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2019年7月25日(木)
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company
WEC2019-2020年シーズン プロローグ・テスト
TOYOTA GAZOO Racingは、7月23日と24日の2日間、スペイン・バルセロナ近郊のカタルニア・サーキットで行われたFIA世界耐久選手権(WEC)2019-2020年シーズンの公式プロローグ・テストを成功裏に終えました。
WECの2019-2020年シーズンは、9月1日にイギリスのシルバーストーン・サーキットで開幕します。昨シーズン最終戦のル・マン24時間レースからまだ僅か5週間しか経っていませんが、今回のプロローグ・テストには、今季のWECに参戦する全てのチームが参加しました。
TOYOTA GAZOO Racingは、今シーズンへ向け空力パッケージを変更したTS050 HYBRIDを初めて公に披露しました。2016年のデビュー以来踏襲してきたモノコックに、細かな変更を加えた2019-2020年仕様のTS050 HYBRIDは、合計16時間以上にわたるテストにおいて期待通りの高い信頼性を示しました。
暑いスペインの陽光の下、2台のTS050 HYBRIDは合計917周、4,268kmを走破。このテストの後は開幕戦シルバーストーンまでテストの機会がないため、チームは今季の戦いへ備え、空力セッティングやタイヤ評価といったサーキットでしか出来ないプログラムに注力しました。
今シーズンのTS050 HYBRIDは、昨シーズンの開幕時に較べて、規定最低重量が40kg増加した状態での走行となりました。ただし、WECではこれまでにバルセロナで走行したことがないため、タイムの比較は出来ません。
2日間のテストを終え、全4回の走行セッション総合で、2台のTS050 HYBRIDはトップ2を占めました。7号車が1分29秒141でトップタイム。8号車は0.046秒差での2番手。LMP1クラスライバルのレベリオン・チーム1号車が、トップ7号車から0.267秒差の3番手につけました。
今回のテストでは、レギュラードライバーに加えTOYOTA GAZOO Racingのテスト兼リザーブドライバーとなったトーマス・ローランがTS050 HYBRIDを初めて公式な場でドライブ。若きフランス人ドライバーは、彼にとって2度目となるTOYOTA GAZOO Racingのテストで、午前中は7号車、午後は8号車ドライブしました。
小林可夢偉(7号車):
2019-2020年仕様のTS050 HYBRIDで多くの周回をこなしテストはとても順調でした。ここバルセロナでは過去にテストをしたことがないのですが、すぐに良いペースで周回し、様々なプログラムをこなすことが出来ましたので、このテストには満足しています。来るシーズンへ向けてのテストはこれで終わりですが、チームはこれから開幕戦シルバーストーンへ向けて、多くの作業をする必要があります。新たな挑戦へ向けて準備万端にします。
トヨタモータースポーツニュース
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