« NASCAR:Rd.10アトランタ レース結果 | トップページ | NASCAR:Rd.11マーチンズビル スターティングラインナップ »

2020年6月 9日 (火)

NASCAR:終盤トップを独走も悔しい2位フィニッシュ。 4戦連続のポイント獲得でシリーズランキングトップをキープ! (HRC)

20200607 VET TIX CAMPING WORLD 200
GANDAR RV & OUTDOORS TRUCK SERIES 第4戦
Hattori Racing Enterprises (HRE)は「United Rentals」の支援を受け、Car # 16「United RentalsTOYOTA TUNDRA」でGANDER RV & OUTDOORS TRUCK SERIES第4戦に参戦した。4番手のポジションから、第1・2ステージとも着実にポイントを重ね、最終ステージでは、後方からのリスタートとなるも、次々とポジションを上げて残り30周のところでトップに上がる。速いラップタイムでトップを独走するが、残り2周のところでイエローコーションによってその差を失い、最後2周のリスタートで逆転を許し、悔しい2位チェッカー。それでも多くのポイントを獲得しシリーズランキングトップをキープした。

GANDAR RV & OUTDOORS TRUCK SERIES 第4戦
ATLANTA MOTOR SPEEDWAY
130 周 (200miles)321.80km
6月6日(土)、ジョージア州Atlanta Motor SpeedwayでNASCAR GANDER RV & OUTDOORS TRUCKSERIES第4戦「VET TIX CAMPING WORLD 200」が開催された。決勝の舞台となったAtlanta MotorSpeedwayは、1周1.54マイル(2.46Km)のクワッド・オーバル(四角い楕円形)コース。インターミディエイト・トラックながら、吸気制限によりエンジン出力を制限する”リストリクタープレート”の装着義務がなく、平均速度が300km/hにも達する、NASCAR最速コースの1つとして知られている。ストレートに5度、ターンには24度のバンク角がつきコース幅も広いため横3列~4列並走での迫力の高速バトルが展開される。チームは18年シーズンにここアトランタでTruck Seriesの初勝利を記録しており、今シーズンの初勝利を目指す。
今回のスポンサーであるUnited Rentalsは、1997年に設立された世界最大規模の機器レンタル会社。コネチカット州に本社を置き、約1,200ヶ所(北米49州、カナダ全州およびヨーロッパ10ヶ所)に拠点があり、18,000人超の従業員を擁する。『より良い未来を築く』をミッションとし、建設、製造、政府関連、公益事業、各自治体等、幅広い業界に対しサービスを提供している。

決 勝
先週のCharlotteでのレースと同様に、Atlantaでも無観客として、練習走行・予選は行わず、決勝レースのみを行うレースフォーマットとなる。決勝グリッド順はシリーズランキングトップ10によるクジ引きにより、4番手からスタートをきることとなった。午後1時、いよいよグリーンフラッグが振られ、1.5マイルのクワッド・オーバルを30周、30周、70周の3ステージ、130周で争われる決勝レースがスタートした。4番手2列目からスタートをきり8番手でオープニングラップを通過すると直ぐにイエローコーションとなる。車両バランスに苦しみながらもオースティンは車両を巧みにコントロールして、2度目のイエローコーション明けのリスタートで3ワイドからのオーバーテイクを見せて5番手に浮上し、第1ステージをチェッカー。このステージブレイクでチームは、給油と4本のタイヤ交換、そして車両セッティングを大幅に調整した為、時間を費やし12番手でオースティンをコースに復帰させた。
36周目に第2ステージ開始のグリーンフラッグが降られると、直ぐさま6番手にアップ。32秒から33秒前半の速いラップタイムを刻み続け、徐々に差を詰めていくと51周目のイエローコーションで他車がピットインする中で、コースに留まり3位。しかしグリーンフラッグでレースが再開されるとピットインで新品タイヤに変えた後続車のペースが速く、オースティンは走行ラインを変えて何とかポジションキープを試みるが、順位を10番手まで下げてチェッカー。しかしここでも貴重なポイントを重ねることに成功した。このステージブレイクでは給油と4本のタイヤ交換、そして右リヤウエッジの調整をしたことで、ポジションは21番手から最終ステージに向かう。

66周目いよいよ残り64周に渡る第3ステージのグリーンフラッグが振られるとオースティンはハイペースで怒涛の追い上げを見せる。72周目に18番手に上げると、74周目に17番手、翌周には15番手とポジションを上げていき、84周目にはついに5番手にまで順位を上げる。レースはこの辺りから上位陣のマシンがグリーンフラッグ下で給油の為に最後のピットインに向かい、順位が目まぐるしく入れ替わる。HREチームは94周目に3番手に上がったところでオースティンにピットインの指示を出す。ピットクルーはこの日1番のスピードで最低限の給油と4本のタイヤ交換を済ませ、順位を落とさずにコースに復帰させるとオースティンは更にペースを上げて残り30周となった99周目についにトップへ浮上する。そこからは誰よりも速いラップタイムを刻み続け後続を引き離して、2番手に5秒もの大差をつけており、会場の誰もがオースティンの優勝を確信した周回数が残り2周となった128周目、3番手のマシンがスピンコースアウトしたことでイエローコーションとなり、大きく広げた差を失ってしまう。ここからレースは規定周回数の130周を越える為、2周で争われるグリーンホワイトチェッカーに突入する。新品タイヤのアドバンテージが大きいこのサーキットではピット作業によるポジションダウンの危険性もあるが、上位陣のすべてのチームが再スタート前にタイヤ交換の為にピットに向かった。このプレッシャーが掛かるピット作業においてもHREクルーは完璧な作業でオースティンをトップのままコースに送り出して、レース終盤に訪れた最高の見せ場を演出する。
地元での優勝が掛かった最後のリスタートをトップからスタートしたオースティンは、プレッシャーに負けず素晴らしいスタートを切ったが、ターン1でアウト側から勝負を賭けてきた#98のマシンとサイドバイサイドの争いになり、そのまま何とかトップをキープして最終ラップに入るも#98マシンのスピードは速く、悔しい僅差の2位でチェッカーとなった。残り2周まで手にしていた今季の初優勝を逃す悔しい結果となったが、4戦連続の上位入賞でポイントを重ね、シリーズランキングトップをキープした。

チーム代表  :  服部茂章
オースティンの地元であるアトランタでの優勝という最高の瞬間をあと2周のところまで掴んでいましたが、やはりレースは最後まで何があるか分かりませんでした。このレースでは予選がなく、タイヤの摩耗が激しいアトランタのサーキットに合わせたマシンのセッティングが非常に効果を発揮し、2位以下を引き離して独走体制を築きましたが、残り2周のショートランでは残念ながら僅かにトップをキープする事が出来ませんでした。しかし全てのチームメンバーが素晴らしい仕事をこなして、とてもいいレースを戦えた事は再開したばかりのこれからのシーズンに向けて非常にポジティブな結果です。ドライバーのオースティンも地元での優勝を逃して大変悔しい思いをしていると思いますが、長い目で見れば今回逃した優勝はこれからの彼にとってとても大きな経験になったと思います。新しいドライバーとして我々のチームと契約した昨年のこの時期から比べると著しい成長を遂げている彼ですが、今回の悔しい経験が今年のシリーズチャンピオン獲得に向けて更に上のレベルのドライバーへと押し上げてくれると思います。

GANDAR RV & OUTDOORS TRUCK SERIES 第4戦 結果
CAR# 16 ドライバー Austin Hill
スタート 4位 決 勝 2位 ランキング1 位

レースの模様は「FOX Sports1」にて全米、カナダ、ラテンアメリカで6月6日(土) 13:00 (現地時間)より
生中継された。
HREは6月13日(土) フロリダ州・HomesteadーMiami Speedwayにて開催される GANDER RV & OUTDOORS
TRUCK Series 第5戦に参戦する。

Vertex Sports プレスリリース

|

« NASCAR:Rd.10アトランタ レース結果 | トップページ | NASCAR:Rd.11マーチンズビル スターティングラインナップ »