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2017年3月29日 (水)

WEC:TOYOTA GAZOO Racing、WEC第2戦、第3戦に参戦する3台目のドライバーを発表

2017ts050hybridteaser_1トヨタ自動車株式会社 モータースポーツマーケティング部

TOYOTA GAZOO Racingは、2017年シーズンのFIA世界耐久選手権(WEC)に3台目として参戦するTS050 HYBRIDのドライバーに、国本雄資選手とニコラス・ラピエール選手が決定したことを発表した。

国本選手とラピエール選手は、既に発表されているステファン・サラザン選手と組んでTS050 HYBRID#9号車を駆り、第2戦スパ・フランコルシャン6時間と第3戦ル・マン24時間の2戦に参戦する。

26歳の国本選手は、日本のSUPER GTにこれまで8年にわたって参戦、耐久レースにおいても十分な経験を積んできている。また、昨年は、トップレベルのドライバーが競う、日本のスーパーフォーミュラにおいてシリーズチャンピオンを勝ち取った。全日本F3のチャンピオンを経てトップカテゴリーに参戦している国本選手は、今季もSUPER GTとタイトル防衛を目指すスーパーフォーミュラに参戦する。

32歳のフランス人、ニコラス・ラピエール選手は、3年ぶりのチーム復帰となる。ラピエール選手は2012年から2014年までTOYOTA GAZOO RacingでWECシリーズに参戦。トヨタのハイブリッド・レースカーによるWEC初勝利にも貢献した。その後、彼はLMP2クラスに参戦。2度にわたってル・マン24時間レースのクラス優勝を勝ち取ったほか、2016年はシリーズチャンピオンに輝いた。

この発表により、TOYOTA GAZOO Racingの2017年シーズン参戦体制が全て整った。1月に発表された、#7号車は小林可夢偉選手、マイク・コンウェイ選手、ホセ・マリア・ロペス選手の3名。#8号車は中嶋一貴選手、セバスチャン・ブエミ選手、アンソニー・デビッドソン選手の3名の組み合わせで、この2台がシリーズにフル参戦する。

トヨタモータースポーツニュース

佐藤俊男 TOYOTA GAZOO Racing代表:
第2戦スパ・フランコルシャン6時間と第3戦ル・マン24時間に参戦するTS050 HYBRID 3台目のドライバーとしてニコラス・ラピエール選手と国本雄資選手を迎えることをとても嬉しく思います。すでに発表しているステファン・サラザン選手と合わせ、力強い#9号車のドライバーラインナップが出来たと思います。チームは、ラピエール選手を良く知っており、良い関係を継続して来ています。彼は、速さだけでなくル・マンでの好結果に何が必要かを知ったドライバーであり、即戦力でチームに貢献してくれると思います。国本選手は昨年、全日本スーパーフォーミュラ選手権でチャンピオンを獲得し、速さと実績を示したドライバーです。WECテストにおいても安定的な速さで走ったばかりでなく、チームプレーにおいても素晴らしい内容でした。彼はWECの耐久レースに要求される条件にも十分適応できる選手だと確信しています。

国本雄資:
WECへの参戦は夢でした。いつかTOYOTA GAZOO Racingのドライバーとしてル・マン24時間レースに出場することを願っていたので、このチャンスを最大に活かしたいと思っています。TS050 HYBRIDを初めてテストした時は、とても素晴らしく、心から楽しむことが出来ました。LMP1カーでのレース、そしてヨーロッパでレースを戦うのは私にとって新たな挑戦ですが、全力を尽くしたいと思います。そのためにチームやとても経験豊かで速い、ステファンとニコラスという2人のチームメイトから積極的に学んでいきたいと思っています。

ニコラス・ラピエール:
TOYOTA GAZOO Racingと再びル・マンを戦うことになり、とても嬉しく思います。この機会を与えてくれたチームに感謝します。私がドライブしていた2014年のTS040 HYBRIDから、TS050 HYBRIDはかなり進化しているでしょうから、再びLMP1カーでレースが出来るのをとても楽しみにしています。すぐに第2戦スパを迎えることになるので、全力で集中し、来るシーズンへ向け自分自身の準備も進めなくてはなりません。私はトヨタのドライバーとしてル・マンの表彰台に登ったことがありますが、今年の目標は間違いなくそれを再現することです。

ドライバープロフィール

国本雄資
国籍 日本
生年月日 1990年9月12日 横浜市
住所 横浜市
既婚 / 未婚 未婚
身長 168cm
体重 62kg
実績 フォーミュラ・チャレンジ・ジャパン(FCJ)チャンピオン(2008年)
全日本F3選手権 チャンピオン(2010年)
全日本スーパーフォーミュラ選手権 チャンピオン(2016年)

キャリア
2008 フォーミュラ・チャレンジ・ジャパン(FCJ)チャンピオン(8勝)
フォーミュラBMWパシフィック 16位
2009 SUPER GT(GT300クラス)10位
全日本F3選手権 3位(4勝)
2010 SUPER GT(GT300クラス)5位(1勝)
全日本F3選手権 チャンピオン(10勝)
2011 SUPER GT(GT300クラス)7位
全日本選手権フォーミュラニッポン10位
2012 SUPER GT(GT500クラス)13位
全日本選手権フォーミュラニッポン13位
2013 SUPER GT(GT500クラス)5位(1勝)
全日本選手権スーパーフォーミュラ10位
2014 SUPER GT(GT500クラス)7位
全日本選手権スーパーフォーミュラ7位
2015 SUPER GT(GT500クラス)9位
全日本選手権スーパーフォーミュラ9位
2016 SUPER GT(GT500クラス)4位(1勝)
全日本スーパーフォーミュラ選手権 チャンピオン(2勝)

ニコラス・ラピエール
国籍 フランス
生年月日 1984年4月2日、トノン・レ・バン
住所 ジュネーブ、スイス
既婚 / 未婚 未婚
身長 170 cm
体重 69 kg
実績 F3マカオグランプリ優勝(2003年)
ル・マン24時間レース LMP2クラス優勝(2015年、2016年)
WEC LMP2クラスチャンピオン(2016年)

キャリア
1997 欧州カート選手権、CIK カデットクラス 6位
2000 フォーミュラルノー フランス選手権参戦
2001 フォーミュラルノー フランス選手権8位(ジュニアクラス4位)
2002 フォーミュラルノー 欧州選手権3位
2003 欧州F3選手権 11位
F3マカオグランプリ優勝
2004 欧州F3選手権 3位(3勝)
2005 GP2 シリーズ 12位
2006 GP2 シリーズ 9位
A1 グランプリシリーズチャンピオン(6勝)
2007 GP2シリーズ 12位(2勝)
ル・マン24時間レース 9位
2008 ル・マンシリーズ 12位
2009 ル・マンシリーズ 6位(1勝)
ル・マン24時間レース 5位
アジアン・ル・マンシリーズ 3位
2010 ル・マンシリーズ 2位(1勝)
ル・マン24時間レース 参戦 リタイヤ
2011 ル・マンシリーズ / ル・マンカップ 1勝
ル・マン24時間レース 5位
セブリング12時間レース 優勝
2012 ル・マン24時間レース(TOYOTA Racingから参戦)リタイヤ
WEC(TOYOTA Racing から参戦)3位(3勝)
2013 ル・マン24時間レース(TOYOTA Racingから参戦)4位
WEC(TOYOTA Racing から参戦)4位(1勝)
2014 ル・マン24時間レース(TOYOTA Racingから参戦)3位
WEC(TOYOTA Racing から参戦)6位(2勝)
2015 ル・マン24時間レース 9位(LMP2優勝)
WEC LMP2クラス シリーズ5位(1勝)
2016 ル・マン24時間レース 5位(LMP2優勝)
WEC LMP2クラスチャンピオン(4勝)

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