« WEC:Rd.1セブリング フリー走行1&2回目結果 | トップページ | WEC:Rd.1セブリング フリー走行3回目結果 »

2022年3月17日 (木)

WEC:TOYOTA GAZOO Racing ハイパーカー2年目のシーズンへ走行開始

(C)TOYOTA GAZOO Racing 拡大します

WEC:2022年3月17日
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

WEC2022年シーズン第1戦 セブリング1000マイル 公式練習

3月16日(水)、米国フロリダ州の歴史あるサーキット、セブリング・インターナショナル・レースウェイで、2022年シーズンのFIA世界耐久選手権(WEC)開幕戦セブリング1000マイルレースの公式練習が行われ、TOYOTA GAZOO Racing(以下TGR)の2台のGR010 HYBRIDが2年目のハイパーカーシーズンに向けて走行を開始しました。

米空軍の飛行訓練場跡地に造成され、1950年代に米国での耐久レースが誕生した地でもある、1周6.019kmのセブリングで、先週末の2日間に渡るプロローグテストに続き、ついに本格的なレースウィークが始まりました。

TOYOTA GAZOO RacingはWECでの10シーズン目を迎え、タイトル防衛を目指します。開幕戦のレースウィーク初日となった16日(水)は1時間の公式練習が2回行われましたが、新たにGR010 HYBRIDに課された性能調整(バランス・オブ・パフォーマンス)の影響が明確に現れたセッションとなりました。

午前中スタートの公式練習1回目で、セバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、平川亮の3名がドライブするGR010 HYBRID 8号車がこの日ベストの総合3番手となる1分50秒267をマーク。

ディフェンディングチャンピオンであるマイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペスの7号車も公式練習1回目に1分50秒633で総合5番手。午後の公式練習2回目では2台共に1回目のタイムは更新しませんでした。

公式練習1回目のセッションは、激しい暴風雨の影響で中断され、終盤には路面が乾くという、ドライバーにとっては厄介なコンディションとなりました。走行時間が限られることとなったこのセッションでは、TGRは6名のドライバーのうち5人がドライブ。7号車のコンウェイはこのセッションでは走行せず、小林とロペスのみが走行しました。

午後の公式練習2回目は60分間フルに走行。メカニカルと空力的なセットアップの最適化、そしてミシュランタイヤのコンパウンドを比較するための重要なセッションとなりました。また、チームは性能調整の変更により190km/h以上とこれまでより高く設定されたハイブリッドブースト作動速度に合わせるための作業をこなしました。

この午後のセッションでは、7号車はコンウェイとロペスが、8号車はハートレーと平川がそれぞれドライブを担当し、可能な限りの周回をこなしました。気温が30度に達する中、7号車とLMP2カーとの軽度の接触があったものの、それ以外は概ね予定通りにプログラムをこなしました。

公式練習2回目では全体的にラップタイムが1回目に比べて伸びず、TGRの2台は8号車が総合5番手、7号車が総合8番手でセッションを終えました。

チームは明日17日(木)の昼に予定されている1時間の練習走行でGR010 HYBRIDのセッティングの更なる調整を進め、その後、午後7時過ぎより予定されている予選に挑みます。

小林可夢偉(チーム代表 兼 7号車 ドライバー):
セブリングに戻って来てレースへの準備が始められるのは嬉しいです。今日の公式練習セッションはいつもより短く、私は大雨だった午前中のセッションしか走りませんでした。今日は時間を有効に使い、データを最大限に得ることが出来ました。なかなか難しい一日だったので、明日の最後の公式練習までにバランスを改善することが必要です、最も重要な決勝レースへ向け、さらにクルマを良くするための努力を続けます。
マイク・コンウェイ(7号車 ドライバー):
今日はあまり走れず、理想的なラップはできませんでした。午後のセッションはかなりドライブするのが難しかったです。原因を究明して明日はもっと良い状況にしなくてはなりません。プロローグテストの時よりも難しい状況になったのは、恐らく気温の変化と、他のシリーズの車両も走ったことにより路面が影響を受けてグリップレベルが変わったことによるものだと思われます。どうすれば改善できるか、全てのデータを見直し作業を進めます。

ホセ・マリア・ロペス(7号車 ドライバー):
今日も可能な限り学んできましたが、簡単ではありませんでした。性能調整の変更により苦戦を強いられるだろうことは分かっていました。まず全ての問題点を洗い出し、決勝レースへの準備をすることが重要です。正しいバランスを見出し、ミスすることなく、混雑を上手くこなして完璧なレースができれば優勝争いができる自信はあり、決して悲観的ではありません。

セバスチャン・ブエミ(8号車 ドライバー):
練習走行初日が終わったところで状況を判断するのはちょっと難しいですが、プロローグテストの時と比べると、LMP2車両にタイムで近付いているように見えるので、我々が良い仕事をして進歩できたということでしょう。風向きが大きく変わったため、特に1コーナー進入時は強い追い風によりラインを外しやすいです。それもあって結局2回目の走行ではタイム更新ができませんでしたが、進歩はしていると思います。まだ明日も練習走行の機会があるので、この状況下で最大のパフォーマンスを引き出すべく作業を続けます。

ブレンドン・ハートレー(8号車 ドライバー):
午前中はウェットコンディションでの走行でした。このコースならではの異なる舗装や荒れた路面、水たまりなどの中で走るのはとてもチャレンジングでした。数周でもそのようなコンディションで走れたことで、ウェットレース時の準備ができたのは良かったのですが、ここでウェットになったら覚悟が必要です。午後のセッションでは良い走行ができ、決勝レースへ向けて様々なタイヤコンパウンドを試すことができました。とても順調な一日でした。

平川亮(8号車 ドライバー):
今日はプロローグテストの時とは気温という点で全くコンディションが変わっていました。先週は寒く、風向きも違いました。今日は暖かく、クルマの挙動が大きく変わってしまいましたが、それを理解できたのは本当に良かったです。恐らく決勝レースも同じような暖かいコンディションになると思うので、今日の経験が助けになってくれるでしょう。GR010 HYBRIDの感触は着実に良くなっているので、決勝レースへ向けた準備はほぼ整ったと思います。

TOYOTA GAZOO Racing

2022年3月17日
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company
WEC2022年シーズン第1戦 セブリング1000マイル 公式練習
TOYOTA GAZOO Racing
ハイパーカー2年目のシーズンへ走行開始

3月16日(水)、米国フロリダ州の歴史あるサーキット、セブリング・インターナショナル・レースウェイで、2022年シーズンのFIA世界耐久選手権(WEC)開幕戦セブリング1000マイルレースの公式練習が行われ、TOYOTA GAZOO Racing(以下TGR)の2台のGR010 HYBRIDが2年目のハイパーカーシーズンに向けて走行を開始しました。

米空軍の飛行訓練場跡地に造成され、1950年代に米国での耐久レースが誕生した地でもある、1周6.019kmのセブリングで、先週末の2日間に渡るプロローグテストに続き、ついに本格的なレースウィークが始まりました。

TOYOTA GAZOO RacingはWECでの10シーズン目を迎え、タイトル防衛を目指します。開幕戦のレースウィーク初日となった16日(水)は1時間の公式練習が2回行われましたが、新たにGR010 HYBRIDに課された性能調整(バランス・オブ・パフォーマンス)の影響が明確に現れたセッションとなりました。

午前中スタートの公式練習1回目で、セバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、平川亮の3名がドライブするGR010 HYBRID 8号車がこの日ベストの総合3番手となる1分50秒267をマーク。

ディフェンディングチャンピオンであるマイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペスの7号車も公式練習1回目に1分50秒633で総合5番手。午後の公式練習2回目では2台共に1回目のタイムは更新しませんでした。

公式練習1回目のセッションは、激しい暴風雨の影響で中断され、終盤には路面が乾くという、ドライバーにとっては厄介なコンディションとなりました。走行時間が限られることとなったこのセッションでは、TGRは6名のドライバーのうち5人がドライブ。7号車のコンウェイはこのセッションでは走行せず、小林とロペスのみが走行しました。

午後の公式練習2回目は60分間フルに走行。メカニカルと空力的なセットアップの最適化、そしてミシュランタイヤのコンパウンドを比較するための重要なセッションとなりました。また、チームは性能調整の変更により190km/h以上とこれまでより高く設定されたハイブリッドブースト作動速度に合わせるための作業をこなしました。

この午後のセッションでは、7号車はコンウェイとロペスが、8号車はハートレーと平川がそれぞれドライブを担当し、可能な限りの周回をこなしました。気温が30度に達する中、7号車とLMP2カーとの軽度の接触があったものの、それ以外は概ね予定通りにプログラムをこなしました。

公式練習2回目では全体的にラップタイムが1回目に比べて伸びず、TGRの2台は8号車が総合5番手、7号車が総合8番手でセッションを終えました。

チームは明日17日(木)の昼に予定されている1時間の練習走行でGR010 HYBRIDのセッティングの更なる調整を進め、その後、午後7時過ぎより予定されている予選に挑みます。

小林可夢偉(チーム代表 兼 7号車 ドライバー):
セブリングに戻って来てレースへの準備が始められるのは嬉しいです。今日の公式練習セッションはいつもより短く、私は大雨だった午前中のセッションしか走りませんでした。今日は時間を有効に使い、データを最大限に得ることが出来ました。なかなか難しい一日だったので、明日の最後の公式練習までにバランスを改善することが必要です、最も重要な決勝レースへ向け、さらにクルマを良くするための努力を続けます。

マイク・コンウェイ(7号車 ドライバー):
今日はあまり走れず、理想的なラップはできませんでした。午後のセッションはかなりドライブするのが難しかったです。原因を究明して明日はもっと良い状況にしなくてはなりません。プロローグテストの時よりも難しい状況になったのは、恐らく気温の変化と、他のシリーズの車両も走ったことにより路面が影響を受けてグリップレベルが変わったことによるものだと思われます。どうすれば改善できるか、全てのデータを見直し作業を進めます。

ホセ・マリア・ロペス(7号車 ドライバー):
今日も可能な限り学んできましたが、簡単ではありませんでした。性能調整の変更により苦戦を強いられるだろうことは分かっていました。まず全ての問題点を洗い出し、決勝レースへの準備をすることが重要です。正しいバランスを見出し、ミスすることなく、混雑を上手くこなして完璧なレースができれば優勝争いができる自信はあり、決して悲観的ではありません。

セバスチャン・ブエミ(8号車 ドライバー):
練習走行初日が終わったところで状況を判断するのはちょっと難しいですが、プロローグテストの時と比べると、LMP2車両にタイムで近付いているように見えるので、我々が良い仕事をして進歩できたということでしょう。風向きが大きく変わったため、特に1コーナー進入時は強い追い風によりラインを外しやすいです。それもあって結局2回目の走行ではタイム更新ができませんでしたが、進歩はしていると思います。まだ明日も練習走行の機会があるので、この状況下で最大のパフォーマンスを引き出すべく作業を続けます。

ブレンドン・ハートレー(8号車 ドライバー):
午前中はウェットコンディションでの走行でした。このコースならではの異なる舗装や荒れた路面、水たまりなどの中で走るのはとてもチャレンジングでした。数周でもそのようなコンディションで走れたことで、ウェットレース時の準備ができたのは良かったのですが、ここでウェットになったら覚悟が必要です。午後のセッションでは良い走行ができ、決勝レースへ向けて様々なタイヤコンパウンドを試すことができました。とても順調な一日でした。

平川亮(8号車 ドライバー):
今日はプロローグテストの時とは気温という点で全くコンディションが変わっていました。先週は寒く、風向きも違いました。今日は暖かく、クルマの挙動が大きく変わってしまいましたが、それを理解できたのは本当に良かったです。恐らく決勝レースも同じような暖かいコンディションになると思うので、今日の経験が助けになってくれるでしょう。GR010 HYBRIDの感触は着実に良くなっているので、決勝レースへ向けた準備はほぼ整ったと思います。

WEC第1戦セブリング1000マイル 公式練習第1回目結果(総合順位)
順位 No. ドライバー名 チーム/車種 周回 ベストタイム
1 708 オリビエ・プラ
ロマン・デュマ
ライアン・ブリスコー グリッケンハウス・レーシング/
グリッケンハウス 007 LMH 16 1:49.738
2 36 アンドレ・ネグラオ
ニコラス・ラピエール
マシュー・バキシビエール アルピーヌ・エルフ・チーム/
アルピーヌ A480-Gibson 8 1:50.263
3 8 セバスチャン・ブエミ
ブレンドン・ハートレー
平川亮 TOYOTA GAZOO Racing/
トヨタ GR010 HYBRID 25 1:50.267
4 41 ルイ・アンドラーデ
フェルディナンド・ハプスブルク
ノルマン・ナト リアルチーム by WRT/
Oreca 07-Gibson 22 1:50.477
5 7 マイク・コンウェイ
小林可夢偉
ホセ・マリア・ロペス TOYOTA GAZOO Racing/
トヨタ GR010 HYBRID 22 1:50.633


WEC第1戦セブリング1000マイル 公式練習第2回目結果(総合順位)
順位 No. ドライバー名 チーム/車種 周回 ベストタイム
1 36 アンドレ・ネグラオ
ニコラス・ラピエール
マシュー・バキシビエール アルピーヌ・エルフ・チーム/
アルピーヌ A480-Gibson 26 1:50.512
2 23 ポール・ディ・レスタ
オリバー・ジャービス
ジョシュ・ピアソン ユナイテッド・オートスポーツUSA/
Oreca 07-Gibson 24 1:51.040
3 22 フィリップ・ハンソン
フィリペ・アルバカーキ
ウィリアム・オーウェン ユナイテッド・オートスポーツUSA/
Oreca 07-Gibson 21 1:51.058
4 41 ルイ・アンドラーデ
フェルディナンド・ハプスブルク
ノルマン・ナト リアルチーム by WRT/
Oreca 07-Gibson 26 1:51.244
5 8 セバスチャン・ブエミ
ブレンドン・ハートレー
平川亮 TOYOTA GAZOO Racing/
トヨタ GR010 HYBRID 28 1:51.380
8 7 マイク・コンウェイ
小林可夢偉
ホセ・マリア・ロペス TOYOTA GAZOO Racing/
トヨタ GR010 HYBRID 24 1:51.503

 

|

« WEC:Rd.1セブリング フリー走行1&2回目結果 | トップページ | WEC:Rd.1セブリング フリー走行3回目結果 »