« INDY:Rd.7デトロイトグランプリ レース1結果 | トップページ | WEC:Rd.2ポルティマオ レース結果 »

2021年6月13日 (日)

TOYOTA GAZOO Racing、僅差の予選で2,3番手グリッドを獲得し、8時間の決勝レースへ

No.8 Toyota GR010 - Hybrid (C)Toyota Motorsports 拡大します

2021年6月13日
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

WEC2021年シーズン第2戦ポルティマオ8時間 予選
6月12日(土)ポルトガルのポルティマオ近郊に位置するアルガルヴェ・サーキットで2021年シーズンFIA世界耐久選手権(以下、WEC)第2戦ポルティマオ8時間レースの予選が行われ、TOYOTA GAZOO Racing(以下、TGR)のGR010 HYBRIDは8号車が最前列2番手グリッド、7号車が3番手グリッドを獲得しました。

13日(日)に行われる決勝レースは、トヨタが世界トップレベルの耐久レースシリーズにグループCカーで1983年の富士1000kmでデビューして以来、100戦目となります。この記念すべき決勝レースのスターティンググリッドを決定する予選では、非常に僅差でのアタックが繰り広げられました。2台のGR010 HYBRIDは2,3番手と好位置につけ、前戦スパ6時間に続き、このポルトガルラウンドでも勝利を目指し戦います。

スパを制したセバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、ブレンドン・ハートレーのGR010 HYBRID 8号車はチェッカー目前のアタックでタイムを伸ばし、トップのアルピーヌ36号車から僅か0.094秒差の1分30秒458をマークし2番手。ディフェンディングチャンピオンであるマイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペスの7号車はトップと0.176秒差の3番手グリッドとなりました。

開幕戦スパ6時間レース後の本レースでは、GR010 HYBRIDには26kgの最低重量増加及び最高出力と使用可能エネルギー制限という性能調整が施されました。これにより、TGRは同じカテゴリーのアルピーヌ、スクーデリア・キャメロン・グリッケンハウスだけでなく、LMP2クラスの車両とも、僅差のラップタイムで争うこととなりました。

10分間の予選セッションは目まぐるしく順位が入れ替わる、非常にエキサイティングなものとなりました。新品タイヤを装着してまずコースインした7号車のコンウェイは、最初にアタックしたタイムがトラックリミット違反で抹消。一度走行したタイヤでアタックした8号車のハートレーは上位タイムに届かずこの時点では5番手。その後、2周のアタックを経てコンウェイが2番手に入りました。

セッションの残り時間が少なくなっていく中、2台のGR010 HYBRIDは一旦ピットへ戻り、新品タイヤへ交換し、ポールポジション獲得へ向け最後の一発アタック。ハートレーはチェッカーを受ける最終ラップで自身のベストラップを更新、7号車をかわして2番手に浮上。コンウェイはベストラップ更新ならず、3番手で予選を終えました。

予選上位につけたハイパーカークラス3台のタイムはコンマ2秒以下という僅差であり、ポルトガル初のWEC戦は接戦が予想されます。8時間の決勝レースは現地時間13日(日)午前11時(日本時間同午後7時)にスタートが切られます。

マイク・コンウェイ(GR010 HYBRID 7号車):
非常に接近した予選セッションでしたが、もう少し良いタイムを出せたと思っているので少し残念です。GR010 HYBRIDのポテンシャルを全て引き出すことはできませんでした。最初のアタックではトラックリミット違反を取られてしまいましたが、次のアタックラップでさらにタイムを更新するつもりであったのであまり気にしていませんでした。新品タイヤに交換し、ポール獲得へ向けた再アタックに出ましたが、グリップを最大に発揮できるまでにはもう少し時間が必要だったようです。それでも、LMP2カーより前のポジションへ出ることができたのはよかったと思いますし、決勝レースでのスタートが少し楽になるでしょう。決勝レースでは、我々GR010 HYBRIDが競争力を持っていることは分かっています。差は非常に小さく、どの車両にもチャンスがありますが、可能な限り上位でフィニッシュすべく頑張ります。

ブレンドン・ハートレー(GR010 HYBRID 8号車):
我々は新しいハイパーカーでまだ経験を積んでいる最中で、色々なことを試しています。練習走行中、新品タイヤで苦戦したので、最初のアタックは一度走行したタイヤで挑みました。この作戦が上手く行かなかったときの代案も用意してあり、それが今回は効を奏しました。最後のアタックはプレッシャーもありましたが、なんとかタイムが更新できて満足しています。最前列グリッドを獲得できたのはチームの作戦とチームワークのお陰です。本当に僅差だったので、ポールポジションも獲得可能だったとは思いますが、最終的にはアルピーヌのものになりました。彼らはよかったと思います。予選トップ3がコンマ2秒以内ということで、決勝レースも最後まで接近戦が続くと思いますが、長いレースですし、コース上の他の車両をかわしていくのも大変です。LMP2カーともタイムが僅差なので、集中し、接触しないようミス無く戦うことが大事です。8時間の決勝レースはとても長い戦いになるでしょう。

トヨタモータースポーツニュース

WEC第2戦ポルティマオ8時間 公式練習第2回目結果(総合順位)

順位 No. ドライバー名 チーム/車種 周回 ベストタイム
1 22 フィリップ・ハンソン
ウェイン・ボイド
ポール・ディ・レスタ
ユナイテッド・オートスポーツ/
Oreca 07-Gibson
41 1:31.984
2 31 ロビン・フラインス
フェルディナンド・ハプスブルク
シャルル・ミレッシ
チームWRT/
Oreca 07-Gibson
45 1:32.004
3 34 ヤコブ・シュミコウスキー
ルイ・デレトラズ
アレックス・ブランドル
インター・ユーロポル・コンペティション/
Oreca 07-Gibson
48 1:32.051
4 36 アンドレ・ネグラオ
ニコラス・ラピエール
マシュー・バキシビエール
アルピーヌ・エルフ・マトムート/
アルピーヌ A480-Gibson
40 1:32.074
5 28 ショーン・ゲラエル
ストフェル・バンドーン
トム・ブロンクヴィスト
イオタ/
Oreca 07-Gibson
48 1:32.175
7 8 セバスチャン・ブエミ
中嶋一貴
ブレンドン・ハートレー
TOYOTA GAZOO Racing/
トヨタ GR010 HYBRID
41 1:32.669
9 7 マイク・コンウェイ
小林可夢偉
ホセ・マリア・ロペス
TOYOTA GAZOO Racing/
トヨタ GR010 HYBRID
43 1:32.721



WEC第2戦ポルティマオ8時間 公式練習第3回目結果(総合順位)

順位 No. ドライバー名 チーム/車種 周回 ベストタイム
1 22 フィリップ・ハンソン
ウェイン・ボイド
ポール・ディ・レスタ
ユナイテッド・オートスポーツ/
Oreca 07-Gibson
30 1:31.628
2 36 アンドレ・ネグラオ
ニコラス・ラピエール
マシュー・バキシビエール
アルピーヌ・エルフ・マトムート/
アルピーヌ A480-Gibson
34 1:31.652
3 28 ショーン・ゲラエル
ストフェル・バンドーン
トム・ブロンクヴィスト
イオタ/
Oreca 07-Gibson
31 1:31.765
4 709 ライアン・ブリスコー
ロマン・デュマ
リチャード・ウェストブルック
グリッケンハウス・レーシング/
グリッケンハウス 007 LMH
33 1:31.916
5 8 セバスチャン・ブエミ
中嶋一貴
ブレンドン・ハートレー
TOYOTA GAZOO Racing/
トヨタ GR010 HYBRID
36 1:31.974
9 7 マイク・コンウェイ
小林可夢偉
ホセ・マリア・ロペス
TOYOTA GAZOO Racing/
トヨタ GR010 HYBRID
29 1:32.310



WEC第2戦ポルティマオ8時間 公式予選結果(総合順位)

順位 No. ドライバー名 チーム/車種 ベストタイム
1 36 アンドレ・ネグラオ
ニコラス・ラピエール
マシュー・バキシビエール
アルピーヌ・エルフ・マトムート/
アルピーヌ A480-Gibson
1:30.364
2 8 セバスチャン・ブエミ
中嶋一貴
ブレンドン・ハートレー
TOYOTA GAZOO Racing/
トヨタ GR010 HYBRID
1:30.458
3 7 マイク・コンウェイ
小林可夢偉
ホセ・マリア・ロペス
TOYOTA GAZOO Racing/
トヨタ GR010 HYBRID
1:30.540
4 28 ショーン・ゲラエル
ストフェル・バンドーン
トム・ブロンクヴィスト
イオタ/
Oreca 07-Gibson
1:31.210
5 38 ロベルト・ゴンザレス
アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ
アンソニー・デビッドソン
イオタ/
Oreca 07-Gibson
1:31.255

|

« INDY:Rd.7デトロイトグランプリ レース1結果 | トップページ | WEC:Rd.2ポルティマオ レース結果 »