大きく変化し、チームはタイヤ摩耗などの問題に悩まされることになった。
もちろんチームは日本に向けて発つ前に、過去のデータを検証して万全の準備をして来た。しかし、想定外の低い気温によって上記の様な予想外の問題を引き起こすことになった。それだけレーシングカーは、タイヤも含めてセンシティブなマシンということだ。
1.5kmの長いストレートと後半のタイトコーナーが続く富士スピードウェイは、空力性能とメカニカルグリップが重要なファクター。TS050 HYBRIDも両者の最適値を得るために走行を重ね、同時にパワーユニットの効率的な使い方に、ドライバー、エンジニア、メカニックが一丸となって取り組んだ。2人の日本人ドライバー、中嶋一貴と小林可夢偉はスーパーフォーミュラへの参戦で富士スピードウェイは走行の実績を持ち、彼らの豊富な情報がクルマのセットアップの一助になることはTOYOTA GAZOO Racingの強みだった。
公式練習2回目は午後3時半から始まり、2台のTS050 HYBRIDは合計157周、716kmを走破した。#6号車は、セッション終了直前に電気系の問題で走行を中断することになったが、収集した膨大な情報は、明後日の決勝レースに向けてのセッティングに活かすことになる。
地元のレースということもあり、トヨタ自動車の大勢の従業員をはじめ、トヨタファンの方々、そしてメーカーの枠を越えたモータースポーツファの皆様が日曜日の決勝レースではTOYOTA GAZOO Racingの応援に来場してくれるはず。「皆様の期待を裏切らないように全力を尽くす」と、TOYOTA GAZOO Racingのスタッフは意気軒昂だ。
トヨタモータースポーツニュース
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マーク・ウェバー (C)Porsche Japan KK.
世界を代表するドライバーがシーズン終了とともに新しい道へ
ドイツ. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr. オリバー・ブルーメ)のLMP1 ワークスドライバーであるマーク・ウェバーは、FIA世界耐久選手権(WEC)の2016年シーズン終了と同時にプロフェッショナルレーシングドライバーを引退し、ポルシェの特別アドバイザーとなります。
11月19日に行われるバーレーン6時間がオーストラリア出身の現役世界チャンピオンにとってワークスドライバーとして最後の仕事になります。F1グランプリで9回の優勝経験を持つ彼には次なるキャリアが待ち受けています。40歳になるマーク・ウェバーは、彼自身のモータースポーツにおける豊富な経験を生かすために、国際モータースポーツイベントにおけるコンサルタントとして、シュトゥットガルトのスポーツカーメーカーに貢献することになっています。
この活動には、世界中にいる数多くの将来のプロフェッショナルドライバーの新しい才能を探し、トレーニングすることも含まれています。ウェバーは伝説的ラリードライバーであるヴァルター・レアル(69)とともに二人目の特別アドバイザーとなります。この両名はともにモータースポーツで多大な成功を収めており、ポルシェとの強い信頼関係を築いています。
ポルシェAGの社長、オリバー・ブルーメは、「マーク・ウェバーはスポーツマンシップ、耐久力、率直さ、成功へ向けての集中力などポルシェを代表するに相応しいものをすべて兼ね備えています。彼は常に人の話に耳を傾けて熟考する成熟した大人です。マークのWECにおける素晴らしいパフォーマンスに感謝すると同時に、ポルシェが彼との密接な関係を今後も続けられることを嬉しく思います」と述べています。
LMP1担当の副社長であるフリッツ・エッツィンガーは、彼の引退を惜しんでいます。「すでにLMP1プログラムの重要な開発段階においてマークは経験をフルに生かして我々チームの強化に貢献し、一員として溶け込んでいます。ドライバーとしても彼は実にフェアな精神の持ち主であり、サイドバイサイドのバトルでも一切臆することはありません。その一方で戦略をよく理解し、チームの利益を優先してくれました。この絶妙なバランスが耐久レースドライバーとして貴重な存在でした。ティモ・ベルンハルト/ブレンドン・ハートレーとともに2015年のドライバー選手権を獲得したことは、その意味で当然の帰結だったといえるでしょう。彼のパフォーマンスによって、私達は2016年もマニュファクチュアラー/ドライバーいずれの選手権を獲得したいと考えています」。
現時点でポルシェチームは両選手権においてトップの地位にいます。マニュファクチュアラー選手権で238ポイントリードしています(アウディ=185、トヨタ=137ポイント)。ロメイン・デュマ/ニール・ジャニ/マルク・リーブ組はアウディのリーダーチームを37.5ポイント上回っています。残りレースは3戦です。
「私は居るべきところに到達したのです」マーク・ウェバーはこう述べます。「ポルシェは常に私が最も愛するブランドであり、私自身にも馴染んでいます。エレガントでありながらパフォーマンスに優れ、しかも控えめなとも言える911はまさに生きる伝統です」。彼はこう続けます「私は本当のハイスピードやダウンフォース、そしてバトルの世界から離れることを寂しく思いますが、衰える前に現役を去るつもりでいましたし、次に控えている新しい任務を楽しみにしています」。
マーク・ウェバーはプロフェッショナルドライバーから引退する必要性はまったくありませんでした。彼のラップタイムは今もトップクラスにあり、その経験は他に得難いものでチームメイトとも非常に良好な関係を築いています。ウェバーはF1で成功を収めた後も何をすべきか知っていました。「F1からLMP1への挑戦はまったく新しい経験でしたが、それは私にとってちょうど良いタイミングでもありました。ティモやブレンドンと1台のマシーンをシェアすることによって特別なものが生まれるプロセスは忘れがたいものです。バーレーンで最後に919ハイブリッドに乗り込むときには複雑な感情になるかもしれませんが、今はただ残るレースのすべての瞬間を心からエンジョイしようと考えています。」
ポルシェジャパン・プレスリリース
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富士山の麓で世界選手権レースがヒートアップ
ドイツ. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr. オリバー・ブルーメ)は、919ハイブリッドで10月14日~16日に富士スピードウェイで開催されるFIA世界耐久選手権(WEC)の第7戦に参戦します。この6時間耐久レースは、ポルシェにとってタイトル防衛と言うミッションに向けた重要なレースとなります。919ハイブリッドによるル・マン24時間などの勝利によって、ポルシェは世界選手権のマニュファクチュアラー部門において238ポイントを獲得し、アウディ(185ポイント)およびトヨタ(137ポイント)をリードしています。また、ドライバー部門では、ロマン・デュマ(フランス)/ニール・ジャニ(スイス)/マルク・リーブ(ドイツ)が130ポイントで首位を走っています。このトリオは、アウディのドライバー達に37.5ポイント差、続くトヨタに38ポイント差をつけています。優勝ドライバーには25ポイントが与えられるため、計算上、日本でタイトルが決定する可能性もあります。もう1台の919ハイブリッドのドライバー、ティモ・ベルンハルト(ドイツ)/ブレンドン・ハートレー(ニュージーランド)/マーク・ウェバー(オーストラリア)組は直近の3レースで優勝し、ドライバー部門で一気に4位(78.5ポイント)へ浮上しました。
絵に描いたような富士山の麓にある富士スピードウェイは、セッティングを出すのが非常に難しいサーキットです。1.5 kmの長いストレートでは、空気抵抗を最小限に抑える必要があります。一方、1周4.549 kmの短いサーキットに設けられた16個の非常にタイトなコーナーでは、ダウンフォースが必要ですが、WECでは空力関係の変更が制限されています。このサーキットに合わせた厳密なチューニングは困難で、その上、トップカテゴリーであるル・マン・プロトタイプ1(LMP1)における争いは熾烈を極め、ほんのわずかな優劣が勝敗を分けます。
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース
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Audi R18が7月以降のレースでライバルをリードして走行した合計距離は1,000km以上
富士戦は2016年シーズンのタイトル争いにおいて非常に重要なレース
10月7日 インゴルシュタット:
今シーズンのFIA世界耐久選手権(WEC)が、大詰めを迎えています。アジア圏での3大会がわずか5週間の間に開催されるシーズン終盤は、タイトル争いを決着する重要な要素となります。アウディは、マニュファクチャラーズ、ドライバーズともランキング2位を維持した状態で日本でのレースに臨みます。非常に重要な第7戦は、10月16日日曜日、東京から南西およそ100kmに位置する、チャレンジングなレイアウトで知られる富士スピードウェイで開催されます。
今シーズンのFIA世界耐久選手権は、6時間耐久でありながらスプリントさながらの展開となったレースが数多くありました。ニュルブルクリンク、メキシコ、テキサスでの大会では、最後の1周までスリリングな展開が続きました。アウディのチームとドライバーは、富士戦を特に心待ちにしています。日本のレースファンは耐久レース観戦が好きで、ドライバーへの敬意の念すら感じられます。また多くのメディアもモータースポーツを好意的に取り上げてくれます。その理由のひとつに、多くのアウディドライバーが日本と深い関係を持っていることが挙げられます。ロイック デュバルとブノワ トレルイエのフランス人ドライバー2名は、日本で幾年にもわたりレースに出場、多くの好成績を残しています。さらにドイツ人ドライバー・アンドレ ロッテラーは2003年から東京に拠点を持ち、日本を第二の故郷として数多くのレースに出場しています。
アウディジャパン・プレスリリース
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2016年10月11日
トヨタ自動車株式会社 モータースポーツマーケティング部
NASCARスプリント・カップ・シリーズ第30戦シャーロット
エクスフィニティではトヨタの2名が“チェイス”第2ラウンド進出
金/土の2日間で行われるはずだったシャーロットのレースは、ハリケーンの影響で順延となり、日曜日に両カテゴリーが2週連続となるダブルヘッダー開催。スプリント・カップ・シリーズはペナルティで最後尾スタートとなったマット・ケンゼスが追い上げを見せ2位フィニッシュ。その直後に行われたエクスフィニティ・シリーズでは、ダニエル・サレスが3位、エリック・ジョーンズが5位でフィニッシュし、2人揃って“チェイス”の次ラウンド進出を決めた。
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第30戦 Bank of America 500
開催日:10月9日
最高峰スタートから追い上げ2位フィニッシュを果たしたマット・ケンゼス(#20)
10月9日(日)、米国南東部ノースカロライナ州コンコードのシャーロット・モーター・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第30戦「Bank of America 500」が開催された。
シャーロットはNASCARのチームや関係企業が多く本拠地を持つNASCARの聖地のひとつ。シリーズ戦は年2戦行われているが、去年の春大会はカール・エドワーズ、今年の春大会はマーティン・トゥルーエクス・Jr.が制している。
シーズンの終盤10戦で上位ドライバーがタイトルを争うプレーオフ“チェイス”は序盤の3戦からなる第1ラウンドを終え、対象ドライバーが16名から12名へと絞られた。トヨタ勢は3戦中2戦を制し絶好調なトゥルーエクス・Jr.を含め、“チェイス”に進んだ5名全員が危なげなく第2ラウンドへ進出。再び全員揃って、8名のみが生き残る第3ラウンドへの全員進出を目指す。
6日(木)練習走行の後、午後7時20分より予選が行われ、カイル・ブッシュが4番手、トゥルーエクス・Jr.が7番手、エドワーズが8番手、デニー・ハムリンが9番手、ケンゼスは17番手グリッド。
この週末、ハイチ他カリブ海諸国に大きな被害をもたらしたハリケーン“マシュー”はその後北上し、アメリカ南東部に接近。この影響により、7日(金)と8日(土)に予定されていた一切の走行セッションは全てキャンセルに。
8日(土)夜に予定されていたカップ・シリーズの決勝は9日(日)正午に順延されて実施されることとなった。
トヨタモータースポーツニュース
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2016年10月10日
トヨタ自動車株式会社 モータースポーツマーケティング部
WEC第7戦富士6時間 プレビュー TOYOTA GAZOO Racing
TOYOTA GAZOO Racingはこの週末、2台のTS050 HYBRIDをもってホームコースの富士スピードウェイでFIA世界耐久選手権(WEC)第7戦富士6時間レースに参戦する。
2016年シーズン第7戦の舞台、富士スピードウェイは、トヨタ・ハイブリッド・システム・レーシング(THS-R)の開発拠点であるトヨタ自動車東富士技術研究所から僅かな距離に位置するTOYOTA GAZOO Racingのホームコースだ。
TOYOTA GAZOO Racingは前戦、米国テキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)6時間レースで僅差のトップ争いを展開した結果、3位表彰台を獲得したが、ホームコースの富士スピードウェイでは表彰台の中央を目指す。
小林可夢偉とステファン・サラザン、マイク・コンウェイの3名がドライブするTS050 HYBRID #6号車は、COTA6時間レースでライバル勢と三つ巴の優勝争いを展開。富士6時間レースでは僅差で争っているドライバーズランキング2位の座奪還に向けて全力で戦うと意気盛んだ。
今季不運が続いている#5号車の中嶋一貴とアンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミの3名だが、2012~14年に打ち立てた3勝の記録を更新すべく万全の準備に怠りない。
TOYOTA GAZOO Racingにとって、富士スピードウェイは2012年から2014年まで3年連続優勝を飾るなど、WECの中で最も好成績を残してきたコースだ。今季これまでの6戦中4回の表彰台フィニッシュを果たしているTOYOTA GAZOO Racingにとって、この週末、表彰台の頂点獲得こそが最大の目標になる。
富士スピードウェイは、現行のWECシリーズを初めて開催したのは2012年だが、スポーツカーレースにおいては、長い歴史を持っている。初の1000kmレースは1967年。この霊峰富士山の麓に位置するコースで、トヨタ2000GTやトヨタ7といった伝説的な名車が多くの勝利を重ねてきた。
トヨタモータースポーツニュース
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