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2020年1月20日 (月)

DAKAR:ダカールラリー終了。ナッサー・アル-アティヤが2位フィニッシュ、フェルナンド・アロンソは初挑戦で13位完走を果たす

2020年1月18日
トヨタ自動車株式会社 GAZOO Racing Company
TOYOTA GAZOO Racingダカールラリー2020レポート No.5

(C)Toyota Motorsports 拡大します

1月17日(金)、サウジアラビアの首都リヤド近郊で、ダカールラリー2020の長い戦いがフィニッシュを迎えました。TOYOTA GAZOO Racingのナッサー・アル-アティヤ/マシュー・ボーメル組トヨタ・ハイラックス300号車は、首位と僅か10分17秒差の2位で最終ステージに臨み、全力のアタックで今大会初となるステージ優勝を果たしましたが、総合結果では、5000kmに渡るスロットル全開のラリーレイドの末に、僅か6分21秒及ばず2位でフィニッシュしました。

最終のステージ12は、ハラドから新たにエンターテイメント都市として開発されているキディアまで、予定よりも距離が半減された167kmで争われました。アル-アティヤ/ボーメル組300号車は懸命の追い上げを見せましたが、残された距離は十分でなく、首位との差を3分56秒詰めるに留まり、総合2位でラリーを終えることとなりました。

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フェルナンド・アロンソ/マルク・コマ組310号車はこの最終ステージを、TOYOTA GAZOO Racingの中で2番手、首位の300号車とは3分25秒差の4位でフィニッシュ。アロンソ/コマ組310号車は最初のチェックポイント通過時点では、300号車から僅か25秒遅れの好走を見せていましたが、レース中盤のパンクによりタイムロスし、最終的に総合13位でフィニッシュ。序盤のステージ2でサスペンションを破損するアクシデントにより2時間半ものタイムロスを喫しながらも、その後はコンスタントにステージでのトップ10フィニッシュを続け、ステージ9終了時には総合10位まで復帰。しかし、ステージ10の砂丘で横転し、最終総合トップ10フィニッシュは叶いませんでした。

TOYOTA GAZOO Racingのジニエル・ド・ヴィリエール/アレックス・ハロ組304号車は最終ステージを首位と4分31秒差の7位で終えました。304号車はラリー序盤から猛プッシュを見せ、ステージ2でチームに今大会のステージ初勝利をもたらしました。しかし、その後は多くのパンクに見舞われタイムをロス。それでも304号車はラリーを通してトップ10圏内をキープし、最終的に首位と1時間7分9秒差の5位という好結果でダカールラリー2020を終えました。

もう一台のチームメイト、ベルンハルト・テン・ブリンク/トム・コルソール組307号車も高いパフォーマンスを見せました。彼らはコンビを組んで2度目のダカールラリーでしたが、首位と1時間18分34秒差で、自己最高位タイとなる7位でフィニッシュ。ステージ勝利こそありませんでしたが、ラリーを通してトップ10フィニッシュを続け、トヨタ・ハイラックスの信頼性と耐久性を証明して見せました。

TOYOTA GAZOO Racingのトヨタ・ハイラックスは、サウジアラビアの様々な厳しいコースを5000kmにも渡って走り抜いた世界で最もタフなラリーレイドで、4台全車がテクニカルなトラブルに見舞われることなく完走を果たしました。

サウジアラビアで初の開催となったダカールラリー2020は、砂丘や岩場、ハイスピードな砂漠地帯などを含む12のステージを走り抜きました。世界で最もタフなモータースポーツイベントのひとつとして知られるこのラリーで、TOYOTA GAZOO Racingは3台がトップ10フィニッシュ、初挑戦となったアロンソ/コマ組が総合13位という好結果で終えることとなり、トヨタ・ハイラックスの品質や耐久性、信頼性を示すこととなりました。1回毎に最低でも1分30秒のタイムをロスするパンクが4台合計で43回も発生するなど、厳しい戦いになりましたが、チームはトヨタ・ハイラックスと共に上位争いを続けました。しかし、後半2つのステージが短縮されたこともあり逆転には届かず、ダカールラリーの2連覇は叶いませんでした。

トヨタモータースポーツニュース

チーム代表 グリン・ホール:
今日のビッグニュースは、ナッサーとマシューの素晴らしいパフォーマンスです。彼らは首位との差を大きく詰めると共に、後続との差を広げて2位の座を盤石なものにしました。6分ほどの差で勝利を逃しましたが、5000km以上ものレースを戦ってきたことを考えると、驚くほどの僅差です。それでも我々は勝つためにここに来ており、そのためにあらゆる努力を続けてきました。それこそがダカールの精神であり、ナッサーもこれほど長くハードな戦いは経験したことがないと言っていました。今大会、プライベーター出場車を含めると、トヨタ・ハイラックスは4台がトップ8フィニッシュを果たしており、フェルナンドもアクシデントに見舞われながら、13位という好結果で初のダカールを完走してくれました。

ナッサー・アル-アティヤ(300号車):
サウジアラビアで初開催されたダカールラリーを完走することができとても嬉しいです。2位はとても良い結果ですし、TOYOTA GAZOO Racingのチーム、そして全てのスポンサーに感謝します。最高の気分で、本当に満足しています。今日はステージ優勝を果たすこともでき、首位との差も詰めることができましたが、2日前のミスが大きく響きました。しかし、これもラリーです。改めてマシュー、チームに感謝し、2位という結果を誇りに思います。ライバルとの戦いも、コースも、簡単なラリーではありませんでした。しかし、来年勝利を奪還するために、必ずまた戻ってきます。

ジニエル・ド・ヴィリエール(304号車):
ダカールでフィニッシュを迎えるのは何度経験しても嬉しいです。完走するのが難しいこのラリーで、フィニッシュ台に上がるのはいつも最高の気分です。今大会は特にサウジアラビアでの初開催ということもあり、素晴らしいレースだったと思います。前半の週は素晴らしい景観の中を走り、後半の週は高速ステージや、困難な砂丘が待ち受けていました。全体的に見て、本当に素晴らしいイベントだったと思います。また勝利したカルロス・サインツはよくやりましたし、ステファン・ペテランセルと我らがチームメイト、ナッサーも最高の走りでした。彼らはラリー全体を通じて素晴らしい走りを見せ、本当に速かったです。

ベルンハルト・テン・ブリンク(307号車):
ダカールラリーで完走を果たすことができ、とても良い気分です。トム・コルソールとのコンビでは2度目の完走です。お互いにこの結果にとても満足していますし、チームも素晴らしい仕事をしてくれました。トヨタ・ハイラックスは最高でしたし、トムも良くやってくれました。最高のラリーを支えてくれた全ての人に感謝します。

フェルナンド・アロンソ(310号車):
今日は好調で、ペースの面で見れば間違いなく我々にとって今大会ベストステージのひとつです。僅かに先行者に阻まれたのと、タイヤのパンクに見回れはしましたが、それでも首位と3分差でフィニッシュできたということは、我々のペースは首位と遜色なかったということだと思います。この結果に満足していますし、ここに来られたことを本当に嬉しく思います。世界一タフなラリーであるダカールに初めて挑戦し、完走を果たせました。TOYOTA GAZOO Racingのスタッフとナビゲーターのマルク、彼ら最高のチームに支えられたおかげで、初挑戦で完走でき、本当に感謝しています。本当に楽しい2週間でした。

ダカールラリー2020 最終総合結果: 総合順位 ドライバー/コ・ドライバー(車両/チーム) 首位との差
2位 #300 ナッサー・アル-アティヤ/マシュー・ボーメル
(トヨタ・ハイラックス TOYOTA GAZOO Racing) 6分21秒差
5位 #304 ジニエル・ド・ヴィリエール/アレックス・ハロ
(トヨタ・ハイラックス TOYOTA GAZOO Racing) 1時間7分9秒差
7位 #307 ベルンハルト・テン・ブリンク/トム・コルソール
(トヨタ・ハイラックス TOYOTA GAZOO Racing) 1時間18分34秒差
13位 #310 フェルナンド・アロンソ/マルク・コマ
(トヨタ・ハイラックス TOYOTA GAZOO Racing) 4時間42分47秒差

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