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2017年10月12日 (木)

NASCAR:マーティン・トゥルーエクス・Jr.が今季6勝目! “プレーオフ”第2ラウンド進出を決める

2017年10月10日
トヨタ自動車株式会社 GAZOO Racing Company

モンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズ第30戦シャーロット
NASCARはシャーロットでカップとエクスフィニティが開催。カップ戦ではマーティン・トゥルーエクス・Jr.が今季6勝目を挙げ、“プレーオフ”第3ラウンドへの進出を決めた。“プレーオフ”第1ラウンド最終戦となったエクスフィニティでは、マット・ティフトがペナルティでの後退から追い上げ9位でフィニッシュ。“プレーオフ”第2ラウンドへ進むこととなった。 

Monster Energy NASCAR CUP SERIES
第30戦 Bank of America 500

開催日:10月8日

17nascar32_1今季6勝目を挙げたマーティン・トゥルーエクス・Jr.

 10月8日(日)、米国東南部ノースカロライナ州コンコードのシャーロット・モーター・スピードウェイでモンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズ第30戦「Bank of America 500」が開催された。
 シーズン終盤の10戦で上位ドライバーによりタイトルを争う“プレーオフ”は4戦目を迎え、第2ラウンドとして最初の16名から12名へと絞り込まれた。トヨタ勢はこの“プレーオフ”の序盤3戦で全勝。マーティン・トゥルーエクス・Jr.が首位、カイル・ブッシュが2位につけると共に、デニー・ハムリン、マット・ケンゼスと4名全てがこの第2ラウンドへ進出した。

 9日(日)午後1時3分、1.5マイルオーバルを90周、90周、154周の3ステージ合計334周(501マイル:約800km)して競われる決勝レースがスタート。
 今季初のポールポジションからスタートを切ったハムリンが序盤をリード。予選2番手で最前列に並んだケンゼスはスタートを失敗しポジションダウンも、4番手スタートのカイル・ブッシュと共にトップ10圏内をキープした。
 ステージ中盤に出されたコーションからの再スタートでハムリンもポジションを落とし、ステージ1はカイル・ブッシュが5位、ハムリンが6位、ケンゼスが7位、14番手スタートから着実にポジションを上げたルーキー、ダニエル・スアレツが9位に入った。トゥルーエクス・Jr.はハンドリングに苦しみ12位。今季好調なトゥルーエクス・Jr.にとって、ステージ1をトップ10圏外で終えるのは開幕戦デイトナ以来となった。
 ステージ2はスタート前のピットでカイル・ブッシュが2位へとポジションを上げ、再スタートで首位に浮上。激しい首位争いを展開したが、137周目、スピンを喫し壁にクラッシュ。車体右後方部にダメージを負ってしまった。クルーの懸命な修復作業でレースには復帰したものの、周回遅れに。更に再スタート後にも壁にヒット。イエローコーションは出ず、2周遅れとなってしまった。
 ステージ2は上位を争ったケンゼスが3位、トゥルーエクス・Jr.が4位、ハムリンが6位。
 ステージ3は前半イエローコーションが出ない展開となる中、遮熱板の破損により車内が高温となるアクシデントにも見舞われ苦しむカイル・ブッシュが220周目に壁にヒットするも、イエローコーションは出ず、3周遅れに。
 220周目過ぎあたりからグリーンフラッグ下でのピットインが開始された。全車がグリーンフラッグピットを終えた時点でマーティン・トゥルーエクス・Jr.が首位に浮上。279周目にカイル・ブッシュがまたもスピンを喫し、イエローコーション。
 このコーション時のピットで首位に立ったトゥルーエクス・Jr.は、その後終盤2度にわたってイエローコーションが出され、最後は残り2周での“オーバータイム”となったが、どちらの再スタートも決め、トップチェッカー。今季6勝目を挙げた。この勝利で、トゥルーエクス・Jr.は“プレーオフ”第3ラウンド進出を決めた。トヨタは4連勝。“プレーオフ”が始まってから全勝を続けている。
 ハムリンが4位、ケンゼスは11位でフィニッシュ。カイル・ブッシュは高温の車内で脱水症状に見舞われながらも走り抜き29位でレースを終えた。ルーキーのスアレツが“プレーオフ”ドライバー外での最上位となる6位に入り、今季12度目のトップ10フィニッシュを果たした。
 “プレーオフ”ランキングでは、カイル・ブッシュが順位を落とすこととなったが、今季通算4勝を挙げるなどプレーオフポイントを多く稼いでいたため、まだ次ラウンド進出圏内の6位。ハムリンは5位。ケンゼスはぎりぎり圏外となる9位につけている。とはいえ、4位から11位まで8人が20点差の中に入っている状況。次戦はタラデガで、“ビッグ・ワン”に巻き込まれれば大きくポイントを失う可能性もあり、次ラウンド進出はトゥルーエクス・Jr.以外、どのドライバーも全く予断を許さない状況となっている。

 次戦第31戦は10月15日(日)、米国南部アラバマ州タラデガのタラデガ・スーパースピードウェイで行われる。

ドライバー マーティン・トゥルーエクス・Jr.:
「信じられない勝利だ。チーム全員、ひとりひとりの努力によるもので、この素晴らしい“トヨタ カムリ”を仕上げてくれた皆に感謝したい。レース前は大きなプレッシャーもあったし、予選やレース序盤は苦戦したが、チームがよくやってくれた。我々の車両が最速だったかどうかは分からないが、こうしてヴィクトリーレーンに上がることが出来た。次戦タラデガではこれまで不運に見舞われることが多かったが、これで心配せずに、レースを楽しむことが出来そうだ」 

トヨタモータースポーツニュース

第30戦 Bank of America 500 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 17 78 マーティン・トゥルーエクス・Jr. トヨタ カムリ 337
2 7 24 チェイス・エリオット シボレー 337
3 3 4 ケヴィン・ハーヴィック フォード 337
4 1 11 デニー・ハムリン トヨタ カムリ 337
6 14 19 ダニエル・スアレツ トヨタ カムリ 337
11 2 20 マット・ケンゼス トヨタ カムリ 337
17 38 77 エリック・ジョーンズ トヨタ カムリ 337
28 39 23 コリー・ラジョイ トヨタ カムリ 333
29 4 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 331
36 35 55 グレイ・ゴールディング トヨタ カムリ 267
39 40 83 ブレット・モフィット トヨタ カムリ 89

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 マーティン・トゥルーエクス・Jr. トヨタ 3106
2 カイル・ラーソン シボレー 3072
3 ケヴィン・ハーヴィック フォード 3069
5 デニー・ハムリン トヨタ 3056
6 カイル・ブッシュ トヨタ 3055
9 マット・ケンゼス トヨタ 3043
19 エリック・ジョーンズ トヨタ 748
20 ダニエル・スアレツ トヨタ 686
34 コリー・ラジョイ トヨタ 202
39 マイケル・ウォルトリップ トヨタ 29
44 アーロン・デイ トヨタ 5
45 ステファン・リート トヨタ 5
48 D.J.ケンニントン トヨタ 2
マニュファクチャラーズ
ポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 1066
2 シボレー 1055
3 フォード 1041

NASCAR XFINITY SERIES
第29戦 Drive for The Cure 300

開催日:10月7日

2台の“トヨタ カムリ”がトップ10フィニッシュ
マット・ティフトが“プレーオフ”第2ラウンド進出

17nascar32_24戦連続トップ10フィニッシュで“プレーオフ”第2ラウンド進出を決めたマット・ティフト(#19) 

 10月7日(土)にNASCARエクスフィニティ・シリーズの第29戦「Drive for The Cure 300」がシャーロット・モーター・スピードウェイで開催された。
 エクスフィニティ・シリーズの“プレーオフ”は、シーズン終盤の7戦で上位ドライバーがタイトルを争う。今大会はその第1ラウンド最終戦となる3戦目。トヨタ勢ではルーキーのマット・ティフトが“プレーオフ”の12名に入り、タイトルを争っている。

 7日(土)レース直前に予定されていた予選は雨のためにキャンセル。規則に従い、オーナーポイント順でグリッドが決定。昨年のシリーズチャンピオンで今季はカップ・シリーズにフル参戦しているダニエル・スアレツがポールポジション、同じくカップ・シリーズフル参戦のエリック・ジョーンズが3番手。ティフトは14番手からのスタートとなった。

 レースの予定時刻になっても雨は止まず、雨が止むのを待って“トヨタ タンドラ”に搭載された“エア・タイタン”によりコースを乾燥。予定よりも5時間以上遅れ、昼間開催の予定がナイトレースとなって、夜8時33分、1.5マイルオーバルを45周、45周、110周の3ステージ合計200周(300マイル:約480km)して競われる決勝レースがスタートした。
 ステージ1はポールポジションのスアレツが逃げ、ひとつポジションを上げたエリック・ジョーンズがこれを追う展開。残り3周でスアレツを逆転したエリック・ジョーンズがステージ1を制し、スアレツは2位となった。ティフトは14位。
 ステージ2もスアレツとエリック・ジョーンズが首位を争い、今度はスアレツが1位、エリック・ジョーンズが2位で終えた。ティフトは12位。
 ステージ3が始まってまもなく、ティフトはホイールが外れてしまうアクシデントに見舞われ、ペナルティ。周回遅れの30位に後退。これで出されたコーションからの再スタート直後に、エリック・ジョーンズがスピン。すぐに再度コーションとなり、ティフトは“ラッキー・ドッグ”(コーション発生時に周回遅れの最上位が首位と同一周回に復帰できる救済措置)を獲得した。
 トヨタ勢を襲った不運はこれだけに収まらず、160周目には2位につけていたスアレツのピット作業時にタイヤをエリア外に転がしてしまいペナルティで26位に後退と、次々に順位を落とすこととなってしまった。
 しかし、“トヨタ カムリ”の速さを活かし、スアレツとティフトは終盤猛烈な追い上げを開始。ティフトは残り30周、スアレツも残り20周を切ったところでトップ10へ復帰して見せた。
 最終的にスアレツが8位、ティフトは9位でフィニッシュ。ティフトは“プレーオフ”に入る1戦前から4戦連続のトップ10フィニッシュを続けており、12人から8人に絞られる“プレーオフ”第2ラウンドへの進出を決めた。

 次戦第30戦は10月21日(土)、米国中西部カンザス州カンザスシティのカンザス・スピードウェイで行われる。

ドライバー マット・ティフト:
「“プレーオフ”第1ラウンドは好調に戦えて、第2ラウンドに進めて良かった。今大会と前戦ドーバーでは、それぞれ異なる状況ながら後方からの追い上げを強いられたが、素晴らしい“トヨタ カムリ”と共にトップ10フィニッシュを果たせた。第2ラウンドに進出できて感激しているし、我々は今勢いに乗っていると感じる。とはいえ次のラウンドの3戦へ向けてまだやるべきことがあるのは確かだ。今は最終戦ホームステッドを目指して一つ一つ戦っていくだけだ」 

第29戦 Drive for The Cure 300 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 4 42 アレックス・ボウマン シボレー 200
2 31 12 サム・ホーニッシュ・Jr. フォード 200
3 2 22 ライアン・ブレイニー フォード 200
8 1 18 ダニエル・スアレツ トヨタ カムリ 200
9 14 19 マット・ティフト トヨタ カムリ 200
17 18 24 コリー・ラジョイ トヨタ カムリ 200
19 19 14 J.J.イェリー トヨタ カムリ 200
29 34 40 チャド・フィンカム トヨタ カムリ 193
30 3 20 エリック・ジョーンズ トヨタ カムリ 192

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 ウィリアム・バイロン シボレー 3026
2 ジャスティン・アルゲイヤー シボレー 3023
3 エリオット・サドラー シボレー 3020
8 マット・ティフト トヨタ 3004
13 ダコダ・アームストロング トヨタ 521
15 J.J.イェリー トヨタ 518
29 ディラン・ラプトン トヨタ 160
30 ライアン・プリース トヨタ 157
31 カイル・ベンジャミン トヨタ 152
36 ジェブ・バートン トヨタ 99
45 ジェームス・デイヴィソン トヨタ 52
49 ドリュー・ヘリング トヨタ 35
61 マーク・トンプソン トヨタ 17
67 ベニー・ゴードン トヨタ 10
72 ケール・コンリー トヨタ 5
80 アーニー・フランシス・Jr. トヨタ 1
マニュファクチャラーズ
ポイント
順位 メーカー ポイント
1 シボレー 1052
2 フォード 988
3 トヨタ 983
4 ダッジ 182

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