NASCAR:Rd.26デイトナ レース結果
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佐藤 琢磨 (C)Honda Motor Co. Ltd. 拡大します
2020年08月24日
2020インディカー・シリーズ第7戦 第104回インディアナポリス500マイルレース(以下、インディ500)の決勝レースが、8月23日(日)、米国インディアナポリス・モータースピードウェイで開催され、Rahal Letterman Lanigan Racing(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)の佐藤琢磨選手が800kmを超えるレースをトップでフィニッシュし、2017年大会に続く2度目の優勝を果たしました。
1911年に初開催され、100年以上の歴史を持つインディ500ですが、佐藤選手は史上20人目の複数回優勝者となりました。また、Hondaエンジンとしては3年ぶり、通算13勝目※を挙げました。
日本人過去最高順位となる予選3番手からスタートした佐藤選手は、堅実な走りを見せて終盤にトップに浮上すると、最終ピットストップ後の競り合いを制し、昨年大会でトップと約0.3秒差の僅差で勝利を逃した雪辱を果たし、見事栄冠に輝きました。
インディ500は毎年5月末、米国のメモリアルデイ(戦没将兵追悼記念日)の週末に開催され、決勝日には30万人を超える観衆の前で最高速度380km/hにもなるスピードで争われるレースですが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から8月下旬に延期となった上、無観客での開催となりました。
※Hondaエンジンの勝利は、2004~2012年、2014、2016、2017、2020年。このうち、2006~2012年は1社供給
本田技研工業株式会社 代表取締役社長 八郷隆弘のコメント
「世界3大レースのひとつであるインディ500で2度目の勝利を挙げ、世界のモータースポーツの歴史に新たな足跡を残すことになった琢磨選手と、チームおよび関係者の方々、そして、琢磨選手を応援してくださっているファンの皆さまに心からの感謝申し上げるとともに、この快挙達成の喜びを分かち合いたいと思います。またこのニュースが、新型コロナウイルス感染拡大の影響が続く世の中にとって明るい話題となることを願います。琢磨選手、本当におめでとう!」
佐藤琢磨選手の主な戦績
1997年 鈴鹿レーシングスクール フォーミュラ(SRS-F)を卒業
2001年 英国F3選手権チャンピオン
マスターズF3優勝
マカオGP優勝
2002年 Jordan HondaよりF1デビュー
2003年 B・A・R Hondaに移籍
2004年 F1 第9戦アメリカGPで3位表彰台
2006年 SUPER AGURI Hondaに移籍
2010年 KVレーシングよりインディカー・シリーズに参戦
第94回インディアナポリス500にてインディ500に初挑戦、20位完走
2011年 インディカー・シリーズ第8戦で日本人初のポールポジション獲得
2012年 レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングに移籍
第4戦サンパウロで自身初の3位表彰台
第96回インディ500にて終盤まで優勝争いを演じるも、惜しくも最終ラップでスピン
2013年 AJフォイト・レーシングに移籍
第3戦ロングビーチでインディカー・シリーズ日本人初優勝
2017年
アンドレッティ・オートスポーツに移籍
第101回インディ500で日本人初優勝
この勝利により内閣総理大臣顕彰受賞
2018年 レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングに移籍
2019年 第103回インディ500でトップに約0.3秒及ばず、3位
2020年 第104回インディ500予選で日本人過去最高位となる3位
決勝レースで自身2度目となる優勝
ホンダニュースリリース
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GANDAR RV & OUTDOORS TRUCK SERIES 第13 戦
HATTORI RACING ENTERPRISES (HRE)は「United Rentals」の支援を受け、Car #16「United
Rentals TOYOTA TUNDRA」でGANDER RV & OUTDOORS TRUCK SERIES第13戦に参戦した。
3番手スタートから序盤を快走し第1ステージを独走しトップでチェッカー。抜きにくいサーキットの
特性から中段グループでの混戦で抜け出す事に苦戦。終盤にはタイヤ消耗に苦しめられる展開ながら
最後は着実に順位を上げて8位でフィニッシュ。11回目のトップ10フィニッシュでポイントを重ね、
ランキングトップをキープした。
KDI OFFICE TECHNOLOGY 200
DOVER INTERNATIONAL SPEEDWAY
200 周 (200miles) 321.8km
8月21日(金)、デラウェア州DOVER INTERNATIONAL SPEEDWAYでNASCAR GANDER RV & OUTDOORS
TRUCK SERIES第13戦「KDI OFFICE TECHNOLOGY 200」が開催された。決勝の舞台となるDover International
Speedwayは、デラウェア州・ドーバーに位置する1周1マイル(1.609km)のショートオーバルコース。コーナー
には24度と深いバンク角がつき、長い直線からアクセル全開のままコーナーを回るため、平均スピードが
高く、ショートオーバルとしては「世界最速」を誇る。コンクリート舗装の路面は、スタート時は滑り易いが、
周回を重ねタイヤのゴムが路面に付着してくると、突然グリップが変化しアクシデントが起こり易いことから、
魔物が潜む「モンスター・マイル」の異名を持つ。過去、下位クラスで勝利を上げており、このサーキットを
得意としているオースティンは、今シーズン2勝目を目指す。
今回レースのスポンサーであるUnited Rentalsは、1997年に設立された世界最大規模の機器レンタル会社。
コネチカット州に本社を置き、約1,200ヶ所(北米49州カナダ全州およびヨーロッパ10ヶ所)に拠点があり、
18,000人超の従業員を擁する。『より良い未来を築く』をミッションとし、建設、製造、政府関連、公益事業、
各自治体等、幅広い業界に対しサービスを提供している。
決勝
今回のDOVERでも前回レース同様に、練習走行・予選は行わず、決勝レースのみを行うレースフォーマット
となる。決勝グリッド順はシリーズランキングトップ10によるクジ引きにより、3番手2列目の好ポジション
からスタートをきることとなった。21日(金)午後5時00分、いよいよグリーンフラッグが振られ、1マイルの
ショートオーバルを45周、45周、110周の3ステージ、200周で争われる決勝レースがスタートした。
2列目イン側3番手からスタートを切り、オープニングラップを4番手で通過すると翌周にはポジションを
取り返して3番手に上げる。6周目に後続車のスピンによりイエローコーションが出され11周目に再開の
グリーンフラッグが振られるとトップ3台が0.5秒以内の接近戦で周回を重ねる。20周目にコンペティショ
ンイエローが出されると上位陣はコースに留まり25周目にグリーンフラッグが振られて再開されるとスリー
ワイドの展開からオースティンは2番手に上がり、翌周には#88を抜いてトップに浮上する。オースティンは
トップに躍り出るとクリーンなエアーを受ける事でより車両の安定性が増して誰よりも速いラップタイムで
快走、後続を引き離してそのまま45周目に第1ステージをトップでチェッカー受けて貴重なポイントを獲得
した。ステージブレイクでは、チームは給油と4本のタイヤ交換を行いコースに戻すと前のイエローコーショ
ンでピットインした車両がコース上に留まっており、また給油のみの車両があった事で12番手から第2
ステージを迎える。
52周目に第2ステージ開始のグリーンフラッグが振られると、中段グループでは、前車からの乱気流を車体
に受けることとなり車両が安定せず、ショートオーバルでの抜きにくいコース特性もあり、ここからは我慢の
戦いを強いられる。第2ステージチェッカー直前の87周目でイエローフラッグが振られそのまま90周の
第2ステージを13番手でステージブレイクのピットイン。ここでも給油と4本のタイヤ交換を素早い作業で
コースに送り出すと8番手に上げて最終ステージへと向かう。
97周目残り103周の最終ステージのリスタートとなる。8番手から直ぐに7番手に上げると99周目には
6番手にアップ。そこからは前車とは1秒も離れないテールツーノーズの状態で前車のスキをうかがいなが
らの走行。給油の必要となるところまで我慢の走行を続け、163周目にピットへと呼び寄せる。給油とと
もに4本のタイヤ交換でコースへ復帰させるが他のチームは、タイヤ無交換の作戦をとっており16番手へ
と後退。他チームのピットインが一通り終わり、順位が落ち着くと11番手。ここから追い上げていきたい
が、抜きにくいコースでは中々前車を攻略に苦戦する中、190周目に前車のスピンで9番手に上げたとこ
ろでイエローコーションが出される。ここで上位陣がコースに留まる中、チームはオースティンをピットに
呼び寄せフレッシュタイヤでの最後の追い上げを狙いタイヤ4本を交換しての勝負をかける。僅か3周を
残すこととなった197周目に再開のグリーンフラッグが振られ、10番手から198周目に9番手、翌周には
8番手に追い上げて200周目のチェッカー。13戦中11回目のトップ10入りと第1ステージの優勝で更に
ポイントを重ね、引き続きシリーズランキングトップをキープした。
チーム代表 : 服部茂章
今回のDover戦と次戦のGatewayはシリーズチャンピオンを戦う上で非常に重要なショートオーバルの
戦いで、チームはこれまで試した事のない新しいセットアップでレースに臨みました。練習走行のない中で
のセットアップの変更は、非常に大きなリスクがありますが、ショートオーバル戦は昨シーズン非常に苦しみ、
チャンピオンの連覇が出来なかった原因の1つです。
レースではスタートからスピードも上がり、第1ステージで優勝しましたので、とても良い手応えをつかみ
ましたが、第2、第3ステージでの渋滞の中ではマシンのスライドが激しく、タイヤに必要以上の負担が
かかってしまいました。レース後半のピットストップで他の上位チームが無交換もしくは2本だけのタイヤ
交換でポジションをキープしたのに対し、我々のタイヤは消耗が激しく、4本のタイヤ交換が必要で、ピット
で順位を下げてしまい上位入賞は出来ませんでした。ただ第1ステージを制したようなスピードを維持
できれば、チャンピオン争いにも期待が持てます。今週のGatewayでも更なるセットアップを試してチャン
ピオン争いに備えたいと思います。
GANDAR RV & OUTDOORS TRUCK SERIES 第13戦 結果
CAR#16 ドライバー Austin Hill
スタート 3位
決 勝 8 位
ランキング 1 位
レースの模様は「FOX Sports1」にて全米、カナダ、ラテンアメリカで7月21(金)17:00 (現地時間)より
生中継された。
HREは8月30日(日)イリノイ州・WORLD WIDE TECHNOLOGY RACEWAYにて開催される GANDER RV &
OUTDOORS TRUCK SERIES 第14戦の連戦に参戦する。
Vertex Sports プレスリリース
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Starting Line Up by Row | ||||||
Dover International Speedway | ||||||
51st Annual Drydene 311 (2) | ||||||
Provided by NASCAR Statistics - Saturday, 8/22/2020 @ 09:26 PM Eastern | ||||||
Pos | Car | Driver | Team | Time | Speed | |
Row 1: | 1 | 21 | Matt DiBenedetto | Menards/Monster Energy Ford | 0 | 0 |
2 | 6 | Ryan Newman | Guaranteed Rate Ford | 0 | 0 | |
Row 2: | 3 | 13 | Ty Dillon | GEICO Chevrolet | 0 | 0 |
4 | 10 | Aric Almirola | Smithfield Hometown Original Ford | 0 | 0 | |
Row 3: | 5 | 17 | Chris Buescher | Fastenal Ford | 0 | 0 |
6 | 3 | Austin Dillon | Dow/Behr Ultra Scuff Defense Chevrolet | 0 | 0 | |
Row 4: | 7 | 12 | Ryan Blaney | Advance Auto Parts Ford | 0 | 0 |
8 | 8 | Tyler Reddick # | Cat App Chevrolet | 0 | 0 | |
Row 5: | 9 | 20 | Erik Jones | Reser's Fine Foods Toyota | 0 | 0 |
10 | 41 | Cole Custer # | HaasTooling.com/Jacom Co Ford | 0 | 0 | |
Row 6: | 11 | 47 | Ricky Stenhouse Jr. | Kroger Chevrolet | 0 | 0 |
12 | 2 | Brad Keselowski | Wurth Ford | 0 | 0 | |
Row 7: | 13 | 22 | Joey Logano | Shell Pennzoil Ford | 0 | 0 |
14 | 48 | Jimmie Johnson | Ally Chevrolet | 0 | 0 | |
Row 8: | 15 | 14 | Clint Bowyer | Haas Automation Ford | 0 | 0 |
16 | 9 | Chase Elliott | NAPA Auto Parts Chevrolet | 0 | 0 | |
Row 9: | 17 | 4 | Kevin Harvick | Mobil 1 Ford | 0 | 0 |
18 | 18 | Kyle Busch | Interstate Batteries Toyota | 0 | 0 | |
Row 10: | 19 | 19 | Martin Truex Jr. | Bass Pro Shops Toyota | 0 | 0 |
20 | 11 | Denny Hamlin | FedEx Office Toyota | 0 | 0 | |
Row 11: | 21 | 88 | Alex Bowman | Acronis Chevrolet | 0 | 0 |
22 | 42 | Matt Kenseth | Clover Chevrolet | 0 | 0 | |
Row 12: | 23 | 24 | William Byron | Axalta Chevrolet | 0 | 0 |
24 | 95 | Christopher Bell # | Rheem Toyota | 0 | 0 | |
Row 13: | 25 | 34 | Michael McDowell | Digital Ally Shield Cleansers Ford | 0 | 0 |
26 | 43 | Bubba Wallace | Columbia Chevrolet | 0 | 0 | |
Row 14: | 27 | 38 | John Hunter Nemechek # | ACME Ford | 0 | 0 |
28 | 1 | Kurt Busch | GEARWRENCH Chevrolet | 0 | 0 | |
Row 15: | 29 | 37 | Ryan Preece | Scott Brand Chevrolet | 0 | 0 |
30 | 32 | Corey LaJoie | Drydene Ford | 0 | 0 | |
Row 16: | 31 | 96 | Daniel Suarez | CommScope Toyota | 0 | 0 |
32 | 27 | JJ Yeley(i) | Thriv5 Ford | 0 | 0 | |
Row 17: | 33 | 53 | Josh Bilicki(i) | Chevrolet | 0 | 0 |
34 | 15 | Brennan Poole # | RememberEveryoneDeployed. Today | 0 | 0 | |
Row 18: | 35 | 0 | Quin Houff # | Eagle Rock Wealth Chevrolet | 0 | 0 |
36 | 66 | Timmy Hill(i) | Manscaped Toyota | 0 | 0 | |
Row 19: | 37 | 77 | Reed Sorenson | Spire Motorsports Chevrolet | 0 | 0 |
38 | 51 | Joey Gase(i) | Ford | 0 | 0 | |
Row 20: | 39 | 7 | Garrett Smithley(i) | Chevrolet | 0 | 0 |
40 | 78 | BJ McLeod(i) | Chevrolet | 0 | 0 | |
Did Not Qualify: None. | ||||||
(i) Ineligible for driver points in this series |
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GANDAR RV & OUTDOORS TRUCK SERIES 第 12 戦
HATTORI RACING ENTERPRISES (HRE)は、Car #16「栃木トヨタ/福島トヨタ TRD TOYOTA TUNDRA」でGANDER RV & OUTDOORS TRUCK SERIES第12戦に参戦した。
4番手スタートから常にトップ5圏内で争い、相次ぐイエローコーションの中で、混戦に巻き込まれ順位が激しく入れ替わる展開。しかし粘り強く攻め続け着実に順位を上げトップ5フィニッシュ。12戦中6回目のトップ5入りで着実にポイントを積み重ね、更にポイント差を広げてランキングトップをキープした。
SUNOCO 159
DAYTONA INTERNATIONAL SPEEDWAY ROAD COURSE
44 周 (158.85miles)255.5km
8月16日(日)、フロリダ州DAYTONA INTERNATIONAL SPEEDWAY ROAD COUSEでNASCAR
GANDER RV & OUTDOORS TRUCK SERIES第12戦「SUNOCO 159」が開催された。決勝の舞台となる DAYTONA INTERNATIONAL SPEEDWAY ROAD COUSEは 、観光地として名高いフロリダ州オーランドから東へ車で約1.5時間、デイトナビーチに位置するサーキット。NASCARでは例年、開幕戦としてオーバルコースが利用されるが、今回はIMSAシリーズのDaytona24時間レースでも使用するロードコースでの開催。ターンに深いバンク角が付くオーバル部分とタイトなコーナーの連続するインフィールド部分が合わさり、非常にセッティングが難しいサーキットになる。ハイスピード抑制を目的にターン4出口にシケインを配置したNASCAR特別仕様となるDAYTONAロードコースでの初開催。今年唯一の開催となったロードコースでの優勝を目指す。
決勝
今回のDAYTONAでも前回レース同様に、練習走行・予選は行わず、決勝レースのみを行うレースフォーマットとなる。決勝グリッド順はシリーズランキングトップ10によるクジ引きにより、4番手2列目の好ポジションからスタートをきることとなった。16日(日)午後12時00分、いよいよグリーンフラッグが振られ、3.6マイルのロードコースを12周、13周、19周の3ステージ、44周で争われる決勝レースがスタートした。2列目アウト側4番手からスタートを切り、オープニングラップを5番手でクリア。直ぐに4番手を取り返すもここからは、2分5秒台後半のラップタイムで5番手の車両と一進一退の攻防を続けていく。8周目に4番手を取り返すと10周目に後続のスピンの為にイエローコーションが出される。そのまま12周目で第1ステージのチェッカーとなりステージブレイクのピットイン。給油と4本のタイヤ交換をメカニックは素早い作業でこなし2番目でコースに送り出すが、コースに留まった車両があり7番手から第2ステージを迎える。14周目に第2ステージ開始のグリーンフラッグが振られると、オースティンは速いラップタイムで着実に前を捕らえていく。17周目に7番手、18周目に6番手、21周目には5番手に順位を上げると、22周目から23周目には前車のピットインで2番手まで上げてそのまま25周目の第2ステージのチェッカーを受けてポイントを獲得。このステージブレイクでも給油と4本のタイヤ交換を素早い作業でこなして3番目にコースに送り出すが、先にピットインしていた車両がコースに留まっており、12番手から最終ステージへと向かう。
28周目いよいよ残り16周の最終ステージのリスタートとなる。直ぐに10番手に上げると翌周に2台をオーバーテイクして8番手に。30周目にはベストタイムを刻んで7番手に順位を上げていく。33周目に3回目のイエローコーションが出されると、上位陣では#2と#23を残して殆どのチームは最後のピットインへ向かう。HREも給油と4本のタイヤ交換を行いコースに送り出すと11番手から残り10周のチェッカー
へと向かい35周目にグリーンフラッグが振られる。直ぐに10番手に挽回すると翌周にはこの日のベストタイムを更新して8番手にアップ。38周目には7番手、39周目に6番手とオースティンは次々と前車を攻略してトップ5を見据えるもまたしてもイエローコーションが出される。44周目にあと2周と迫った42周目にリスタートが切られると混戦に行く手を阻まれて9番手になったところ、翌周に5回目のイエローコーションが出されて最終ステージは46周目のチェッカーを目指すオーバータイムへと突入。45周目にリスタートのグリーンフラッグが振られるとオースティンはいっきに3台を抜いて6番手に順位を上げる。そして迎えた最終ラップに更に1台を抜いて5位でチェッカー。ロードコースでの厳しい混戦での戦いを着実に戦い抜き今シーズン6回目のトップ5フィニッシュを達成。ライバルがポイントを落とす中、着実にポイントを積み重ねたオースティンは、DAYTONA前からのポイント差を更に広げてランキングトップをキープした。
チーム代表 : 服部茂章
カナダで毎年行われるロードコースのイベントがキャンセルになった為、デイトナのインフィールドを使ったロードコースが急遽スケジュールに組み込まれました。チームは悲願であるカナダでの優勝に向けて新車のマシンを製作し、レースに向けて万全の準備をしていましたが、デイトナのコースはバンクを使用する部分もあり、マシンのセッティング変更に非常に苦労しました。新しいマシンは狙った通りのスピードを発揮し最後まで優勝争いに加わる事が出来ました。残り10周でのイエローコーションで優勝した#2と2位の#23はコースに留まりましたが燃料がギリギリだった為、ピット
インの指示を出しましたが、その後に2回のイエローコーションが出た為に2台とも最後まで走りきる事が出来ました。ただ後半戦のポイント等を考慮するとギャンブルに近い戦略は取れず安全策をとりましたが、レースでの優勝を考えると非常に悔しい結果となりました。次回のDoverと翌週のGatewayはショートオーバル戦ですので、今後のPlay-Offを占う上で非常に重要なレースになります。トラブルが出ないように準備をして万全の体制で挑みたいと思います。
GANDAR RV & OUTDOORS TRUCK SERIES 第12戦 結果
CAR# 16 ドライバー Austin Hill
スタート 4位
決 勝 5位
ランキング 1 位
レースの模様は「FOX Sports1」にて全米、カナダ、ラテンアメリカで8月16(日)12:00 (現地時間)より生中継された。
HREは8月21日(金)デラウェア州・DOVER INTERNATIONAL SPEEDWAYにて開催される GANDER RV & OUTDOORS TRUCK SERIES 第13戦に参戦する。
Vertex Sportsプレスリリース
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No.8 Toyota TS050 HYBRID (C)Toyota Motorsports 拡大します
トヨタモータースポーツニュース2020年8月16日(日)
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company
WEC2019-2020年 第6戦 スパ・フランコルシャン6時間 決勝
8月15日(土)ベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットでFIA世界耐久選手権(WEC)第6戦スパ・フランコルシャン6時間の決勝レースが行われ、天候に翻弄される展開の中、TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRID 7号車が今季3勝目。8号車が2位で続き、チームは今季4度目となる1-2フィニッシュを果たしました。
TS050 HYBRID 7号車 (マイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペス):
1位、143周、ピットストップ6回、グリッド 3番手、最速ラップ:2分02秒239
TS050 HYBRID 8号車 (セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、ブレンドン・ハートレー) :
2位(トップと34.170秒差)、143周、ピットストップ8回、グリッド 2番手、最速ラップ:2 分02秒310
マイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペスの7号車は、最大のサクセス・ハンディキャップを課されながら、昨年12月のバーレーン以来の勝利をチームにもたらし、7号車のドライバーズランキング首位の座を堅守。今季2戦を残した状況で、2位との差を12ポイントまで拡げました。
セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、ブレンドン・ハートレーの8号車は果敢な追い上げを見せましたが、7号車に34.170秒遅れてゴールし、チームとして今季4度目の1-2フィニッシュを成し遂げました。その結果、3位に入ったレベリオンとの差が42ポイントに広がりました。
好天に恵まれて暖かかった前日までとは一転、決勝日はスタートの数時間前から激しい雨に見舞われるなど、典型的な「スパ・ウェザー」の一日となりました。このため、決勝レースはセーフティカーの先導で開始されました。
レースは5周目にグリーンフラッグとなり2,3番手グリッドからスタートした2台のTS050 HYBRIDは4輪駆動の優位性も活かし、すぐにポールポジションのレベリオン1号車をパス。ブエミの8号車が首位、コンウェイの7号車がこれを追う展開となりました。
天候の回復に伴い、路面コンディションも徐々に良くなっていく中、1時間経過を前にした最初のピットストップでは、先にピットインした8号車はウェットタイヤのまま、そして1周後にピットインした7号車はドライタイヤへ交換と作戦が分かれました。しかし、GTクラス車両によるアクシデントで再度セーフティカーが導入された時には、ドライタイヤが優位な状況となっていました。
8号車のブエミは再ピットインしタイヤを交換。これで7号車が首位に浮上してレースが再開されました。その後、再び雨が降りだし、2時間経過を前に2台はピットインし7号車は小林、約1分遅れの8号車はハートレーへとドライバーチェンジ。8号車と約1分差でバイコレスの4号車が3位で続きました。
雨脚はさらに強くなり、再度セーフティカー導入。7号車が築いていた後続とのマージンは一旦帳消しとなりましたが、ピットアウト直後に8号車は些細な問題に見舞われタイムロス。首位7号車と2位8号車は40秒ほどのタイム差でほぼレース折り返しのタイミングでの再スタートを切りました。
レースが残り3分の1になると空には太陽も顔を見せ、7号車はロペス、8号車は中嶋がドライブするときにはドライタイヤでの走行となりました。残り1時間ほどでLMP2クラス車両のアクシデントによりセーフティカーが導入されると、8号車の中嶋と7号車のロペスがテール・トゥ・ノーズでのバトルを展開しました。
ロペスは首位の座を守って最後のピットインへと向かい、コンウェイへと交代。8号車もブエミへと交代し、2台のTS050 HYBRIDはその順位のままチェッカーフラッグ。7号車は念願の「スパ」での初勝利を飾りました。
そしてWECはいよいよシーズン最大のイベントであるル・マン24時間レースを迎えます。TOYOTA GAZOO Racingは、9月19日(土)と20日(日)に行われるこの伝統的なフランスのイベントで、最後のル・マンとなるTS050 HYBRIDによる3連覇を目指し挑みます。
村田久武 TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表:
波乱に満ちた本日のレースはチームに最高の結果をもたらしてくれました。1-2勝利は望外の結果で、ドライバー、メカニック、及びエンジニアのたゆまぬ努力に対するプレゼントとなりました。また安全を確保した上でレース再開にこぎつけてくれたFIA/WECの多大な努力に改めて感謝致します。勿論、ファンの皆様に会場でご覧いただけないのは残念ですが、TV放送を通じて楽しんでいただけたと思いますし、その声援に感謝します。次はいよいよル・マンです。TS050 HYBRID 3連覇のかかる特別なレースになりますので、チーム一丸となって万全の準備をして臨みます。
小林可夢偉(7号車):
この結果にはとても満足しています。このレースウィーク、チーム全員がミス無く素晴らしい仕事をしてくれました。私自身のスティントは、降雨のために視界が悪く、コース上に留まっているのが大変なほどの非常に難しいコンディションでしたが、8号車との争いで、プッシュを続けなくてはなりませんでした。我々7号車にとっては、ル・マンの直前という絶好のタイミングで、完璧な週末となりました。この勢いのままル・マンへと臨みます。
マイク・コンウェイ(7号車):
チームに最大の祝福を送ります。大雨に見舞われその後回復するなど、非常に難しいコンディションのレースでしたが、可夢偉とホセが素晴らしい走りをしてくれました。本当に大変なレースで、特に8号車は第1セクターと第3セクターで速かったですが、なんとか首位を守ることができました。サクセス・ハンディキャップがあったので3位か、上手く行って2位くらいの結果を予想していたのですが、最高の結果で、素晴らしい一日になりました。
ホセ・マリア・ロペス(7号車):
今日は全てが我々に見方してくれました。雨が降らなければ、ドライコンディションで非常に速かったレベリオンとの争いは厳しいものになったでしょう。天候が与えてくれたチャンスを活かし、戦略的にも上手く行きました。チーム全体の努力が素晴らしかったですし、特にチームメイトは最高の働きをしてくれました。これでシリーズ最大のイベントであるル・マンへ向けての準備もできました。残念ながら無観客でのレースとなりますが、ここ何年も7号車が手の届かなかった悲願のル・マン制覇へ向け全力を尽くします。
中嶋一貴(8号車):
長いインターバル明けには厳しい、変わりやすい天候に翻弄された難しいレースでした。それだけに、2位に入ってTOYOTA GAZOO Racingの1-2フィニッシュの一端を担えたことには満足しています。私のスティントでは、セーフティカー明けから7号車との非常に接近したバトルとなりましたが、逆転には及びませんでした。7号車は本当に速く、勝利にふさわしい走りでした。
セバスチャン・ブエミ(8号車):
今日はチームとして幾つかのミスがあり、勝てるチャンスを逃すこととなってしまい残念です。最初のピットストップでのタイヤ選択でミスし、その後も僅かな問題でタイムを失ってしまいました。厳しいレースでしたが、2位でフィニッシュでき、TOYOTA GAZOO Racingの1-2フィニッシュ貢献できたのは良かったです。次のル・マンではもっと良いレースができるよう頑張ります。
ブレンドン・ハートレー(8号車):
「スパ・ウェザー」もあってエキサイティングなレースでした。この難しいコンディションの中で、チームにとっては1-2フィニッシュという最高の一日となりました。私はセーフティカーが導入される前の土砂降りの中でコースに出るという非常に難しい状況でした。どんなに目を見開いても視界は非常に悪く、大変でした。我々8号車としては、全てが完璧ではなかったかも知れません。7号車は勝利に値する見事なレースを戦いました。彼らに祝福を送ります。我々にはまだ改良すべき点がありますが、ル・マンへ向けた良いリハーサルになったと思います。
トヨタモータースポーツニュース
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No.8 Toyota TS050 HYBRID (C)Toyota Motorsports 拡大します
2020年8月15日(土)
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company
WEC2019-2020年 第6戦 スパ・フランコルシャン6時間 公式予選
8月14日(金)、ベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットでFIA世界耐久選手権(WEC)第6戦スパ・フランコルシャン6時間レースの予選が行われ、TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは2,3番手グリッドを獲得。明日の決勝レースに挑みます。
TS050 HYBRID 7号車 (マイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペス):
公式練習2回目 : 3番手 (2分01秒480), 36周
公式練習3回目 : 2番手 (2分00秒043), 11周
公式予選 : 3番手 (平均2分01秒070)
TS050 HYBRID 8号車 (セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、ブレンドン・ハートレー) :
公式練習2回目 : 2番手 (2分01秒438), 33周
公式練習3回目 : 3番手 (2分00秒089), 14周
公式予選 : 2番手 (平均2分00秒417)
セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、ブレンドン・ハートレーのTS050 HYBRID 8号車は、2人の平均タイムで首位のレベリオン1号車と0.840秒差の2番手につけ、最前列グリッドを確保しました。
ドライバーズランキングで首位に立つマイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペスの7号車はこの週末、最大のサクセス・ハンディキャップを課されながらも順調に予選をこなし、3番手につけました。
今大会は通常とは異なるスケジュールとされたことで、この日は予選の前に、朝から2度の練習走行をこなす長い一日となりました。夕方からの予選は、今週前半の暑さは和らいだものの、気温25度と暖かな気候の下で実施されました。
来月に迫ったル・マン24時間レースを見据え、ローダウンフォース仕様のTS050 HYBRIDで臨んだTOYOTA GAZOO Racingは、まず7号車はコンウェイ、8号車は中嶋がアタック。中嶋は最初のアタックでレベリオン1号車に僅か1000分の4秒差の好タイムを刻むも、ライバルはさらにタイムを更新しました。
チームは決勝レースを考慮し、両車共タイヤを交換せずに2人目のドライバーへと交代。これにより、ポールポジション獲得のチャンスは無くなりました。2人目のアタッカーとなったハートレーと小林も、チームメイト同様に僅差のラップタイムを刻み、順調に予選を終えました。
「スパ・ウェザー」と呼ばれる、変わりやすい天候で知られるスパだけに、明日の決勝レースの天候は予測が困難ですが、チームはあらゆるコンディションへ向け万全な対応で、このベルギーのサーキットでの4年連続勝利を目指すと共に、ル・マン24時間レースへの準備を進めます。
小林可夢偉(7号車):
予想していた結果で、驚きはありません。我々はTS050 HYBRIDの速さを引き出すための努力を続けてきましたが、サクセス・ハンディキャップがあるため、上手く行ったかどうかの判断は難しいです。半年ぶりのレースだったので、1周アタックの予選をエンジョイすることができました。素晴らしい瞬間でした。決勝レースはもっと接近戦になることを期待し、世界選手権でのリードを守るために戦います。
マイク・コンウェイ(7号車):
サクセス・ハンディキャップがあったので3番手という結果は予想通りでしたが、新しいタイヤを装着したときのバランスが難しく、平凡なラップタイムになってしまいました。もっと速さを見せられたはずで、少し残念です。とはいえ決勝レースは長いですし、少しでも多くのポイントを獲得すべく、着実にレースを戦います。
中嶋一貴(8号車):
予選は上手くまとめることが出来ました。車両のセットアップと自分が出したラップタイムに満足しています。勿論、最も大事なのは明日のレースです。タイヤの摩耗は多いし、それに伴い車両のバランスも変わっていくので簡単ではないです。どんな天候であれ、トラブル無くレースをすれば良い結果が付いてくると信じています。
ブレンドン・ハートレー(8号車):
サクセス・ハンディキャップにより、2番手が現実的と思っていました。一貴はレベリオンに迫る非常に良いラップタイムを刻みましたが、明日の戦略の自由度を考え、自分のアタックでは新品タイヤを使いませんでした。明日のレースでは全力を尽くし、多くのポイントを持ち帰りたいと思います。
トヨタモータースポーツニュース
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GANDAR RV & OUTDOORS TRUCK SERIES 第 11 戦
HATTORI RACING ENTERPRISES (HRE)は「Car #16「TRD United Rentals TOYOTA TUNDRA」でGANDER RV & OUTDOORS TRUCK SERIES第11戦に参戦した。
5番手スタートから、序盤はハンドリングに苦しみながらトップ10圏内で粘り強くポイントを積み重ねる展開。ステージブレイク中のバランス調整が功を奏し終盤にはトップ争いに加わる。頻発するイエローコーションの中、チェッカー前のトップ争いのリスタートの攻防で、絶好の飛び出しを見せたオースティンだったが、前車からの幅寄せにあい接触。スピンは避けたものの大きく失速して無念の12位となる。シリーズポイントを縮められたものの、これまで広げたリードの恩恵でランキングトップをキープした。
Henry Ford Health System 200
MICHIGAN INTERNATIONAL SPEEDWAY
100 周 (200miles)321km
8月7日(金)、ミシガン州MICHIGAN INTERNATIONAL SPEEDWAYでNASCAR GANDER RV & OUTDOORS TRUCK SERIES第11戦「Henry Ford Health System 200」が開催された。決勝の舞台となるMICHIGAN INTERNATIONAL SPEEDWAYは、全米随一のモーター・シティー、デトロイトから東へ約110kmのミシガン州ブルックリンに位置する。コースは1周2マイル(約 3.2km )のオーバルコースで、ホームストレート部分は12度、バックストレートは5度、コーナーは18度とバンク角が深く、レースはハイ・スピードでの戦いとなるが、コース幅が広くどのラインでもスピードを維持でき、ライン取りの自由度が高いことが特徴。2012年の路面改修以降、NASCARで最もスピードが出るサーキットと言われている。ʻ18年ʻ19年と2連覇を果たしているMICHIGAN。前戦で優勝したKANSAS同様に得意の高速コースで3連覇を目指す。
決 勝
今回も前回レース同様に、練習走行・予選は行わず、決勝レースのみを行うレースフォーマットとなる。決勝グリッド順はシリーズランキングトップ10によるクジ引きにより、5番手3列目の好ポジションからスタートをきることとなった。
7日(金)午後6時00分、いよいよグリーンフラッグが振られ、2マイルの高速オーバルを20周、20周、60周の3ステージ、100周で争われる決勝レースがスタートした。3列目イン側5番手からスタートを切り、オープニングラップこそポジションを守ったもののハンドリングに苦しみ3周目に6番手となると後続のクラッシュによりイエローコーション。8周目にリスタートされると12周目に2回目のイエローコーション。18周目に第1ステージまで残り2周でリスタートが切られると7番手でチェッカーを受け着実にポイントを獲得。このステージブレイクでは給油と4本のタイヤ交換、車両に調整を加えてコースに戻す。前のイエローコーションでピットを済ませこのステージブレイクでコース上に留まった車両もあり20番手から第2ステージを迎える。
24周目に第2ステージ開始のグリーンフラッグが振られると、オースティンは4ワイドに並ぶ攻防を制して次々と前車をパス。車両調整でハンドリングが改善されたオースティンは25周目に14番手、26周目に10番手、28周目に9番手まで挽回。ここからは前車と一進一退の攻防で順位を入れ替えながらの争いとなるが37周目に7番手に順位を上げて40周目の第2ステージのチェッカー。後方から着実に順位を上げて第2ステージでもポイントを重ねた。今回のステージブレイクでも給油と4本のタイヤ交換、タイヤ
エアーの調整を加えて素早いピット作業でコースに送り出すと2番手までジャンプアップさせることに成功する。
47周目いよいよ残り53周の最終ステージのリスタート。オースティンは一気にトップに躍り出ると50周目に後続のクラッシュによりイエローコーションとなり荒れた展開になっていく。57周目にリスタートのグリーンフラッグが振られるも、直ぐにイエローコーションとなる。ここで上位チームは満タンで残り周回を走り切れると判断し早めのピットインを指示。HREも4本のタイヤ交換と給油、マシンに最終調整を加えてオースティン
を送り出すが、コース上に留まった車両があり8番手からリスタート。72周目には7番手に挽回したところで再びイエローコーションが出される。76周目のリスタートからは、オースティンは速さを発揮。79周目に5番手、81周目に4番手に上げてトップを射程圏内に捕らえる。85周目に前車のクラッシュにより3番手に上がったところからはイエローコーションの連続となる。89周目にリスタートされるも同一周にイエロー。次の94周目のリスタート直後もイエローとなってしまい、チェッカー前99周目のリスタート時にまたイエローとなりレッドフラッグで中断となる。ここからはオーバータイムとなり、107周目のチェッカーを目指して最後の戦いとなる。105周目にグリーンフラッグが振られるとオースティンは絶好のスタートを見せトップ車両#98のイン側に飛び込み並びかけるが、急な幅寄せにあい接触。もつれる様に#98はオースティンと2番手#8のマシンを巻き込む形でイン側にスピン。オースティンは何とかマシンをコントロールしてスピンは避けたものの順位を大きく落としてしまい12位でチェッカーを受けることとなった。不運なかたちで優勝を逃したものの、前戦まで広げたポイント差もあり、ランキングトップはキープした。
チーム代表 : 服部茂章
今回優勝を賭けた最後のリスタートではトップの#98の直後、アウト側3番手から抜群のスタートを決めてイン側に入りましたが、ホイルスピンにより出だしの悪かった#98がブロックするためにイン側に寄せて来ました。しかしオースティンのスタートがあまりにも良かったので#98はオースティンとその内側にいた2番手のマシンを巻き込んでスピンしてしまい、残念ながらミシガンでの3年連続の優勝は果せませんでした。普通ですとイエローコーションにより再度リスタートの場面ですが、上位チームの多くが早めのピットインで燃料がギリギリの状態でしたので、混乱を避ける為にコーションを出さなかったのだと思います。
今回使用したマシンは先月テキサスでのレースでエンジントラブルが発生した新車のマシンでしたが、セッティングが決まったレース後半には抜群のスピードを発揮しましたのでPlay-Off戦に向けて明るい材料になりました。
GANDAR RV & OUTDOORS TRUCK SERIES 第11戦 結果
CAR# 16
ドライバー Austin Hill
スタート 5位
決 勝 12位
ランキング 1 位
レースの模様は「FOX Sports1」にて全米、カナダ、ラテンアメリカで8月7(金)18:00 (現地時間)より生中継された。
HREは8月16日(日)フロリダ州・DAYTONA INTERNATIONAL SPEEDWAY ROAD COURSEにて開催されるGANDER RV & OUTDOORS TRUCK SERIES 第12戦に参戦する。
Vertex Sports プレスリリース
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Starting Line Up by Row | ||||||
Michigan International Speedway | ||||||
51st Annual Consumers Energy 400 | ||||||
Provided by NASCAR Statistics - Saturday, 8/8/2020 @ 08:04 PM Central | ||||||
Pos | Car | Driver | Team | Time | Speed | |
Row 1: | 1 | 17 | Chris Buescher | Fastenal Ford | 0 | 0 |
2 | 14 | Clint Bowyer | DEKALB Ford | 0 | 0 | |
Row 2: | 3 | 8 | Tyler Reddick # | Chevrolet | 0 | 0 |
4 | 42 | Matt Kenseth | Credit One Bank Chevrolet | 0 | 0 | |
Row 3: | 5 | 10 | Aric Almirola | Smithfield Hometown Originals Ford | 0 | 0 |
6 | 21 | Matt DiBenedetto | #FordStrong Technicians Ford | 0 | 0 | |
Row 4: | 7 | 24 | William Byron | Axalta Chevrolet | 0 | 0 |
8 | 95 | Christopher Bell # | Procore Toyota | 0 | 0 | |
Row 5: | 9 | 48 | Jimmie Johnson | Ally Fueling Futures Chevrolet | 0 | 0 |
10 | 20 | Erik Jones | STANLEY Toyota | 0 | 0 | |
Row 6: | 11 | 1 | Kurt Busch | Monster Energy Chevrolet | 0 | 0 |
12 | 43 | Bubba Wallace | Victory Junction Chevrolet | 0 | 0 | |
Row 7: | 13 | 22 | Joey Logano | Shell Pennzoil Ford | 0 | 0 |
14 | 9 | Chase Elliott | Mountain Dew Chevrolet | 0 | 0 | |
Row 8: | 15 | 11 | Denny Hamlin | FedEx Ground Toyota | 0 | 0 |
16 | 18 | Kyle Busch | M&M's Fudge Brownie Toyota | 0 | 0 | |
Row 9: | 17 | 12 | Ryan Blaney | Menards/Knauf Ford | 0 | 0 |
18 | 19 | Martin Truex Jr. | Auto-Owner's Insurance Toyota | 0 | 0 | |
Row 10: | 19 | 2 | Brad Keselowski | Discount Tire Ford | 0 | 0 |
20 | 4 | Kevin Harvick | Busch Light Apple Ford | 0 | 0 | |
Row 11: | 21 | 88 | Alex Bowman | ChevyGoods.com/Adam's Polishes Chevrolet | 0 | 0 |
22 | 32 | Corey LaJoie | Trump 2020 Ford | 0 | 0 | |
Row 12: | 23 | 13 | Ty Dillon | GEICO Chevrolet | 0 | 0 |
24 | 96 | Daniel Suarez | Toyota | 0 | 0 | |
Row 13: | 25 | 37 | Ryan Preece | Honey Nut Cheerios Chevrolet | 0 | 0 |
26 | 27 | JJ Yeley(i) | Ford | 0 | 0 | |
Row 14: | 27 | 0 | Quin Houff # | CREEK Enterprises Inc. Chevrolet | 0 | 0 |
28 | 6 | Ryan Newman | Castrol Ford | 0 | 0 | |
Row 15: | 29 | 34 | Michael McDowell | Martin Transportation Systems Ford | 0 | 0 |
30 | 74 | Reed Sorenson | Fake Steak Chevrolet | 0 | 0 | |
Row 16: | 31 | 3 | Austin Dillon | Bass Pro Shops/Tracker Off Road Chevrolet | 0 | 0 |
32 | 47 | Ricky Stenhouse Jr. | Kroger Chevrolet | 0 | 0 | |
Row 17: | 33 | 66 | Timmy Hill(i) | SBC Contractors Inc. Toyota | 0 | 0 |
34 | 41 | Cole Custer # | HaasTooling.com/Jacob Co. Ford | 0 | 0 | |
Row 18: | 35 | 53 | Garrett Smithley(i) | Rick Ware Racing Ford | 0 | 0 |
36 | 38 | John Hunter Nemechek # | Mystik Michigan Ford | 0 | 0 | |
Row 19: | 37 | 15 | Brennan Poole # | Chevrolet | 0 | 0 |
38 | 51 | James Davison | Ford | 0 | 0 | |
Row 20: | 39 | 7 | Josh Bilicki(i) | Ziegler Auto Chevrolet | 0 | 0 |
Did Not Qualify: None. | ||||||
(i) Ineligible for driver points in this series |
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