A1GP:シリーズ資産の全てを売却へ
英autosport.comなどが伝えるところによれば、昨年2009年/2010年シリーズの開催を前に財政破綻したA1GPは、そのシリーズの全ての資産の売却を開始した。
シリーズの資産は、主催者の代理を務めるA1GPホールディングスの親会社であるLiquidatorとA1GPオペレーションズLtd.が債権者に替わって、3月1日からその売却先を探している。 (C)A1GP Media 拡大します
資産の内容は、シリーズ最初の3シーズンで使用されたローラ・ザイテック12台、第2世代のフェラーリエンジンのマシン20台の他、セーフティーカーとメディカルカーとして使用されたマセラーティとフェラーリの市販車、さらにマシンの大量のスペアパーツやチーム装備などである。また、A1GPの名称を正式に使用できる権利も含まれる。
買収の申し込みはマシンや機材すべてをパッケージとして求められているが、全てを買収できる買い手が見つからない場合は、資産は個別に売却されることになる。
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