NASCAR:Rd.31タラデガ2 (PLAYOFFS ROUND OF 12) スターティングラインナップ
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CAMPING WORLD TRUCK SERIES 第19戦
HATTORI RACING ENTERPRISES (HRE)は、Car #16「Weins Canada TOYOTA TUNDRA」でCAMPING WORLD TRUCK SERIES第19戦に参戦した。10番手スタートから着実にポジションを上げ、第2ステージを4番手でチェッカーを受ける。最終ステージではトップ争いを展開、最終ゴール直前のリスタートでスリーワイドでトップに並ぶも及ばず10位でチェッカー。今季13回目のトップ10フィニッシュを飾り、チームランキングトップとのポイント差を縮める。
Victoriaʼ s Voice Foundation 200 Presented by Westgate Resorts
134周 (201miles)323.47km
決勝の舞台となる LAS VEGAS MOTOR SPEEDWAY は、ネバダ州・ラスベガス市街地の一番端に位置する、1周1.5マイル(2.41km)のオーバルコース。バンク角は20度と強めであるが、プログレッシブバンクと呼ばれアウトラインに寄るほどバンク角が高くなっているため、他の1.5マイルオーバルトラックほどアウトラインが不利にならないのも特徴。周回平均190mph(304km/h)余り、ターン1入り口で200mph(320km/h)に達するという、高速インターミディエイトオーバルである。
今回のレースのスポンサーであるWeins Canada Inc.は、1973年に横浜トヨペットがトヨタの国内販売店として初めて海外に進出、カナダ・オンタリオ州トロント市近郊に拠点を置きTOYOTA、LEXUS等9ブランド、15店舗を展開、1,300人超の従業員を擁する自動車販売グループ。トヨタディーラーでは、「DON VALLEY NORTH TOYOTA」、「MARKVILLE TOYOTA」、「THORNHILL TOYOTA」の3拠点を有し、その中で「DON VALLEY NORTH TOYOTA」は、カナダ国内No.1のトヨタディーラーへ成長している。
決 勝 9月24日 (金) 18 : 00~
9月24日(金)、ネバダ州のLAS VEGAS MOTOR SPEEDWAYでNASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES第19戦「Victoriaʼ s Voice Foundation 200 Presented by Westgate Resorts」が開催された。今回のレースでも、前戦同様に決勝レースのみを行なうレースフォーマットとなり、決勝グリッドは前戦のレース結果からの抽選により10番手からオースティンはスタートをきることとなった。
今回のレースは、第1ステージが30周目、第2ステージが60周目の各チェッカーの後、最終ステージ134周目のゴールを目指す。午後6時にグリーンフラッグが振られ134周(201マイル/323.47km)で争う決勝レースがスタート。5列目、アウト側からオープニングラップで8番手に順位を上げるも直ぐに後続車のクラッシュによるイエローコーションとなる。9周目にリスタートが切られると7~9番手の一進一退の混戦から9番手で第1ステージのチェッカーを受ける。このステージブレイクでは給油と4本のタイヤ交換、セッティング変更を施してコースに戻し、12番手から第2ステージへと向かう。
37周目にリスタートのグリーンフラッグが振られ残り23周の第2ステージのチェッカーを目指す。オースティンはポジションを上げて10番手争いを展開。第2ステージのチェッカーまで僅かとなった52周目に再び4回目のイエローコーションが出されるとチームはピットインを指示して給油と4本のタイヤ交換、セッティング変更を施してコースに戻し18番手から残り4周のリスタートを切る。オースティンはスタートダッシュを決めて一気に10番手にジャンプアップし、60周目には7番手に上げてチェッカーを受けて貴重なポイントを積み重ねる。このステージブレイクでは直前のイエローコーションでピットインをしていないトップグループのマシンが続々とピットに向かう中、コースに留まり3番手から最終ステージのリスタートへと向かう絶好の展開となる。
67周目に最終ステージのグリーンフラッグが振られ再びスタートダッシュを決めて2番手にポジションを上げ、トップの背後に迫る。70周目のターン3でイン側からついにトップに躍り出るが、翌周に後方でPlay-Offのトップ3台を巻き込む大クラッシュが発生、イエローコーションが出される。チームはトップでピットに入れるこのタイミングでピットインを指示。給油と4本のタイヤ交換、セッティング変更を行い素早くコースに戻し9番手からリスタートを迎える。ここでもスタートダッシュを決めたオースティンは一気に3番手にアップすると、直ぐに2番手に上げてトップ争いに加わるも、周回を重ねるとフロントタイヤからバイブレーションが発生、スピードが伸びず8回目のイエローコーションまでに7番手まで後退してしまう。チームはこのコーションを利用してバイブレーションが出ているタイヤ交換を行い9番手からリスタートするとマシンは息を吹き返し4番手に順位を上げてトップを追う展開となるが、125周目この日最後となるコーションが出されレースは残り3周の緊迫した勝負となる。最後のリスタートを2列目アウト側からスタートしたオースティンは素晴らしいスタートを決め、バックストレートでトップ2台のマシンの間に分け入り3ワイドからトップに躍り出たように見えた。しかしオースティンの後方を追いかけるマシンが左右に分かれた為、オースティンは単独での走行となってしまいマシンの加速が鈍り、一気に後続集団に飲み込まれてしまい、最終的には10位でのチェッカーとなった。
しかしながら今シーズン13回目のトップ10フィニッシュとなり、チームタイトル争いではトップとのポイントの差を縮める事に成功したチームとオースティン。次戦は2.5マイル高速SuperspeedwayのTalladega。一瞬の油断も許されないハイスピードコースにチームタイトル獲得を目指し引き続き臨む。
チーム代表 : 服部茂章
Weins Canadaのマシンで昨年に続いて連続優勝を狙いましたが僅かに届きませんでした。高速で周回するオーバルレースの駆け引きは非常に微妙で、集団走行時に後ろにマシンがいない1台だけの走行になると単独で空気の影響を受けてスピードが下がり、数台で連なって走行している集団について行けません。最後のリスタートではトップで3ワイドの中心にいたオースティンの後ろに後続のマシンがいなかった為、空気を単独で受けて減速してしまい優勝する事ができませんでした。しかしタイトルを争っている上位チームがクラッシュに巻き込まれてポイントを落としたのでドライバータイトル、チームタイトル共に混沌としています。残り3戦の成績次第では十分にチームタイトルの獲得が可能なポジションにいますので最後まで全力を尽くして戦いたいと思います。
CAMPING WORLD TRUCK SERIES 第19戦 結果
CAR# 16
ドライバー Austin Hill
スタートポジション 10位
決 勝 10位
チームランキング 4位
レースの模様は「FOX Sports1」にて全米、カナダ、ラテンアメリカで9月24日(金)18:00(現地時間)より生中継された。HREは10月2日(土)アラバマ州・TALLADEGA SUPERSPEEDWAYにて開催されるNASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES 第20戦に参戦する。
Vertex Sportsプレスリリース
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ソチでのFIA F3レース2はキャンセルとなった。
ソチオートドロームの悪天候が続くため、FIAフォーミュラ3レース2は今日の午後に予定されていた開催はなくなった。
レースは現地時間13時40分に予定されていたが、レースはキャンセルされた。
レース3は、明日の現地時間09:55に予定どおりに開催され、金曜日の予選結果に従ってトライデントのジャック・ドゥーハンがポールからスタートする。
FIA Formula3 プレスリリース
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ソチオートドロームでのFIAフォーミュラ2スプリントレース1の本日の延期に続いて、新しいタイムテーブルが発行されました。 レースは現地時間16.45に行われます。
スプリントレース2はありません。フィーチャーレースは明日現地時間の11.20に開催され、スタートグリッドは金曜日の予選結果によって決定されます。
FIA Formula2 プレスリリース
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> 2021.09.22(水)
TOYOTA GAZOO Racing(以下TGR)は、サウジアラビアを舞台として2022年1月2日にスタートを切るダカールラリー2022に、4台体制で参戦します。2021年大会に引き続き、ナッサー・アル-アティヤ/マシュー・ボーメル組をリーダーに、ジニエル・ド・ヴィリエールがデニス・マーフィをナビゲーターに、そして、2回目のダカール挑戦となるヘンク・ラテガン/ブレット・カミングス組、シャミア・ヴァリアワは新たに加わるダニー・スタッセンとのコンビという4台。TGRのダカールチームは、これまでのT1カテゴリーを拡張する形で設定されたT1+カテゴリーに適合する、ダカール仕様のハイラックスを開発しました。このプロトタイプ車両は、開発中のカーボンファイバーボディのままテストを行っており、最終的なカラーリングは2021年終盤に発表される予定です。
2021年大会での経験を踏まえ、チームはアル-アティヤ/ボーメル組のように経験豊富なスペシャリストと、ラテガンのような前途有望な若き才能の組み合わせでこの世界で最も過酷なイベントに挑みます。ヴァリアワも2021大会での21位という結果よりもさらに上位を目指します。
2019年にハイラックスでトヨタに初のダカールラリー総合優勝をもたらしたアル-アティヤ/ボーメル組は、2021年5月に行われたアンダルシアラリー、そして7月のバハ・スペイン・アラゴンという2つのクロスカントリーラリーで優勝。3年連続でFIAクロスカントリーラリー選手権のチャンピオンに輝いたアル-アティヤは、ダカールラリー2022で自身4度目の総合優勝を目指します。南アフリカ出身のド・ヴィリエール/マーフィ組は、地元南アフリカのクロスカントリーシリーズ(SACCS)で成功を収めてきており、この戦いをテストベッドとして、ダカール仕様ハイラックスの開発を継続しています。このコンビは全7戦で争われているSACCSで、3戦を終えた時点でタイトル争いをリードしています。
2021大会では、初出場ながら序盤総合4位に浮上する速さを見せるも、ステージ5でクラッシュを喫しリタイアとなったラテガン/カミングス組は、経験豊富なチームメイトとの参戦により、更なる速さを示すチャンスです。SACCSで何度も勝利を挙げてきたヨハネスブルグ出身の若きラテガンは、初参戦のダカールラリーで注目を浴びることとなりましたが、来るダカールラリー2022でもその経験を活かした走りが期待されます。
そして4台目は、共に南アフリカ出身のヴァリアワ/スタッセン組。ヴァリアワは南アフリカで何度もチャンピオンを獲得してきており、TGRの一員として参戦した2021大会では自身初の完走を果たしました。2022年大会では、新たにナビゲーターとしてスタッセンを起用。スタッセンは初のダカール出場ですが、このコンビはSACCSに参戦してきており、良いコンビとして戦えるでしょう。
TOYOTA GAZOO Racingの理念である「もっといいクルマづくり」に基づき、チームはハイラックスの改良を続けており、2022年のダカールラリーへ向けて、チームは最新のレギュレーションにあわせて開発したハイラックスを投入します。新カテゴリーT1+に適合させたハイラックスは、2018年に最初のバージョンが開発され、2019年にダカール制覇を成し遂げた、実績ある既存のハイラックスをベースにしていますが、タイヤは32インチから37インチへと大径化すると共に、トレッドは245mmから320mmへと拡げられ、サスペンションストロークも280mmから350mmへ伸ばされるなど、シャシー周りは大きく変更されました。
また、エンジンは発売されて間もない新型ランドクルーザー300 GR-Sへ搭載されたV6ターボエンジンベースへと変更。このエンジンは市販状態で305kW(約415馬力)の出力を毎分5200回転、650Nmのトルクを毎分2000回転で発揮しますが、ラリー仕様はさらにチューニングにより高出力化されます。
TGRはWECチーム及びWRCチームがそれぞれのカテゴリーで記念すべき勝利を挙げており、今後発表される予定の新型ハイラックスへの注目度も高まっています。WECチームがサーキットで、WRCチームが公道ラリーコースの場で活躍しているのと同様、ラリーレイドチームによる、世界で最も有名なクロスカントリーラリーレイドであるダカールラリーでの活躍に期待がかかります。
ダカールラリー2022は今年もサウジアラビア1国を舞台とし、その砂漠地帯を時計回りに回るルートで開催されます。ラリーは1月2日に、サウジアラビア北部の都市ハイールをスタートし、南下してエンプティクォーターへと向かいます。スケジュール中間となる1月8日にはサウジアラビアの首都リヤドでの休養日が設けられています。そして、ラリーは南西へとルートを取り、1月14日にジェッダでフィニッシュを迎えます。
ラリーのスタート前日、ハイールで行われるプロローグランで、ステージ1のスタート順を決定します。ルート上には2度にわたるループステージが用意されているということですが、その詳細はまだ主催者からは発表されていません。そして、伝統的なマラソンステージも用意されており、メインのビバーク地をスタートし、ステージを戦った後、サポートのないキャンプ地で一夜を過ごし、そのまま次のステージを戦い終えるまで、メインビバークでのテクニカルサポートは受けられません。このマラソンステージはラリーの結果に大きな影響を及ぼすことの多い難関となります。
ダカールラリー2022の最終的なルートはまだ発表されていませんが、その路面状況は2020年及び2021年大会と似たものになると予想されています。
トヨタモータースポーツプレスリリース
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Rd. | Date | Circuit/Course | Oval/Road Course/Street Circuit |
1 | 02月27日 | セントピータースバーグ市街地 | S |
2 | 03月20日 | テキサス・モータースピードウェイ | O |
3 | 04月10日 | ロングビーチ市街地 | S |
4 | 05月01日 | バーバー・モータースポーツパーク | R |
5 | 05月14日 | インディアナポリス・モータースピードウェイ(ロードコース) | R |
6 | 05月29日 | 第106回インディアナポリス500 | O |
7 | 06月05日 | ベルアイルパーク・レースウェイ | S |
8 | 06月12日 | ロードアメリカ | R |
9 | 07月03日 | ミッドオハイオ・スポーツカーコース | R |
10 | 07月17日 | トロント市街地 | S |
11 | 07月23日 | アイオワ・スピードウェイレース1 | O |
12 | 07月24日 | アイオワ・スピードウェイレース2 | O |
13 | 07月30日 | インディアナポリス・モータースピードウェイ(ロードコース) | R |
14 | 08月07日 | ナッシュビル市街地 | S |
15 | 08月20日 | ワールドワイドテクノロジー・レースウェイ | O |
16 | 09月04日 | ポートランド・インターナショナルレースウェイ | R |
17 | 09月11日 | ウェザーテック・レースウェイ・ラグナセカ | R |
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CAMPING WORLD TRUCK SERIES 第18 戦
HATTORI RACING ENTERPRISES (HRE)は、Car # 16「AISIN TOYOTA TUNDRA」でCAMPINGWORLD TRUCK SERIES第18戦に参戦した。第1・第2ステージではトップ争いの好走を見せてポイントを重ねるも、レース残り10周での痛恨のクラッシュで完走ならず。ノーポイントでPlay-Off第2ラウンドへの進出は叶わず。
UNOH 200 presented by Ohio Logistics
200周 (106.6miles)171.5km
決勝の舞台となるBRISTOL MOTOR SPEEDWAYは、テネシー州ブリストルに位置する1周0.533マイル(858m)のショート・オーバル・コース。198mという短い2本のストレートとタラデガ、デイトナに次ぐ最大28度という深いバンク角のターンで構成されるハイスピード・トラック。レース中ドライバーは連なるクルマをかき分けながら、バンクを利用しアクセルほぼ全開でコースを走る。路面がコンクリートで滑りやすいため丁寧なマシンコントロールが要求され、コーションが多いことから瞬時の判断力やリスタート能力も必要となり、セッティング、ドライビングいずれの能力も問われる難易度の高いトラックである。ドライバー達はこの難コースを1周わずか16秒で駆け抜ける。
今回のレースのスポンサーであるアイシンは世界207社からなる自動車関連部品メーカー。経営理念に「“移動”に感動を、未来に笑顔を。」を掲げ、モビリティやエネルギー関連事業などの商品・サービスや新たなイノベーションにより、2050年カーボンニュートラルの実現をはじめとしたさまざまな社会課題を解決し、感動と笑顔にあふれる社会を実現するソリューションカンパニーをめざしている。
決 勝 9月16日(金) 21 : 00~
9月16日(木)、テネシー州のBRISTOL MOTOR SPEEDWAYでNASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES第18戦「UNOH 200 presented by Ohio Logistics」が開催された。今回のレースは、フリー走行、予選は行われず、決勝レースのみを行なうレースフォーマットとなり、決勝グリッドは前戦のレース結果からの抽選により10番手からオースティンはスタートをきることとなった。午後9時00分にグリーンフラッグが振られ200周(106.6マイル/171.5km)で争う決勝レースがスタート。今回のレースは、第1ステージ/55周、第2ステージ/110周の各チェッカーの後、最終ステージ200周目のゴールを目指す。5列目アウト側から好スタートを決め直ぐに8番手にポジションを上げトップへの追走を開始するも、4周目には後続車のクラッシュによりイエローコーションが出され高速ショートオーバルBristolならではの荒れた展開が始まる。このリスタートで6番手に上げると2回のイエローコーションを挟んで更に順位を上げ、2位で55周目の第1ステージのチェッカーを受け貴重なポイントを獲得する。ステージブレイク直前のイエローコーション時に給油、タイヤ交換のピットインを済ませ、第2ステージのスタートポジションを有利にする作戦を取っていたマシンが多くいた為、チームはタイヤ交換なしの1ストップ作戦に切り替えオースティンにコースに留まる様に指示、2番手から第2ステージのスタートを迎える。
43周で争われる第2ステージのリスタートを見事に決めたオースティンは2番手でトップを追いかけるも、第1ステージから交換をしていないタイヤは90周あたりからグリップを失い100周目には3番手にポジションを落とす。ここからオースティンは周回遅れを巧みに利用して後続からのプレッシャーに耐え続け110周目の第2ステージのチェッカーを3番手で受けて、更に貴重なポイントを積み重ねPlay-offの戦いで大きなアドバンテージを得る。しかし、この日初めてとなるステージブレイクでのピットインで痛恨のピットスピード違反を犯してしまい、ペナルティにより同一周回の最後尾21番手から最終ステージを迎えるという緊迫した事態となった。122周目に最終ステージのグリーンフラッグが振られるとチームからの指示通り、慎重に1台ずつ追い抜きを続け154周目には14番手にアップ、180周目に出された10回目のイエローコーション時には11番手とトップ10まであと僅かな順位まで挽回する。この時点でPlay-offのポイント争いは第1、2ステージで獲得したポイントが大きなアドバンテージとなり6位まで順位が上がり、8人の選手が駒を進めるPlay-off 第2ラウンドへの進出は確実に思われた。しかしこのリスタートでアウト側のレーンを選択したオースティンはスタート後に失速した前車に詰まってしまい好スタートを切ったイン側のマシンに抜かれてしまう。その後ターン4の立ち上がりでパスされたマシンを抜きにイン側にレーンチェンジすると後続マシンの右フロントがオースティンの左後部に接触、車両はコントロール不能状態となりスピンしながらイン側のコンクリートウォールに激しくクラッシュ。ウォールに弾かれた車両はコースを横切り、後続車数台を巻き込む多重クラッシュとなりコース上にストップ、レースはそのまま中断となってしまう。幸いオースティンに怪我はなかったものの、車両に大きなダメージを負って残り10周のところでレースを終える事となりポイントの獲得はならず。残念ながらPlay-Off 第2ラウンドへの進出は叶わぬ結果となった。ラスト10周までPlay-off 第2ラウンド進出を確実にしていたオースティンだったが痛恨の判断ミスにより今年もドライバーチャンピオンの獲得は叶わぬ結果となった。しかしチームチャンピオンシップにおいてHREは現在3位の位置につけており、残り4戦の戦いでチームタイトルの獲得を目指し全力で挑む。次戦は、昨年も優勝を遂げている得意なLas Vegas Motor Speedway。まだ可能性の残るチームチャンピオンシップでのチャンピオン獲得を目指し、Las Vegasでの2年連続優勝に挑む。
チーム代表 : 服部茂章
Bristolではこれまで結果が出ておらず、チームはデータの解析から今までとは全く違うマシンをレースに持ち込みました。練習走行のない中ではかなりのリスクがありましたがチームメンバー全員が深夜まで作業をしている姿を見て必ず結果に繋がると思っていましたが、最終的には非常に残念な結果となってしまいました。オースティンもチームに合流して3年が経ち、レースに勝てるドライバーに成長しましたが、チャンピオンが取れるドライバーには達していない事を痛感しました。緊迫した局面で彼にも大きなプレッシャーがかかっていたと思いますが、1ポイントを争う戦いの中では1ミスもおかせないという事を彼も身をもって痛感したと思います。残念ながら2018年以来のドライバーチャンピオンの獲得はなりませんでしたが、現在3位のチームタイトル獲得に向け全力で戦いますので、引き続き応援よろしくお願い申し上げます。
CAMPING WORLD TRUCK SERIES 第18戦 結果
CAR# 16
ドライバー Austin Hill
予 選 10位
決 勝 24位
ランキング 10位
レースの模様は「FOX Sports1」にて全米、カナダ、ラテンアメリカで9月16日(木)午後9:00 (現地時間)より生中継された。
HREは9月24日(金)ネバダ州・Las Vegas Motor Speedwayにて開催されるNASCAR CAMPING WORLD Truck Series 第19戦に参戦する。
Vertex Sportsプレスリリース
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CALENDARIO NASCAR CUP SERIES 2022 | |||
Rd. | Date | Race | Day of week |
02月06日 | Clash (L.A. Memorial Coliseum) | Sunday | |
02月17日 | Duel at Daytona | Thursday | |
1 | 02月20日 | Daytona 500 | Sunday |
2 | 02月27日 | Auto Club | Sunday |
3 | 03月06日 | Las Vegas | Sunday |
4 | 03月13日 | Phoenix | Sunday |
5 | 03月20日 | Atlanta | Sunday |
6 | 03月27日 | COTA | Sunday |
7 | 04月03日 | Richmond | Sunday |
8 | 04月09日 | Martinsville | Saturday |
9 | 04月17日 | Bristol Dirt | Sunday |
10 | 04月24日 | Talladega | Sunday |
11 | 05月01日 | Dover | Sunday |
12 | 05月08日 | Darlington | Sunday |
13 | 05月15日 | Kansas | Sunday |
05月22日 | All-Star (Texas) | Sunday | |
14 | 05月29日 | Charlotte | Sunday |
15 | 06月05日 | World Wide Technology Raceway | Sunday |
16 | 06月12日 | Sonoma | Sunday |
17 | 06月26日 | Nashville Superspeedway | Sunday |
18 | 07月03日 | Road America | Sunday |
19 | 07月10日 | Atlanta | Sunday |
20 | 07月17日 | New Hampshire | Sunday |
21 | 07月24日 | Pocono | Sunday |
22 | 07月31日 | Indianapolis Road Course | Sunday |
23 | 08月07日 | Michigan | Sunday |
24 | 08月14日 | Richmond | Sunday |
25 | 08月21日 | Watkins Glen | Sunday |
26 | 08月27日 | Daytona | Saturday |
27 | 09月04日 | Darlington | Sunday |
28 | 09月11日 | Kansas | Sunday |
29 | 09月17日 | Bristol | Saturday |
30 | 09月25日 | Texas | Sunday |
31 | 10月02日 | Talladega | Sunday |
32 | 10月09日 | Charlotte Roval | Sunday |
33 | 10月16日 | Las Vegas | Sunday |
34 | 10月23日 | Homestead-Miami | Sunday |
35 | 10月30日 | Martinsville | Sunday |
36 | 11月06日 | Phoenix | Sunday |
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CAMPING WORLD TRUCK SERIES 第17戦
HATTORI RACING ENTERPRISES (HRE)は、Car # 16「IBARAKI TOYOPET TOYOTA TUNDRA」でCAMPING WORLD TRUCK SERIES第17戦に参戦した。予選7番手スタートからスピードが上がらず苦しい展開が続くなか、最後は粘りの走りで12位フィニッシュ。Playoff第1ラウンドは1戦を残し5ポイント差のカットオフライン上まで追い詰められる。
In It To Win It 200
147周 (200miles)321.8km
決勝の舞台となるDARLINGTON RACEWAYは、サウスカロライナ州ダーリントン市にある1周1.366マイル(約2,186m)のオーバルコース。ターン1~2と3~4の曲率が違い、バンク角も3~4の23度に対し25度と角度が付いている。コース幅は広いが、外側でバンク角が増す丼状のプログレッシブバンクを持つ非常に独特のレイアウトである。タイヤの摩耗が激しく、タイヤマネージメントと戦略が勝敗の鍵を握る。1950年にNASCARレースが初開催された歴史の長いサーキットである。
今回のレースのスポンサーである茨城トヨペット株式会社は、茨城県水戸市に本社を置くトヨタ販売店。茨城県内にトヨタ・LEXUSの38店舗を展開し、700人超の従業員を擁するトヨタディーラー。創業は1956年で、長きにわたり地域に密着した企業である。また、2014年より「IBARAKI TOYOPET RACING TEAM」としてTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceに参戦、会社全体でモータースポーツを盛り上げている。
決 勝 9月5日 (日) 13 : 30~
9月5日(日)、サウスカロライナ州のDARLINGTON RACEWAYでNASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES第17戦「In It To Win It 200」が開催された。今回のレースでも、前戦同様に決勝レースのみを行なうレースフォーマットとなり、決勝グリッドは前戦のレース結果からの抽選により7番手からオースティンはスタートをきることとなった。
今回のレースは、第1ステージが45周目、第2ステージが90周目の各チェッカーの後、最終ステージ147周目のゴールを目指す。午後1時30分にグリーンフラッグが振られ147周(200マイル/321.8km)で争う決勝レースがスタート。4列目、イン側からスタートしたオースティンだったが、スピードが上がらず得意のコースで序盤から苦戦を強いられる。チームは15周目に出された最初のイエローコーションでピットインを指示し、マシンチェックと共にサスペンションに調整を加えてオースティンをコースに送り出す。
33番手から再スタートしたオースティンは22位まで順位を上げて第1ステージのチェッカーを受ける。チームはこのステージブレイクのイエローコーションでマシンに大幅な調整を加えると共にタイヤ交換と給油を済ませ17位で第2ステージの再スタート位を迎える事になる。
再スタートとともにアウト側から果敢に前車の攻略を試みるオースティンだったが引き続き思うようにスピードが上がらず15位前後での周回が続く。チームは69周目に出されたイエローコーションで再び大幅なマシン調整を加えるためにオースティンにピットインの指示を出す。ここでの調整は今までにない大幅な変更をマシンに加え、25位で再スタートを迎えるが引き続きハンドリングの改善には繋がらず、15位までポジションを上げて第2ステージのチェッカーを受ける。
これまで第1、第2ステージでポイントを獲得していないチームは給油とタイヤ交換に加えスピードアップを目指して更なる大幅な変更をマシンに施し14位でオースティンを最終ステージに送り出す。再スタートと共にマシンのハンドリングに改善の兆しが見えたオースティンは着実にポジションを上げて行くが後続のスピンで10周後にイエローコーションとなる。マシン改善の方向性を掴んだチームはここで更なるマシンへの調整と温存していた新品タイヤへの交換のため、再度オースティンをピットに呼び勝負をかける。レースは残り32周、オースティンはハンドリングが改善されたマシンと新品タイヤのアドバンテージを生かして追い上げを開始するが、上位との差は思うように詰まらず、12位まで順位を挽回してチェッカーを受けた。
Playoff 第1ラウンドは次戦のBristol戦で10人から8人のドライバーに絞られるが、今回のレース結果によりオースティンは9位のドライバーに5ポイント差の8位で第1ラウンドの最終レースを迎える事となった。次戦のレース会場となるBristolは奇しくもここ数年チームが最も苦戦を強いられているハイバンクのショートオーバルでのレースとなる。2018年以来のシリーズチャンピオン獲得を目指すチームとオースティンが土俵際まで追い詰められた土壇場の戦いで、どの様なレースを見せるかに注目が集まる。
チーム代表 : 服部茂章
Playoffに入る前の2連勝でシリーズ2位のポジションでPlayoff に入りましたが2戦続けてポイントを落としてしまいカットライン上の8位まで順位が下がってしまいました。9位の選手とは5ポイント差で次戦のBristolを戦うことになります。ここがシリーズチャンピオン奪回に向けて最初の大きな難関になりますので、チーム一丸となって全力で突破したいと思います。
CAMPING WORLD TRUCK SERIES 第17戦 結果
CAR# 16
ドライバー Austin Hill
予 選 7位
決 勝 12位
ランキング 8位
レースの模様は「FOX Sports1」にて全米、カナダ、ラテンアメリカで9月5日(日)13:30(現地時間)より生中継された。HREは9月16日(木)テネシー州・BRISTOL MOTOR SPEEDWAYにて開催されるNASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES 第18戦に参戦する。
Vertex Sports プレスリリース
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FIA フォーミュラ3シリーズは、今月末にアメリカ・オースチンで開催予定だった最終戦をロシア・ソチに変更することを発表した。
F3最終戦はF2第6戦との併催イベントとして3レースが行われる。
オースチンでのF3ラウンドは単独開催であり、ロジスティックのコストが変更の要因とされている。
シリーズでは来年以降のアメリカでのレース開催を目指すとしている。
2021 FIA Formula 3 ChampionshipTM Provisional Calendar* | |||
Rd. | Date | Circuit | Country |
1 | 05月07日-09日 | バルセロナ | スペイン** |
2 | 06月25日-27日 | ル・キャステル | フランス |
3 | 07月02日-04日 | シュピールベルク | オーストリア |
4 | 07月30日-08月01日 | ブダペスト | ハンガリー |
5 | 08月27日-29日 | スパ・フランコルシャン | ベルギー |
6 | 09月03日-05日 | ザンドフールト | オランダ |
7 | 09月24日-26日 | ソチ | ロシア |
*To be approved by the WMSC | |||
**Subject to contract |
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