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2020年9月29日 (火)

序盤のスピンによりタイヤ戦略で苦戦。 チーム一丸となり、 粘り強く走り切って17位完走。(HRE)

20200927 NASCAR Xfinity SERIES 第27戦

HATTORI RACING ENTERPRISES (HRE)は「Weins Canada」の支援を受け、Car # 61「Weins Canada
TOYOTA GR SUPRA」でNASCAR Xfinity SERIES第27戦に参戦した。
序盤のスピンによってタイヤを予定外に消耗。ピット戦略で挽回を喫するも、期待するイエローコー
ションは出ず苦しい展開に。それでも諦めず、消耗してグリップの落ちた不安定なタイヤで粘り強く走り
切って17位フィニッシュ。貴重な走行データを得て次戦に繋ぐ。

ALSCO 300
LAS VEGAS MOTOR SPEEDWAY
200 周 (300miles) 482.8km
9月26日(土)、ネバダ州 LAS VEGAS MOTOR SPEEDWAYでNASCAR Xfinity SERIES第27戦「Alsco 300」
が開催された。決勝の舞台となる LAS VEGAS MOTOR SPEEDWAY は、ネバダ州・ラスベガス市街地の一番
端に位置する、1周1.5マイル(2.41km)のオーバルコース。バンク角は20度と強めであるが、プログレッシブ
バンクと呼ばれアウトラインに寄るほどタンク角が高くなっているため、他の1.5マイルオーバルトラックほど
アウトラインが不利にならないのも特徴。周回平均190mph(304km/h)余り、ターン1入り口で200
mph(320km/h)に達するという、テキサスと同様の高速インターミディエイトオーバルである。前日にTruck
シリーズで優勝した勢いをそのままに、得意とするスピードコースでW優勝を目指す。
今回レースのスポンサーであるWeins Canada Inc.は、1973年に横浜トヨペットがトヨタの国内販売店として
初めて海外に進出、カナダ・オンタリオ州トロント市近郊に拠点を置きTOYOTA、LEXUS等9ブランド、14店舗
を展開、1,300人超の従業員を擁する自動車販売グループ。トヨタディーラーでは、「DON VALLEY NORTH
TOYOTA」、「MARKVILLE TOYOTA」、「THORNHILL TOYOTA」の3拠点を有し、その中で「DON VALLEY
NORTH TOYOTA」は、カナダ国内No.1のトヨタディーラーへ成長している。

決 勝
今回のLAS VEGASでも前回レース同様に、練習走行・予選は行わず、決勝レースのみを行うレースフォー
マットとなった。決勝グリッド順はシリーズランキング順によるクジ引きにより、29番手15列目のポジション
からスタートをきることとなった。26日(土)午後19時30分、いよいよグリーンフラッグが振られ、1.5
マイルのインターミディエイトオーバルを45周、45周、110周の3ステージ、200周で争われる決勝レース
がスタートした。
15列目イン側29番手からスタートを切ったオースティンはオープニングラップで25番手に順位を上げる
と翌周には22番7周目には17番手と前日に優勝したトラックシリーズの勢いを維持し、怒涛のスピードで
後方から追い上げる。しかし最初のイエローコーション明けの17周目、ターン2のアウト側を通過した際に
マシンが大きくスライドしそのまま単独スピン。幸いクラッシュは避けてコースに復帰したが、これが原因
でイエローコーションが出される。チームはピットインを指示し燃料と4本のタイヤ交換、マシンのチェック
を行ってコースに復帰。28番手から24周目にリスタートが切られると27周目には20番手、32周目には
17番手、45周目の第1ステージのチェッカーでは16番手まで挽回する。ステージブレイクのピットイン
では、終盤での追い上げを目指し新品タイヤを温存、スタート時に履いていた中古タイヤに交換してコース
に送り出し、20番手から第2ステージを迎える。
52周目に第2ステージ開始のグリーンフラッグが振られると各車新品タイヤでペースを上げて行く。その
中、第1ステージで17周使用した中古タイヤで走行を続けるオースティンにチームから何とかペースを維持
して走行を続けるようゲキが飛ぶ。58周目に22番手に落ちてからはペースも安定し、このまま第2ステージ
を走りきると思われた矢先、リヤタイヤから激しいバイブレーションが出始めたと無線が入る。このままの
走行は危険と判断したチームは翌周にピットインを指示。素早い作業で4本のタイヤ交換と給油をして
コースに送り出すがグリーンフラッグ下のピットインにより2ラップ遅れの31番手まで順位が下がる。ここ
からオースティンは周回遅れを取り戻す為、トップに勝る速いペースで追い上げを開始、28番手までポジ
ションを上げて第2ステージのチェッカー。チームはこのステージブレイクでコースに留まる判断を下し1
ラップ遅れに挽回して最終ステージへと向かう。

97周目残り103周の最終ステージのリスタートが切られると素晴らしいダッシュで順位を上げ、109
周目には22番手まで挽回する。チームは同一周回に戻す為、イエローコーションによって周回遅れの
トップが同一周回に戻れるラッキードック獲得を目指してピットインをギリギリまで延ばす戦略を取るが、
この日のレースはアクシデントの少ない単調な展開となり、燃料補給の限界を迎えた120周目にまたし
てもグリーンフラッグ下でのピットインとなってしまい、給油とタイヤ交換を済ませコースに復帰させた
時点で3周遅れの29番手まで順位が下がる。ここからオースティンは新品タイヤで追い上げを開始、ポジ
ションが18番手まで上がったところで待望のイエローコーションが出される。このイエローで各車ピット
に向かう中、オースティンはコースに留まり1ラップ遅れのトップポジションを争う展開に持ち込む。レース
が残り10周を残して再スタートが切られるとすぐに17位にポジションを上げ周回遅れトップのポジション
を獲得、同一周回に戻るイエローコーションを期待し走行を続けるが、チームが期待したイエローコーション
が出ることはなく、1周遅れの17位でのチェッカーとなった。前日の優勝に引き続き上位入賞が期待さ
れたレースだったが、序盤のスピンにより予期せぬ苦しい展開となった。しかしチームは最後まで上位を
目指して粘り強く戦い続け、貴重な走行データを得て次戦に繋ぐ。

チーム代表  :  服部茂章
優勝した前日の勢いを維持し、スタートから素晴らしいペースで追い上げ期待が高まりましたが、スピン
により全ての流れが変わってしまいました。スピンしたタイヤにフラットスポットが見つからなかった為
NASCARからタイヤの入れ替えを認められず、同じタイヤを使用しましたが、バイブレーションの発生により
余分なピットインを強いられ周回遅れになってしまいました。そこからチームもドライバーも何とか順位を
戻そうと最後まで全力で戦いましたが、イエローコーションの少ない展開の中であと少しのところでチェッ
カーになってしまいました。しかしチーム戦略とそれに応えるドライバーの走りでレースの流れを引き寄せる
事の大切さを改めて実感しました。優勝した前日のレースは中盤までスピードが上がらず苦しみましたが、
少しずつマシンに変更を加え最後はピットで順位を上げて勝利を引き寄せました。逆に今日のレースは序盤
に素晴らしいスピードで順位を上げましたが、スピンにより変わった流れをあと少しのところで引き寄せる
事が出来ませんでした。これから常にシリーズチャンピオンを狙える強いチームになるには、必ず両方の
強さが必要になってくると思いますので日々精進し強いチーム作りを目指します。

GANDAR RV & OUTDOORS TRUCK SERIES 第27戦 結果
CAR# 16
ドライバー Austin Hill
スタート 29位
決 勝 17位

レースの模様は「NBC SN」にて全米、カナダ、ラテンアメリカで9月26日(土)19:30 (現地時間)より生中継
された。
HREは、10月3日(土)アラバマ州・TALLADEGA SUPER SPEEDWAYにて開催されるNASCAR GANDER
RV &OUTDOORS SERIES 第19戦、NASCAR Xfinity SERIES第28戦に参戦する。

Vertex Sportsプレスリリース

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