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2021年7月17日 (土)

WEC:TOYOTA GAZOO Racing、GR010 HYBRIDがモンツァ超高速コースで順調なスタート

No.7 Toyota GR010 HYBRID (C)WEC 拡大します

2021年7月17日
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

WEC2021年シーズン第3戦 モンツァ6時間 公式練習1回目
7月16日(金)、イタリアのモンツァ・サーキットで、FIA世界耐久選手権(WEC)第3戦モンツァ6時間レースの公式練習が行われました。今季、開幕から2連勝を飾ったTOYOTA GAZOO Racing(以下TGR)は、新型ハイパーカー GR010 HYBRIDと共に3連勝を目指します。

マイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペスの3名がドライブするGR010 HYBRID 7号車は、開幕戦スパで3位、前戦ポルティマオでは2位でフィニッシュ。このイタリアラウンドで今季初勝利を目指す7号車は、初日の公式練習で1分38秒401のトップタイムをマークし、幸先の良いスタートを切りました。

開幕2戦を連勝で飾った、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、ブレンドン・ハートレーのGR010 HYBRID 8号車は、トップから0.134秒遅れの2番手タイム。今大会から参戦車両が1台増えたハイパーカーカテゴリーは、このセッションで5台全車が0.684秒内という僅差となっており、エキサイティングな戦いが期待されます。

ここモンツァは世界でも最も古いレースサーキットのひとつですが、TGRにとってWECではあまり馴染みのないコースで、近年唯一の走行は2017年のプロローグテストにおける2日間のみです。このモンツァは昨年、WRCイベントも行われており、このWECの公式練習走行を経たことで、TGRにとってラリーと耐久の両イベントに参加した、珍しいコースということになります。

GR010 HYBRIDにとって初走行となったモンツァでの最初の公式練習セッションは、次戦ル・マン24時間のコースに似た超高速なレイアウトでGR010 HYBRIDがどのような挙動を示すのかを確認する重要な機会となりました。GTカーのアクシデントによる15分間にわたる赤旗中断がありましたが、終盤セッションが延長されたことで、チームは予定されていたプログラムをこなしました。

終盤軽い雨に見舞われたこのセッションで、チームはタイヤの分析に加え、様々な空力及びブレーキのセッティングを評価。この週末は暑くなることが予想され、タイヤ摩耗がレースにおける重要な要素となることが予想されます。

エンジニアとドライバーは本日の走行で得られたデータを解析し、セットアップを最適化、17日(土)の2度の練習走行に臨みます。この練習走行に続き、決勝のスターティンググリッドを決定する予選が行われ、6時間で争われる決勝レースは18日(日)の現地時間正午(日本時間午後7時)にスタートが切られます。

小林可夢偉(GR010 HYBRID 7号車):
イタリアで再び走ることができてとても嬉しいです。私にとって、ヨーロッパでレースキャリアをスタートし、当時住んでいたのもイタリアなので、ふるさとのような感じもあり、コースもよく知っていますし、ここでのレースは楽しいです。私自身モンツァでレースを戦うのは2014年以来なので、再びここでレースができるのは本当に最高です。今日の練習走行では、週末へ向けてのGR010 HYBRIDのセットアップ改良を行い、順調な一日でした。

マイク・コンウェイ(GR010 HYBRID 7号車):
まだ最初の練習走行を終えただけですが、このコースにおけるGR010 HYBRIDのセットアップベストとなる方向性を理解しようとしている段階です。上位勢のタイムが非常に接近していることから、方向性は間違っていないと思います。スパやポルティマオとは全く異なるキャラクターのサーキットなので、正しいセットアップの方向性を見出すために、まだやることはあるでしょう。とは言え、まずまずの良いレースウィークをスタートすることができました。

ホセ・マリア・ロペス(GR010 HYBRID 7号車):
モータースポーツへの情熱を常に感じられ、私にとってレースキャリアをスタートした場所でもあるモンツァに戻ってこられて素晴らしい気分です。今日はとてもスムーズな一日でした。セットアップを最適化するためにまだやるべきことはありますが、TGRの2台がトップ2のタイムをマークでき、良いスタートが切れたと思います。明日も更なるパフォーマンスを引き出すべく、作業を続けます。

中嶋一貴(GR010 HYBRID 8号車):
モンツァに戻れて嬉しいですし、GR010 HYBRIDでの初走行を楽しみました。私が担当したスティントでは雨粒が落ちてきてしまったり、コース上の混雑に阻まれたりと、簡単ではありませんでしたが、全体としては上手く行ったセッションでした。明日はもっと多くの周回をこなし、最大の目的である決勝レースへの準備を進めたいと思っています。

セバスチャン・ブエミ(GR010 HYBRID 8号車):
GR010 HYBRIDはまだ2戦しか戦っていない新しい車両であり、学ぶべきことは沢山あります。私自身は、2017年のプロローグテストに参加できなかったため、耐久レースのプロトタイプ車両でモンツァを走るのは初めてですが、とても楽しんでいます。終盤僅かな雨に見舞われたのは残念でしたが、週末へ向けてまずまずのスタートが切れました。これから全ての面で調整していかなくてはなりません。

ブレンドン・ハートレー(GR010 HYBRID 8号車):
とてもクリーンなセッションでしたし、ハイパーカーカテゴリー車のタイムが非常に接近しているのは良いことです。2台のGR010 HYBRIDは異なるテストをこなし、大きな問題はありませんでした。我々は常にGR010 HYBRIDの改良を続けており、走行を重ねるごとにクルマは良くなっています。様々なセッティングでのテストをこなしたことで、かなり仕上がって来ていると思いますし、感触は良いです。

トヨタモータースポーツニュース


WEC第3戦モンツァ6時間 公式練習第1回目結果(総合順位)
順位 No. ドライバー名 チーム/車種 周回 ベストタイム
1 7 マイク・コンウェイ
小林可夢偉
ホセ・マリア・ロペス
TOYOTA GAZOO Racing/
トヨタ GR010 HYBRID
45 1:38.401
2 8 セバスチャン・ブエミ
中嶋一貴
ブレンドン・ハートレー
TOYOTA GAZOO Racing/
トヨタ GR010 HYBRID
45 1:38.535
3 36 アンドレ・ネグラオ
ニコラス・ラピエール
マシュー・バキシビエール
アルピーヌ・エルフ・マトムート/
アルピーヌ A480-Gibson
37 1:38.553
4 709 ロマン・デュマ
フランク・マイルー
リチャード・ウェストブルック
グリッケンハウス・レーシング/
グリッケンハウス 007 LMH
18 1:39.042
5 708 ルイス・フェリペ・デラーニ
グスタボ・メネゼス
オリビエ・プラ
グリッケンハウス・レーシング/
グリッケンハウス 007 LMH
37 1:39.085

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