NASCAR:Rd.35マーチンズビル スターティングラインナップ
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Rd. | Date | Course | Oval Road/Street |
1 | 06月06日 | Texas Motor Speedway | O |
2 | 07月04日 | Indianapolis Motor Speedway Road Course Race | S |
3 | 07月11日 | Road America Race 1 | S |
4 | 07月12日 | Road America Race 2 | S |
5 | 07月17日 | Iowa Speedway Race 1 | O |
6 | 07月18日 | Iowa Speedway Race 2 | O |
7 | 08月23日 | Indianapolis 500 Mile Race | O |
8 | 08月29日 | Bommarito Automotive Group Race 1 | O |
9 | 08月30日 | Bommarito Automotive Group Race 2 | O |
10 | 09月12日 | Honda INDY 200 At Midohio Race 1 | S |
11 | 09月13日 | Honda INDY 200 At Midohio Race 2 | S |
12 | 10月02日 | INDYCAR Harvest GP Race 1 | S |
13 | 10月03日 | INDYCAR Harvest GP Race 2 | S |
14 | 10月25日 | Streets of St. Petersburg | S |
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HATTORI RACING ENTERPRISES (HRE)は「AISIN GROUP」の支援を受け、 Car # 61「AISIN GROUP
TOYOTA GR SUPRA」でNASCAR Xfinity SERIES第31戦に参戦した。
TEXAS MOTOR SPEEDWAY
200周 (300miles) 482.8kmO'Reilly Auto Parts 300
10月24日(土)、テキサス州 TEXAS MOTOR SPEEDWAYでNASCAR Xfinity SERIES第31戦
「O'Reilly Auto Parts 300」が開催された。決勝の舞台となる TEXAS MOTOR SPEEDWAY は 、
テキサス 州 ・ フォートワースに 位置する 、1周 1.5マイル( 2.41 km )のクワッド・オーバルコース。
コーナーには24度と深いバンク角がつき、Atlanta Motor Speedwayと良く似た特性を持ち、最高
速度は 320km/h 超えを記録するほどの超高速サーキット。テキサスは、前戦のカンザス同様にオ
ースティンとチームが得意とする高速サーキットで優勝を目指して全力で挑む。
今回レースのスポンサーであるAISINGROUPはアイシン精機株式会社を筆頭に世界200社以上
の連結会社からなる総合自動車部品メーカー。グループで手がける製品群は多岐にわたり、自動車
を構成する部品のほとんどすべてをカバーし、世界トップレベルの製品を供給している。HREは今
シーズンも同グループから多くのレースへの支援を受けている。
決 勝
今回のTEXASでも前回レース同様に、練習走行・予選は行わず、決勝レースのみを行うレースフォーマットと
なった。決勝グリッド順はクジ引きにより、14番手7列目のポジションからスタートをきることとなった。
24日(土)午後16時30分、いよいよグリーンフラッグが振られ、1.5マイルのクワッドオーバルを45周、
45周、110周の3ステージ、200周で争われる決勝レースがスタートした。
7列目アウト側14番手からスタートし直ぐに13番手にアップするも、不安定な車両バランスに苦戦し8周目
には18番手に落ちる。10周目、21周目のイエローコーションでチームはバランス改善を狙いピットインを
指示。セッティング変更が功を奏し21番手から18番手にポジションを上げて一進一退の攻防を続けて
行くが40周目に3回目のイエローコーションが出されると再びピットインを指示。第1ステージチェッカー
の直前という事もあり給油と4本のタイヤ交換、セッティング変更を施して、21番手から第1ステージは残り
1周のリスタートで19番手に上げてチェッカー。直前のイエローコーション時に既に給油とタイヤ交換を
終えており、このステージブレイクではコースに留まって第2ステージを迎える作戦もあったものの、更なる
バランス改善を狙って再びピットインを指示。素早くセッティングだけを変更してコースに送り出し14番手
から第2ステージのリスタートが切られる。
52周目に第2ステージ開始のグリーンフラッグが振られると55周目には16番手にまで挽回。マシンの
スピードも上がり、これから更なる追い上げを目指していこうとしていた矢先の57周目、突如として左リヤ
タイヤがバースト、オースティンは暴れる車両を何とかコントロールしてクラッシュを避け、ピットまでたどり
着く。チームは給油、タイヤ交換と同時にマシンチェックをしてコースに復帰させるも、コーナーに入ると
左リアタイヤから白煙が上がり車両は不安定な状況になる。チームは再びオースティンをピットに呼び寄せ、
マシンに出来る限りの応急処置を施しコースに戻す。そこからはトップと遜色のないスピードを取り戻して
第2ステージのチェッカーを受ける。このステージブレイクでも引き続きマシンチェックと応急処置を施して
最終ステージのスタートを迎える。
残り102周の最終ステージの再スタートが切られるとマシンへの処置が功を奏し、トップグループと同じ
タイムを刻みながら追い上げを開始する。順調にポジションを上げて行くオースティンだったが、ターン4の
立ち上がりで再び左リヤタイヤから白煙が上がり始めるとマシンは不安定な状況に戻ってしまう。チームは
ドライバーの安全を考えて再びピットにマシンを戻し修復を試みるが、その場では修復が不可能なマシン
トラブルが発見される。スタートからトラブルを抱えたマシンを何とか調整して上位入賞を狙ったチームと
オースティンだったが、止む無くマシンをガレージに押し戻し107周、33位でレースを終える事となった。
前戦Kansasでのトップ5入りの勢いを維持し、今シーズ最後のXfinityシリーズのレースとなるTexasでの
優勝を目指し全力を尽くしたが、リタイヤという非常に残念な結果となった。
チーム代表:服部茂章
前戦のカンザスでいい手応えを掴み、今回は更なる高みを目指しましたが、左リアのサスペンションを取り
付けているシャーシ側にクラックが入り、パーツが干渉してタイヤがバーストしてしまいました。スタート直後
は非常にいいタイムが出ていましたので手応えを感じましたが、5周目に一瞬タイヤスモークが上がって
からマシンが不安定な状態になりましたので、あの時点でシャーシにクラックが入ったのだと思います。
その後は応急処置を施してレースを戦いましたが、タイヤから煙が上がらない周はトップと同じタイムで走行
出来るので、祈るような気持ちで見守りましたが、残念ながら最後まで走り切る事が出来ませんでした。
スポットで参戦しているXfinityシリーズですが、今年はコロナの影響で練習走行と予選もない、とても
イレギュラーなスケジュールになり、今までのデータのないチームにはとても厳しい戦いになりました。
その中で後半戦からは優勝争いに加われるようになり上位クラスでも十分に戦える手応えを掴むことが
出来ました。Truckシリーズではこの10年間で常に優勝争いが出来るトップチームに成長する事が出来
ました。来シーズンはXfinityシリーズでも常に優勝争いの出来るトップチーム作りを目指してこれから
全力を尽くしたいと思います。引き続き応援よろしくお願いいたします。
NASCAR Xfinity SERIES 第31戦 結果
CAR#:61
ドライバー:Austin Hill
スタート:14位
決 勝:33位
レースの模様は「NBCSN」にて全米、カナダ、ラテンアメリカで10月24日(土)16:30(米国東部時間)
より生中継された。
HREは10月30日(土)バージニア州・MARTINSVILLE SPEEDWAYにて開催されるNASCAR GANDER RV
& OUTDOORS TRUCK SERIES 第22戦に参戦する。
Vertex Sports プレスリリース
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NASCAR Xfinity SERIES 第30戦
HATTORI RACING ENTERPRISES (HRE)は「豊田通商株式会社」の支援を受け、Car # 61「TOYOTA
TSUSHO TOYOTA GR SUPRA」でNASCAR Xfinity SERIES第30戦に参戦した。
序盤から着実に順位を上げてトップ10圏内を走行。イエローコーションが頻発する中で着実にポジ
ションを上げて行き、レース終盤トップ争いに加わり5位フィニッシュ。チームとオースティンにとって
のベストリザルトを記録して、上位カテゴリーでも存在感を示した。
Kansas Lottery 300
KANSAS SPEEDWAY
200 周 (300miles) 482.8km
10月17日(土)、カンザス州 KANSAS SPEEDWAYでNASCAR Xfinity SERIES第30戦「Kansas Lottery 300」
が開催された。決勝の舞台となる Kansas Speedwayは、カンザス州、カンザス・シティの西15マイルに位置
する1周1.5マイル(2.4km)のトライ・オーバルコース。コーナーのバンク角は17~20度と比較的緩やかだが、
コーナーのRが大きくアクセル全開での走行が可能なハイスピード・トラックである。タイヤの状態が良い時は、
ほぼ全開で周回できる、デイトナに次ぐハイスピードオーバルコースと言われている。Truckシリーズでトップ3
フィニッシュした勢いをそのままに、得意とするスピードコースで優勝を目指す。
今回レースのスポンサーである豊田通商株式会社は、トヨタグループの総合商社として、金属、グローバル
生産部品、ロジスティクス、自動車、機械、エネルギー、プラントプロジェクト、化学品、エレクトロニクス、
食料、生活産業の事業領域で、人・社会・地球との共存共栄を図り、豊かな社会づくりに貢献する価値創造
企業を目指している。
決 勝
今回のKANSASでも前回レース同様に、練習走行・予選は行わず、決勝レースのみを行うレースフォーマット
となった。決勝グリッド順はクジ引きにより、28番手14列目のポジションからスタートをきることとなった。
17日(土)午後19時00分、いよいよグリーンフラッグが振られ、1.5マイルのクワッドオーバルを45周、
45周、110周の3ステージ、200周で争われる決勝レースがスタートした。
14列目アウト側28番手から翌周には21番手にジャンプアップし絶好のスタートを切ると、9周目には
15番手まで着実に順位を上げていく。その後10周目、15周目とイエローコーションが続くが20周目の
リスタートの後に12番手にポジションアップして45周目の第1ステージのチェッカーを受ける。ステージ
ブレイクのピットインでは、給油と4本のタイヤ交換、車両に調整を加えてコースに送り出し、ポジションを
キープして12番手からリスタートが切られる。
52周目に第2ステージ開始のグリーンフラッグが振られるも後続のクラッシュにより、この日5回目の
イエローコーションになる。57周目に再開のグリーンフラッグが振られるとトップ10にポジションアップ
して安定したラップタイムで90周目に第2ステージのチェッカーを受ける。このステージブレイクでは、
給油と4本のタイヤ交換、フロントタイヤの空気圧調整と車両への調整を加えてコースに送り出し12番手
から最終ステージへと向かう。
97周目残り103周の最終ステージのリスタートが切られるとポジションキープから拮抗したレース展開と
なるが、残り60周となる140周目を迎えると最終のピットインのタイミングを探る展開となり各車がピット
インを始める。HREチームもイエローコーションのタイミングを待つが燃料に限界を迎えた146周目、
グリーンフラッグ中にピットインを指示。給油と4本のタイヤ交換を素早くこなしてコースに戻すが、この後
にピットイン車両が一通り終えた156周目に7回目のイエローコーションが出される。ここでクルーチーフの
スコットは上位陣がコースに留まる中、マシン調整の為にピットの指示を出し、車両調整と同時にタイヤを
交換してコースに戻し164周目に12番手からリスタートとなる。オースティンは周回毎に順位を上げて
168周目には9番手までアップしたところで再びイエローコーションが出され、上位陣がピットに向かうが
既にピットインしていたHREチームを含む3台はコースにステイ。結果的にチームの勝負をかけたピットイン
戦略が功を奏し3番手に上がる。173周目の再スタート後には上位陣の中で新品タイヤに交換したマシン
を加えた激しいトップ争いが展開されトップから8番手までは目まぐるしく順位が入れ替わるが、最終盤の
191周目、10回目のイエローコーションが出されると残りは僅か3周でのレースとなる。再スタート後、
オースティンは5番手のポジションをキープすると追い立てる後続を抑えきって200周目のチェッカーを
受ける。この日はTruckシリーズ、Xfinityシリーズのレースが続けて開催され、ドライバーとチームにとっては
非常にタフなレースとなったが、その中でオースティン、HREにとってもXfinityシリーズでのベストリザルトを
記録した。Truckシリーズの上位カテゴリーにあたるXfinityシリーズにおいても、これまで以上に存在感を
示す形となった。
チーム代表 : 服部茂章
Xfinityシリーズはスポット参戦をしていますので、全戦出場しているトップチームを相手にレースを戦う事は
非常に大変ですが、後半戦にスープラの新車を投入してからはスピードも上がり上位争いに加われる体制
が整ってきた事を感じていましたが、少しずつ結果に結び付くようになりました。ドライバーもチームも
同じ日に続けてのレースでとても大変でしたが、最後まで諦めずによく戦ったと思います。今年のXfinity
シリーズは今週末のテキサスが最後の参戦になりますので、これまでの集大成として更なる上位を目指
して全力を尽くしたいと思います。
GANDAR RV & OUTDOORS TRUCK SERIES 第30戦 結果
CAR# 16
ドライバー Austin Hill
スタート 28位
決 勝 5位
レースの模様は「NBC SN」にて全米、カナダ、ラテンアメリカで10月17日(土)19:00 (現地時間)より生中継
された。
HREはテキサス州・TEXAS MOTOR SPEEDWAYにて10月24日(土)に開催されるNASCAR Xfinity SERIES
第31戦、10月25日(日)開催されるGANDER RV & OUTDOORS TRUCK SERIES第21戦に参戦する。
Vertex Sportsプレスリリース
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GANDAR RV & OUTDOORS TRUCK SERIES第20戦
HAT TORI R ACING E NTERPRISES ( HRE)は「豊田通商株式会社」の支援を受け、Car # 16
「TOYOTA TSUSHO TOYOTA TUNDRA」でGANDER RV & OUTDOORS TRUCK SERIES第20戦
に参戦した。
8番手からスタートし序盤からトップ争いを展開。第2ステージ終了前に受けた接触により車両に
ダメージを負い最後尾まで後退。ダメージを受けたマシンでオースティンは気迫の追い上げで順位を
挽回。最後はオーバータイムでのタイヤ戦略でジャンプアップに成功、3位でチェッカーを受ける。
Clean Harbors 200
KANSAS SPEEDWAY 134 周 (201miles) 323.47km
10月17日(土)、カンザス州 KANSAS SPEEDWAYでNASCAR GANDER RV & OUTDOORS TRUCK SERIES第
20戦「Clean Harbors 200」が開催された。決勝の舞台となる Kansas Speedwayは、カンザス州、カンザス
・シティの西15マイルに位置する1周1.5マイル(2.4km)のトライ・オーバルコース。コーナーのバンク角は17
~20度と比較的緩やかだが、コーナーのRが大きくアクセル全開での走行が可能なハイスピード・トラック
である。タイヤの状態が良い時は、ほぼ全開で周回できる、デイトナに次ぐハイスピードオーバルコースと言
われている。カンザスは 7 月に今年初優勝した相性の良いサーキット。持てる力を集結させ、オースティン・
ヒルとチームは全力で優勝に挑む。
今回レースのスポンサーである豊田通商株式会社は、トヨタグループの総合商社として、金属、グローバル
生産部品、ロジスティクス、自動車、機械、エネルギー、プラントプロジェクト、化学品、エレクトロニクス、食料、
生活産業の事業領域で、人・社会・地球との共存共栄を図り、豊かな社会づくりに貢献する価値創造企業を
目指している。
決 勝
今回のKANSASでも前回レース同様に、練習走行・予選は行わず、決勝レースのみを行うレースフォー
マット。決勝グリッド順はシリーズランキングによるクジ引きにより、8番手からスタートをきることとなった。
17日(土)午後4時00分、グリーンフラッグが振られ、1.5マイルのトライ・オーバルコースを30周、
30周、74周の3ステージ、134周で争われる決勝レースがスタートした。
第1ステージを8番手からスタートしたオースティンは、5番手にジャンプアップしてレースを開始。ここか
らは、シリーズチャンピオンを争う車両と一進一退の展開が続く。18周を過ぎると、タイヤが消耗しペース
が落ちる前車を尻目に、オースティンは速いラップをキープして立て続けにポジションを上げて20周目に
は3番手にアップ。このまま快走を続け第1ステージを3番手でチェッカーを受けて貴重なポイントを獲得
する。ステージブレイクのピットインでHREのクルーは素晴らしい動きで給油と4本のタイヤ交換を済ませ
トップでコースに送り出し、第2ステージをフロントローから迎える。
38周目に第2ステージ開始のグリーンフラッグが振られると、後続車のクラッシュによりイエローコー
ションからレッドフラッグが提示されてレースは中断。46周目から仕切り直しのグリーンフラッグが振ら
れると、ここからは2番手から3番手と順位を入れ替えながらの激しいトップ争いを展開。第2ステージの
チェッカーが近づく頃になると、タイヤの消耗が更に争いを激しくさせ、60周目のチェッカーフラッグを受
ける瞬間、横に並んだ#18がアウト側のオースティンに接触。5番手でチェッカーを受けたものの、左ドア
後部とサスペンションにダメージを負ってしまう。ステージブレイクのピットインで給油と4本のタイヤ交換
と共にマシンのダメージ部分に出来る限りの応急処置を施してコースに送り出す。オースティンはトップ争い
を繰り広げたスピードのあるマシンから一転、ダメージを負った不安を抱えるマシンを駆って同一周回の
最後尾、22番手から最終ステージへと向かう。
68周目に残り66周の最終ステージのリスタートが切られると18番手、14番手と順調に順位を上げる。
83周目に11番手に順位を上げたところでマシンからバイブレーションが発生している無線がオースティン
から入る。チームはドライバーの安全とマシントラブルによるリタイヤを避ける事を最優先にオースティンに
ペースを落として様子を見ながら走行を続ける様に指示を出す。レースが100周を過ぎると各マシンはグ
リーンフラッグ下で最後のピットに向かう中、チームは105周目にピットインを指示し、給油とアウト側の
2本だけのタイヤ交換で順位を9番手に上げる。しかしトラブルを抱えたマシンではスピードが上がらず、
ポジションを10番手に落としこのままの順位でレースが終わると思われた130周目、後続のスピンにより
イエローが出され、レースは残り2周でのオーバータイムに入る。チームはここで勝負を賭け、ピットでイン側
の2本を新品に交換しジャンプアップを目指す。137周目に再開のグリーンフラッグが振られるとターン2で
一気に4番手にアップ、最終周に入ると3番手のマシンをターン3でパス、そのまま3位に順位を上げて
チェッカーを受ける。マシンに重大なダメージを負いリタイヤの可能性もあったが、最後尾からの気迫の追い
上げとピット戦略により3位まで順位を挽回し、貴重なポイントを獲得して次戦の戦いに望みを繋げた。
今週末テキサスモータースピードウェイで開催されるPlay-off第2ステージの2戦目にシリーズ3位のポジ
ションからファイナルステージへの進出をかけてレースに挑む事となった。
チーム代表 : 服部茂章
Play-off第2ステージの初戦は今年同じカンザスで優勝を挙げているマシンを更に進化させてレースに
持ち込みました。序盤からスピードが出ていたので優勝の手応えを感じていましたが、他のマシンに接触
された事により展開が大幅に変わりました。リタイヤでポイントを落とすと一気にPlayoffでの戦いが苦し
くなるのでリタイヤしない事を最優先に戦略を変更しました。その様な状況で3位まで順位を戻す事が
出来たのはチームとドライバーのチャンピオン獲得に対する強い想いが最後まで諦めずに戦う力になった
と思います。このレースで#23が優勝した事によりファイナルへの残り3枠を7人のドライバーで競う形に
なりました。現在はシリーズ3位ですが枠外になる5位までに19ポイントの差しかありませんので1つの
ステージでポイントを落とすとすぐに順位が入れ替わります。第2ステージ最終戦になる来週末のマーティ
ンズビルはショートオーバルのレースで何があるか予測が出来ません。その為にも今週テキサスで優勝し
てファイナルへの権利を勝ち取りたいと思います。
GANDAR RV & OUTDOORS TRUCK SERIES 第20戦 結果
CAR# 16
ドライバー Austin Hill
スタート 8位
決 勝 3位
プレイオフランキング 3位
レースの模様は「FOX」にて全米、カナダ、ラテンアメリカで10月17日(土)16:00 (東部時間)より生中継
された。
HREはテキサス州 TEXAS MOTOR SPEEDWAYにて10月24日(土)に開催されるNASCAR Xfinity SERIES
第31戦、10月25日(日)に開催されるGANDER RV & OUTDOORS TRUCK SERIES第21戦に参戦する。
Vertex Sports プレスリリース
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NASCAR Xfinity SERIES第28戦NASCAR Xfinity SERIES第28戦
HATTORI RACING ENTERPRISES (HRE)は「株式会社アドヴィックス」の支援を受け、Car # 61
「ADVICS/AISIN GROUP TOYOTA GR SUPRA」でNASCAR Xfinity SERIES第28戦に参戦した。
序盤はトップ集団につけてドラフティングを使って着実に順位を上げる。レース終盤、7位から最後のピットに
向かうもピットロード侵入で後ろからの追突を受けてコントロール不能のクラッシュ。コースへの復帰はかな
わず無念のリタイヤを喫する。
TALLADEGA SUPERSPEEDWAY
113周 (300miles) 482.8kmAg-Pro 300
10月3日(土)、アラバマ州
TALLADEGA SUPERSPEEDWAYでNASCAR Xfinity SERIES第28戦「Ag-Pro 300」が開催された。
決勝の舞台となるTALLADEGASUPERSPEEDWAYは、アラバマ州北東部に位置する1周2.66
マイル(4.28km)のトライ・オーバルコース。バンクが33度のNASCARが開催されるサーキットでは最大の
ハイバンクトラックで、常に320km/h近いスピードでブレーキはピットイン時以外に必要なく、またアクセル
コントロールも必要ない。レース中は壮絶なドラフティング合戦が繰り広げられる。このドラフティング合戦は、
バンクがきつい事からターン中でも最大5列に及び、その姿形からドラフティング・トレインなどと呼ばれる。
この接戦を上手く渡り歩けば一気に10ランク以上挽回できる可能性もある事から、最後まで分からない、
予測不可能なレースとなる。ゴール寸前まで数十台にもおよぶ超接近戦となることが多く、最後まで勝負の
予測がつきにくいコースと言われている。得意とするスピードコースで優勝を目指す。
今回レースのスポンサーである株式会社アドヴィックスは、国内最大手、世界有数のブレーキメーカーで、
アイシングループ主要会社の1社。世界各地に拠点を持ち、「安全安心」「環境」を軸とした先進的で高品質な
製品をグローバルに供給している。アイシングループはアイシン精機株式会社を筆頭に、世界200社以上の
連結会社からなる総合自動車部品メーカー。グループで手がける製品群は多岐にわたり、自動車を構成する
部品のほとんどすべてをカバーし、世界トップレベルの製品を供給している。
決 勝
今回のTALLADEGAでも前回レース同様に、練習走行・予選は行わず、決勝レースのみを行うレースフォー
マットとなった。決勝グリッド順はクジ引きにより、18番手9列目のポジションからスタートをきることと
なった。3日(土)午後16時30分、いよいよグリーンフラッグが振られ、2.66マイルの三角形のかたちを
したトライ・オーバルコースのスーパースピードウエイを25周、25周、63周の3ステージ、113周で争われ
る決勝レースがスタートした。
18番手9列目アウト側からスタートを切ったオースティンはオープニングラップで16番手に順位を上げ
ると、トップ集団の隊列の中でのドラフティングを利用してのポジションアップを狙う。
スパースピードウェイ特有のドラフト合戦では、少しでもポジション取りを間違うと一気に20番手まで
落ち、上手く利用できればトップ10圏内まで順位を上げるといったポジショニングを繰り返しながら一進
一退の攻防が続き、25周目の第1ステージのチェッカーを15番手で受ける。このステージブレイクでは
給油と4本のタイヤ交換をしてコースに送り出し、18番手から第2ステージを迎える。
30周目に第2ステージ開始のグリーンフラッグが振られると、引き続きトップ集団が隊列をなして緊迫の
ドラフティングの展開がスタートする。オースティンはクラッシュに巻き込まれないように中団グループで
様子を見ながら周回を重ねるも43周目にアウト側にいた#18のマシンと軽く接触、#18はスピン状態から
イン側の壁にクラッシュ、イエローコーションになる。チームはマシンチェックと給油のみで21番手でコース
に送り出すが、このリスタート直後にも多重クラッシュが発生し、レッドフラッグによりレースは中断となる。
コース清掃後、第2ステージは残り1周の争いとなったが18番手からスタートダッシュを決めたオースティン
は13番手までジャンプアップして50周目の第2ステージのチェッカーを受ける。チームは給油とポジション
を下げないために右側2本だけのタイヤ交換を行い14番手から最終ステージへと向かう。
56周目残り57周の最終ステージのリスタートが切られると、素晴らしいスタートダッシュで8番手に順位
を上げて、57周目には7番手にポジションアップ。そのままの順位で周回を重ねて行くとトップグループ
を編成する20台は次第に1列の隊列となり緊迫した状態のままレース終盤へと向かう。70周を過ぎた
辺りから各チームはグリーンフラッグ下で最後の給油のタイミングを計算するが300kmオーバーで前後
に10cmの間隔しかない1列の隊列から抜け出す事は非常に難しく、チームは他チームの無線を傍受し
トップグループと同じタイミングでピットに向かう戦略を取る。75周目、オースティンを含む上位12台が
一斉にピットに向かいターン4出口で減速、320kmからピットスピードの85kmに減速してピットロードに
向かう。しかしピットロード入り口のバンクがなく路面がフラットなった場所で追突が発生、7番手にいた
オースティンと10番手にいた#22のマシンがスピン状態になり、2台ともイン側の壁にフロントから追突して
マシンを大破、両ドライバー共にその場でマシンを降りることになる。同日開催されたTruckレース同様、
上位争いを展開しながらも最後はクラッシュによる悔しいリタイヤとなったが、スープラのセッティングも
トップレベルに近づいており、今週末のシャーロット戦で引き続きトップを目指す。
服部茂章チーム代表
最後のピットに向かった上位12台の中で、我々のチームは既にタイヤ交換を済ませており、給油だけの
短時間でコースに復帰できるのでトップを狙える絶好のポジションに着けていましたが、ピットの入り口で
後ろのマシンに追突され残念ながらレースを終える事になりました。
スポット参戦しているXfinityクラスですがスープラのセッティングも毎戦良くなってきており、ここ数戦は
トップを狙える手応えを感じる事が出来るようになりました。我々のチームはTruckシリーズではトップ
チームになっていますが上位のXfinityシリーズではまだまだ勉強する事が多くありますが、毎戦その差が
詰まって来ていると実感しています。今年参戦予定の残り3戦の中で必ず結果を残したいと思います。
GANDAR RV & OUTDOORS TRUCK SERIES 第28戦 結果
CAR#ドライバー
スタート決 勝
16Austin Hill18位33位
レースの模様は「NBC SN」にて全米、カナダ、ラテンアメリカで10月3日(土)16:30 (現地時間)より生中継
された。
HREは、10月10日(土)ノースカロライナ州・CHARLLOTE MOTOR SPEEDWAY ROAD COURSEにて開催
されるNASCAR Xfinity SERIES第29戦に参戦する。
Vertex Sportsプレスリリース
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GANDAR RV & OUTDOORS TRUCK SERIES第19戦GANDAR RV & OUTDOORS TRUCK SERIES第19戦
HATTORI RACING ENTERPRISES (HRE)は「United Rentals」の支援を受け、Car #16「United
Rentals TOYOTA TUNDRA」でGANDER RV & OUTDOORS TRUCK SERIES第19戦に参戦した。
2番手からスタートしトップを快走。第1ステージで優勝を飾り、第2ステージでもトップ争いから
4位でポイントを積み重ねる。最終ステージも序盤からトップ争いを展開するも、不運のピットスルー
ペナルティーで27番手まで後退。最終盤にはトップ集団に追いつき、オーバータイムでの逆転を狙う
も前方のクラッシュに巻き込まれ19位。第1、第2ステージでポイントを積み重ねた事で、ランキング
トップでプレイオフ第2ステージへ。
Chevrolet Silverado 250
TALLADEGA SUPERSPEEDWAY 94周 (250miles) 402.4km
10月3日(土)、アラバマ州 TALLADEGTA SUPERSPEDWAYでNASCAR GANDER RV & OUTDOORS TRUCK
SERIES第19戦「Chevrolet
Silverado250」が開催された。決勝の舞台となるTALLADEGA
SUPERSPEEDWAY
は、アラバマ州北東部に位置する1周2.66マイル(4.28km)のトライ・オーバルコース。バンクが33度の
NASCARが開催されるサーキットでは最大のハイバンクトラックで、常に320km/h近いスピードでブレーキ
はピットイン時以外に必要なく、またアクセルコントロールも必要ない。レース中は壮絶なドラフティング合戦
が繰り広げられる。このドラフティング合戦は、バンクがきつい事からターン中でも最大5列に及び、その姿形
からドラフティング・トレインなどと呼ばれる。この接戦を上手く渡り歩けば一気に10ランク以上挽回できる
可能性もある事から、最後まで分からない、予測不可能なレースとなる。ゴール寸前まで数十台にもおよぶ
超接近戦となることが多く、最後まで勝負の予測がつきにくいコースと言われている。レース終盤でのポジ
ショニングが非常に重要なタラデガで、チーム一丸となって力を合わせW優勝を目指す!
今回レースのスポンサーであるUnited Rentalsは、1997年に設立された世界最大規模の機器レンタル会社。
200ヶ所(北米49州カナダ全州およびヨーロッパ10ヶ所)に拠点があり、コネチカット州に本社を置き、約1
18,000人超の従業員を擁する。より良い未来を築く』をミッションとし、建設、製造、政府関連、公益事業、
各自治体等、幅広い業界に対しサービスを提供している。
決 勝
今回のTALLADEGAでも前回レース同様に、練習走行・予選は行わず、決勝レースのみを行うレースフォー
マット。決勝グリッド順はシリーズランキングによるクジ引きにより、2番手からスタートをきることとなった。
3日(土)午後1時00分、グリーンフラッグが振られ、2.66マイルの三角形のかたちをしたトライ・オー
バルコースのスーパースピードウエイを20周、20周、54周の3ステージ、94周で争われる決勝レースが
スタートした。
第1ステージをフロントロウアウト側2番手からスタートしたオースティンは、ポジションをキープしてレース
を開始。ドラフティング合戦の戦略が勝敗を左右するこのTALLADEGAで後続がピタリと隊列をなしてつい
てくる展開。しばらくはアウト側をキープしていたが、5周目に入ると1列の隊列へと変化しオースティンは
トップに浮上し後続を引き連れて12周目まで快走。第1ステージのチェッカーが近くになるとドラフティング
から抜け出す駆け引きが始まり、チャンピオンを争う#2
SheldonCreedがアウト側からオースティンの前
に出ようとしたところで、#2の左リヤとオースティンの右フロントが軽く接触し失速。これで4番手となると、
後続でも多重クラッシュが発生。イエローコーションからレッドフラッグで中断となる。第1ステージ残り
1周、19周目に4番手からリスタートが切られると、オースティンは一気にトップに踊り出てチェッカー。
ステージ優勝を決めて貴重なポイントを獲得する。ステージブレイクのピットインでは、給油と2本のタイヤ
交換でコースに送り出すも、給油のみでコース戻った車両もあり9番手から第2ステージを迎える。
26周目に第2ステージ開始のグリーンフラッグが振られると、素晴らしいスタートで5番手にジャンプアップ。
1列隊列で進むテールツーノーズでの攻防が続き、第2ステージチェッカーを前にした攻防が始まる。37
周目にオースティンは4番手に浮上すると、またしても後続での多重クラッシュが発生。イエローコーションの
まま40周目に4位でチェッカーを受けステージブレイクとなる。ここでは給油とタイヤ4本を交換してコース
に送り出すと、コースに留まった車両とタイヤ2本交換のみとした車両があり8番手から最終ステージへと
向かう。
45周目に残り49周の最終ステージのリスタートが切られると直ぐに7番に順位を上げるも、48周目に
前を走る#38がエンジンブローで失速。その後ろの列を走っていた車両はその影響を受けて、接触を
避けるようとしたがオースティンの目の前の車両がスピンからクラッシュ。オースティンは何とか接触を
回避して8番手でイエローコーションとなる。54周目にリスタートが切られると見事なスタートダッシュで
5番手に浮上。翌周に3番手に上げると、57周目には2番手に浮上。トップをピタリと捕らえたかたちで
周回を重ね、最後のピットストップのタイミングを探る。グリーンフラッグ下で迎えた64周目、チームは
オースティンにピットインを指示し、給油のみで素早くコースに戻すが、ここで痛恨のピットスピード違反の
裁定を受け、翌周にピットスルーのペナルティで27番手に落ちる。オースティンはトップからは半周遅れの
状態ながら、残り周回で怒涛の追い上げを見せ、85周目には19番手まで挽回、87周目にイエローコー
ションになったところで、トップグループの背後に着く事に成功。チームは最後の逆転を狙い4本のタイヤ
を新品に交換、18番手から残り2周のオーバータイムでのジャンプアップを目指す。92周目にリスタート
が切られると15番手に上げて更なる浮上を目指してスピードを乗せて行くが、最終ラップに入るとトップ
グループのすぐ後ろで6台を巻き込む大クラッシュが発生。オースティンはクラッシュをすり抜けようとイン
側のラインを取るがスピンしたマシンに目の前を塞がれてしまい回避することができず正面から追突。
レースはその時点で終了となったがフロントに大きなダメージを負ったオースティンも車両を止め、19位
でレースを終える事となった。今回はクラッシュに巻き込まれる不運な形でレースを終えたが第1ステージ
での優勝、第2ステージの4位と貴重なポイントを積み重ね、ランキングトップでのプレイオフ第2ステージ
への進出を決めた。
チーム代表:服部茂章
チームが時間をかけてタラデガ用に仕上げたマシンは風洞でもいい結果が出ていましたのでスタートか
ら素晴らしいスピードを発揮しました。第1ステージを制し、ファイナルステージでも優勝の狙える最高
のポジションに着けていましたが、ピットスピードのペナルティーで全ての流れが変わってしまいました。
全車がグリーンフラッグ下でのピットインでしたので、ギリギリまで攻めた結果だと思いますが、Play-Off
に入り1ポイントも落とせない状況では1ミスも犯せないことをオースティンも身を持って感じたと思います。
先週のラスベガスでの優勝と今回のステージ優勝でPlay-off第2ステージにはトップで進むことが出来ま
した。再来週からスタートするPlay-offの第2ステージ、カンザス、テキサス、マーティンズビルの3連戦では
8人から最終ステージに進む4人に絞られます。
チームもドライバーも1ミスが許されないと言う事を改めて心に刻み込みましたので、更に気を引き締め
て第2ステージを戦いたいと思います。
GANDAR RV & OUTDOORS TRUCK SERIES 第19戦 結果
CAR#ドライバー
スタート決 勝プレイオフランキング
16Austin Hill2位19位1位
レースの模様は「FOX Sports1」にて全米、カナダ、ラテンアメリカで10月3日(土)13:00 (現地時間)よ
り生中継された。
HREは10月10日(土)ノースカロライナ州 CHARLLOTE MOTOR SPEEDWAY ROAD COURSE にて開催
されるNASCAR Xfinity SERIES 第29戦に参戦する。
Vertex Sportsプレスリリース
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