WSC:デイトナ24時間レース予選結果
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2021Formula E Calendar | ||
Rd. | Date | Race |
1 | Postponed | Santiago, Chile |
2 | 02月13日 | Mexico City, Mexico |
3&4 | 02月26日 - 27日 | Diriyah, Saudi Arabia |
5 | 03月13日 | Sanya, China |
6 | 04月10日 | Rome*, Italy |
7 | 04月24日 | Paris, France |
8 | 05月08日 | Monaco*, Monaco |
9 | 05月23日 | Seoul*, South Korea |
10 | 06月05日 | TBC, TBC |
11 | 06月19日 | Berlin, Germany |
12 | 07月10日 | New York City, USA |
13&14 | 07月24日 - 25日 | London, UK |
*Subject to circuit homologation |
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2021 FIA Formula 3 ChampionshipTM Provisional Calendar* | |||
Rd. | Date | Circuit | Country |
1 | 05月07日-09日 | バルセロナ | スペイン** |
2 | 06月25日-27日 | ル・キャステル | フランス |
3 | 07月02日-04日 | シュピールベルク | オーストリア |
4 | 07月30日-08月01日 | ブダペスト | ハンガリー |
5 | 08月27日-29日 | スパ・フランコルシャン | ベルギー |
6 | 09月03日-05日 | ザンドフールト | オランダ |
7 | 09月24日-26日 | ソチ | ロシア |
*To be approved by the WMSC | |||
**Subject to contract |
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2021 FIA Formula 2 ChampionshipTM Provisional Calendar* | |||
Rd. | Date | Circuit | Country |
1 | 03月26日-28日 | サクヒール | バーレーン |
2 | 05月20日-22日 | モンテカルロ | モナコ |
3 | 06月04日-06日 | バク | アゼルバイジャン |
4 | 07月16日-18日 | シルバーストーン | イギリス |
5 | 09月10日-12日 | モンツァ | イタリア |
6 | 09月24日-26日 | ソチ | ロシア |
7 | 12月03日-05日 | ジッダ | サウジアラビア |
8 | 12月10日-12日 | ヤスマリーナ | ドバイ |
*Subject to approval by the WMSC |
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2021 NTT Indycar serise Schedule | |||
Rd. | Date | Circuit/Course | Oval/Road Course/Street Circuit |
1 | 04月18日 | Barber Motorsports Park | R |
2 | 04月25日 | Streets of St. Petersburg | S |
3 | 05月01日 | Texas Motor Speedway Race 1 | O |
4 | 05月02日 | Texas Motor Speedway Race 2 | O |
5 | 05月15日 | Indianapolis Motor Speedway (Road Course) | R |
6 | 05月30日 | The 105th Indianapolis 500 | O |
7 | 06月12日 | Raceway at Belle Isle Park Race 1 | S |
8 | 06月13日 | Raceway at Belle Isle Park Race 2 | S |
9 | 06月20日 | Road America | R |
10 | 07月04日 | Mid-Ohio Sports Car Course | R |
11 | 08月08日 | Streets of Nashville | S |
12 | 08月14日 | Indianapolis Motor Speedway (Road Course) | R |
13 | 08月21日 | World Wide Technology Raceway | O |
14 | 09月12日 | Portland International Raceway | R |
15 | 09月19日 | WeatherTech Raceway Laguna Seca | R |
16 | 09月26日 | Streets of Long Beach | S |
*ScheduleSubjecttoChange |
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2021年1月16日 チームスタッフを乗せてポディアムに登壇した日野レンジャー (C)HINO SAMURAI
ダカール2021は15日、サウジアラビアのヤンブ~ジェッダ間で最終ステージの競技を行い、その後の移動区間でジェッダ市内にゴールした。トラック部門に出場している日野チームスガワラの日野レンジャー菅原照仁/染宮弘和/望月裕司組はヤンブ近郊に設定された最終SS(競技区間)をトラック部門総合13位でゴール。
同SS内で上位車両の一台が大きく遅れたため最終的な累積順位は総合13位から総合12位に上がった。また排気量10リットル未満クラスの2、3位につけていたメルセデス・ベンツ・ウニモグ2台が昨日までに戦列を去った結果、日野レンジャーは同クラス唯一の完走車となり12連覇を達成した。
最終SSはヤンブのビバークからリエゾン(移動区間)で105㎞移動した沿岸近くの丘陵を舞台にした202㎞。S字を描きながら丘陵を南下し、ジェッダ北方の沿岸部にゴールした。路面は砂地とグラベルが半々だが相当難易度の高い砂丘も3度にわたって登場。
最終日の短いSSとはいえ、それまで以上の難易度を持つコースだった。日野レンジャーはこのステージを粛々とクリア。昨日まで累積順位の12位につけていたヤロスロフ・バルター組(イヴェコ・パワースター)がコース上でストップしたため日野レンジャーの累積順位は一つ繰り上がり12位となった。
その後は再び142㎞のリエゾンでジェッダ市内の複合スポーツ施設、キングアブドラスポーツシティへ。施設内に設けられたフィニッシュポディアムでゴールセレモニーが行われた。日野レンジャーがポディアムに到着したのは午後4時過ぎ。会場は新型コロナウイルスの感染拡大予防のため無観客で行われた。壇上でトロフィーを受け取った菅原照仁らは12連覇を讃える会場のアナウンスが流れるとメカニックやスタッフとともに手を振って応え、13日間の戦いが幕を閉じた。
サウジアラビアで2年目を迎えたダカール2021は新型コロナウイルスの世界的感染拡大という予想しなかった局面の中で開催された。一時は中止も噂されたが主催者ASOは関係者に対するPCR検査の徹底をはじめビバークからの移動制限など様々な感染防止策を講じたうえで競技日程を粛々と実施。無事にゴールを迎えた。
今大会に向けては日野チームスガワラも新型コロナの影響から参戦体制を縮小することになった。競技車両は日野レンジャー1台、販売会社からのメカニック派遣も中止されアシスタンス部隊のメカニックは3名のみという最小限の陣容である。しかし序盤に発生した車両の転倒アクシデントもスタッフ全員で乗り越え、総合12位での完走と排気量10リットル未満クラスの12連覇を達成した。
なお、ジェッダをスタートした2輪101台、クアド(4輪バイク)16台、4輪64台、LWV(軽量4輪車)61台、トラック44台の合計286台のうちゴールに到着したのは2輪63台、クアド11台、4輪49台、LWV41台、トラック29台の合計193台。総合完走率は67.5%と前回大会の65.5%を上回った。
菅原照仁
今回一番大きな出来事は転倒したこととその晩に応急修復して競技を続けられたことです。転倒させたのは申し訳なかったですが、みんなの頑張りでここまで来ることが出来ました。感謝しています。
染宮弘和
今回のダカールは道が悪くて大変でした。キャブの上下振動で体もダメージを受け、主催者のメディカルにもお世話になりましたが大丈夫です。ラリーを楽しむことが出来ました。
望月裕司
少人数で大変なこともありましたが良いダカールでした。車両が転倒した際には乗車メカニックとしてエンジン始動や応急措置など仕事が出来て良かった。将来に向けたデータも収集したので今後の開発に活かします。
日野自動車プレスリリース
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Al-Attiyah Nasser (C)Toyota Gazoo Racing 拡大します
2021年1月16日
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company
ダカールラリー2021レポート No.5(最終)
1月15日(金)、全13日間の12ステージ、競技区間4400kmに渡って争われたダカールラリー2021がゴールを迎えました。ヤンブからジェッダへ向かう最後の200kmステージでは、TOYOTA GAZOO Racingのナッサー・アル-アティヤ/マシュー・ボーメル組が最後まで首位争いを繰り広げ、ステージ2位、総合でも2位でフィニッシュしました。
ジニエル・ド・ヴィリエール/アレックス・ハロ組はステージ中盤でパンクとナビゲーションによりタイムをロスするも、このステージ12を10位でフィニッシュして総合8位に入り、TGRのハイラックスは2台がトップ10フィニッシュ。シャミア・ヴァリアワ/デニス・マーフィ組はこの難しいラリーを総合21位で完走を果たしました。今大会、アル-アティヤ/ボーメル組はステージ優勝5回、ド・ヴィリエール/ハロ組が1回、そしてプライベーターも含めると、ハイラックスは全12ステージ中8回のステージ優勝を果たし、総合優勝こそ叶わなかったものの、ハイラックスの速さと信頼性を証明して見せました。
今年のダカールラリーは、まずスタート前日の1月2日(土)、初日のスタート順を決定するプロローグランが行われ、アル-アティヤ/ボーメル組がトップタイムをマーク。長いラリーのスタートを先頭で切りました。アル-アティヤ/ボーメル組は、ステージ1のコースを切り拓く役割となり、ナビゲーションに苦戦するとともにタイヤパンクにも見舞われ、トップから12分34秒遅れの10位と、初日はやや出遅れることとなりました。
しかし、アル-アティヤ/ボーメル組は、本格的な砂丘が舞台となったステージ2からステージ4まで3連続でステージ優勝。総合での首位との差を4分以内にまで縮めて見せました。
ステージ5では、序盤戦パンクなどでタイムを大きく失い、順位を落としていたド・ヴィリエール/ハロ組が本領を発揮しステージ優勝。一方でこのステージ5では、ここまで総合4位と、ルーキーながら好走を見せていたヘンク・ラテガン/ブレット・カミングス組が走行ラインを外し転倒。両クルーは車両から自力で脱出したものの、ラテガンが肩を負傷したためリヤドの病院へと搬送され、無念のリタイアとなりました。
ステージ6では、アル-アティヤ/ボーメル組が3位でフィニッシュし、前半戦を首位と約6分差の総合2位、ド・ヴィリエール/ハロ組が総合9位と、TGRは2台のハイラックスがトップ10で折り返すこととなりました。
リヤドでの中間休息日を経て、後半戦はまず2日連続でテクニカルサポートの受けられないマラソンステージ。このマラソンステージ2日目にアル-アティヤ/ボーメル組が4度目のステージ優勝。このステージ8では、ヴァリアワ/マーフィ組が7位で走り切り、自身初となるトップ10フィニッシュ。2日目の大きなタイムロスで一時は総合45位まで落ちていた総合順位も28位と、トップ30圏内まで戻して見せました。
ステージ9は荒れた路面でのパンクに苦しみ、アル-アティヤ/ボーメル組はステージ2位フィニッシュながら、総合での首位との差は18分へと広がることとなってしまいました。
しかし、アル-アティヤ/ボーメル組は追撃を続け、ステージ11では5度目となるステージ優勝。最後まで逆転を目指しハイラックスと共にプッシュを続け、最終ステージでも2位で僅かに首位との差を詰めましたが、逆転には至らず。総合2位でダカールラリー2021をフィニッシュしました。
ド・ヴィリエール/ハロ組は毎日のようにパンクに見舞われるだけでなく、ドライバーのド・ヴィリエールが首の痛みを訴えるなどのトラブルもありましたが、ベテランらしくタイムロスを最小限に走り続け、総合トップ10圏内をキープし、総合8位でフィニッシュ。ヴァリアワ/マーフィ組も後半戦はコンスタントにトップ20以内でステージを終えるようになり、徐々にポジションもアップ。総合21位で完走を果たしました。
ダカールラリー2021 最終結果: 総合順位 ドライバー/コ・ドライバー(車両/チーム) 首位との差
2位 #301 ナッサー・アル-アティヤ/マシュー・ボーメル
(TOYOTA GAZOO Racing) 13分51秒
8位 #304 ジニエル・ド・ヴィリエール/アレックス・ハロ
(TOYOTA GAZOO Racing) 3時間57分39秒
21位 #330 シャミア・ヴァリアワ/デニス・マーフィ
(TOYOTA GAZOO Racing) 8時間42分39秒
最終ステージ12終了時のコメント:
チーム代表 グリン・ホール:
初めにレース中の事故により亡くなられたピエール・シェルパン選手のご家族とご友人に、TOYOTA GAZOO Racingを代表してお悔やみを申し上げます。彼の死はレースを戦う全ての競技者が危険と隣り合わせだということを改めて我々に認識させてくれました。が、彼のスピリットはダカールのようなラリーレイドでの戦いと冒険に挑み続ける競技者の中に生き続けていきます。
今年のダカールラリーでは、多くのステージ優勝を獲得することができました。今回成し遂げたこと全てを誇りに思いますし、ナッサーとマシューのファイティングスピリットと粘り強さには、感謝してもしきれません。同様に、ジニエルとアレックス、シャミアとデニスも決して諦めることなく、タフなハイラックスと共に限界まで戦い続けてくれました。残念ながら勝利には届きませんでしたが、我々は最後まで勇敢に戦い続けましたし、彼らを本当に誇らしく思います。
ナッサー・アル-アティヤ(No.301):
ハイラックスと共に、4輪駆動車での最高位でフィニッシュできたのは素晴らしい結果です。これはハードワークを続けてくれたTOYOTA GAZOO Racingチーム全員の努力の賜物で、彼らを誇りに思うと共に、とても感謝しています。
ジニエル・ド・ヴィリエール(No.304):
ダカールラリー2021は我々にとっては残念な結果となりました。本大会では、スタートからなかなか思うように行きませんでした。我々は最終日の今日の1回含め、合計24回のパンクに見舞われ、ナビゲーションでも何度か問題を抱えました。また、あるときはドライブシャフトの破損にも見舞われ、大きくタイムを失いました。とても厳しいラリーでしたが、ダカールラリーを最後まで走り切れたのは良かったと思います。我々は決して諦めず、ハイラックスという素晴らしい車両で最後まで戦い続けました。ナッサーがステージ5勝、我々が1勝を挙げたことでハイラックスの強さを証明できたと思います。ステファン(ペテランセル)が通算14度目、4輪部門8度目のダカールラリー勝利という驚くべき記録を成し遂げたことを祝福します。来年再び戦うために我々は帰ってきます。
シャミア・ヴァリアワ(No.330):
まだまだ経験が足りませんでした。12日間を振り返ると、浮き沈みの激しい戦いでした。スタートで問題を抱えましたが、その後はプッシュを続けました。最終ステージでもパンクに見舞われましたが、なんとか完走することができました。私自身にとって2度目のダカールを完走できたことはとても嬉しいですし、TOYOTA GAZOO Racingの一員としてそれを成し遂げられたのはさらに素晴らしいことだと思っています。
トヨタモータースポーツニュース
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STAGE 061月8日(金)
前半戦を部門1位で終えた340号車 (C)TLC
戦況
ダカールラリー2021は8日、前半戦最終日の競技をアル・カイシュマ~ハイル間で実施。TLCのトヨタ・ランドクルーザー200は2台ともノートラブルで走り切り、三浦昂/ローラン・リシトロイシター組の340号車が4輪部門総合42位、ロナルド・バソ/ジャン・ミッシェル・ポラト組の345号車も同43位でクリアした。これにより累積順位を340号車が総合39位、345号車が41位とし、市販車部門の1・2位を保って前半戦を終了した。
前日のステージの難易度が高く、多くの参加者がアル・カイシュマへの到着が遅れたため、主催者はこの日のスタート時間を遅らせた上、競技区間の距離を短縮した。まず265㎞のリエゾン(移動区間)で前日のSSゴール地キバに戻り、ハイルに向かうSSがスタート。当初のSS距離は448㎞だったが、ルートが蛇行している区間をショートカットし、347㎞に短縮された。
SSの路面は砂がメイン。小さい砂丘が序盤から現れ、180km地点には高い砂丘が登場するなど、砂丘越えが連続した。一方で事前の降雨で砂が締まり、走りやすくなっている区間もあった。
TLCの2台は1分差でスタートすると互いに距離を保ちながら砂丘を攻略。終盤は日没により視界の悪い中での走行となったが、2台とも順調にパンクやスタックをすることなくゴールした。
昨年大会に続いて、ハイルのビバークは同市の飛行場の隣に設けられた。遠くには山の稜線が続いており、山間地にいることを感じさせる。SSのあと76㎞のリエゾンを辿ってきたTLCの2台が7時半頃到着すると、メカニックたちは中間日を待つことなく車両のリフレッシュ作業にさっそく取り掛かった。
本日までの累計順位 (第6ステージ終了時点)
CAR No. ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
340 三浦/リシトロイシター 1 位 1 39
345 バソ/ポラト 2 位 2 41
本日のステージ順位 (第6ステージ終了時点)
CAR No. ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
340 三浦/リシトロイシター 1 位 1 42
345 バソ/ポラト 2 位 2 43
TEAM VOICE
角谷監督
車両が良い状態のまま前半戦を終えることができて良かった。これで中間日のメカニックの負担も減らせます。ここまでは順調に進んできたので今後も集中力を切らさず毎日を戦っていきたいと思います。
三浦ドライバー
昨日パワーステアリングのトラブルがあったので、今日はその有難みを感じながら良いリズムで走ることができました。昨日がこれまでのダカールラリーで一番辛い日だとしたら今日は一番気持ちの良い一日でした。
リシトロイシターナビゲーター
今日は砂丘が中心でナビゲーションは難しくなかったです。事前に降った雨で砂が締まっている区間は走りやすかったですね。
バソドライバー
傾斜が急な砂丘を降りたところでフロントバンパーを傷めましたが、それ以外は順調でパンクもスタックもしませんでした。TLCに加入して初めてのダカールラリーが半分終わりましたが、転倒させた他は順調で気持ちよく走れています。
ポラトナビゲーター
今日は先行したら追いついてくるのを待ったりして2台一緒に走ってきましたが、距離が短くなったこともあってか順調にゴールできました。我々にとってはとても良い一日だったと思います。
トヨタ車体プレスリリース
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2021年1月9日
No. PD21-08
夜6時半すぎにハイルのビバークに着いた日野レンジャー (C)HINO SAMURAI
8日、ダカールラリーの第6ステージがサウジアラビア中部のアル・カイシュマから北部のハイルの間で行われ、347㎞のSS(競技区間)に臨んだ日野チームスガワラの日野レンジャー(菅原照仁/染宮弘和/望月裕司組)はトラック部門総合11位でゴール。その後リエゾン(移動区間)でハイルのビバークに到着して前半戦を無事に終了した。
前日のSSの難易度が高く、多くの競技者のアル・カイシュマ到着が遅れたため、8日のステージは出発時間を遅らせた上で競技区間の距離が短縮された。
まず265㎞のリエゾンで西進して前日のSSゴール地キバに戻り、ハイル近郊に向かうSSがスタート。
当初448㎞だったSS距離はルートが蛇行している238㎞地点と351㎞地点の間を11㎞ほどのバイパスで結ぶ方法により347㎞に短縮された。
SSの路面は基本的に砂。序盤から小さい砂丘があり砂地の丘陵やバンピーな区間を経て難易度の高い砂丘も2回登場した。
日野レンジャーは持ち前の機動性を発揮してこの区間を走破。
SS11位の好成績でこの日までの累積順位をトラック部門総合14位に上げて前半戦を折り返した。
明9日はハイルで中間休息日を迎える。飛行場に隣接したビバーク地に日野レンジャーが到着すると後半戦に向けて車両をしっかりと仕上げるべくメカニックたちが早速作業に取り掛かった。
菅原照仁
殆どが砂のステージでしたが意図的な設定なのかバンピーで車速の上がらない区間も長かった。
砂丘は壁のように切り立ったものもありましたが上手く回り込んでクリア出来ました。
タイム的に我々は100%のペースで走っているつもり。
ここにきて上位勢がさらに速くなったように感じます。
染宮弘和
砂丘が中心なのでナビゲーションは難しいところはありませんでした。
SS距離は短縮されましたがリエゾンが長かった。ゴールした今は疲れを感じています。
望月裕司
今日で前半戦が終わりました。3日目に転倒したときはリタイヤかと思いましたが続けられて良かった。
走行データの方もしっかり収集していきたいと思います。
日野自動車プレスリリース
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根本悠生 (C)BORDERLESS
2021年1月8日
合同会社ボーダーレス所属のレーシングドライバー根本悠生(ねもとゆうき/24歳 東京都出身)が、2021年2月に開催される2021年シーズン『アジアン・ル・マンシリーズ』の全戦に参戦することが決定致しました。
イギリス・コールビルに拠点を置くアストンマーティンのパートナーチーム『Garage 59』から、チームメイトのマイク・ベンハム(Mike Benham/49歳 イギリス)、マーヴィン・キルホファー(Marvin Kirchhöfer/26歳 ドイツ)と共に、89号車 アストンマーティン・ヴァンテージGT3のステアリングを握り、GTクラスに参戦致します。
■2021 アジアン・ル・マンシリーズ
第1戦 日程及び開催地調整中第2戦 日程及び開催地調整中
第3戦 2月19日(ヤス・マリーナ・サーキット/アラブ首長国連邦)第4戦 2月20日(ヤス・マリーナ・サーキット/アラブ首長国連邦)
■Garage 59
2016年にイギリスで結成された『Garage 59』は、マクラーレンのワークス格としてヨーロッパのGTレースに参戦。2019年よりアストンマーティンのパートナーチームとなり、インターコンチネンタルGTチャレンジなどに参戦。2020年シーズンはGTワールドチャレンジ・ヨーロッパのエンデュランスカップにおいてプロアマクラスチャンピオンに輝きました。2021年のアジアン・ル・マン・シリーズには2台のアストンマーティン・ヴァンテージGT3で参戦。もう1台の88号車には、アレクサンダー・ウェスト(Alexander West/55歳 スウェーデン)、マキシム・マーティン(Maxime Martin/34歳 ベルギー)、ヴァレンティン・ハッセ=クロ(Valentin Hasse-Clot/24歳 フランス)の3名が搭乗します。
根本悠生 コメント
「リスペクトを集めるイギリスチームと一緒にアジアン・ル・マン・シリーズという新たな旅に出ることができて光栄です。この機会を与えてくれたGarage 59とスポンサー様に感謝しております」
「このチームは2020年に好調なシーズンを過ごし、GTワールドチャレンジ・ヨーロッパではエンデュランスカップのクラスチャンピオンを獲得しているで、その勢いを維持できればと思います」
「アジアン・ル・マン・シリーズでタイトルを獲得するとル・マン24時間レースに出場するチャンスを得ることができます。メーカーのワークスチームの一つであるGarage 59からの参戦という非常に理想的なパッケージを確実にものにし、本戦でのクラス優勝を目標に全力で戦います」
引き続き、根本悠生の活躍にご期待ください。
根本悠生 ボーダレス・プレスリリース
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2021年1月2日
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company
ダカールラリー2021 プレビュー
TOYOTA GAZOO Racingは、2度目の総合優勝*を目指し、1月3日(日)より開催されるダカールラリー2021に挑戦します。
チームはこの1年、新型コロナウイルス感染症の世界的な広がりによりトレーニングやテストが制限される厳しい状況の中で、健康と安全を考慮した上でラリーレイド仕様の新型ハイラックスの開発を続けてきました。ダカールラリーへ向けた新型ハイラックスのシェイクダウンのために、FIAクロスカントリー・バハ・ワールドカップの最終ラウンドとなるバハ・ハイールのダブルヘッダー戦に、ナッサー・アル-アティヤ/マシュー・ボーメル組と共に参戦しました。アル-アティヤは、第1ラウンドから勝利をかけてライバルのカルロス・サインツと超接近戦を展開しましたが、惜しくもアル-アティヤは第2ラウンドでレース後に科されたペナルティにより勝利を逃し、ワールドカップのタイトル獲得もなりませんでした。
しかしながら、ダカールラリー2021の準備として、国際的なイベントにはわずか2戦しか出場しなかったにもかかわらず、新型ハイラックスはその速さと信頼性を証明して見せました。これまでのダカールラリー参戦で培われてきたハイラックスの進化は、2019年に優勝した車両をさらに磨き上げたもので、多くのパーツが改良されています。サスペンションは徹底的に見直され、新調された排気系によって、LEXUS RC F用の自然吸気V8エンジンのトルクカーブは低速からパワフルなものへと強化されています。
TOYOTA GAZOO Racingはダカールラリー2020で、毎日のようにタイヤのトラブルに悩まされました。これを踏まえ、新しく開発したGRヤリス用のタイヤ空気圧センサーをハイラックスにも採用しました。市販車両の技術をラリー専用車に適用するというのは通常とは逆の技術移転ですが、白熱した競技における限界までのテストが期待されています。また、チームはパートナーであるモチュールと共に、このセンサー用の電子制御開発も行いました。
TOYOTA GAZOO Racingはダカールラリー2021に、経験豊富なベテランと、将来有望なニューフェイスによる4台のハイラックスで挑みます。2019年にハイラックスに初勝利をもたらしたアル-アティヤ/ボーメル組と、ジニエル・ド・ヴィリエール/アレックス・ハロ組のベテランがトヨタにとっての2度目のダカール制覇を狙います。そしてチームに新たに加わったのは、直近の2年、南アフリカクロスカントリー選手権でチャンピオンに輝いたヘンク・ラテガン/ブレット・カミングス組。ラテガンは2014年に2輪バイク部門でダカールに出場し、マーレ・モトクラスで2位入賞を果たしており、今回のラリーへの復帰を楽しみにしています。また、元南アフリカチャンピオンで、2度目のダカールラリーとなるシャミア・ヴァリアワが、複数の南アフリカチャンピオン経験を持つデニス・マーフィと組んで4台目のハイラックスをドライブします。
ダカールラリー2021は、昨年に引き続き、サウジアラビアのみを舞台として競われます。1月3日(日)にジェッダをスタートし、サウジアラビアを反時計回りに巡るルートで、ジェッダからビシャへと南下。そこからワディ・アル・ダワシールでのステージを戦い、北東へと進路を変えて首都リヤドに入ります。さらに2日間の戦いを経て、1月9日(土)にハイールで休息日となります。後半戦はサカカへと北上したあと西へと進路を変え、2日間のステージを経て、未来都市ネオムへ。最後は南へ向かい、アル・ウラとヤンブを経由して1月15日(金)にジェッダでフィニッシュを迎えます。
* 2019年ハイラックスでトヨタ初の総合優勝達成
チーム代表 グリン・ホール:
今回のダカールラリー2021は、例年にない特別なイベントです。混乱の中で過ぎた2020年と、今なお進行中の新型コロナウイルス感染症の世界的な広がりにより、ラリーそのものの開催が疑問視されたこともありました。国際的なラリーイベントが次々と中止になる中でも、我々はダカールへの挑戦のためにハイラックスの開発を続けてきました。そして今、ダカールラリーのスタートを明日に控え、この場にいられることを本当に誇りに思っており、また、TOYOTA GAZOO Racingと共に、再びダカールを制覇出来る車両に仕上がっていると確信しています。我々の最大のライバルであるカルロス・サインツによるコメントは非常に励みになりました。彼はハイラックスを強力なライバルだと評価しており、我々もハイラックスと共に限界までプッシュを続けて、良いバトルができると思っています。
ナッサー・アル-アティヤ(No.301):
ダカールラリー2021へ向けての、車両の準備や開発において、多くの困難に直面し、ここまで来るのがとても大変だったということは分かっています。しかし、バハ・ハイール戦ではハイラックスが本当に速く、信頼性も高いことを確認しました。ラリー本番が楽しみですし、TOYOTA GAZOO Racingに再びタイトルをもたらすべく、ベストを尽くします。
ジニエル・ド・ヴィリエール(No.304):
ダカールラリー2020で、サウジアラビアが開催国として絶好の舞台であること、そしてここで勝つのは容易ではないということが分かりました。我々は前回のラリーでの教訓を踏まえて、来るダカールラリー2021へ向けて懸命に準備を重ねて来ました。我々のハイラックスが最高の車両だという自信はありますし、TOYOTA GAZOO Racingのために好結果を目指しプッシュしていきます。
ヘンク・ラテガン(No.332):
ダカールラリーのスタートが近づくにつれ、様々な感情が湧いてきています。世界で最も過酷なレースへ挑むことに緊張しますが、ハイラックスが非常に速く、信頼性が高いことも知っています。南アフリカ選手権で磨いてきたスピードをダカールラリーのステージで、TOYOTA GAZOO Racingのために発揮できるよう頑張ります。
シャミア・ヴァリアワ(No.330):
最新型のハイラックスは信じられないほど速く、信頼性も高い車両だということを示してくれました。私が以前ダカールラリーに挑戦したときの舞台は南米だったので、初めてのサウジアラビアの砂丘に、TOYOTA GAZOO Racingの一員として挑戦するのが待ち遠しいです。これまで何度かハイラックスでレースを戦う幸運に恵まれて、どんなコンディションでも自信はあります。まずは最初のステージを走り切ることです。
トヨタモータースポーツニュース
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