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2017年1月16日 (月)

DAKAR:ダカールラリー2017がブエノスアイレスにゴール。2週間の戦いを終えTLCは市販車部門の4連覇をC・ラヴィエル組と三浦昂(トヨタ車体社員)組によるワン・ツーフィニッシュで達成。 (TLC)

01見事市販車部門1位に輝いた327号車

戦況
14日、ダカールラリー2017は最終行程リオ・クアルト~ブエノスアイレス(アルゼンチン)間で64㎞の競技を行い、移動区間でブエノスアイレス市内へ到着。アルゼンチン自動車クラブ前に設けられたポディアムでゴールセレモニーが行われた。

この日はリオ・クアルト周辺の農道で64㎞の最終競技区間(SS)を実施したあと673kmの移動区間(リエゾン)で最終ゴール地のブエノスアイレスへ。移動距離が長いため、ポディアム到着は夕方以降となった。

2台のランドクルーザー200で今大会に参戦したTLCは安定したパフォーマンスを発揮する327号車のベテランコンビ、クリスチャン・ラヴィエル/ジャン・ピエール・ギャルサン組が大会初日から市販車部門の1位、ドライバー挑戦2年目のトヨタ車体社員三浦昂が経験豊富なローラン・リシトロシターとコンビを組む332号車が同部門2位を守って推移した。第4ステージでは三浦がドライバーとして自身初のSS(同部門)トップタイムを記録。さらにSS中にスペアタイヤをラヴィエル組に渡してサポートの役割も果たすなどチームの勝利に貢献した。三浦組は第10ステージでも再びSSトップを獲り、後続とのタイム差を拡大。車両にダメージを与えないラヴィエル組の安定した速さ、またメカニック勢の確かな点検整備によって車両に殆どトラブルが発生しなかったこともチームのワン・ツー・フィニッシュを確かなものとした。10日にはサルタのビバークへ向かう移動区間の道路が水害で寸断され、翌日の競技がキャンセルされる事態となったが、競技車とアシスタンスが行程中に合流して途上で点検整備を行うなど持ち前のチームワークも発揮された。

最終行程の64㎞のSSは地元の農道を利用した直角コーナーが連続するフラットなグラベル路。距離が短いため無理をしても得られるタイム差はわずかな半面クラッシュなどのリスクは高い。TLCの2台は抑えたペースで走破し、ラヴィエル組の327号車が総合24位/市販車部門1位、三浦組332号車も総合29位/部門2位でゴールした。

この結果により最終的な累計順位は327号車が総合23位/市販車部門1位、332号車が1時間42分41秒差の総合24位/同部門2位となった。なお、2位の332号車と3位のデニス・ベロゼフスキー組333号車(ランドクルーザー200、累積29位)との差は3時間37分07秒であった。

ブエノスアイレス市内、アルゼンチン自動車クラブの建物前に設けられたゴールポディアムは午後5時頃から参加者の登壇がスタート。土曜日の晩ということもあり、大勢の市民が集まった。

TLCがポディアムに到着したのは午後8時すぎ。327号車、332号車の順で壇上に上がり、選手たちは日本から激励に駆け付けた網岡卓二トヨタ車体会長、中根秀樹常務役員としっかり握手をかわした。主催者から市販車部門優勝、2位の盾を受け取った選手と会長らは声援に手を振って応え、2週間のラリーが幕を閉じた。

本日までの累計順位 (第12ステージ終了時点)

CAR Noドライバー&ナビゲーター市販車部門順位クラス順位総合順位
327 クリスチャン・ラヴィエル/ジャン・ピエール・ギャルサン 1 1 23
332 三浦 昂/ローラン・リシトロイシター 2 2 24

本日のステージ順位 (第12ステージ終了時点)

CAR Noドライバー&ナビゲーター市販車部門順位クラス順位総合順位
327 クリスチャン・ラヴィエル/ジャン・ピエール・ギャルサン 1 1 23
332 三浦 昂/ローラン・リシトロイシター 2 2 24

TEAM VOICE
網岡卓二トヨタ車体会長
無事にゴールしてくれて本当に嬉しい。市販車部門4連覇を達成したことで、世界中の人々に更なるランドクルーザーの信頼性と走破性を証明できたと思う。応援してくれたみなさん、ありがとうございました。チームメンバーの皆さん、よくがんばってくれました。
中根秀樹トヨタ車体常務役員
こちらに来て雰囲気に圧倒されました。序盤からワン・ツー体制を築いて4連覇を達成。大変なことだと敬意を表します。地球の裏側から応援していた社員のみなさんも喜んでいると思います。

角谷監督
結果は、最高のワンツーフィニッシュとなり満足しています。メンバー全員が自分たちの役割を認識して達成出来たと 信じています。ダカールが終わりましたので、次の活動に向けて動き始める準備をして行きたいと思います。ご声援ありがとうございました。

ラヴィエルドライバー
市販車部門優勝という責任を果たせて嬉しいです。ランドクルーザーは強くて良いクルマ。チームのマネジメントも完璧で良い経験になりました。
ギャルサンナビゲーター
今回のダカールはナビゲーションが難しかったと言われますが、競技の一環なのですから自分はそれで良いと思います。旧知のラヴィエルドライバーとのコンビで市販車部門優勝が出来て今はとてもハッピーです。

三浦ドライバー
ゴールした瞬間、すごく嬉しかったです。今回、自分の(運転)技術だけではこの成績は得られなかった。リードしてくれたリシトロイシターナビゲーター、クルマを完璧に仕上げてくれたメカニックのおかげだと思います。今後チャンスがあるのなら、リシトロイシターナビゲーターと優勝を狙えるように成長したいです。

リシトロイシターナビゲーター
今回は雨が多く、高地も長かったのでメカニックは大変だったと思います。そんな中、三浦ドライバーと組んで2年目のダカールは彼の成長が大きく、部門2位を獲ることが出来ました。彼の進歩は続いているので、またチャンスがあればより良い結果を出すことが出来るような気がします。

シャロワチーフメカニック
今回のダカールは雨によるキャンセルが多かったですが、決して簡単ではありませんでした。むしろ難しい状況ほど我々に有利な部分が増えると言えるでしょう。4連覇とワン・ツーフィニッシュ。達成出来て本当に良かったです。

西村メカニック
小学生のころパリ・ダカに出場しているアラコのランクル80をテレビで見てダカールラリーに憧れがありました。こうしてチームの一員として部門優勝に接することが出来て嬉しい。次回はメカニックとしての技術力ももっと磨いて活躍したいと思います。

小田メカニック
2年目で全ての流れが分かっている分、積極的に動くことが出来ました。無事にワン・ツーフィニッシュが達成出来て良かった。自分にとってあっという間の2年間で、これで(現場派遣は)終わりと思うと寂しいですが、楽しかったです。

山田メカニック
自分が携わったクルマがこうして優勝出来て最高の気持ちです。本番の2週間は始まったら早かった。初めて現場に派遣され、指示されたことは出来たと思いますが、流れを掴んで自分で手を出せるようになるまでには時間が掛かりました。

トヨタオートボディ・プレスリリース

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