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2020年5月27日 (水)

NASCAR:スタート26番手から、 レース序盤に13番手まで浮上。粘りの走りを続けるも、 不運なタイヤブローで無念のリタイア。(HRE)

20200525 NASCAR Xfinity SERIES 第6戦

Hattori Racing Enterprises(HRE)は、NASCAR Xfinity SERIES 第6戦に「AISIN GROUP」の支援を受け、Car #61「AISIN GROUP / AISIN AW GR SUPRA」で参戦した。
26番手から、序盤は順調に13番手まで追い上げて行きトップ10入りを期待するも、中盤からハンドリングに苦しむ展開に。最終ステージも我慢の走行を続けるも、コースに落ちたパーツ破片を踏んで右フロントタイヤがブローしてしまい、無念のリタイアとなる。

ALSCO 300
Charlotte Motor Speedway
200 周 (300miles)482.80km

5月25日(月)、ノースカロライナ州のCharlotte Motor SpeedwayでNASCAR Xfinity SERIES第6戦「ALSCO 300」が開催された。決勝の舞台となったCharlotte Motor Speedwayは、1周1.5マイル(約2.4km)のクアッド・オーバル(Quad-oval=四角い楕円形)コース。ターンには最大24度、ストレートにも5度のバンク角がつき、1周まるまるフルスロットルで駆け抜けることが可能で、1周の平均スピードは時速約185マイル(=約298km/h)にもなるNASCAR屈指の超高速オーバルコース。コース幅も広く、コーナリング中にマシン2台が並走する“2ワイド”はもちろん、時には“3ワイド”での高速バトルも展開され、レースがいっそう白熱する。

今レースのスポンサーであるAISIN GROUPはアイシン精機株式会社を筆頭に世界200社以上の連結会社からなる総合自動車部品メーカー。グループで手がける製品群は多岐にわたり、自動車を構成する部品のほとんどすべてをカバーし、世界トップレベルの製品を供給している。HREは今シーズンも同グループから多くのレースへのご支援を受けている。

決 勝
3 月のAtlanta 戦から延期していたNASCAR は、世界中のモータースポーツの先陣を切るかたちで、5 月
17 日(日)のCUP SERIES より再開。Hattori Racing Enterprises (HRE) は、チームの地元Charlotte Motor Speedway で開催される5 月25 日( 月) のXfinity SERIESから参戦を再開することとなった。
感染拡大をさける為に、公衆衛生当局、医療専門家、州および連邦当局との綿密な協力と指導に従って、大会は無観客で行われ、イベント中のマスクの着用、サーキットへの入場・退出時の健診断、ソーシャルディスタンスの確保、各施設へのアクセス人数の制限などを徹底して行われ、練習走行・予選は行わず、決勝レースのみを行うレースフォーマットとなり、決勝グリッドはシリーズランキングにより26番手からオースティンはスタートをきることとなった。

午後7時半からいよいよグリーンラップが振られ200周(300マイル/482km)で争う決勝レースがスタート。今回のレースは、第1ステージが45周目、第2ステージ290周目の各チェッカーの後、最終ステージ200周目のゴールを目指す。

いよいよ第1ステージのスタートがきられ早々とポジションを1つ上げ4周目には前車に接触がありイエローコーション。7周目に再開のグリーンフラッグが振られ23番手に上がると次々に前車をパスしていき14周目には19番手にアップ。続く21周目にイエローコーションとなったタイミングでオースティンをピットに呼び寄せ、タイヤ4本の交換と給油をしてコースに戻した。25周目にグリーンフラッグで再開されると16番手にジャンプアップし、翌周には15番手に上がったところでまたしてもイエロー。4周を消化して再開されると32周目には13番手にアップし、トップ10が視野に入る位置までくると、順位を入れ替えながらのバトルが続き、45周の第1ステージを16位でチェッカーを受ける。

このステージブレイクでは全車がピットイン、HREチームは給油と4本のタイヤ交換を行いコースに送り出す。52周目に第2ステージのグリーンフラッグが振られ15位から追い上げを目指す。ここからもオースティンは第1ステージ同様にポジションアップを狙って序盤こそ31秒台のラップで15位~17番手の緊迫した争いとなる。周回を重ねるとタイヤの摩耗が進み車両バランスが安定せず、32秒台へとなってしまったことで21番手に。このステージはクラッシュも起こらずイエローコーションなしで、このまま90周目に第2ステージのチェッカーを迎える。

ここでのステージブレイクでもピットに入り、給油と4本のタイヤ交換を済ませコースに復帰。メカニックの素早い作業により19番手でコースに復帰させたものの、このピット作業においてスタッフが作業エリアに入るのが僅かに早くなってしまった事で、5グリッドの降格ペナルティーを科されてしまい26番手から最終ステージを臨むことになる。残り110周におよぶ最終ステージのグリーンフラッグが振られ、第2ステージ同様に淡々と31秒台を重ねて着実に順位を上げていき、111周目には24番手にアップ。更に周回を重ね120周を超えてくるとタイヤ磨耗とともにラップタイムは32秒台となり厳しい展開に。それでもオースティンは我慢してポジションキープを続ける中、149周目に燃料とタイヤのリミットとなるタイミングとなりピットイン。タイヤ4本の交換と給油をして、更なる追い上げをとオースティンをコースに送り出した途端に、クラッシュが発生しイエローコーションとなる。残り40周を残しグリーンフラッグとなり再開されると19番手にポジションをアップし、トップ10を目指して周回を続けるも168周目にまたしてもイエローコーションとなる。ここでチームはオースティンをピットに呼び寄せ、バランス改善のために右リヤのスプリングラバーとウエジットを調整してコースに送り出す。22番手から更なるポジションアップを目指して走り出

したが、クラッシュの度重なる荒れたコースの中で、パーツの破片を踏んでしまったためか、右フロントタイヤが突然ブローしてしまい、コントロールを保つことができず壁にマシンをヒット。車両の損傷が激しくレースへの復帰は叶わず、173周でレースを終える事となった。

オースティンとHREチームは、明日5月26日(火)に同じくCharlotteで行われるTRUCKシリーズ第3戦へと、スタートポジション5番手から優勝を目指して臨む。

チーム代表 : 服部茂章
ほぼ3ヶ月ぶりに他のスポーツに先駆けレースを再開したNASCARですが、コロナ感染対策により練習走行及び予選は行われず、ポイント順によるグリットからレースをスタートする変則的なスケジュールは我々のような新規参戦のチームには練習走行でマシンのセッティングを詰めることが出来ないので、思った以上に大変厳しい戦いになりました。レース序盤には速いペースで順位を上げましたので期待が高まりましたが、中盤からのロングランではペースが維持出来ず徐々に順位を下げて行きました。レース再開に向けてチームでは新車を組み上げて準備をしていましたが、まだ一度も走らせた事のない新車をいきなりレースで走らせる事は危険なので、チームの判断で昨年のマシンをアップデートして使用しましたがハイスピードコースでは少し戦闘力が欠けていたように思います。レースの結果は非常に残念ですが、現在のアメリカ国内の経済状況を考えると他のメジャースポーツに先駆けてNASCARがレースを再開した事は非常に意義のある事だと思います。折しも一昨日のメモリアルデーの週末よりNYなどを除く多くの州でロックダウンが解除されました。レースの視聴率もかなり高かったようですのでNASCARの再開がいい相乗効果となり国民の意識もいい方向に向かって行けば嬉しいです。
昨日のレースは無観客でのイベントにも関わらず、再開に向けたNASCARの要請に多大なる理解を頂きました。アイシングループを始めとするスポンサー企業の皆様には、大変感謝いたしております。感染者数では引き続き他国を圧倒しているアメリカですが、ロックダウン解除とレース再開が経済活動再開の牽引役となり、少しでも早く通常の状態に戻る事を願っております。

NASCAR Xfinity SERIES 第6戦 結果
CAR#
61
ドライバー
Austin Hill
スタートポジション
26位
決 勝33位

レースの模様はFOX Sports1」にて全米、カナダ、ラテンアメリカで5月25日(月) 19:30 (現地時間)より生中継された。
HREは、翌5月26日(火)同じくCharlotte Motor Speedwayにて開催される NASCAR GANDER RV&OUTDROOS TRUCK SERIES 第3戦に参戦する。

Vertex Sportsプレスリリース

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