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2020年2月16日 (日)

NASCAR:Hattori Racing Enterprises (HRE) GANDER RV & OUTDROOS TRUCK SERIES 第1戦デイトナ プレスリリース

Austin Hill (C)Hattori Racing Enterprises (HRE) 拡大します

NASCARトップカテゴリー3シリーズが聖地DAYTONAで開幕。Hattori Racing Enterprises (HRE)は「United Rentals」の支援を受け、Car # 16「United Rentals TOYOTA TUNDRA」でGANDER RV & OUTDROOS TRUCK SERIES第1戦に参戦した。クラッシュが頻発し、1回のレッドフラッグ中断を含み3回のイエローコーションが出される大波乱のレースを、オースティンは冷静なドライビングとチームの適切なピットルーティーンによってトップ争いを展開。最後は不運な流れとなり僅かに届かず6位チェッカーで今シーズンのスタートを切った。

2月15日(金)、フロリダ州デイトナビーチのDaytona International SpeedwayでNASCAR GANDER RV & OUTDROOS TRUCK SERIES第1戦「NextEra Energy 250」が開催された。決勝の舞台となったDaytona International Speedwayは1周2.5マイル(約4㎞)のトライ・オーバルコース。ターンには最大31度とNASCAR開催トラック中2番目に深いバンク角が付き、ドリフティングと呼ばれる超接近戦を300km/h以上のハイスピードで繰り広げるシリーズ屈指の超高速コース。

今回のスポンサーであるUnited Rentalsは、1997年に設立された世界最大規模の機器レンタル会社。コネチカット州に本社を置き、約1,200ヶ所(北米49州、カナダ全州およびヨーロッパ10ヶ所)に拠点があり、18,000人超の従業員を擁する。『より良い未来を築く』をミッションとし、建設、製造、政府関連、公益事業、各自治体等、幅広い業界に対しサービスを提供している。

DAYTONA INTERNATIONAL SPEEDWAY
100周 (250miles)402.25km
NEXTERA ENERGY 250
GANDAR RV & OUTDOORS TRUCK SERIES 第1 戦

予 選
2月14日(木)午後から行われたフリー走行は、ハイスピードコースに合わせたセッティングを繰り返し行い、1回目は24位だったものの、その後のファイナルプラクティスでは高速での集団走行(ドリフティング)時のハンドリングの確認を繰り返しながら更にスピードがアップ、3位タイムを叩き出して終えた。翌15日(金)、決勝を前に午後5:10から1台ずつ2ラップのタイムアタックで行われた予選は、決勝に合わせたセッティングにしていた事もあり15位で決勝を迎えることとなった。

決 勝
午後7:30、いよいよグリーンフラッグが振られ2.5マイルのオーバルコースを20周の第1ステージ、20周の第2ステージ、そして60周の第3ステージからなる100周(250マイル:約400km)で競う決勝レースがスタートし、予選を通過した32台による2020年のGANDER RV & OUTDROOS TRUCK SERIESが開幕。
コース距離が長くハイバンクのスーパースピードウェイと呼ばれるデイトナのコースでは、アクセル全開のまま集団で走行する通称『ドリフティング』が、時速300km以上のハイスピードの中で繰り広げられる。
8列目、イン側からスタートしたオースティンは、スタートダッシュを決めて1周目に7位にポジションアップ。
トップ集団の隊列に続き6周目には6番手にアップ。横風の為に車が安定しないとオースティンからの無線が入る中、オースティンのすぐ後ろの車両の接触により複数台が絡むクラッシュが16周目に発生。車両が横転し逆さまになった状態で止まってしまう車両が出てしまうほどの大クラッシュでレッドフラッグ中断となる。19周目にグリーンフラッグが振られ残り1周の第1ステージは、7位でチェッカーとなり4ポイントを獲得。このタイミングでピットにインし、給油とタイヤ交換を済ませてコースに復帰させると12位から第2ステージへと向かう。

26周目に第2ステージのグリーンフラッグが振られ12位から40周目の第2のチェッカーを目指す。
一塊となったトップ集団の後方からドリフティングを巧みに使い、31周目までに2位に上げるも、前車の接触回避でバランスを崩した事で34周目に14位に順位を落とす。しかし、ここからもオースティンは接近戦のタイトな駆け引きを制してポジションを9位、6位と上げて第2ステージのチェッカーでは4位にまでポジションアップ。7ポイントを獲得して、残り60周の最終ステージに向けピットストップを行う。
ここでチームはピット戦略でタイヤ交換を行わず、給油のみでコースに復帰させると順位は2位まで上がり、一躍トップ争いに加わったオースティンのオンボードカメラが中継で映し出され、44周目にステージ開始のグリーンフラッグが振られる。アウトサイドからスタートを決めたオースティンは、イン側の車両とのサイドバイサイドの展開を繰り広げるが、47周目のターン2の立ち上がりでトップに躍り出ると素早く
イン側に滑り込み55周目までトップを快走する。しかし先頭グループはドリフティングを使い3ワイドの団子状態で一瞬の油断も許さない展開が続く中、66周目に後方で3台がからむクラッシュが発生しイエローコーションとなり、この日最後のピットストップを行う。上位陣は給油だけを行い素早くコースに復帰するが、HREチームは残りの周回数を踏まえて給油とアウト側2本のタイヤを交換し、オースティンを8位
でコースに送り出す。レースも終盤に入り75周目のグリーンフラッグと同時にトップ争いは更に激しさを増して行く。

先頭集団はサイドバイサイドの展開で隙間も無い塊となって順位を入れ替えながらギリギリの駆け引きの中で迎えた最終盤の97周目、トップ2台が絡み合うように接触し、後続を巻き込みながらの大クラッシュが発生する。この大クラッシュに一瞬巻き込まれたかと思われたオースティンだったが、横の車両と接触しながらも間一髪で回避してすり抜けることに成功し、2位に順位を上げて開幕戦連覇への期待が高ま
る。レースはイエローコーションのまま100周を越えた為、残り2周でのグリーン&チェッカー勝負となった。2番手フロントローアウト側からスタートしたオースティンだったが、アウト側からという不利なポジションが不運となり、ターン2で後続のマシンが一瞬遅れた隙にスピードを失ってしまい、集団に飲み込まれる形でチェッカーとなり、最後は6位でレースをフィニッシュした。しかしクラッシュが頻発する荒れた
展開の中、今年も初戦からトップ争いに名を連ね、昨年4勝を挙げた実力を示した開幕戦となり、続く来週のLas Vegasでの戦い、そしてシリーズチャンピオンへ向けて期待をもたらすシーズンのスタートとなった。

 

チーム代表 :  服部茂章
昨年は惜しくもシリーズチャンピオンの連覇を逃しましたが、若手のドライバーに変更したにも関わらず年間で4勝を挙げ最後までチャンピオン争いが出来た事はチームとして新たな成長が見えたシーズンになりました。開幕戦のデイトナは昨年オースティンの初レースで優勝した縁起のいい場所でもあり、今年は新車を組み上げてレースに挑みました。昨年の優勝は上位のマシンがクラッシュに巻き込まれた事もあり、幸運に恵まれた優勝でしたが、今年のレースでは実力で最後まで優勝争いを繰り広げました。2位で向かえた残り2周からの再スタートで、経験の少ない後続のマシンが遅れてしまった為、ドリフティングが効かなくなりスピードが落ちて結果的には優勝する事は出来ませんでしたが、とてもいいレースだった
と思います。チームに新しく移籍した昨年とは違い、チームメンバーとのコミュニケーションもスムーズに進んでいますので、今年はオースティンと共にシリーズチャンピオン奪回を目指し全力を尽くします。

ARCA MENARDS SERIES EAST 第1 戦 結果
CAR#16 ドライバー Austin Hill
予 選 15位
決 勝 6位
ランキング 5位

レースの模様は「FOX Sports1」にて全米、カナダ、ラテンアメリカで2月15日(金) 7:30pm (東部時間)より生中継
された。
HREは2月21日(金) ネバタ州・Las Vegas Motor Speedwayにて開催されるNASCAR Gander Outdoors Truck Series 第2戦に参戦する。

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