NASCAR:Rd.3ホームステッドマイアミ スターティングラインナップ
| 固定リンク
CAMPING WORLD TRUCK SERIES 第2戦
HATTORI RACING ENTERPRISES (HRE)は、Car # 16「SiriusXM TOYOTA TUNDRA」でCAMPING WORLD TRUCK SERIES第2戦に参戦した。予選20番手から着実に順位を上げて第1ステージ8位でステージポイントを獲得。中盤にスロットルトラブルの発生で順位を下げるも、イエローコーション中にメカニックの素早い修復作業により同一周回で復帰。車両が回復すると一気に順位を挽回。トップを追いかけペースアップした矢先に後続車の追突に遭い右リヤタイヤがバースト。無念の戦線離脱となり33位でチェッカー。
BrakeBest Select 159 AT DAYTONA
44周 (158.8miles)255.5km
開幕戦ではオーバルコースが利用されたDAYTONA INTERNATIONALSPEEDWAY。今回はIMSAシリーズのDaytona24時間レースでも使用するロードコースでの開催。ターンに深いバンク角が付くオーバル部分とタイトなコーナーの連続するインフィールド部分が合わさり、非常にセッティングが難しいサーキットになる。今回はハイスピード抑制を目的にターン4出口にシケインを配置したNASCAR特別仕様となる。
今回のスポンサーであるシリウスXMラジオ(Sirius XM Radio Inc.)は、アメリカ及びカナダで放送している通信衛星を使用したデジタルラジオ。主に自動車などの移動体向けに、有料会員向け衛星放送とインターネット放送を行なっている。135チャンネルでの放送を行なっており、アメリカ合衆国での会員数は約2,100万人におよぶ。
決 勝 2月19日 (金) 午後 7 : 30~
2月19日(金)、フロリダ州のDAYTONA INTERNATIONAL SPEEDWAY ROAD COURSEでNASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES第2戦「BrakeBest Select 159 AT DAYTONA」が開催された。開幕戦では、練習走行と予選が行われたが、今回のレースでは、決勝レー
スのみを行なうレースフォーマットとなり、決勝グリッドは前戦のレース結果からの抽選により20番手からオースティンはスタートをきることとなった。
この日のデイトナは小雨模様。ウエット路面の状態で午後7時半にグリーンフラッグが振られ44周(158.8マイル/255.5km)で争う決勝レースがスタート。今回のレースは、第1ステージが12周目、第2ステージが25周目の各チェッカーの後、最終ステージ44
周目のゴールを目指す。10列目、アウト側から隊列を整えスタートすると、オースティンは早々とポジションを18番手に上げ4周目には13番手までアップ。更なるポジションアップを目指して行くと、9周目に前車に接触がありイエローコーション。このリスタート
で8番手まで順位を上げて12周目に第1ステージのチェッカーを受けてステージポイントを獲得。ステージブレイクのピットインで給油と4本のタイヤ交換、タイヤの空気圧調整を行いコースに復帰させるとコースに留まっていた車両もあり27番手から第2ステージ
へと向かう。
15周目にリスタートのグリーンフラッグが振られ残り10周の第2ステージのチェッカーを目指す。直ぐに24番手に上げると18周目には23番手にまで挽回。雨が止んでいたコースは乾き始め、ラップタイムも周回を追うごとに上がっていた22周目にクラッシュによるイエローコーションが提示される。ここでチームはピットインを指示して、給油とともに、4本のタイヤをドライ用のスリックタイヤに交換してコースに送り出すと27番手。イエローコーションのまま25周目の第2ステージのチェッカーを受けるが、突然オースティンからスロットル不調を訴える悲痛の無線が飛び込む。
27周目に最終ステージのグリーンフラッグが振られ30周目には20番手に上げるも、オースティンからはスロットルの不調でエンジンの回転が下がらなくなって来ていると言う無線が入る中、迎えた31周目。後続のクラッシュによるイエローコーションが提示されると、チームはピットインを指示。ここでメカニックはスロットルボディーの交換を素早く行い、同一周回で復帰させることに成功する。この作業により35周目のリスタート時には31番手まで順位を落とすも、本来の速さを取り戻し、39周目には20番手まで挽回。
しかしトップを目指し追い上げをかけようと迎えた40周目。第4ターン後のシケイン入口に差し掛かったブレーキングポイントで後続車が右後部に激しく追突。右リヤタイヤがバーストし、外れたタイヤがサスペンションに絡み付きコース上にストップ。何とかレッカー車に押されてピットに戻ると、大きく損傷した右リヤ部を応急処置し、コースに戻すが3周遅れの36番手。チェッカー間際にクラッシュが相次ぎオーバータイムが2回も重なる展開を諦めずに走り切り、33位でチェッカーを受ける。
2戦続けて他車のクラッシュに巻き込まれる残念な展開になったが、次戦は昨年、一昨年と優勝を遂げているLas Vegas。得意なハイスピードコースで3年連続の優勝を目指す。
チーム代表 : 服部茂章
先週のレースに引き続き、このレースでもクラッシュに巻き込まれる形でレースを落としてしまいました。ただ今回はレース中にスロットルの不具合が発生し、ピットでスロットル自体の交換を余儀なくされ順位が下がりました。その中でチームは素晴らしい作業で周回遅れに
ならずにオースティンをコースに復帰させ、そこからハイペースで追い上げをしていた中でしたので、チーム一丸となったがんばりが結果に結びつかず非常に残念です。次戦はここ数年ドライバーが変わっても結果の出ているラスベガスです。開幕から2戦を落とし出遅れましたが、次戦のレースを初戦だと思い、気を引き締めていい流れを引き寄せたいと思います。
CAMPING WORLD TRUCK SERIES 第2戦 結果
CAR# 16
ドライバー Austin Hill
予 選 20位
決 勝 33位
ランキング 25位
レースの模様は「FOX Sports1」にて全米、カナダ、ラテンアメリカで2月19日(金)午後7:30(東部時間)より生中継された。
HREは3月5日(金)ネバダ州・Las Vegas Motor Speedwayにて開催されるNASCAR CAMPINGWORLD Truck Series 第3戦に参戦する。
Vertex Sports プレスリリース
| 固定リンク
2021年2月21日
チーム:Garage59
89号車 アストンマーティン・ヴァンテージAMR GT3
予選:3位 決勝:10位
2月20日、2021年シーズンのアジアン・ル・マンシリーズの最終戦となる第4戦決勝レース(4時間)が、現地時間16時10分(日本時間21時10分)からアラブ首長国連邦アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで行われました。
天候は曇り。気温26度、湿度51%、風速13km/hというコンディションのなか、予選で3番グリッドを獲得したGarage59 89号車アストンマーティン・ヴァンテージAMR GT3(マーヴィン・キルホファー/マイク・ベンハム/根本悠生)は、エースドライバーのキルホファーが第1スティントを担当しました。
キルホファー1周目に2台のライバルをかわし、トップに浮上。2周目から2分10秒台刻む89号車は4台のLMP3マシンの隊列を率いて、GTクラス2番手の55号車フェラーリとのギャップを確実に広げにかかりました。
4周目には自己ベストの2分09秒538を記録し、磐石かと思われた89号車でしたが、クラス2番手とのギャップを2秒以上広げたところで、下位を走るGTクラスのアクシデントのより6周目にセーフティカー(SC)が導入されました。第3戦に続いてまたしても、キルホファーが心血を注いで築いたギャップが消えてしまう形に。
9周目にSCが解除されてからは、失ったライバルとのギャップを今一度築くべく、キルホファーは猛烈なプッシュをみせます。しかし、13周目にフェラーリを走らせるAFコルセの同士討ちが原因で2度目のSCが導入されることに。2番手とのギャップを6秒以上広げていたにも関わらず、またもやギャップが消え、更なるギャップを築くチャンスまでもが消えてしまいます。
トップ快走から逆境に立たされたGarage59はここで作戦変更を決断。SC中の17周目、ピットレーンオープンと同時にピットに入り、ジェントルマンドライバーのベンハムにドライバー交代を実施。
25周目、SC解除となると、背後から迫るプロドライバーの追い上げでベンハムは3番手にポジションダウン。ジェントルマンドライバーがスタートを務めたチームが第2スティントからプロドライバーを投入し、追い上げをみせる展開となり、89号車は再び厳しい戦いを強いられることになりました。
ベンハムはLMP3マシンを先行させる周回に4秒を失うこともありましたが、優勝への望みを繋ぐために、自身のベストである2分13秒~14秒台のペースで好走をみせます。
しかし、31周目にFCYが導入され戦局は一変します。これまでの2回のSC、そして1回のFCYの間に続々とライバル勢はピットを済ませていました。アジアン・ル・マンシリーズではピットインの際、3回までは最低停車時間が1分50秒とレギュレーションで決められていますが、4回目以降は最低停車時間の定めがありません。
その点を突いたライバル陣営はこのFCY中に3回目のピットストップを終え、4回目以降のピットストップで給油のみのスプラッシュを行っても大きなマージンを得られる状態となっていたのです。
給油のみであれば37秒~50秒の停車時間で済むことから、SC導入中に1回目のピットストップしか行わなかった89号車とは2分近いギャップが生まれてしまうことに。
ベンハムが乗る89号車は、先述の通りFCY中もコースに留まり4番手を走行。ジェントルマンドライバーの最低乗車時間の55分を超え、そろそろ2回目のピットインというタイミングで6コーナーでLMP2マシンの追突を受けてスピン、その結果マシンに僅かなダメージを受けましたが5番手で43周目、第3スティントを担当する根本悠生に繋ぎました。
43周目にコースインした根本は2分10秒~11秒のペースで30周を走行。欧州GTレースを中心に活動する著名なベテランドライバーたち
と終盤接近戦を繰り広げました。終盤トラフィックの影響でペースを落とすこともありましたが、チームから求められた仕事を完璧にこなし、6番手で73周目にピットイン。最終スティントを担当するキルホファーにドライバー交代を行いました。
11番手でコースに復帰したキルホファーは2分10秒~11秒のペースで走行を続けますが、SC&FCY中に3度のピットストップを終え、2分近く先行するライバル勢とのギャップを縮めることは難しく、トップの57号車から1周遅れとなる104周に10位でチェッカーを受けました。
キルホファーと根本のレースペースはライバルに劣るものではなく、また第3戦でレースペースに苦しんでいたベンハムもペースアップに成功するなど、第4戦はドライバー陣全員が好走をみせていただけに、大変悔しい結果となりました。
この最終戦をもって2021年シーズンのアジアン・ル・マンシリーズは終了しましたが、根本悠生の2021年シーズンは始まったばかりです。2021年シーズンの更なる挑戦につきましては、後日発表させていただきます。
今後とも皆様の応援とご支援を支えに、挑戦を続けて参ります。引き続き、根本悠生の活躍にご期待いただければ幸いです。
■根本悠生 コメント
「マーヴィンがまた素晴らしいスタートを見せてくれました。LMP3車両を何台も抜き、2番手の選手に対してLMP3をある種“防御盾”として使うという素晴らしい戦い方でした。しかし何度目か分かりませんが、調子が良いように見える時に限ってSCやFCYが出るというのがこのアジアン・ル・マンでの流れ。今回は今シーズン最長となる30分以上のSCが出ることとなり、このSC中に規定ピットストップを済ませたかどうかが戦略の違い、そして大きな差となってしまいました」
「我々は持てるすべてのペースを引き出し、他車と比較しても遜色ないペースで走行することができていました。自分のスティントでは終盤に酷いトラフィックに巻き込まれてしまいペースを落としてしまいましたが、そこまでのペースや処理、オーバーテイクはとても良かったものだったと思います」
「今シーズンは通常とは異なる形での開催とはなりましたが、この歴史あるGarage59というチームの一員として戦い抜くことができて非常に良かったです。ただ一緒に戦うだけでなく、週末へのアプローチの仕方から取り組み方、仕事の流れなど全てがこれまでと異なり、一日一日が常に学びの連続で大きく成長できたと実感したシーズンでした。またアストン・マーチン・レーシングにも常に手厚いサポートをしてくれたことに感謝しております」
「アジアン・ル・マン・シリーズへの参戦にあたってサポート下さいましたinCELL Garage様、NEXTY Electronics様を始めとするスポンサー様、そして画面を通して応援してくださったファンの皆様、ありがとうございました。今後の根本悠生の挑戦にも是非ご注目下さい。2週間という短いシーズンでしたが、最高に楽しかったです。ありがとうございました!」
Borderlessプレスリリース
| 固定リンク
2021年2月20日
チーム:Garage59
89号車 アストンマーティン・ヴァンテージAMR GT3
予選:7位 決勝:9位
2月19日、2021年シーズンのアジアン・ル・マンシリーズの第3戦の4時間の決勝レースが、現地時間16時00分(日本時間21時00分)からアラブ首長国連邦アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで行われました。
天候は晴れ。気温24度、湿度69%、風速26km/hというコンディションのなか、7番グリッドスタートのGarage59 89号車アストンマーティン・ヴァンテージAMR GT3(マーヴィン・キルホファー/マイク・ベンハム/根本悠生)は、プロドライバーのキルホファーがスタートを担当。
大混戦となったスタートではライバルの40号車ポルシェをかわし89号車は6番手に浮上、その後の混乱をすり抜けて2番手に浮上したところで、LMP3クラスのマシンがホームストレート上でストップ。この車両の撤去のため、1周目の終盤からセーフティカー(SC)が導入されました。
セーフティカーは3周目終わりで解除され、レースは再スタート。2番手の89号車はトップを走るチームメイトの88号車を追う展開に。そんななか、またもLMP3クラスのアクシデントで2度目のセーフティカーが導入されました。
プロドライバーのキルホファーと根本がリードを築き、ジェントルマンのベンハムに繋ぐ作戦を立てていた89号車にとって、2度のSC導入は不運としか言いようがない厳しい状況となりましたが、9周目のリスタートからキルホファーは2分10秒台のハードプッシュを続けます。
第1スティントの勢いは2番手の89号車にあり、トップの88号車に前を塞がれるかたちで周回が続きました。背後を狙い続けた25周目、LMP2の首位争いを先行させたところで88号車とのギャップが縮まり、バックストレートでオーバーテイクに成功。89号車は首位に浮上します。
89号車は首位のまま29周目に最初のピットインを敢行、第2スティントは根本悠生が搭乗しました。
大混雑の集団のなかでコース復帰した根本は終始2分10秒~11秒のペースで走行を続け、ライバル勢が1回目のピットを終えた時点でトップを守りきり、2番手に続く88号車のバレンティン・ハッセ-クロ(アストンマーティン・ジュニアドライバー)を0.2秒づつ引き離しにかかります。
根本は徹底したペースコントロールで首位を守りきり、59周目終わりにピットイン。続く第3スティントはジェントルマンドライバーのベンハムが搭乗しました。
しかし、ここから89号車の戦いは厳しいものとなります。ベンハムのタイムが想定よりも上がらず、2分14秒~17秒で23周を走行。トップとのギャップが大きく開いたなか、3位で交代のタイミングを迎えます。
ここで89号車に不運が降りかかります。交代まであと2周という82周目に2度目のFCYが導入されました。
ライバル勢がFCY中に最後のドライバー交代を終えるなか、89号車はベンハムの搭乗時間がレギュレーションで定められた55分に僅かに足らず、その周にピットに入ることができませんでした。
そのため、翌83周にピットに入ることになりましたが、ピットに到達するまでにFCYが解除されてしまいます。
FCY中にピットに入ることができなかった89号車はで上位勢との間に1分以上のギャップが生まれてしまい、ポジションを大きく下げてしまうことに。
最終スティントはスタートを務めたキルホファーが再び搭乗。11番手でコースに復帰したキルホファーは残り時間41分という僅かななかでトップとの2分というギャップと戦うこととなりました。
自己ベストとなる2分09秒600を筆頭に2分9秒~10秒台前半というハイペースで果敢に前方を追いますが、上位復帰まで及ばず9位でチェッカーを受けることとなりました。
一時は優勝の可能性も見えただけに、SC、FCYの導入タイミングに翻弄されることとなった第3戦は大変悔しい結果となりましたが、2月20日(土)、現地時間16時10分(日本時間21時10分)より同じくヤス・マリーナ・サーキットで、2021年アジアン・ル・マンシリーズの最終戦となる第4戦が開催されます。
3番グリッドと、今季最上位グリッドからスタートを迎える89号車と根本悠生に引き続き、ご期待いただけますと幸いです。
■根本悠生 コメント
「週末の流れを上手く切り替えたかと思われた矢先の不運に見舞われた、そんなレースとなってしまいました。スタートを担当したマーヴィンが素晴らしいアタックで2位に躍り出ると、兄弟車の88号車と共にリードを広げる展開に持ち込むことができました」
「しかしそれをセーフティーカーが、それも2度も水の泡にしてしまうという不運な展開に。兄弟車をドライブしていたのはAMRのファクトリードライバーだったということもあり、LMP2を上手く使ってオーバーテイクを仕掛けたのはとてもインプレッシブでした」
「トップでクルマを引き受けた後はタイヤを傷めないように気をつけつつ、ひたすら逃げる展開を作るためにプッシュしました。数周後にピットに入った88号車が目の前でピットアウトしてきた時はやられたと思いましたが、なんとかフェアにオーバーテイクすることができ、再びトップに立つことができました」
「その後はスーパー耐久で培ってきたトラフィックの処理が活きたのか、周回遅れのクルマやピットアウトしてきたばかりの車両、さらにはクラス違いのLMP3まで5~6台をオーバーテイクすることができました。スティント全体を通して一貫した良い走りを魅せることができ、フィールド内でも最速タイムを数多く記録できたのは、明日の最終戦に向けて良い自信となりました」
「レース後半は主にFCYによる不運があり順位を落とすこととなってしまいましたが、ペースだけを見れば非常に強力なレースをすることができたと思いますし、トラブル多発により失った走行時間を考えると、エンジニアやメカニック含めチーム全体として非常に良い仕事をしたのではないかなと思います」
「明日は早くも最終戦となりますが、悔いの無いよう全力でプッシュし、表彰台獲得に向けてチーム一丸となって頑張ります。引き続き応援宜しくお願い致します」
Borderless プレスリリース
| 固定リンク
2021年2月19日
■Garage59/89号車アストンマーティン・ヴァンテージAMR GT3
公式予選結果
第3戦予選タイム:2分07秒911(3周目/マーヴィン・キルホファー)
第4戦予選タイム:2分07秒844(5周目/マーヴィン・キルホファー)
第3戦グリッド:7番手/参戦19台
第4戦グリッド:3番手/参戦19台
2月19日、アジアン・ル・マンシリーズの2021年シーズン第3戦/第4戦の公式予選が、アラブ首長国連邦のヤス・マリーナ・サーキットにて行われました。
Garage59の89号車アストンマーティン・ヴァンテージAMR GT3(マーヴィン・キルホファー/マイク・ベンハム/根本悠生)は、キルホファーが予選アタックを担当。
快晴の元、現地時間9時40分(日本時間14時40分)から行われた15分間の第3戦予選にて89号車は計測3周目から2分07秒911を記録。昨日まで続いたトラブルからの完全復帰を印象づける走りを展開しました。
5周の計測周回を走行した89号車でしたが、最終的に3周目に記録した2分07秒911が自己ベストとなり、GTクラス7番手、チームメイト88号車に続く、アストンマーティン勢2番手で第3戦予選を終えました。
なお、第3戦のポールポジションタイムはHubAuto Racingのメルセデスが記録した2分07秒586となります。
続いて、現地時間10時00分(日本時間15時00分)から行われた15分間の第4戦予選では、計測5周目に2分07秒844を記録し暫定3番手につけました。
その直後、セッション残り2分42秒のところで、57号車フェラーリがコース脇にマシンを止めたことからセッションは赤旗中断。約4分の中断を経て、現地時間10時17分にセッションは再開されましたが、89号車のタイムを上回るライバルは現れず、89号車は3番グリッドを獲得となりました。
第4戦のポールポジションタイムはこちらもHubAuto Racingのメルセデスが記録した2分07秒688となります。
2月19日(金)、現地時間16時00分(日本時間21時00分)からは、いよいよ第3戦の決勝レース(4時間)が行われます。
引き続き、ル・マン24時間レース参戦権をかけて戦う根本悠生と89号車の走りにご期待いただけますと幸いです。
■根本悠生 コメント
「予選は前回に引き続きクルマをよく知るマーヴィンが担当しました。ドバイ大会の予選とはシステムが異なり、アブダビでは1セットのタイヤで2回の予選を走りきるという形式となりました」
「昨日のテストでは最後に僕が試したフロントダンパーのセット変更が上手く機能していましたが、アタックを担当するマーヴィンがそれをどう感じるかとう点が個人的には少し不安でした」
「しかし、実際走り出すとそのセット変更は彼にとってもポジティブだったようで、安定し且つ良いペースでの走行をしてくれました」
「第3戦予選では肝心のアタックラップでピットアウトしてきた車両に行く手を阻まれるというトラブルもありましたが、第4戦予選では見事3番手タイムを獲得しました。彼のフィーリングとしてはレースペースも非常に良さそうなので、ここから全員でしっかりまずは完走、そして上位を狙えるよう頑張ります」
Borderlessプレスリリース
| 固定リンク
CAMPING WORLD TRUCK SERIES 第1 戦
NASCARトップカテゴリー3シリーズが聖地DAYTONAで開幕。Hattori Racing Enterprises(HRE)は「United Rentals」の支援を受け、Car # 16「United Rentals TOYOTA TUNDRA」でCAMPING WORLDS TRUCK SERIES第1戦に参戦した。18番手の中盤からドラフティングを駆使して着実に順位を上げ、終盤にはトップ争いを展開。レース最終盤、勝負どころでの争いで前車のクラッシュに巻き込まれてマシンにダメージを負い、22位で初戦を終える。
NEXTERA ENERGY 250
100周 (250miles)402.33km
決勝の舞台となったDaytona International Speedwayは1周2.5マイル(約4㎞)の三角形のトライ・オーバルコース。ターンには最大31度とNASCAR開催トラック中2番目に深いバンク角が付き、ドラフティングと呼ばれる超接近戦を300km/h以上のハイスピードで繰り広げるシリーズ屈指の超高速コースで、NASCAR CAMPING WORLDTRUCK SERIES第1戦「Nextera Energy250」が開催された。
今回のスポンサーであるUnited Rentalsは、1997年に設立された世界最大規模の機器レンタル会社。コネチカット州に本社を置き、約1,200ヶ所(北米49州、カナダ全州およびヨーロッパ10ヶ所)に拠点があり、18,000人超の従業員を擁する。『より良い未来を築く』をミッションとし、建設、製造、政府関連、公益事業、各自治体等、幅広い業界に対しサービスを提供している。
予 選 2月12日(金) 午後 3 : 10~
2月11日(木)午後から行われたフリー走行は、ハイスピードコースに合わせたセッティングを行い、高速での集団走行(ドラフティング)時のハンドリングの確認を繰り返しながらスピードアップし、2番手タイムを叩き出して終えた。翌12日(金)、決勝を前に午後3:10から各車1ラップのタイムアタックで行われた予選は、決勝に合わせたセッティングにしていた事もあり18位で決勝を迎えることとなった。
決 勝 2月12日(金) 午後 7 : 30~
午後7:30、いよいよグリーンフラッグが振られ2.5マイルのオーバルコースを20周の第1ステージ、20周の第2ステージ、そして60周の第3ステージからなる100周(250マイル:約400km)で競う決勝レースがスタートし、予選を通過した36台による2021年の
CAMPING WORLD TRUCK SERIESが開幕。コース距離が長くハイバンクのスーパースピードウェイと呼ばれるデイトナのコースでは、アクセル全開のまま集団で走行する通称『ドラフティング』が、時速300km以上のハイスピードの中で繰り広げられる。9列目、アウト側から隊列を整えスタートするも、オースティンの後続車両がフィニッシュラインを超える前にクラッシュし、いきなりイエローコーション。波乱のレースを予感させる幕開けとなる。6周目に再開のグリーンフラッグが振られると、トップ集団でのドラフティングを使い、順位を入れ替えながらの攻防を展開し、20周目の第1ステージのチェッカーを15番手まで上げて受ける。このステージブレイクのタイミングでピットにイン。給油と4本のタイヤ交換、左リヤのセッティング調整を行いコースに復帰させて16番手から第2ステージへと向かう。
27周目に第2ステージのグリーンフラッグが振られ40周目の第2のチェッカーを目指す。一塊となったトップ集団の後方から、ここでもドラフティングを巧みに使い、33周目までに12番手に上げると直ぐに後続のクラッシュによりイエローコーション。残り2周となったリスタートでスタートダッシュを決めると、7番手で第2ステージのチェッカーを受けて4ポイントを獲得。ここでチームはタイヤ交換を行わず、給油のみでコースに送り出し、ピットストップ時に順位を下げない作戦で残り60周の最終ステージへと向かう。
47周目、最終ステージのグリーンフラッグが振られるとゴールに向けて激しい展開となっていく。3ワイドの隊列に広がった車両は、300km/hを超えた速度で軽いコンタクトを交えながらの激しい争いへと変わり、順位を入れ替えていく攻防は、53周目に接触から3台が絡む大クラッシュとなる。オースティンは間一髪で免れポジションを6番手へと上げるが、62周目にリスタートとなるも再びクラッシュが発生してイエローコーションになる。HREチームは残りの周回数を踏まえてこの日最後のピットインを指示、ここでもタイヤ交換は行わず給油とセッティングの微調整を行い8番手でコースに送り出す。先頭集団はリスタートの度に隙間もないサイドバイサイドの展開からクラッシュとなり、80周までに続けて3回ものイエローコーションが続く。その様な激しい展開の中、オースティンは巧みにポジションを上げトップ争いを展開するが、ギリギリの駆け引きの中で迎えた残り5周、オースティンの目の前を走る2番、3番手のマシンが接触、2台はもつれ合うようにスピン。オースティンは回避を試みるが直前の2台に巻き込まれるかたちで外側のウォールに車両を激しくヒット、そのままピットに向かう。HREのピットではダメージの大きい右フロント部を応急処置し、コースに戻すが2周遅れの22位でレースを終える形になった。2021年の初戦はスーパースピードウェイ特有のレース展開に巻き込まれ、最後は残念な形になったが、トップ争いに名を連ねて見せたスピードを発揮し、次戦もここDaytona SpeedwayのRoad Courseで行われるNCWTS第2戦での優勝を目指す。
チーム代表 : 服部茂章
今年のシーズンがDaytonaでスタートしました。Truck Seriesはチームに加入3年目となるオースティン、ヒルを起用してシリーズチャンピオン獲得を目指します。昨年からのコロナ禍の影響で今年も走行時間に制限があり、チームはシーズンオフの間にシミュレーター等で初期セッティングの精度を上げる事に力を注ぎました。クルーチーフのスコットとオースティンのコミュニケーションも非常にスムーズで、今回特別に設けられた50分の練習走行ではレース中の集団走行下でのハンドリングを確認して2番手のタイムを記録しました。予選ではレース向けたセッティングで18番のタイムに留まりましたが、レース中はピットで大幅なセッティング変更をする必要がなく、他のチームは給油と同時にタイヤ交換をしてピットで順位を下げましたが、我々は1回のタイヤ交換で最後まで走りきれるマシンに仕上がっていましたので、ピットで順位を下げる事なくレース後半はトップ争いに加わりました。しかし優勝争いを展開した残り5周目に他車のクラッシュに巻き込まれマシンにダメージを負って順位を下げてしまいました。チームが想定した戦略通りのいいレース内容でしたが、最終的な結果に結びつかなくて残念です。しかし、初戦で手応えを感じる事が出来ましたので、今年も引き続き応援よろしくお願いいたします。
CAMPING WORLD TRUCK SERIES 第1 戦 結果
CAR# 16
ドライバー Austin Hill
予 選 18位
決 勝 22位
ランキング 20位
レースの模様は「FOX Sports1」にて全米、カナダ、ラテンアメリカで2月12日(金)午後7:30(東部時間)より生中継された。
HREは2月19日(金) フロリダ州・Daytona International Speedway Road Courseにて開催されるNASCAR CAMPING WORLD Truck Series 第2戦に参戦する。
Vertex Sportsプレスリリース
| 固定リンク
2021年2月14日
チーム:Garage59
89号車 アストンマーティン・ヴァンテージAMR GT3
予選:9位 決勝:10位
2月14日、2021シーズンのアジアン・ル・マンシリーズの第2戦の4時間の決勝レースが、現地時間12時45分(日本時間17時45分)からアラブ首長国連邦のドバイ・オートドロームで行われました。
気温23度、湿度63%、風速10km/h、天候は晴れというコンディションのなか、9番グリッドからスタートしたGarage59の89号車アストンマーティン・ヴァンテージAMR GT3(マーヴィン・キルホファー/マイク・ベンハム/根本悠生)は、プロドライバーのキルホファーがスタートを担当しました。キルホファーは3周目には4番手まで浮上し、ジャンカルロ・フィジケラの乗る51号車フェラーリと3番手争いを展開。7周目、他クラスのアクシデントでフル・コース・イエロー(FCY)が導入され、首位を走る40号車ポルシェなど、燃費に余裕がある数台が最初のピットインを敢行。
その翌周、フィジケラもピットに入ると89号車が2番手に浮上します。15周目、2度目のFCYが導入され89号車はFCY導入中の16周目にピットイン、第2スティントは根本悠生がステアリングを握りました。7番手でコース復帰した根本は、翌周には5番手に浮上。6周目、上位勢が1回目のピットを終えた時点で4番手となりました。
17周目からレース後半にかけて長きにわたり、2分0秒~2分1秒台の安定したペースをキープし続けた根本は50周目の終わりにピットイン。続いて第3スティントを担当したキルホファーは61周目に3番手に浮上すると、上位2台に対しさらにギャップを縮めにかかります。
79周目、55号車フェラーリとの熾烈なバトルを制し、89号車は2番手に浮上。さらにキルホファーはトップの40号車ポルシェとのギャップを0.6秒まで縮め、84周目終わりに2台同時にピットイン、最終第4スティントはジェントルマンドライバーのベンハムが担当しました。
ピットでの3秒のロスもあり、5番手でコース復帰したベンハムでしたが、2分3秒~5秒台とペースが思うように上がらず、背後から迫るプロドライバーの猛追もあり、徐々に順位を下げてしまいます。その結果、89号車は最終スティントで5つポジションを下げ、114周目にトップから1周遅れとなる10番手でチェッカーを受けました。
次戦となる第3戦は2月19日(金)よりアラブ首長国連邦、アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで行われます。
引き続き、89号車と根本悠生にご期待いただけますと幸いです。
■根本悠生 コメント
「昨日からセットアップへの大きな変更はせず、主にデフ関係の調整を施し臨みました。昨日とは打って変わってレース序盤にFCYが出る
という展開となり、各チームで戦略の違いが出た面白いレースになったと思います」
「我々はスタートドライバーを担当したマーヴィンがフェラーリに引っ掛かり思うようにペースを上げられていなかったこともあり早めにピットイン。クルマを受け取ってからは昨日よりも大幅にアベレージタイムを上げることができ、安定したスティントにすることができました。ようやくクルマの特性を理解し自身を持って攻めきることができるようになったこともあり、楽しく走りきることができました」
「今回の結果は、最後のマイクのスティントで思うようにタイムを伸ばしきれなかったのが大きな要因となってしまいましたが、クルマのセットアップ面だったのか、ドライビング面だったのか、これからしっかり検証しドライバー陣全員で更にペースを上げられるよう頑張ります。」
「ドバイでの長いレースウィークも終わり、数日の休暇を経てアブダビへ向かいます。モチベーションも高く、今から楽しみです。引き続き応援宜しくお願い致します。今週末もありがとうございました」
Borderlessプレスリリース
| 固定リンク
チーム:Garage59
89号車 アストンマーティン・ヴァンテージAMR GT3
予選:9位 決勝:17位
2月13日、2021シーズンのアジアン・ル・マンシリーズの第1戦の4時間の決勝レースが、現地時間14時15分(日本時間19時15分)からアラブ首長国連邦のドバイ・オートドロームで行われました。
昨日まで霧に包まれたドバイ・オートドロームでしたが、決勝日の天候は晴れ。気温22度、湿度65%、風速13km/hというコンディションのなか、9番グリッドからスタートしたGarage59の89号車アストンマーティン・ヴァンテージAMR GT3(マーヴィン・キルホファー/マイク・ベンハム/根本悠生)は、ジェントルマンドライバーのベンハムがスタートを担当。
スタートでは、半数以上の車両がプロドライバーによるスタートを選択していたこともあり、89号車は1周目に14番手まで順位を落とします。しかし、ベンハムは2分1秒~2分2秒台の好ペースで周回を重ね、ライバルのスピンもあり、13番手までポジションを戻すと27周目終わりにピットイン。セカンドスティントを担当する根本悠生にステアリングを託しました。
搭乗直後から根本はLMP2、LMP3も合わせて全36台が走行する混雑のなか、徹底したレースペースの維持に取り組み、2分1秒台をキープ。ライバル勢とのギャップを縮めつつも、作戦上の違いから見た目上の順位は変わらず13番手のまま、55周目に早めのピットインを敢行し、第3スティントを担当するキルホファーにドライバーチェンジ。
しかし、ここで89号車に不運が降りかかります。キルホファーがコースインした直後に、LMP3クラスのマシンがコース脇にストップし、フルコースイエローが掲示されました。それに伴い各社一斉にピットロードへ。ライバルがフルコースイエローの恩恵を受けるなか、89号車は17番手まで順位を下げてしまいます。
89号車の主力選手であるキルホファーは第3スティント、そして最終第4スティントを担当。順位を15番手まで戻し、終盤には1分59秒台のペースで追い上げにかかります。しかし攻めたアタックを重ねた結果、トラックリミット違反を重ねてしまい、ドライブスルーペナルティが掲示されてしまいました。
ペナルティを消化後、17番手でコースに復帰した89号車は15番手まで順位を戻すも、残り20分弱というところで右リヤタイヤがパンク。ピットでリヤタイヤ両輪交換を強いられたことでポジションを17番手まで下げることになり、そのまま113周目、クラストップから3周遅れでチェッカーを受けました。
第1戦決勝は89号車にとって不運が降りかかるとともに、大きな課題を残した1戦となりました。第2戦は明日2月14日(日)、現地時間12時45分(日本時間17時45分)から、同じドバイ・オートドロームで行われます。
引き続き、89号車と根本悠生にご期待いただけますと幸いです。
■根本悠生 コメント
「初めてのアジアン・ル・マンは思うようなレースとはなりませんでした。スタートを担当したマイクは非常にコンスタントな走りで他との接触も無く順調に進めてくれたのですが、ピットストップの際に機材のトラブルが発生し大幅にタイムを失うことに。更にはFCYのタイミングも僕らにとっては良くなく、1回目のピットストップだけで他車と比較しても1分弱を失ってしまいました」
「僕に交代してからは初めての燃料フルタンクに戸惑い、序盤にわずかにリヤタイヤを使いすぎてしまいました。特に僕の担当した第2スティントは一日の中で最も気温・路温が高い時間帯だったということもあり、酷いオーバーステアと戦いながらの走行となりました」
「マービンに交代してからも不運は続きました。トラックリミット違反によるドライブスルーや、残り20分というところでまさかのパンクにも見舞われ、レース全体を通して厳しい戦いとなりました」
「考えうる悪いことは全部消化したのではないかと思うようなレースでしたが、ここから学び、第2戦決勝ではミスなくコンスタントに上位に居られるよう頑張りたいと思います」
Borderlessプレスリリース
| 固定リンク
2021年2月12日
■Garage59/89号車アストンマーティン・ヴァンテージAMR GT3
公式予選結果
ベストタイム:1分56秒517(5周目/マーヴィン・キルホファー)
セカンドベスト:1分56秒960(3周目/マーヴィン・キルホファー)
第1戦グリッド:GTクラス9番手/参戦19台
第2戦グリッド:GTクラス9番手/参戦19台
2月12日、アジアン・ル・マンシリーズの2021年シーズン第1戦/第2戦の15分間の公式予選が、現地時間9時55分(日本時間14時55分)からアラブ首長国連邦のドバイ・オートドロームで行われました。ベストタイムで13日に行われる第1戦の、セカンドベストタイムで14日に行われる第2戦のグリッドが決定される中、Garage59の89号車アストンマーティン・ヴァンテージAMR GT3(マーヴィン・キルホファー/マイク・ベンハム/根本悠生)は、キルホファーが予選アタックを担当しました。
昨日に引き続き、霧がサーキット全体を覆うなか、キルホファーは果敢にアタックに臨みます。しかし、計測2周目と4周目、そして6周目に好タイムを記録するもトラックリミット違反を取られてしまい、3周分のタイムが抹消となってしまいました。それに伴い、15分と短いセッションの中、89号車のベストタイムは5周目に記録した1分56秒517で19台が参戦するGTクラスで9番手。セカンドベストタイムは3周目に記録した1分56秒960でこちらもGTクラス9番手となりました。
なお、公式予選のGTクラストップタイムはPrecote Herbeth Motorsportのロバート・レナウアー(ポルシェ911 GT3 R)が記録した1分55秒552となります。トラックリミットに翻弄された予選となりましたが、明日2月13日(土)、現地時間14時15分(日本時間19時15分)からは、いよいよ第1戦の4時間の決勝レースが行われます。引き続き、89号車と根本悠生の走りにご期待いただけますと幸いです。
■根本悠生 コメント
「昨日のテストからチーム全員でデータ解析を行いセットアップ変更を施しましたが、それが良い方向だったことを証明できた予選になったのではないかと思います」
「アタックを担当したマーヴィンも、トラックリミット制限によるタイム抹消を受けたものの、クルマのフィーリングは上々だとコメントしており、決勝への準備もだいぶ仕上がってきたと思います」
「大事なことはセットアップやチームのオペレーションが間違った方向に行くことなく、常に改善方向に向いていることであり、今回はそれが短い時間の中でそれが出来ていると感じています」
「いよいよ明日は第1戦決勝となりますが、ほどよい緊張感の中でしっかりと準備し、シリーズタイトル獲得に向けて懸命に戦います。引き続き宜しくお願い致します」
Borderless 根本悠生 プレスリリース
| 固定リンク
2021.02.10
アジアン・ル・マンシリーズ 第1戦/第2戦ドバイ
非公式テストセッション速報レポート
2月9日、アジアン・ル・マンシリーズの2021年シーズン第1戦/第2戦を前にした3時間のテストセッションがアラブ首長国連邦のドバイ・オートドロームで行われました。
現地時間15時(日本時間20時)から開始されたセッション。根本悠生の乗るGarage59の89号車アストンマーティン・ヴァンテージAMR GT3は、マーヴィン・キルホファー(Marvin Kirchhofer/26歳 ドイツ)のドライブでセッション開始直後よりコースイン。
LMP2、LMP3といったル・マン・プロトタイプカーも含め36台が走行する中、キルホファーは序盤から安定したラップを刻み、6周目に2分00秒587の自己ベストタイムを記録しました。
キルホファーは8周目にピットインし、マイク・ベンハム(Mike Benham/49歳 イギリス)にドライバー交代。ジェントルマンドライバーのベンハムは16周目に2分04秒097の自己記録して17周目にピットインし、根本悠生へとドライバー交代を行いました。
根本にとって初走行となったドバイ・オートドロームでしたが、事前のシミュレータートレーニングの甲斐もあり、計測1周目から2分3秒台を刻みます。6周の走行を終えた根本は25周目にピットに入り、再びキルホファーにドライバー交代。根本の最初の搭乗でのベストタイムは23周目に記録した2分03秒005となりました。
セッション開始1時間20分ごろ、テストも順調に進むかと思われた矢先、キルホファーの乗る89号車のギアボックスからオイルが漏れていることが判明。89号車は31周目終わりにピットに入ると長時間の修復を強いられることに。
チームは懸命に修復作業に取り組み、約1時間36分後、セッション終了まで5分のところでコースに復帰することが叶いました。
コース復帰後、キルホファーのドライブで2周を走行したところでチェッカーとなり、計34周の走行でセッション終了となりました。
その結果、89号車はキルホファーが6周目に記録した2分00秒587が自己ベストタイムとなり、18台が出走したGTクラスの16番手となりました。なお、GTクラスのベストタイムはPrecote Herbeth Motorsportの93号車ポルシェ911 GT3 Rが3周目に記録した1分57秒576となります。
次の走行は2月10日の現地時間10時(日本時間15時)から行われる2時間の『テストセッション1』、続いて現地時間16時(日本時間21時)から行われる2時間の『テストセッション2』となります。本セッションではマシントラブルにより走行時間も僅かとなりましたが、明日の走行での89号車アストンマーティン・ヴァンテージAMR GT3が本来のポテンシャルを発揮する姿、そして根本悠生の走りにご期待いただけますと幸いです。
■根本コメント:
「いよいよ初走行を迎えましたが、セッション中盤からギアボックストラブルにみまわれ思うようなセッションにする事は出来ませんでした。しかし初合流のチーム、初走行のサーキットで6周ほど走行する事ができ、本格的なテストが始まる明日のセッションに向けて貴重な経験とデータを得ることが出来ました。」
「ただタイムを追いかけるのではなく、一歩一歩経験を積みながら確実に前に進めるようチームとプログラムを組むことが出来ているので、焦らずに着実に頑張りたいと思います。」
BORDERLESSプレスリリース
| 固定リンク
43rd AnnualBusch Clash At Daytona - NASCAR Cup Series - Daytona InternationalSpeedway Road Course - 2/09/21 | ||||||
Last Update:02/05/2021 3:18 PM | ||||||
Entry | Veh # | Driver | Organization | Crew Chief | Veh Mfg | Sponsor |
1 | 1 | Kurt Busch | Chip Ganassi Racing | Matt Mccall | 21 Chevrolet | AdventHealth |
2 | 2 | Brad Keselowski | Team Penske | Jeremy Bullins | 21 Ford | MoneyLion |
3 | 3 | Austin Dillon | Richard Childress Racing | Justin Alexander | 21 Chevrolet | Bass Pro Shops/Tracker Off Road |
4 | 4 | Kevin Harvick | Stewart-Haas Racing | Rodney Childers | 20 Ford | Busch Light |
5 | 6 | Ryan Newman | Roush Fenway Racing | Scott Graves | 21 Ford | Guaranteed Rate |
6 | 8 | Tyler Reddick | Richard Childress Racing | Randall Burnett | 21 Chevrolet | TBA |
7 | 9 | Chase Elliott | Hendrick Motorsports | Alan Gustafson | 21 Chevrolet | LLumar |
8 | 10 | Aric Almirola | Stewart-Haas Racing | Mike Bugarewicz | 21 Ford | Smithfield |
9 | 11 | Denny Hamlin | Joe Gibbs Racing | Chris Gabehart | 21 Toyota | FedEx Express |
10 | 12 | Ryan Blaney | Team Penske | Todd Gordon | 21 Ford | Menards\Great Lakes Flooring |
11 | 17 | Chris Buescher | Roush Fenway Racing | Luke Lambert | 21 Ford | Fastenal |
12 | 18 | Kyle Busch | Joe Gibbs Racing | Ben Beshore | 21 Toyota | M&M's |
13 | 19 | Martin Truex Jr | Joe Gibbs Racing | James Small | 21 Toyota | DeWalt |
14 | 21 | Matt DiBenedetto | Wood Brothers Racing | Greg Erwin | 21 Ford | Motorcraft \ Quick Lane |
15 | 22 | Joey Logano | Team Penske | Paul Wolfe | 21 Ford | Shell Pennzoil |
16 | 23 | Ty Dillon (i) | 23XIRacing | Michael Wheeler | 21 Toyota | Root Insurance |
17 | 24 | William Byron | Hendrick Motorsports | Ryan Fugle | 21 Chevrolet | Axalta |
18 | 41 | Cole Custer | Stewart-Haas Racing | Mike Shiplett | 21 Ford | HaasTooling.com |
19 | 43 | Erik Jones | Richard Petty Motorsports | Jerry Baxter | 21 Chevrolet | RP Funding |
20 | 47 | Ricky Stenhouse Jr | JTGDaugherty Racing | Brian Pattie | 21 Chevrolet | Kroger/NOS Energy Drink |
21 | 48 | Alex Bowman | Hendrick Motorsports | Greg Ives | 21 Chevrolet | Ally |
* equals withdrawn from the event | ||||||
(i) equals ineligible for driver championship points |
■Entrance into the Busch Clash is by invitation only, and here’s how drivers can qualify for the race:
2020 Busch Pole Award winners
Past Busch Clash winners who competed full-time in 2020
DAYTONA 500 champions who competed full-time in 2020
Former DAYTONA 500 Busch Pole winners who competed full-time in 2020
2020 NASCAR Cup Series Playoff drivers
2020 NASCAR Cup Series race winners
2020 NASCAR Cup Series stage winners
| 固定リンク