IRL:Rd.15ケンタッキー セットアップデーの模様
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■エントリーリスト
| IZOD IndyCar Series Kentucky Indy 300 | |||||
| At Kentucky Speedway Saturday Sept. 4 2010 VERSUS/IMS Radio Network/XM 145/Sirius 212 Live) | |||||
| Car | Driver | Hometown | Car Name | Entrant | Race Strategist |
| 2 | R.マトス | Belo Horizonte; Brazil | HP de Ferran Dragon | de Ferran Dragon Racing | Jay Penske |
| 3 | H.カストロネベス | Sao Paulo; Brazil | Team Penske | Team Penske | Tim Cindric |
| 4 | D.ウェルドン | Emberton; England | National Guard Panther Racing | Panther Racing | John Barnes |
| 5 | 佐藤 琢磨(R) | Tokyo; Japan | Lotus-KV Racing Technology | KV Racing Technology | Dave Brzozowski/Garrett Mothersead |
| 6 | R.ブリスコ | Sydney; Australia | Team Penske | Team Penske | Roger Penske |
| 7 | D.パトリック | Roscoe; Ill. | Team GoDaddy.com | Andretti Autosport | Paul “Ziggy” Harcus |
| 8 | E.ビソ | Caracas; Venezuela | PDVSA-KV Racing Technology | KV Racing Technology | Bill Pappas |
| 9 | S.ディクソン | Auckland; New Zealand | Target Chip Ganassi Racing | Target Chip Ganassi Racing | Mike Hull |
| 10 | D.フランキッティ | Edinburgh; Scotland | Dixie | Target Chip Ganassi Racing | Chip Ganassi |
| 11 | T.カナーン | Salvador; Brazil | Team 7-Eleven | Andretti Autosport | Tom Anderson |
| 12 | W.パワー | Toowoomba; Australia | Verizon Team Penske | Verizon Team Penske | Clive Howell |
| 14 | V.メイラ | Brasilia; Brazil | ABC Supply Co A.J. Foyt Racing | A.J. Foyt Enterprises | A.J. Foyt |
| 18 | M.デュノ | Caracas; Venezuela | CITGO | Dale Coyne Racing | Darren Crouser |
| 19 | A.ロイド(R) | Manchester; England | Boy Scouts of America | Dale Coyne Racing | Dale Coyne |
| 20 | E.カーペンター | Indianapolis; Ind. | Panther/Vision/Fuzzy’s Vodka | Panther Racing | Tony George |
| 22 | J.ウィルソン | Sheffield; England | Team Z-Line Designs/DRR | Dreyer & Reinbold Racing | Larry Curry |
| 24 | P.トレーシー | Scarborough; Canada | Dad’s Root Beer/DRR | Dreyer & Reinbold Racing | Dennis Reinbold |
| 26 | M.アンドレッティ | Nazareth; Pa. | Meijer | Andretti Autosport | Kyle Moyer |
| 32 | M.モラエス | Sao Paulo; Brazil | KV Racing Technology | KV Racing Technology | Mark Johnson / Iain Watt |
| 34 | B.バゲッティ(R) | Verviers; Belgium | RACB / Conquest Racing | Conquest Racing | Todd Malloy |
| 36 | T.シェクター | Cape Town; South Africa | Conquest Racing | Conquest Racing | Eric Bachelart / Michael Palowski |
| 37 | R.ハンター-レイ | Boca Raton; Fla. | Team IZOD | Andretti Autosport | George Klotz |
| 66 | G.レイホール | New Albany; Ohio | Service Central/National Tire & Battery/Sarah Fisher Racing | Sarah Fisher Racing | Andy O’Gara |
| 67 | S.フィッシャー | Commercial Point; Ohio | Dollar General/Sarah Fisher Racing | Sarah Fisher Racing | John O’Gara |
| 77 | A.タグリアーニ | Lachenaie; Canada | FAZZT Race Team | FAZZT Race Team | Rob Edwards |
| 78 | S.シルベストロ(R) | Thun; Switzerland | Team Stargate Worlds HVM | HVM Racing | Michael Cannon/ Vince Kremer |
| 06 | 武藤 英紀 | Tokyo; Japan | Formula Dream/Panasonic | Newman/Haas Racing | Brian Lisles |
| Twenty-seven cars entered. All cars use Dallara chassis Honda engines and Firestone tires. | |||||
| Issued: 9/1/2010 | |||||
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ポール・トレーシーが、ドレイヤー・レインボールド・レーシング(DRR)から、インディカーシリーズ(IRL)第15戦ケンタッキーと続く16戦もてぎへの出場が決まった。トレーシーはDRRのNo.24マシンをドライブし、スポンサーはMotegi Racing Wheelsがつくことになった。
DRRはインディ500マイルレースでマイク・コンウェイが負傷、リハビリはかなり進んでいるといわれているが、まだレース出場は許されていない状況。そのため24号車にはトーマス・シェクター、J.R.ヒルデブランド、女性ドライバーのアナ・ベアトリスなどを起用してきた。
2003年チャンプカーシリーズ(CCWS)チャンピオンのトレーシーは、IRLへのレース出場はこれで10回目となる。もてぎでは6回(CART/CCWS5回、IRL1回)レースに出場しているが2008年以来の出場になる。今年20回目のインディマシンのシーズンで通算31勝(歴代7位タイ)と25回のポールポジション(歴代9位)の記録を持っている。
7月のワトキンスグレン戦にDRRから出場したポール・トレーシーは「またDRRでレースに戻って来られることは素晴らしいよ」と語る。「チームと共にオーバルコースを走らせる機会をもらって興奮している。オーバルコースは久しぶりだからね。でも、次の2戦へ挑戦する準備はできている。加えて日本ではいくらかのレース経験がある。わたしをチームに迎え入れてくれたロビー・ビュールとデニス・レインボールドに感謝している。さらにMotegi Racing Wheelsのスポンサーにも大きな感謝をしている。再びジャスティン・ウィルソンと一緒に働くことを楽しみにしている」
IRLは最終戦ホームステッド-マイアミについては、まだドライバーのエントリーは決まっていない。
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| FRIDAY Sept. 3 | |
| 08:00 | Firestone Indy Lights Tech Open |
| 08:00 | IZOD IndyCar Tech Open |
| 09:00 - 10:00 | Firestone Indy Lights Practice |
| 10:15 - 11:15 | IZOD IndyCar Practice |
| 12:00 - 13:00 | Firestone Indy Lights Qualifying |
| 13:30 - 15:00 | IZOD IndyCar Qualifying |
| 16:05 | NCWTS Qualifying |
| 18:15 - 18:45 | Firestone Indy Lights Practice |
| 19:00 - 19:30 | IZOD IndyCar Practice |
| 20:00 | NCWTS Race - 150 Laps |
| 19:00 | Firestone Indy Lights Tech Close |
| 19:00 | IZOD IndyCar Tech Closes |
| 21:00 | Garage Closes |
| SATURDAY Sept. 4 | |
| 12:00 | IZOD IndyCar & Firestone Indy Lights Garage Open |
| 17:00 | IZOD IndyCar Tech Open |
| 17:15 | Firestone Indy Lights Pre - Race |
| 17:30 - 6:30 | Firestone Indy Lights Race 67 Laps |
| 20:00 | IZOD IndyCar Pre Race |
| 20:45 | IZOD IndyCar RaceKentucky Indy 300 200 LapsVersus Live |
* ※時間は全て現地時間、日本との時差は-13時間(EDT:サマータイム)
* 決勝レーススタート時刻は、9月5日(日)午前9時45分
* 9/5 (日) 9:00 ~ 12:20 (200分) GAORA(Ch.302) 生放送
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ダリオ・フランキッティが今季3勝目を飾り
ポイントリーダーのウィル・パワーは給油ミスで16位に沈む
武藤英紀は13位、佐藤琢磨はチームメートとのクラッシュにより26位
シカゴランド・スピードウェイでナイトレースとして開催された2010年IZODインディカー・シリーズ第14戦は、息をもつかせぬスリリングな高速バトルの末にダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)が優勝を飾った。200周のレースが170周目を迎えたときに9位を走行と苦戦を強いられていたフランキッティだったが、172周目に行われた最後のピットストップでタイヤ交換を行わない作戦に出て、一気にトップへと躍り出た。先頭に立ったフランキッティは、再スタートからゴールまでの23周、乱気流を浴びない優位をフルに生かし、一度もポジションを譲らずにチェッカーフラッグを受けた。
フランキッティは今シーズン3勝目、IRLでのキャリア16勝目を、何としても優勝の欲しいタイミングで見事に飾った。それに対してポイントリーダーのウィル・パワー(Team Penske)は、辛抱強くトップグループにつけてレース終盤を待ち、最後の40周からスピードアップしてトップに立った。ところが、オーバル初優勝を目前にしてフルコースコーションが発生。ピット作業を終えるとポジションは2位に下がり、ダン・ウェルドン(Panther Racing)、マルコ・アンドレッティ(Andretti Autosport)を相手にバトルしている間にフランキッティが悠々とトップを走行。さらに、残り5周を迎えて彼のマシンは燃料切れに陥り、16位でのゴールとなった。パワーのポイントリードは、レース前の59点から一気に23点にまで激減した。
武藤英紀(Newman/Haas Racing)は予選8番手からスタート。2回目のピットストップを終えてマシンが動き出したときにタイヤが外れ、再び装着するタイムロスを負ったために18位まで後退した。それでもマシンのハンドリングがよく、周回を重ねる中でポジションをばん回し、トップと同一周回の13位でフィニッシュした。
佐藤琢磨(KV Racing Technology)は、予選10番手からスタートし、ほぼその順位を保って序盤を戦っていたが、タイヤの空気漏れが発生して36周目に早めのピットインを行い、周回遅れに陥った。しかし、トップグループもその約20周後にグリーンストップ。佐藤はトップと同一周回の13位へとポジションを戻し、さらに78周目にフルコースコーションが出されたことで、タイヤトラブルで早めに行ったピットストップの不利は帳消しとなった。2回目のピットストップを終えて佐藤は勢いよくダッシュ。そこに飛び出してきたチームメートのE.J.ヴィソ(KV Racing Technology)に激突され、リアサスペンションが壊れたためにリタイアとなった。佐藤のマシンの仕上がりがよかったことは、ラップタイムなどからも明らかだっただけに、ピットでのアクシデントによるリタイアは残念なものだった。
コメント
ダリオ・フランキッティ(優勝)
「今日の我々のマシンには5位でゴールするぐらいの力しかなかったと思う。しかし、最後のピットストップでチームのエンジニアがタイヤを交換しない作戦を決断した。燃料補給担当も短い時間で終えることに成功してトップに立った。これでポイントトップのパワーとの差は23点に縮まった。状況は1レースで簡単に変わる。まだまだ戦いは終わっておらず、我々も気を抜くことはできない。チャンピオン争いは今年も最終戦までもつれ込むだろう」
「トップのフランキッティを助ける走りをしていたのは、クリーンかつプロフェッショナルに戦う彼との一騎打ちに持ち込む作戦だったからだ。最終ラップでは、プッシュ・トゥ・パスを押すタイミングがほんの一瞬遅かった。その私のミスによって優勝を逃した気がする。しかし、今日はチームがすばらしい仕事をしてくれ、ファンをエキサイトさせるレースを見せることができ、とてもハッピーだ」
マルコ・アンドレッティ(3位)
「シカゴランドでのレースは毎年すごいものになる。今年もそうだった。3台どころか4台が並ぶバトルもあった。ファンは見ていて本当に楽しいだろう。今日の私のマシンは外側のレーンを走ると速かった。ピットストップでポジションを落としても順位をばん回できたのは、アウトから多くのマシンをパスできたからだった。我々のチームも最後のピットでタイヤを交換しない作戦を検討していた。結局その作戦を我々は採用しなかった。その点は少し残念だ」
武藤英紀(13位)
「結果は13位で大喜びはできませんが、マシンのハンドリングはとてもよく、残る3レースに向けて自信をつかむことができました。ピットストップでタイヤのナットが確実に締められていなかったために順位を落としましたが、今シーズン、Newman/Haas Racingのクルーたちはすばらしいピットストップを行い、何度も私の順位を上げてくれました。次回のレースからまた力を合わせていこうと、マシンを降りた後にチームと話をしました。来週のケンタッキー・スピードウェイで今日以上の走りを実現し、いい雰囲気とともに帰国し、インディジャパンを迎えたいです」
佐藤琢磨(26位)
「スタート後、少し経ってタイヤから空気が抜け始めてしまいました。しばらくの間はコックピットの中でスウェイバーなどを調整して何とかペースを保っていましたが、早めにピットインしました。そこからのマシンは調子もよく、フルコースコーションが出たことで再びトップグループでの戦いに戻れるところでした。ところが、完ぺきなピットストップの直後にチームメートがぶつかってきました。信じられない、起こるべきではないアクシデントによってレースを終えなくてはならないのは本当に悔しい。それでも、今日のマシンの仕上がりのよさから、残る3レースのオーバルに向けて大きな自信をつかむことができました」
ロジャー・グリフィス|HPD テクニカル・ディレクター
「すさまじいバトルが続き、ポイント2位のフランキッティは最後のピットストップでタイヤ交換をしないギャンブル的な作戦によってトップに躍り出た。彼はタイヤがグリップを失ってスピードダウンする可能性があったが、ゴールまでトップを守り抜いた。2位争い、3位争いもレース終盤は激しく、攻撃的な走りの応酬によって順位が目まぐるしく入れ替わっていた。インディ500に続いてウェルドンがすばらしい走りを見せ、アンドレッティも表彰台に上る3位フィニッシュを達成した。一方でポイントリーダーのパワーは優勝争いをしていながら、残り数周で燃料補給のためのピットイン。16位でのゴールとなり、残りレース数が3つとなってチャンピオン争いはさらにエキサイティングになった」
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ライアン・ブリスコーがシカゴランドで3年連続ポールポジション獲得
武藤英紀は8番手、佐藤琢磨は10番手
2010年のIZODインディカー・シリーズは14戦目を迎えている。これから最終戦の第17戦まではすべてが1.5マイル・オーバルでのレースである。高速オーバル4連戦が幕を開けるのは、アメリカ第3の都市、シカゴ郊外にあるシカゴランド・スピードウェイだ。
今回のラウンドに、エド・カーペンター(Panther Racing)、サラ・フィッシャー(Sarah Fisher Racing)とジェイ・ハワード(Sarah Fisher Racing)、デイビー・ハミルトン(de Ferran Dragon Racing)がエントリーしたことにより、シカゴでのレースにはインディ500を除けば今シーズン最大となる29台が集まった。そして、出場台数の多さにより、今回からIRLは予選方式を変更。これまでは4周連続のアタックが行なわれてきたが、今シーズンの残り4レースではアタックは2周連続とされ、その合計タイムで予選順位を決定する。
くじ引きでアタック順が決まるのはこれまで通り。今日の予選では4番目にアタックしたダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)が、エリオ・カストロネベス(Team Penske)のベストを上回る平均時速215.593マイルを記録してトップに立った。フランキッティのトップはその後しばらく続いたが、18番目にコースインしたライアン・ブリスコー(Team Penske)が計測1周目に25秒2945=平均時速216.332マイルをマーク。2周目にスピードアップした彼は、出場29台中で唯一平均時速を216マイル台に載せてポールポジションを獲得した。これは今シーズン3回目、キャリア11回目、そしてシカゴランドでの3年連続のポールとなった。そして、Team Penskeにとっては今シーズン12個目のポール獲得である。フランキッティは予選2番手、予選3番手にはウィル・パワー(Team Penske)が食い込み、カストロネベスは予選4番手となった。
武藤英紀(Newman/Haas Racing)は2周平均215.055マイルで、予選結果は8番手だった。予選前のプラクティスで決勝用セッティングを重点的に行い、予選でも安定した走りを披露した武藤は、第5戦カンザス・スピードウェイでの予選4番手、第7戦テキサスでの7番手に次ぐ、好スタート位置を手に入れた。
佐藤琢磨(KV Racing Technology)は予選10番手。今回がキャリア5戦目とオーバルでの経験はまだまだ少ないが、これまでにも何度か予選でのパフォーマンスでチームメートたちを上回ってきた。今日の予選10位はオーバルのおける予選結果としては第8戦アイオワでの7位に続くもので、3台体制のチーム内でベストグリッド獲得を達成した。
土曜日の決勝スタートは、涼しくなり始める時間帯の夜7時過ぎに切られる。レースに近いコンディションでの走行となるファイナルプラクティスは、金曜日の夕方5時から30分間行われる。各チームとも、決勝用のマシンセッティングをこの走行セッションで完成させなければならない。
コメント
ライアン・ブリスコー(ポールポジション)
「今日のマシンはピタリと決まっていた。アタックを終えた時、自信過剰になるつもりはなかったが、このタイムを破るのは難しいだろうと考えた。ダウンフォースは削れるだけ削ってあった。それでもマシンは安定していた。明日もこの調子で走れるとうれしい。過去2年ともシカゴでの我々のマシンはよく、レースを楽しむことができている。広くてスムーズなコースでのレースはとてもエキサイティングだ」
ダリオ・フランキッティ(2番手)
「オーバルでの予選は、エンジニアリングの勝負を行う場になっている。あらゆる要素を完ぺきに揃えなくてはらならない。今日のブリスコーのように完ぺきに整えることができたら、望んだ結果を手にできる。ポールポジションのボーナスポイント1点を手に入れたかったが、それは果たせなかった。しかし、我々はフロントローからスタートする権利を手に入れた上に、レース用セッティングもかなりよいものにできていると思う。1.5マイルオーバルでのレースでは何が起きても不思議はない。一瞬ですべてが悪い方向へと進んでしまうケースも起こり得る。明日はレースを通してトップグループで戦い続けられることを願っているが、同時に何が起きても対応できるだけの準備も行うつもりだ」
ウィル・パワー(3番手)
「プラクティスでは決勝用のマシンセッティングを順調に進め、予選用のマシンも非常に高いレベルで安定していた。レース用セッティングで走ったトラフィックの中でもマシンのハンドリングは好感触だった。シカゴランドの1.5マイルオーバルでは、毎年激しいバトルが休む間もなく演じられる。明日の夜に行われるレースが今から本当に楽しみだ。シーズン序盤のオーバルで我々はいい走りを見せたが、勝利を飾るところまでは到達できなかった。今シーズンが終わる前にオーバルで初勝利を挙げることは、我々に課された義務だと考えている」
武藤英紀(8番手)
「プラクティスでは決勝用セッティングを重点的に行い、予選用セッティングはチームメートが試したものを借りました。215マイル台を出せたのはチームのエンジニアリングが優れていたからで、そうしたセッティングを使わせてくれたチームワークに感謝します。プラクティスからマシンの感じはいいのですが、予選でトップ10に食い込めるとは思っていませんでした。決勝用のマシンもいいものにできていると思いますが、夕方のウオームアップでトラフィック内でのハンドリングをさらに向上させたいです」
佐藤琢磨(10番手)
「10番手はうれしい結果です。先に走ったドライバーたちのラインが私とは違い、そちらがいいと考えられたので、アタックでトライしてみました。ウオームアップラップでは高いラインを走って勢いをつけ、アタック1周目から新しいラインを走行。その1周目で得られたフィーリングをもとにして2周目にはさらにいい走りができました。マシンの仕上がりはよく、私の週末のベストを予選アタックの中で記録できました。レースに向けてはトラフィックでのハンドリングが重要なので、夕方のウオームアップでそれをよくしていこうと考えています」
ロジャー・グリフィス|HPD テクニカル・ディレクター
「今回から予選が2周のアタックとルールが変更されたため、ピットから走り出した最初のラップから思う存分に攻めた走りを行う必要があり、同時にアタック2周をミスなく上手にまとめ上げる完成度の高さも求められる予選となっていた。そして、ブリスコーが見事な走りでポールポジションを獲得。フランキッティは惜しくも2番手となってボーナスポイント1点を稼ぎ損なった。ポイントリーダーのパワーは3番手と好グリッドを獲得。明日のレースはTeam PenskeとChip Ganassi Racingによる戦いとなる可能性が高いが、予選結果が15位と悪かったスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)が果たして上位に這い上がれるのかに注目したい。それができなければ、フランキッティは孤軍奮闘しなくてはならない。Andretti AutosportとNewman/Haas Racingの調子もよさそうだ。武藤英紀、佐藤琢磨の日本人ドライバー2人も上位グリッドから明日のレースを戦う。今年もシカゴランドでのレースは息をもつかせぬエキサイティングな戦いとなりそうだ」
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2010年Iowa Speedway (C)Honda Motor Co Ltd.
8月24日インディカーシリーズは、シカゴランドのエントリーが29台と増加したことに対応し、今シーズン残りの4つのオーバールコースでの予選方式を変更することを決定した。
2008年から採用されている現行のオーバースコースでの予選は、連続した4ラップのアベレージスピード(合計タイム)よってグリッドが決定されていたが、これを連続した2ラップのアベレージスピードに変更する。その他のオーバルコースでの予選システムに変更はない。予選計測ラップの前には2ラップのウォームアップが許される。
今週末の1.5マイルオーバルのシカゴランドで行われる『ピーク・アンチフリーズ・アンド・モーターオイル・インディ300』からこの新しい予選方式が採用され、9月19日に決勝レースが行われるもてぎでの『インディ・ジャパン300』でも使われる。シリーズ全戦のポールシッターにはシカゴランドのタイトルスポンサーであるピーク・モーターオイルから『ピーク・パフォーマンス・ポールアワード』が授与される。
シカゴランドの29台のエントリーは、インディ500マイルレースを除けば1997年以降最多のエントリーであり、今シーズンのこれまでの3つのオーバルレースの平均エントリー26台を3台上回る。2001年にシリーズに加わったシカゴランドでも最多のエントリー台数となる。今シーズンのこれまでの最多エントリーはミッド・オハイオの27台だった。
IRL競技部門代表のブライアン・バーンハートは、予選が2ラップに減らされることにより予選に必要な時間は33%減らされることになるという。そしてこれは全てのマシンにとってプラクティスでのコンディションを保ったまま、レースのために平等な準備時間を得ることになるだろうとしている。
シリーズは、最終戦ホームステッド-マイアミでも29台のエントリーが予想されている。
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