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2019年11月11日 (月)

DAKAR:フェルナンド・アロンソがラリーレイドで初の表彰台を獲得 (トヨタ)

(C)Toyota Motorsports 拡大します

2019年11月10日
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

TOYOTA GAZOO Racing ダカールラリー2020
11月5日(火)から9日(土)にかけてサウジアラビアで開催された、2019年アル・ウラ・ネオム・クロスカントリーラリーにて、フェルナンド・アロンソがTOYOTA GAZOO Racingのトヨタ・ハイラックスで着実な走りを見せ、ラリーレイドで自身初となる表彰台を獲得しました。アロンソとナビゲーターのマルク・コマのコンビは、2か月ほど前にダカールラリー2020参戦へ向けた準備を開始し、3度目のラリーレイド挑戦で表彰台獲得となりました。

アル・ウラの北西部近郊で行われた4ステージ中の最初の2ステージは、広大な砂漠や砂利道、岩場の混ざった約220kmのコースを2周する形で行われました。このラリーはアロンソとコマにとって、不慣れな路面で地元のラリーレイドスペシャリストと戦うという、新たな挑戦になりました。

前走車の巻き上げる土埃をものともせず、アロンソとコマのスペイン人コンビは今回新しく組み上げたトヨタ・ハイラックスを駆り、首位と7分24秒差の4位で最初のステージを終えました。このトヨタ・ハイラックスは、サウジアラビアに持ち込まれた時点で僅か20kmしか走行していない車両であったため、アロンソとコマは、最初のステージではリスクを負わない走りに徹しました。

ほぼ変わらないルートで戦われた翌日、アロンソとコマは上位との差を詰めるべくプッシュを続けながらステージの大半を順調に走破しましたが、ステージ終盤の岩場でタイヤのパンクに見舞われ、交換のために約2分半をロス。そのような状況にもかかわらずアロンソとコマは首位から7分35秒遅れの4位というポジションを守りました。

ラリー後半の2ステージはアル・ウラの北西約460kmに位置する、アカバ湾と紅海に挟まれた新たな沿岸都市であるネオム周辺へと舞台を移しました。このステージでは、今まで経験なく、また馴染みのない路面とナビゲーションの難しいコンディションにより、競技者は限界での戦いを強いられました。

アロンソとコマはこの難題に立ち向かい、約180kmにわたる第3ステージをハイペースで走破。首位と17秒差の3番手という好タイムでこのステージを終えました。

最終日、前夜にライバル1台がリタイアしたことにより総合3番手でスタートを切ることになったアロンソとコマは、ロードブックの不備やナビゲーションの難しさにより若干タイムをロスしたものの、ポジションを守るべく着実な走行を続け、最終的に3位でフィニッシュし、表彰台を獲得しました。彼らが記録した区間タイムは素晴らしく、この結果は新たなカテゴリーに挑戦し始めて、まだ経験の浅いアロンソとコマのコンビが、ラリーレイドにおいても既に充分に高いレベルでの競争力を持っていることを顕示しました。

2019年アル・ウラ・ネオム・クロスカントリーラリーは、アロンソとコマにとってダカールラリー2020へ向けた走行トレーニングプログラムにおける3度のラリーレイド参戦の最後の戦いになりました。アロンソとコマは南アフリカのリヒテンバーグ400でラリーレイド初出場を果たした後、ラリー・モロッコに参戦し、この2戦で直面した多種多様な路面コンディションでの走行など、多くの貴重な経験を積んできました。ダカールラリー2020の本戦まで残り約2か月を切りましたが、アロンソとコマはTOYOTA GAZOO Racingのチームメイトとのプライベート走行テストで、2020年1月にサウジアラビアで開催されるダカールラリー2020へ向けた準備を引き続き行っていきます。

トヨタモータースポーツニュース

 

2019年アル・ウラ・ネオム・クロスカントリーラリー 最終結果:
1位 #201 ヤジード・アル・ラヒー/コンスタンティン・ジールツォフ(トヨタ・ハイラックス プライベーター) 6時間35分52秒
3位 #205 フェルナンド・アロンソ/マルク・コマ(トヨタ・ハイラックス TOYOTA GAZOO Racing) 6時間52分12秒(首位と16分20秒差)

チーム代表 グリン・ホール:
フェルナンドとマルクは今週素晴らしい走りを見せてくれました。彼らが期待通り進歩していることに満足しています。このラリーに向けて立てた戦略は完璧に機能しました。今回彼らは、ダカールラリーの本戦でも使用する新車での戦いとなったため、ラリーで速いペースを保つことと、車両を壊さずに走ることのバランスをとって戦う必要がありました。コースをよく知る地元のライバル達と戦いながらも、最終的に初の表彰台を獲得できたことは、来年1月のダカールラリーへ向けたよい結果になりました。また、我々にとっても、初めてサウジアラビアを体験することができ、年明けのビッグイベントへ向けて知見を高められたことは良かったと思います。

フェルナンド・アロンソ:
最終ステージは岩で覆われ、ナビゲーションも難しい、難ステージでした。しかし、大きなトラブルに見舞われることもなく、このステージを3位で走り切ったことで、総合結果も3位表彰台という、とても良い内容でフィニッシュできました。私にとって、ラリーレイド初の表彰台獲得を果たすことができて、とても嬉しいです。サウジアラビアでのこの4日間は素晴らしい経験でした。

 

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