GP3:Rd.8ヤス・マリーナ レース結果
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Suncity Group Formula 3 Macau Grand Prix - FIA F3 World Cup | |||||||||||
Qualification Race - Provisional Classification | |||||||||||
POS | NO | DRIVER′ TEAM | NAT | CAR | TIME | LAPS | GAP | DiFF | KM′ H | BEST | ON |
1 | 7 | Callum lloft/SJM Theodore Racing by PREI\,A | GBR | Dallara Mercedes | 22:18.077 | 10 | 164.6 | 2:12.456 | 4 | ||
2 | 15 | Joel Eriksson/Motopa* with VEB | SW | Dallara Volkswagen | 22:26.034 | 10 | 7.957 | 7.957 | 163.6 | 2:12.736 | 4 |
3 | 19 | S6rgio Sette C6mara/Motopark wilh VEB | BRA | Dallara Volkswagen | 22:26.720 | 10 | 8.643 | 0.686 | 163.5 | 2:12.589 | 4 |
4 | 9 | Maximilian Gunther/sJM Theodore Racing by PREMA | DEU | Dallara Mercedes | 22:27.875 | 10 | 9.798 | 1.155 | 163.4 | 2:12.435 | 4 |
5 | 3 | Ferdinand Habsburg/Carlin | AUT | Dallara Volkswagen | 22:28.468 | 10 | 10.391 | 0.593 | 163.3 | 2:13.129 | 4 |
6 | 26 | Pedro Piquet/Van Amersfoon Raong | BRA | Dallara Mercedes | 22:28.898 | 10 | 10.821 | 0.430 | 163.3 | 2:12.747 | 6 |
7 | 1 | Lando Norris/Carlin | GBR | Dallara volkswagen | 22:30.043 | 10 | 11.966 | 1.145 | 163.1 | 2:12.397 | 5 |
8 | 18 | Daniel Ticktum/Motopa,i( with vEB | GBR | Oallara Volkswagen | 22:30.734 | 10 | 12.657 | 0.691 | 163.1 | 2:12.281 | 3 |
9 | 22 | Yuhi Sekiguchi/B-Max Racing Team | JPN | Dallara Volkswagen | 22:31.495 | 10 | 13.418 | 0.761 | 163.0 | 2:13.273 | 8 |
10 | 8 | Guanyu Zhou/SJM Theodore Racing by PREMA | CHN | Dallara Mercedes | 22:32.792 | 10 | 14.715 | 1.297 | 162.8 | 2:13.255 | 5 |
11 | 21 | Kenta Yamashita/B-Max Racing Team | JPN | Dallara volkswagen | 22:33.582 | 10 | 15.505 | 0.790 | 162.7 | 2:13.327 | 5 |
12 | 5 | Sacha Fenestraz/Carlin | FRA | Dallara Volkswagen | 22:35.635 | 10 | 17.608 | 2.103 | 162.5 | 2:13.199 | 5 |
13 | 25 | Ralf Aron/Van Amersfoort Racing | EST | Dallara Mercedes | 22:37.448 | 10 | 19.371 | 1.763 | 162.3 | 2:13.080 | 7 |
14 | 17 | Marino Sato/Motopark with VEB | SMR | Dallara Volkswagen | 22:43.533 | 10 | 25.456 | 6.085 | 161.5 | 2:14.117 | 7 |
15 | 11 | Sho Tsuboi/TOM'S | JPN | Dallara Toyota | 22:44.691 | 10 | 26.614 | 1.158 | 161.4 | 2:13.865 | 5 |
16 | 2 | Jehan Daruvala/Carlin | IND | Oallara Volkswagen | 22:43.489 | 10 | 30.412 | 3.798 | 160.9 | 2:13.656 | 5 |
17 | 16 | Tadasuke Makino/Motopark with VEB | JPN | Dallara volkswagen | 22:50.250 | 10 | 32.173 | 1.761 | 160.7 | 2:14.474 | 2 |
18 | 20 | Alex Palou/ThreeBond Racing with Dorago Corse | JPN | Dallara Tomei | 22:50.683 | 10 | 32.606 | 0.433 | 160.7 | 2:13.588 | 5 |
19 | 12 | Ritomo Miyata/TOM'S | JPN | Dallara Toyota | 22:55.138 | 10 | 37.061 | 4.455 | 160.2 | 2:14.499 | 5 |
20 | 10 | Mick Schumacher/SJM Theodore Racing by PREMA | DEU | Dallara Mercedes | 22:55.711 | 10 | 37.634 | 0.573 | 160.1 | 2:12.545 | 9 |
21 | 6 | Devlin Defrancesco/Carlin | GBR | Dallara Volkswagen | 23:09.254 | 10 | 51.177 | 13.543 | 158.5 | 2:13.143 | 10 |
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WEC第9戦バーレーン6時間 公式予選
11月17日(金)FIA世界耐久選手権(WEC)最終戦バーレーン6時間レースの予選が行われ、TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRIDは2,4番手グリッドを確保。明日の決勝レースでシーズンを締め括る今季5勝目を目指す。
TS050 HYBRID #7号車:(小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス)
公式練習第3回目: 4番手 (1分43秒902), 24周
公式予選: 2番手 (平均1分39秒646)
TS050 HYBRID #8号車:(中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、アンソニー・デビッドソン)
公式練習第3回目: 3番手 (1分43秒734), 25周
公式予選: 4番手 (平均1分40秒774)
バーレーン6時間の2日目は、現地時間午前11時20分からの1時間にわたる公式練習第3回目に続き、同午後5時30分にLMP1とLMP2クラスの公式予選が行われた。午後5時を過ぎたバーレーン国際サーキットはすっかり闇に包まれ、1周5.412kmのコースを取り囲む照明が周囲を煌々と照らしだした。日が落ちて低下した気温は26度、路面温度30度というコンディションで公式予選が開始された。
TOYOTA GAZOO Racingは、公式練習初日の好調を維持したまま公式予選に臨み、今シーズン5度目のポールポジションを狙った。セッションが始まってすぐに最速タイムをマークしたのは#7号車のマイク・コンウェイ。コンウェイからステアリングを受け取ったホセ・マリア・ロペスも好タイムを刻んだが、セッション終了間際にタイムを更新したライバル#1号車に逆転され、惜しくもポールポジションを逃すこととなった。#7号車の平均タイムはポールポジションから0秒263遅れの1分39秒646で、2番手で最前列に並ぶこととなった。
#8号車は最初に走った中嶋一貴がコース上の混雑に阻まれタイムを伸ばせず、チームは作戦を変更。ポールポジションが困難と判断した時点で臨機応変に決勝レースに向けてタイヤを温存する作戦を取り、中嶋からステアリングを引き継いだアンソニー・デビッドソンは、新品タイヤに交換することなくアタックに入った。#8号車の平均タイムは1分40秒774でグリッドは4番手となった。
今年のLMP1-Hクラスは優勝争いと同時にポールポジション争いも熾烈で、第8戦上海6時間が終了した時点でトヨタとライバルは共に4回ずつのポールポジションを獲得。最終戦では5度目のポールポジションを狙ったTOYOTA GAZOO Racingだったが、残念ながらその希望は叶えられなかったものの、気持ちを切り替えて明日の決勝に臨む。
決勝レースは通常のレースと異なり土曜日に行われる。18日(土)のスタートは現地時間午後4時(日本時間午後10時)、ゴールは同午後10時(同翌19日午前4時)。現在、予選のグリッド争い同様に決勝レースもトヨタとライバルは4勝ずつを分け合っており、トヨタは最多優勝回数を狙い、バーレーン6時間に臨む。
トヨタモータースポーツニュース
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Suncity Group Formula 3 Macau Grand Prix - FIA F3 World Cup | |||||
Provisional Entry List | |||||
No. | Driver | Nat. | Team | Car/Engine | Result |
1 | Lando NORRIS | GBR | Carlin | Dallara Volkswagen | 1st FIA F3 European Championship / 1st Rookie Championship |
2 | Jehan DARUVALA | IND | Carlin | Dallara Volkswagen | 6th FIA F3 European Championship / 2nd Rookie Championship |
3 | Ferdinand HABSBURG | AUT | Carlin | Dallara Volkswagen | 7th FIA F3 European Championship |
5 | Sacha FENESTRAZ | FRA | Carlin | Dallara Volkswagen | Eurocup Formula Renault (currently 1st) |
6 | Devlin DEFRANCESCO | GBR | Carlin | Dallara Volkswagen | Euroformula Open (currently 4th) |
7 | Callum ILOTT | GBR | SJM Theodore Racing by Prema | Dallara Mercedes | 4the FIA F3 European Championship |
8 | ZHOU Guan Yu | CHN | SJM Theodore Racing by Prema | Dallara Mercedes | 8th FIA F3 European Championship |
9 | Maximilian GÜNTHER | DEU | SJM Theodore Racing by Prema | Dallara Mercedes | 3rd FIA F3 European Championship |
10 | Mick SCHUMACHER | DEU | SJM Theodore Racing by Prema | Dallara Mercedes | 12th FIA F3 European Championship / 3rd Rookie Championship |
11 | 坪井 翔 | JPN | TOM’S | Dallara Toyota | 2nd Japanese Formula 3 Championship |
12 | 宮田 莉朋 | JPN | TOM’S | Dallara Toyota | 4th Japanese Formula 3 Championship |
15 | Joel ERIKSSON | SWE | Motopark with VEB | Dallara Volkswagen | 2nd FIA F3 European Championship |
16 | 牧野 任祐 | JPN | Motopark with VEB | Dallara Volkswagen | 15th FIA F3 European Championship |
17 | 佐藤 万璃音 | SMR | Motopark with VEB | Dallara Volkswagen | 19th FIA F3 European Championship |
18 | Daniel TICKTUM | GBR | Motopark with VEB | Dallara Volkswagen | Eurocup Formula Renault 2.0 (currently 7th) |
19 | Sérgio Sette CÂMARA | BRA | Motopark with VEB | Dallara Volkswagen | FIA Formula 2 Championship (currently 12th) |
20 | Alex PALOU | JPN | ThreeBond Racing with Dorago Corse | Dallara Tomei | 3rd Japanese Formula 3 Championship |
21 | 山下 健太 | JPN | B-Max Racing Team | Dallara Volkswagen | Japanese Super Formula (currently 11th) / Japan Super GT300 (currently 5th) |
22 | 関口 雄飛 | JPN | B-Max Racing Team | Dallara Volkswagen | Japanese Super Formula (currently 4th) / Japan Super GT500 (currently 13th) |
23 | 組田 龍司 | JPN | B-Max Racing Team | Dallara Volkswagen | 1st N Class, Japanese Formula 3 Championship |
25 | Ralf ARON | EST | Van Amersfoort Racing | Dallara Mercedes | 9th FIA F3 European Championship |
26 | Pedro PIQUET | BRA | Van Amersfoort Racing | Dallara Mercedes | 14th FIA F3 European Championship |
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2017年11月14日
トヨタ自動車株式会社 GAZOO Racing Company
モンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズ第35戦フェニックス
残り2戦となったNASCAR。3カテゴリー共に、最終ラウンドでタイトルを争う4台を選抜するレースがフェニックスで行われた。カップ・シリーズではレースの3分の2近くを支配したデニー・ハムリンが終盤のクラッシュで無念の脱落。カイル・ブッシュとマーティン・トゥルーエクス・Jr.がファイナルラウンドへ。レースはマット・ケンゼスが今季初勝利を挙げた。エクスフィニティ・シリーズではマット・ティフトが惜しくも最終ラウンド進出を逃したが、オーナーポイントで“トヨタ カムリ”の2台がタイトル争いに残った。トラック・シリーズは終盤大荒れの展開となったが、クリストファー・ベルとマット・クラフトンの2台が最終戦でタイトルを争うこととなった。
Monster Energy NASCAR CUP SERIES
第35戦 Can-Am 500
開催日:11月12日
11月12日(日)、米国南西部アリゾナ州エイボンデールのフェニックス・インターナショナル・レースウェイでモンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズ第35戦「Can-Am 500」が開催された。
シーズン終盤の10戦で上位ドライバーがタイトルを争う“プレーオフ”もついに9戦目。今大会で最終戦のファイナルラウンド“チャンピオンシップ4”を戦う4人が決まる。既にトヨタ勢では、前々戦マーティンズヴィルで勝利したカイル・ブッシュと、今季筆頭の7勝を挙げ、ポイントでリードするマーティン・トゥルーエクス・Jr.が最後の4人として最終ラウンドへの進出を決めている。
前戦で3人目が決定したため、2012年に勝利経験を持つデニー・ハムリンを含む5人が最後のひとつの椅子を目指しこのフェニックスラウンドに臨んだ。
12日(日)午後12時39分、1マイルオーバルを75周、75周、162周の3ステージ合計312周(312マイル:約500km)して競われる決勝レースのスタートが切られた。
金曜日に行われた予選で、僅か1000分の1秒及ばず2番手スタートとなったハムリンは、3ワイド、4ワイド状態となったスタートダッシュでライバルの先行を許したものの、イエローコーションが出ない展開の中、周回遅れが発生し始めると、25周目に首位を奪還。その後も首位争いを続け、ステージ1は2位フィニッシュ。ポイント争いで重要な9点を獲得し、下位に沈んだライバルを“プレーオフ”ランキングで逆転して6点差の4位に浮上した。
ステージ1はマット・ケンゼスが4位、カイル・ブッシュが6位、エリック・ジョーンズ7位、トゥルーエクス・Jr.が8位とトヨタ勢5台がトップ10に入った。
ステージ2前のピット作業で首位に立ったハムリンは、ステージ2は一度も首位の座を譲ることなくトップでチェッカー。更に10ポイントを加え、“プレーオフ”最終ラウンド進出へ向けポイント差を広げることとなった。
ステージ2はケンゼスが2位、エリック・ジョーンズが3位、トゥルーエクス・Jr.が4位、カイル・ブッシュが5位と“トヨタ カムリ”勢がトップ5を独占。ステージ3の前半戦も首位を守るハムリンを先頭に、“トヨタ カムリ”勢が上位を占めて周回を重ねた。
ステージ3でもハムリンの快進撃は続き、一時は2位のケンゼスに対して2秒以上の大差で独走。“プレーオフ”最終戦は選出される4人のうち、ハムリンを含めた3人のトヨタドライバー達がタイトルを争うことになるかと思われた。
しかし、266周目にハムリンはサイド・バイ・サイドのバトルで接触した際に車体にダメージを受けると、その影響でタイヤがバーストし、壁にクラッシュ。この日レースの3分の2近い193周にわたって首位を走行したハムリンだったが、残り40周あまりでレースを終えることとなり、“プレーオフ”最終ラウンド進出の夢も潰えることとなってしまった。
このハムリンのクラッシュにより出されたイエローコーションから、残り31周での再スタートが切られると、ケンゼスが首位浮上。激しい首位争いの末に、残り10周で首位を奪い返してトップチェッカー。2003年にシリーズタイトルを獲得し、トヨタに移籍した2013年には自身最多の7勝を挙げランキング2位となったケンゼスが今季初勝利。今季限りでフル参戦から引退することを表明している45歳のレジェンドドライバーが、シーズン残り2戦での劇的な勝利を飾った。
トゥルーエクス・Jr.は3位、エリック・ジョーンズが4位、カイル・ブッシュが7位に入り、“トヨタ カムリ”は4台がトップ10フィニッシュ。既にファイナルラウンド進出を決めているトゥルーエクス・Jr.とカイル・ブッシュがタイトル争いに挑む。
ここまでの“プレーオフ”では、レギュラーシーズンでのプレーオフポイントや勝利などが反映されてきたが、最終ラウンドは進出した4人全員が5000ポイントにリセットされ、その中で最上位フィニッシュを果たしたドライバーがチャンピオンとなる。
いよいよタイトルが決定されるシーズン最終戦、次戦第36戦は11月19日(日)、米国南東部フロリダ州ホームステッドのホームステッド・マイアミ・スピードウェイで行われる。
ドライバー マット・ケンゼス:
「ありがとうという以外に言葉が見つからない。次戦が恐らく最後のレースになるだろう私にとって、これ以上望めないほど最高の週末になった。終盤のチェイス(エリオット)とのバトルは凄かった。トヨタや各スポンサー、支えてくれた全てのパートナーに感謝する。このチームと、20号車と共に過ごしたこの5年間は最高の日々だった。初めてレースを戦った日から、今までずっと素晴らしい旅をしてこられた。最後のレースとなる来週が楽しみだ」
トヨタモータースポーツニュース
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2017年11月7日
トヨタ自動車株式会社 GAZOO Racing Company
モンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズ第34戦テキサス
シーズン残り3戦となったバトルの舞台はテキサス。トヨタ勢はレースの3分の2ほどを支配する速さを見せたが、終盤惜しくも逆転され、2-3-4フィニッシュ。それでも獲得ポイントでマーティン・トゥルーエクス・Jr.が、前戦勝利したカイル・ブッシュに続きトヨタ勢2人目となる“プレーオフ”最終ラウンドへの進出を決めた。エクスフィニティではオーナーポイントを争う車両をスポットでドライブしたエリック・ジョーンズがレースを支配し勝利。トラック・シリーズではクリストファー・ベルが3位フィニッシュでランキング首位の座を守った。
Monster Energy NASCAR CUP SERIES
第34戦 AAA Texas 500
開催日:11月5日
11月5日(日)、米国南部テキサス州フォートワースのテキサス・モーター・スピードウェイでモンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズ第34戦「AAA Texas 500」が開催された。
シーズンの終盤10戦で上位ドライバーがタイトルを争う“プレーオフ”も8戦目、第3ラウンドの2戦目を迎えた。現在残っている8人から、今大会を含む2戦で下位4人が脱落し、最終戦ホームステッドで4人によるタイトルが争われることとなる。トヨタ勢ではこの“プレーオフ”第3ラウンドの8名の中に、カイル・ブッシュとマーティン・トゥルーエクス・Jr.、デニー・ハムリンの3名が残っている。
今ラウンドの初戦となる前戦マーティンズビルでカイル・ブッシュが勝利。最終ラウンドへの切符を手にした。今季ここまでの“プレーオフ”7戦中、タラデガを除く6戦でカイル・ブッシュとトゥルーエクス・Jr.が勝利するという圧倒的な後半戦の強さを見せている。
ハムリンもここテキサスでは過去2勝を挙げるなど好成績を残しており、最終戦進出へ向け期待がかかった。
5日(日)のテキサスは11月とは思えない暑さとなり、午後1時18分に1.5マイルオーバルを85周、85周、164周の3ステージ合計334周(501マイル:約800マイル)して競われる決勝レースのスタートが切られた。
最前列2番手スタートのハムリンが好ダッシュで首位に立ったが、5番手スタートのカイル・ブッシュは1周目に他車と接触し車両にダメージ、ピットインを余儀なくされ、イエローコーションが出なかったこともあり、カイル・ブッシュは最後尾の40位、2周遅れとなってしまった。
序盤はエリック・ジョーンズが2位でハムリンに続き“トヨタ カムリ”の1-2態勢に。しかし中盤のグリーンフラッグピットでハムリンはややタイムをロス。ステージ1は7番手スタートからポジションを上げたトゥルーエクス・Jr.が2位、ハムリン3位、エリック・ジョーンズ6位。35番手と後方スタートから目覚ましい追い上げを見せたケンゼスが7位、ダニエル・スアレツが10位フィニッシュとなった。
ステージ2は開始直後にスアレツが接触でスピン。これにより出されたコーションでピット戦略が分かれ、順位が入れ替わったが、トヨタ勢のトゥルーエクス・Jr.、ハムリン、ケンゼス、エリック・ジョーンズらはトップ10圏内をキープ。ステージ2はトゥルーエクス・Jr.が4位、ハムリン6位、ケンゼス8位、エリック・ジョーンズ10位で終えた。
ステージ3も開始してまもなくスピン車両によりイエローコーション。これでカイル・ブッシュがようやく“ラッキー・ドッグ(コーション発生時の周回遅れ最上位が首位と同一周回に戻れる救済措置)”を獲得。その後ポジションを取り戻して行ったが、突然のタイヤパンクに見舞われ再び後退。
終盤戦は、ケンゼス、ハムリン、トゥルーエクス・Jr.の3台が首位争いを展開。しかし、終盤40周以上に渡る長いグリーンフラッグ走行が続く中、周回遅れに阻まれる形となったトゥルーエクス・Jr.は惜しくもライバルの先行を許すこととなり、2位でフィニッシュ。それでもトゥルーエクス・Jr.は、これまで獲得してきたポイントにより、最終ラウンド、ホームステッドでタイトルを争う権利を手にした。
ハムリンが3位、ケンゼスが4位でトヨタ勢は2-3-4位フィニッシュ。
これで、最終戦でタイトルを争う4人の中に、トヨタ勢としてカイル・ブッシュとトゥルーエクス・Jr.の2名が入ることが確定。今大会勝利を挙げたケヴィン・ハーヴィック(フォード)が3人目となり、残る1名の座を次戦フェニックスで争うこととなる。
ハムリンは現在ポイントでは5位。次戦フェニックスで勝利を挙げての“プレーオフ”最終戦進出を目指す。
次戦第35戦は11月12日(日)、米国南西部アリゾナ州エイボンデールのフェニックス・インターナショナル・レースウェイで行われる。
ドライバー マーティン・トゥルーエクス・Jr.:
「彼(ケヴィン・ハーヴィック:フォード)が我々よりも速いことは分かっていた。我々の“トヨタ カムリ”は速かったが、ロングランで若干苦戦した。彼が猛烈な勢いで迫ってきて、何とか抑えようとしたが、前にいた周回遅れ同士のバトルで空気が乱れ、かわされてしまった。とはいえ、最終ラウンド進出を決められたのは本当に嬉しい。昨年残念な思いをしただけに、今年こうして最終戦でタイトルを争うことが出来るなんて、夢のようだ。今から最終戦でどんな戦いが出来るか、考えてとても興奮している」
トヨタモータースポーツニュース
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11月5日(日)、上海国際サーキットで行われたFIA世界耐久選手権(WEC)第8戦 上海6時間レースでTOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRID #8号車が完勝で今季4勝目を飾った。中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、アンソニー・デビッドソンのトリオが駆った#8号車は、スタートから30分ほど経過した時点でポールポジションから飛び出した#7号車(小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス)を抜き去りトップに立ち、その後は堅調な走りを維持してトップでゴールに飛び込んだ。
TS050 HYBRID #8号車:(中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、アンソニー・デビッドソン)
決勝: 1位、 195周、ピットストップ 6回、スターティンググリッド:3番手、最速ラップ(1分45秒892)
TS050 HYBRID #7号車:(小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス)
決勝: 4位、 188周、ピットストップ 7回、スターティンググリッド:1番手、最速ラップ(1分46秒033)
決勝レースの序盤は、ポールポジションから飛び出したロペスの駆る#7号車がリード、3番手グリッドの#8号車ブエミはスタートで出遅れ4位に落ちたが、その後、前を行く2台のライバル勢をかわして13周目にはトヨタの1&2態勢に。しかし30分ほどが経過したところで、トップを走る#7号車がLMP2クラスの車両と接触し3位に転落。代わって#8号車が首位浮上。その後、#7号車もライバルを抜き返し、再びTS050 HYBRIDの1&2態勢となった。
スタートでは#7号車がソフトタイヤ、#8号車がハードタイヤを選択したが、気温が高く路面温度も高い時間にはハードコンパウンドが合っており、1時間を経過した時点で行われたピットストップでは、#7号車はロペスから小林に代わるタイミングでハードタイヤに替えた。2回目のピットストップで#8号車はブエミからデビッドソンに交替。再び#7号車が#8号車の前に出てレースをリードした。その時点では2台のTS050 HYBRIDはライバルに大きな差を開き、そのうちの1台を周回遅れにする速さを見せた。
レースが半ばを過ぎると路面温度が急激に下がり、2台のTS050 HYBRIDは揃ってソフトタイヤに交換してレースを続けた。最初のスティントで2台に異なったタイヤを装着して走らせたおかげでソフトタイヤの性格も十分に博しており、終盤に向けてのタイヤチョイスに迷いはなかった。しかし、マーブル(タイヤかす)の多いコースだけに、周回遅れを追い越すときに走行ラインを変えるとそのマーブルを拾い、途端にグリップ不足に陥る。
ゴールまで1時間を迎えて最後のピットストップ。#8号車は中嶋からブエミに交替し、#7号車はロペスがドライブを続け、トップに立った。ところが、#7号車は直後、GTクラス車両との接触によって、サスペンションにダメージを負い、修理のためのピットインを余儀なくされ、その後レースに復帰したが、#8号車から7周遅れの4位となった。
ブエミの#8号車は、最後まで力強く走行を続けトップでゴール。2位のライバル#2号車に1周の差を付ける余裕の勝利だった。
このレースはTOYOTA GAZOO Racingにとって、マニュファクチャラーズ選手権のタイトル獲得をかけたレースでもあった。2台のTS050 HYBRIDが1&2位に入賞すれば最終戦でライバルとタイトルを争う可能性が残されていた。そして、その可能性はレース終了寸前まで生きていたが、#7号車のアクシデントによってタイトル獲得はならなかった。
ドライバーズ選手権に関しても、最終戦を待たず2位に入ったライバル#2号車のドライバーが、優勝した#8号車クルーの中嶋/ブエミ/デビッドソンを上回り、タイトルを獲得した。
両タイトルを獲得したライバル・ポルシェチームには賞賛を送りたい。
2017年のWECもいよいよ残すところ最終戦バーレーン6時間のみ。4年間戦ったライバルとの最後のバトルになるが、TOYOTA GAZOO Racingは最善を尽くして3連勝(今シーズン5勝目)を狙う。レースは11月18日に行われる。
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WEC第8戦上海6時間 公式練習初日
FIA世界耐久選手権(WEC)第8戦上海6時間レースは初日の公式練習が行われた。TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは、初日1,2番手の結果で好スタートを切った。
TS050 HYBRID #7号車:(小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス)
公式練習第1回目: 1番手 (1分47秒182), 35周
公式練習第2回目: 1番手 (1分44秒741), 39周
TS050 HYBRID #8号車:(中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、アンソニー・デビッドソン)
公式練習第1回目: 4番手 (1分47秒929), 36周
公式練習第2回目: 2番手 (1分45秒131), 40周
公式練習初日は、TOYOTA GAZOO Racingの小林可夢偉とホセ・マリア・ロペス、マイク・コンウェイが操る#7号車TS050 HYBRIDが1分44秒741のベストタイムを記録、幸先の良いスタートを切った。このタイムは昨年のポールポジション・タイムから僅か0秒279遅いだけ。今年のレースが如何にハイスピードな戦いになるかを予感させるものである。
#8号車TS050 HYBRIDは中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、アンソニー・デビッドソンがドライブし、この日2番手となるタイム1分45秒131を記録した。#8号車は今年のタイトル獲得の可能性を残しており、レースに向けての様々なセッティングが慎重に進められた。
公式練習1回目は、オフィシャル間の無線トラブルにより開始が1時間半遅れ、予定の午前11時から午後12時半までずれ込んだ。しかし、走行時間は予定通り1時間半確保され、2回の公式練習走行で合計3時間の練習走行が行われた。練習走行1回目の開始遅れにより両セッション間のインターバル時間が削られたため、チームは短時間での走行データ解析、タイヤの磨耗状況のチェックなどに追われた。
初日の上海地方の天候は晴れのち曇り。気温は公式練習走行1回目開始時点で23℃だったが、2回目の走行が終了する午後5時には20℃を下回った。しかし、コースは終日ドライたったため、多くの種類のタイヤの評価をするには至らなかったが、上海国際サーキットは特にタイヤに非常に厳しく、チームはタイヤに関しては神経質にならざるを得ない。その上、今年のレギュレーションではタイヤ1セットで2スティントを走破するため、念入りな確認作業が要求される。
好タイムで公式練習初日を終えた2台のTS050 HYBRIDは、データ解析を通して予選タイムアタックに向けて最適のセッティングを探り、明日11月4日(土)午後2時半からの公式予選に向けて準備を整える。TOYOTA GAZOO Racingは、今年はこれまで3度のポールポジションを獲得しており(シルバーストーン、ル・マン、ニュルブルクリンク)、ここ上海で4度の記録に挑戦する。
トヨタモータースポーツニュース
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2017年10月31日
トヨタ自動車株式会社 GAZOO Racing Company
モンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズ第33戦マーティンズビル
“ペーパークリップ”ショートオーバルのマーティンズビルで行われたプレーオフ第3ラウンドの初戦は終盤荒れた展開となったが、カイル・ブッシュがこれを制し、最終戦ホームステッドでタイトルを争うプレーオフ最終ラウンド進出の権利を手にした。トラック・シリーズでは19歳のルーキー、ノア・グラッグソンが終盤の逆転で自身キャリア初勝利を飾った。
Monster Energy NASCAR CUP SERIES
第33戦 First Data 500
開催日:10月29日
10月29日(日)、米国東部バージニア州マーティンズビルのマーティンズビル・スピードウェイでモンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズ第33戦「First Data 500」が開催された。
全36戦のうち終盤の10戦で上位ドライバーがタイトルを争う“プレーオフ”は7戦目に入り、当初の16名から8名まで絞り込まれた。ここから3戦を終えた時点での上位4名が最終戦ホームステッドでのファイナルラウンドに進出する。現在トヨタ勢では最多7勝のマーティン・トゥルーエクス・Jr.、続く4勝のカイル・ブッシュ、デニー・ハムリンの3名がこの8名の中に残っている。
開設70年という長い歴史を持つマーティンズビルは、シリーズ最短の1周0.526マイル(約850m)でその形状からペーパークリップの愛称を持ち、毎周2回ヘアピンでのバトルを繰り返すようなハードなコースである。マーティンズビルでは年2回カップ戦が開催されているが、地元出身のハムリンが過去5勝と得意にしているほか、カイル・ブッシュも昨年の春大会を制している。
29日(日)午後3時18分に0.526マイルショートオーバルを130周、130周、240周の3ステージ合計500周(263マイル:約420km)して競われる決勝レースがスタート。
決勝前の予選ではトゥルーエクス・Jr.がトヨタ勢最上位の2番手につけスタートを切ったが、その後イエローコーション時の好ピット作業などにも助けられカイル・ブッシュが一気にポジションアップ。首位争いの後方3位へと浮上した。
ステージ1終了まで残り7周というところでもう1台かわしたカイル・ブッシュがステージ1を2位フィニッシュ。トゥルーエクス・Jr.が5位、ハムリンが10位となった。
ステージ2前のコーション時、ピット作業でカイル・ブッシュが首位に浮上。一方でハムリンはピットロードのスピード違反を取られ、ほぼ最後尾の37位まで後退。
ステージ2はカイル・ブッシュが首位を快走。イエローコーションが出ない展開となり、次々と車両が周回遅れになっていった。そんな中、最後尾近くからの追い上げとなったハムリンは着実にポジションをアップ。15位まで復帰したところで、後方に首位走行のカイル・ブッシュが迫ってきたが、何とか首位と同一周回をキープ。
周回遅れをかいくぐりながらの激しい首位争いを繰り広げたカイル・ブッシュだったが、残り3周というところで惜しくもかわされ、ステージ2も2位。トゥルーエクス・Jr.が4位、ケンゼスが8位、ハムリンは12位までポジションを上げて終えた。
ステージ3もカイル・ブッシュがピットでポジションを上げ、序盤は首位を快走。しかし、ステージ中盤に入るとハンドリングの不調に見舞われ、4位へとポジションを落としてしまった。
終盤にかけてのピットにおける調整で調子を取り戻して行ったカイル・ブッシュは再び首位争いに復帰。ハムリン、トゥルーエクス・Jr.も加わって終盤、複数台による激しい首位争いが繰り広げられた。
残り9周でスピン車両によりイエローコーション発生。ハムリン、カイル・ブッシュ、トゥルーエクス・Jr.が3,4,5位につけて再スタートが切られたが、その翌周、2位に上がったハムリンと首位の車両が接触、首位の車両がスピンを喫し、再びイエローコーション。レースは延長され、最後の2周“オーバータイム”で決されることに。
ハムリンが首位、カイル・ブッシュ2位、トゥルーエクス・Jr.4位で再スタートが切られ、ハムリンとカイル・ブッシュはサイド・バイ・サイドのままファイナルラップへ。ターン1でインを奪ったカイル・ブッシュが首位に立つと、追走したトゥルーエクス・Jr.も2位へ。ポジションを落とすことになったハムリンは最終コーナー立ち上がりでスピン。これに後続が次々と突っ込む多重クラッシュとなり、レースは混乱の中で終わった。
この結果、カイル・ブッシュが今季5勝目。“プレーオフ”第3ラウンド初戦を制し、前ラウンドでは脱落の危機にも見舞われたカイル・ブッシュがまずホームステッドでの“プレーオフ”最終ラウンド進出を決めた。トゥルーエクス・Jr.は2位に入り、ランキング首位の座を守った。ハムリンは7位フィニッシュとなり、ランキングでも7位だが、4位とはまだ8ポイントという僅差でプレーオフ第3ラウンドの残り2戦に臨むこととなる。
次戦第34戦は11月5日(日)、米国南部テキサス州フォートワースのテキサス・モーター・スピードウェイで行われる。
ドライバー カイル・ブッシュ:
「チームにとって素晴らしい勝利であり、ここマーティンズビルでヴィクトリーレーンに上がれるのは最高だ。私はシャーロット、マーティンズヴィルとホームステッドでの勝利を切望してきたが、そのうちのひとつでまた勝つことが出来た。チームが本当に素晴らしい“トヨタ カムリ”を用意してくれた。最終戦ホームステッドが楽しみだ」
トヨタモータースポーツニュース
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