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2022年1月15日 (土)

DAKAR:ワン・ツー・フィニッシュで市販車部門9連覇を達成 ランドクルーザー200が有終の美を飾る (TLC)

(C)TLC
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STAGE 12 & GOAL CEREMONY1月14日(金)

戦況
1月14日(金)、ダカールラリー2022はサウジアラビアのビーシャ~ジェッダ間で166.57㎞の最終SS(競技区間)を実施してゴール。その後ジェッダの海岸沿いのF1サーキットのコース上に設けられた会場でゴールセレモニーが行われ14日間の大会が終了した。トヨタ・ランドクルーザー200の2台体制で市販車部門に参戦しているTLCは同SSを三浦昂(トヨタ車体社員)/ローラン・リシトロイシター組の242号車が総合51位、ロナルド・バソ/ジャン・ミッシェル・ポラト組の245車が同52位でゴール。この結果により242号車が累積順位を総合38位として市販車部門優勝、245号車が同じく総合43位で部門2位を獲得し、TLCは市販車部門9連覇の大記録をワン・ツーフィニッシュで達成した。また、ダカールラリーの2009年大会から14年間に亘って活躍し、今大会がラストランとなるランドクルーザー200は、その有終の美を飾ることになった。

この日のステージはビーシャのビバークからリエゾン(移動区間)で230㎞北上した山間地からSSがスタート。
SSは小さい山の間を越えて行くグラベル(堅い土の路面)で始まり、その後、たくさんのワダチがある丘陵に変化する。
ここでは頻繁に指示が変わるカップ(方位)に対して正しいワダチをトレースするのが難しく、ナビゲーションの正確性が求められた。終盤になると路面は砂地に変化。ワジ(枯れ川の底)を走ってゴールする。距離は短いが石によるパンク、またスタックのリスクもある気の抜けないコースだった。その後再び286.26kmのリエゾンを走り、最終ゴール地であるジェッダに到着した。

短いSSだが、ここでリタイアしたら完走とは認められない。TLCの2台は慎重な走りでこの最終ステージに臨み、難関なナビゲーションの難関もノーミスでクリア。もちろんスタックもパンクもなく、無事ゴールに到着して息をついた。

今大会のゴールセレモニーは昨秋F1が初開催されたばかりのジェッダ・コーニッシュ・サーキットが会場となり、コース上にゴールポディウムが設営された。TLCがポディアムに到着したのは午後8時過ぎ。2台のドライバー/ナビゲーターは主催者から市販車部門優勝と2位のトロフィーを受け取り、歓声に手を振って応えていた。今大会は砂の比率が高く、TLCが参戦する市販車部門には厳しい内容に。当初エントリーした5台のうち、完走を果たしたのはTLCの2台のみという過酷な大会だった。

本日までの累計順位 (第12ステージ終了時点)
CAR No. ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
242 三浦/リシトロイシター 1 位 1 38
245 バソ/ポラト 2 位 2 43
本日のステージ順位 (第12ステージ終了時点)
CAR No. ドライバー&ナビゲーター 市販車部門順位 クラス順位 総合順位
242 三浦/リシトロイシター 1 位 1 51
245 バソ/ポラト 2 位 2 52

角谷監督
今大会では早い時点で市販車部門は我々だけになりましたが、2台のクルーは毎ステージをより良く走るためにモチベーションを落とさずに走ってくれたのが嬉しかったです。例年より到着が遅くなってしまいましたが、メカニック陣も遅くからの作業にも対応してくれ、毎日夜中まで必死に作業してくれたことには感謝しかありません。 本当に良いチームで戦えて良かったと心底思いました。応援してくださった皆様、ありがとうございました。

三浦ドライバー
今日のSSは砂路面はそれほどありませんでしたが、ナビゲーションが難しかった。でもローランがミスなくリードしてくれたおかげでランクル200でのラストステージにふさわしい良い走りが出来ました。TLCの市販車部門9連覇に関われたことを誇りに思います。また、今回の200はこれまでの14年間で一番良いランドクルーザーに仕上げられました。これまで開発から関わってくださった人たちに感謝の気持ちでいっぱいです。

リシトロイシターナビゲーター
今回はそれほどメカニカルトラブルに見舞われなかったですし、初めて履いたTOYO TIRES製のタイヤもとても良かったです。規定の変更で我々のスタート時間が遅いのは(途中で暗くなるのが)ちょっと問題で、ナビゲーションも難しかったですが、アキラは難しい砂のステージで良い走りをしてくれました。

バソドライバー
自分は砂のステージが好きなので、今年のダカールラリーは気持ちよく走れました。ランクル200の走りはとても良く、2台でワン・ツーフィニッシュが出来たことを嬉しく思います。

ポラトナビゲーター
とりわけ後半は柔らかい砂が多くて大変でしたが、主催者の運営を含めて良い大会だったと思います。チームの市販車部門9連覇達成のお手伝いが出来て良かったです。

中武メカニック(福岡トヨタ)
福岡トヨタからの派遣3年目は自分でも成長出来たことを感じられる一年でした。今朝、クルマを送り出すときに各部をチェックしていて、ああこれで最後なんだなと思ったら涙が出ました。

穴見メカニック(福岡トヨタ)
初めてのダカールラリーは全然思うように仕事が出来ませんでした。これからフランス人メカニックに信頼してもらえるメカニックになれるように全力で頑張ります。

日野自動車プレスリリース

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