2017年9月20日 (水)

WEC:TOYOTA GAZOO Racing TS050 HYBRIDは、3位、4位。次戦WEC第7戦富士6時間レースに期待

17wec_rd6_race_22017年9月17日
トヨタ自動車株式会社 GAZOO Racing Company

2017WEC第6戦 COTA6時間 決勝
FIA世界耐久選手権(WEC)第6戦が、テキサス州オースティンにあるサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で、6時間レースとして行われ、TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRIDは#8号車が3位、#7号車が4位に入賞した。予選ではタイヤ選択の失敗などでライバル勢に離されたが、決勝レースではペースを取り戻し、力強い走りを見せた。

TS050 HYBRID #8号車:(中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、ステファン・サラザン)
決勝: 3位、 192周、ピットストップ 6回、スターティンググリッド:3番手、最速ラップ(1分47秒556)

TS050 HYBRID #7号車:(小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス)
決勝: 4位、 192周、ピットストップ 6回、スターティンググリッド:4番手、最速ラップ(1分47秒391)

#8号車は、優勝したライバル#2号車から21秒680差の3位表彰台。6時間の総走行距離は1,058kmに及んだ。#7号車は4位に入り、共に貴重な選手権ポイントを獲得した。

決勝レースのスタートが切られたのは気温30℃の炎天下の正午。午後6時までの6時間に及ぶ長い戦いが始まった。#8号車はセバスチャン・ブエミがスタートを担当、最初から果敢な走行を続け、1周目の終わりにはポルシェ#2号車をかわして2位に上がった。そして、その直後にはマイク・コンウェイがドライブする#7号車もライバルを抜き去り、2位、3位のフォーメーションで序盤が展開された。

しかし、午後の気温はさらに34℃まで上昇、TOYOTA GAZOO Racingは1スティント毎のドライバー交代を行い、#8号車はブエミから中嶋一貴に、#7号車はコンウェイからホセ・マリア・ロペスに交代した。2台のTS050 HYBRIDはこのピットストップではタイヤ交換を行わず、ドライバー交代と同時にタイヤも交換も行ったポルシェをかわして#8号車が首位でレースをリードした。しかし、ハードコンパウンドのタイヤを選択していた#8号車と異なり、ソフトコンパウンドでレースをスタートしていた#7号車はタイヤ摩耗が激しくなり、ライバル#1号車と競り合いを繰り返した後に4位に後退した。

2回目のピットストップで、#8号車はステファン・サラザン、#7号車は小林可夢偉に交代、両車は同時にタイヤ交換を行った。#7号車も#8号車と同じ磨耗の少ないハードコンパウンドタイヤを装着、小林はリズムに乗った走りでサラザンの#8号車をかわし、前を行くライバル#2号車とのギャップを縮めていった。

レースが半分の3時間を過ぎた頃、壊れたガードレール修復のためにセーフティカーが入り、4台のLMP1-H車が上位で一団になる光景が見られた。しかし、セーフティカーが退場してレースが再スタートを切ると、タイヤを温存して走る2台のTS050 HYBRIDに対して新品タイヤのライバル#2号車が迫り、コンウェイの#7号車は4位に後退、#8号車のブエミも次のピットストップの際に3位に後退した。

レース終盤に入ると2台のライバル勢が逃げ、2台のTS050 HYBRIDがそれを猛追するパターンが繰り返されたが、最終的にライバルの牙城を破ることが出来ず、チェッカーフラッグが振り下ろされた午後6時、中嶋の操る#8号車は優勝したライバル#2号車から遅れること21秒956で3位、小林の#7号車はさらに13秒070遅れて4位でレースを終えた。レース後、#7号車はLMP2カーとの接触に対して10秒のペナルティタイムが加算されたが、順位に変動はなかった。

次戦第7戦は、TOYOTA GAZOO Racingの地元である富士スピードウェイで行われる6時間レースとなる。ここ3戦勝利から見放されているTS050 HYBRIDだが、母国のファンの皆様に今季3勝目をプレゼントすべく、万全の体制で臨む。第7戦富士6時間の決勝レースは10月15日(日)、午前11時にスタートを切る。

トヨタモータースポーツニュース

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2017年9月18日 (月)

WEC:Rd.6オースチン レース結果

59bdc4d209560 #2 PORSCHE TEAM / DEU / Porsche 919 Hybrid (C)WEC

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2017年9月16日 (土)

WEC:Rd.6オースチン 予選結果

59bb260fdbeb0 #1 PORSCHE TEAM / DEU / Porsche 919 Hybrid (C)WEC

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2017年9月 6日 (水)

WEC:ポルシェLMPチームが他を圧倒する1-2フィニッシュ

M17_4720_fineLM P1レース、FIA世界耐久選手権第5戦、メキシコシティ(メキシコ)

ドイツ.  ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:オリバー・ブルーメ)のLMP1チームは、エルマノス・ロドリゲス・サーキット(メキシコシティ)で開催されたFIA世界耐久選手権(WEC)第5戦において、ポルシェ919ハイブリッドで他を圧倒する1-2フィニッシュを飾り、タイトル防衛に大きな前進を成し遂げました。優勝したのはル・マン覇者のアール・バンバー(ニュージーランド)/ティモ・ベルンハルト(ドイツ)/ブレンドン・ハートレー(ニュージーランド)組、2位はニール・ジャニ(スイス)/アンドレ・ロッテラー(ドイツ)/ニック・タンディ(英国)組でした。

天気予報に反してドライコンディションが維持された白熱の6時間レースは、公正なレースによる結果が得られました。2台のポルシェ919ハイブリッドは終始、トヨタとの差を保ち、ハートレーがファステストラップを打ち立てました。

2014年シーズンの開幕以来、ポルシェ919ハイブリッドは30のレースに出場し、17回のポールポジション、6回の1-2フィニッシュを含む16回のレース優勝、10回のファステストラップを達成しています。チームは2017年に、マニュファクチャラーズとドライバーズの両世界選手権でタイトル3連覇を目指しています。マニュファクチャラーズ世界選手権において、第5戦が終了した現在、ポルシェは198ポイント、トヨタは141.5ポイントを獲得しています。ドラバーズランキングでは、バンバー/ベルンハルト/ハートレー(134ポイント)がトヨタとの差を41ポイントに広げています。ジャニ/ロッテラー/タンディは3位(64ポイント)です。2週間後の9月16日には、FIA世界耐久選手権(WEC)第6戦がテキサス州オースティン(米国)のサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催されます。

1号車のレース運び:
2番手からスタートしたタンディはポルシェ2号車のすぐ後に続き、40周で燃料補給、80周の後にロッテラーに交代します。タンディのピットレーン速度違反でストップ・アンド・ゴーペナルティを受けたロッテラーは91周目で約20秒を失い、首位の2号車との差が広がります。120周で燃料補給し、160周の後にジャニに引き継ぎます。ジャニはピットレーンでトヨタ8号車をオーバーテイク。フルコースイエローを利用して181周で再度燃料補給とタイヤ交換を行い、190周目にトヨタ7号車もオーバーテイクします。200周の後に2回目のフルコースイエローを利用して燃料を補給。終盤に予想された雨もなく、237周でジャニは少量の燃料補給のためにピットストップして3周後に2位でゴールします。

2号車のレース運び
ハートレーはポールポジションから堅実に首位に立って3周目に1分25秒730のファステストラップを記録します。39周で燃料補給し、79周の後にバンバーに交代します。バンバーは119周で燃料補給と故障した燃費制御用フューエルフローメータの交換を行います。レース中盤の121周で1台目のトヨタを、136周で2台目のトヨタをオーバーテイク。159周でベルンハルトに引き継ぎ、ベルンハルトは182周でフルコースイエローを利用して燃料補給とタイヤ交換を行います。199周の後の2回目のフルコースイエローで、チームは早めのピットストップと燃料補給を決意。ベルンハルトは30秒の大差をつけて首位を維持し、238周で少量の燃料を補給して240周で見事な優勝を飾りました。

レース後のポルシェLMPチームのコメント
LM P1担当副社長、フリッツ・エンツィンガー:「919ハイブリッドは圧倒的な力を見せて、フリープラクティスと予選はトップタイムを、今日は1-2フィニッシュを飾りました。このプロトタイプの見事な性能とチームのすばらしい活躍を目のあたりにしました。ここにいるチーム、ヴァイザッハの開発センター、そしてポルシェAGの皆さんに感謝します」

チーム監督、アンドレアス・ザイドル:「ここいるチーム、そしてヴァイザッハのワークショップの皆と、すばらしい1-2フィニッシュを祝福したいと思います。ニュルブルクリンクのレースの後にバルセロナでハードなテストを行い、数週間にわたってポルシェ919をさらに改善しました。サーキットの温度変化のために今日は適切なタイミングで正しいタイヤを選択することが非常に重要になりました。ミシュランと一緒に、それを見事に成し遂げることができました。6名のドライバーにも感謝します。速いペースと果敢なオーバーテイクが求められたにもかかわらず2台の車はともに無傷で戻りました。気持ちを緩めず、明日からはオースティンで開催される次のレースの準備を始めます」

ポルシェ919ハイブリッド1号車のドライバー
ニール・ジャニ(33歳、スイス):「ポルシェにとってはこれ以上を望めないほどの最高の結果です。意外なことに今日のトヨタにはわずかなチャンスもありませんでした。トラフィックもかなりハードで注意が必要でした」

アンドレ・ロッテラー(35歳、ドイツ):「ポルシェにとって輝かしい結果となりました。セカンドドライバーとして担当したダブルスティントも好調でした。あいにく、ニックがピットレーンを少し速く走りすぎて、ストップ・アンド・ゴーペナルティを受けました。それ以外はリズムに乗って車も順調に走りました」

ニック・タンディ(32歳、英国):「序盤のダブルスティントは順調でした。2台が協力してチームで首位を守りました。また、同時のピットインを避けるため燃料を節約してピットストップをずらしました。ピットレーンの速度違反以外は全てが順調でした」

ポルシェ919ハイブリッド2号車のドライバー
アール・バンバー(27歳、ニュージーランド):「すばらしい週末になりました。チームが最高の車を用意してくれたおかげでレースはスムーズに運びました。ポルシェ2台の接戦も期待していたので1号車のペナルティは残念でした。セカンドドライバーとしてダブルスティントは非常に順調でした」

ティモ・ベルンハルト(36歳、ドイツ):「今日はポルシェLM P1チームにとってすばらしい1日です。良い週末になりました。919は一貫して速く、戦略も適切で見どころ満載のレースだったと思います。終盤は差も広がってコントロールは容易でした。喜びでいっぱいです。皆と大いに盛り上がりたいと思います」

ブレンドン・ハートレー(27歳、ニュージーランド):「ポルシェ チームにとって最高の週末になりました。最初のセッションからスピードがあり、決勝でも絶好調でした。2台のポルシェはすぐにトヨタを引き離しました。予想を超えたペースでした。トラフィックがかなり危険なタイミングもあったので、その点では過酷なサーキットでした。公道コースのような最後のセクションは、ミスせずにゴールするために注意を要しました。アールとティモのドライビングも見事でした。我々はレース全体をコントロールして過剰な危険を冒す必要はありませんでした。メキシコは大成功だったので残りのレースが楽しみです」

また911 RSRでGTE-Proクラスに参戦するポルシェワークスチームはリヒャルト・リーツ(オーストリア)/フレデリック・マコヴィエッキ(フランス)組が3位に、ミカエル・クリステンセン(デンマーク)/ケヴィン・エストル(フランス)が5位でチェッカーを受けています。
この結果により、リーツ/マコヴィエッキ組はGTE-Proクラスのドライバーズ選手権で2位に浮上しました。

またGTE-Amクラスにおいて、ポルシェ ヤングプロフェッショナルのマッテオ・カイローリ(イタリア)がステアリングを握るカスタマーチームのデンプシー・プロトン・レーシングが前戦のニュルブルクリンクに続いて今シーズン2勝目を挙げています。もう一台のカスタマーチームのガルフレーシングは同クラス3位に入賞し、今シーズン初めて表彰台に昇っています。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

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2017年9月 5日 (火)

WEC:TOYOTA GAZOO Racing TS050 HYBRIDは無念の3位表彰台、次戦オースティンでの雪辱戦へ

17wec_rd5_race_12017年9月4日
トヨタ自動車株式会社 GAZOO Racing Company
2017WEC第5戦 メキシコ6時間 決勝

WEC第5戦メキシコ6時間の決勝レースで、TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは苦戦。2台共にノートラブルで6時間を走り切ったが、#8号車が3位表彰台、#7号車が4位という結果に終わった。

TS050 HYBRID #8号車:(中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、アンソニー・デビッドソン)
決勝: 3位、 239周、ピットストップ 6回、スターティンググリッド:4番手、最速ラップ(1分26秒445)

TS050 HYBRID #7号車:(小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス)
決勝: 4位、 239周、ピットストップ 6回、スターティンググリッド:3番手、最速ラップ(1分26秒240)

FIA世界耐久選手権(WEC)は、メキシコシティで開催された第5戦メキシコ6時間レースでシーズン折り返し点を迎えた。TOYOTA GAZOO Racingは、シーズン開幕から順調に好成績を記録して来たが、第3戦ル・マンで勝利を逃し、その後のニュルブルクリンクでも苦しいレースを経験した。第5戦のメキシコでもコースの特徴から厳しいレースになることは予想され、予選では、2台のポルシェに最前列を奪われ、2台のTS050 HYBRIDはグリッド2列目からのスタートすることとなった。

レースは正午にスタートしたが、予想された雨はレース終了近くに僅かにコースを湿らしただけで、ほとんどドライコンディションでのレースになった。

スタートは#7号車をマイク・コンウェイが、#8号車をセバスチャン・ブエミが担当。しかし、2台ともポルシェのペースにはついて行けなかった。理由はTS050 HYBRIDのダウンフォース不足。メキシコシティは標高2285mの高地にあり気圧が低い。それに対応すべく最大限のダウンフォースを付けてきたが、それでも十分とはいえなかった。ダウンフォースが不足すればタイヤが理想的な働きをしない。ペースが上がらなかったのはそのせいといえた。

最初のスティントは#7号車が#8号車をリードしたが、スタートから90分を過ぎたところでブエミがコンウェイを交わして3位に。しかし、その後ブエミの#8号車はLMP2カーに接触され、あわやという場面もあった。

その後2台のTS050 HYBRIDは#7号車をホセ・マリア・ロペス、#8号車を中嶋一貴が引き継いだ。2台は燃料補給のピットストップで順位を入れ替えながらの走行。しかし、ダウンフォース不足でタイヤのグリップ性能が十分に発揮出来なかったこともあり、ほとんど磨耗が確認出来なかった。その結果、両車は2スティント無交換でレースを戦ったが、#7号車は3スティント無交換で走破する場面もあった。

最後のスティントに向けて#7号車は小林可夢偉に、#8号車はアンソニー・デビッドソンにドライバー交替を行ったが、そこで珍しいハプニングが起こった。近くの野球場から飛んで来たボールがコースに転がり、そのボールを取り除くためにフルコース・イエローが出された。

レース終了まで30分となった頃、僅かに雨が落ちて来たが、ウエットタイヤに交換するほどの雨ではなく、レースは何事もなかったように続けられた。TOYOTA GAZOO Racingでは、この最後のスティントでチームオーダーを行使した。2台のTS050 HYBRIDは#7号車、#8号車の順位で走行していたが、ドライバーズ選手権で上位にあるドライバーが乗る#8号車を#7号車の前でゴールさせるべく、順位を入れ替えた。その結果、#8号車は3位に入り、デビッドソン/ブエミ/中嶋は15点を追加、ドライバーズ選手権ポイント合計93点とし、41点差でトップのポルシェ#2号車を追うこととなった。今シーズンの残り4戦はTS050 HYBRIDにとって得意なコース。逆転を狙う。

ニュルブルクリンク、メキシコと苦しい2戦を戦ったTOYOTA GAZOO Racingは、2週間後に迫ったオースティン戦では本来のパフォーマンスを取り戻し、表彰台の中央を狙う。気温は非常に高く、路面温度も高くなるオースティンは、TS050 HYBRIDには適したコースといえる。9月16日(土)WECを戦う各チームは、再びオースティンに集まり、TOYOTA GAZOO Racingはポルシェと真っ向対決を展開する。

トヨタモータースポーツニュース

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2017年9月 4日 (月)

WEC:Rd.5メキシコ レース結果

59ac9b7dc2354 #2 PORSCHE TEAM / DEU / Porsche 919 Hybrid (C)WEC

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2017年9月 3日 (日)

WEC:TOYOTA GAZOO Racing 2台のTS050 HYBRIDが2列目グリッドから決勝レースへ

17wec_rd5_q_12017年9月3日
トヨタ自動車株式会社 GAZOO Racing Company
2017WEC第5戦 メキシコ6時間 公式予選

9月2日(土)の午後6時15分、LMP1・LMP2クラスの予選が大勢の観客の見守る中で予定を5分繰り上げて始まった。雨が来る予報があったからだが、実際にはセッションの終盤に僅かにコースの一部が濡れた程度で、各カテゴリーで烈しいグリッド争いが展開された。

TS050 HYBRID #7号車:(小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス)
公式練習第2回目: 3番手 (1分26秒681), 41周
公式練習第3回目: 3番手 (1分26秒069), 30周
公式予選: 3番手 (平均1分24秒802)

TS050 HYBRID #8号車:(中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、アンソニー・デビッドソン)
公式練習第2回目: 4番手 (1分27秒320), 45周
公式練習第3回目: 1番手 (1分25秒789), 29周
公式予選: 4番手 (平均1分25秒378)

TOYOTA GAZOO Racingは#7号車、#8号車の2台のTS050 HYBRIDを走らせ、#7号車が#8号車を抑えて3番手グリッドを獲得し、#8号車は4番手に甘んじた。 最初にアタックに出たのは#8号車の中嶋一貴。セクター1で最速タイムを記録したが、その後のセクターで僅かに遅れ、タイムを伸ばすことが出来なかった。その後も諦めず2度目のアタックを試みるも、すでにタイヤのパフォーマンスが低下しており、満足するタイムは得られなかった。

中嶋からタイムアタックを引き継いだセバスチャン・ブエミは、中嶋とは異なるコンパウンドのタイヤでタイムアップの可能性に賭けるも、その戦略も実を結ばなかった。1分25秒の壁を破れず、結局4番手のグリッドに甘んじることになった。

一方、#7号車は今シーズンすでにポールポジションを3度獲得しているマイク・コンウェイが自信を持ってタイムアタック、2番手のタイムを記録したところでホセ・マリア・ロペスにステアリングを託した。ロペスも最初のアタックでポルシェ#1号車に継ぐタイムを記録、2度目のアタックに賭けたが、LMP2のマシンに行く手を阻まれてタイムを伸ばすことが出来なかった。その結果、グリッド最前列は2台のポルシェに独占され、2台のTS050 HYBRIDはグリッド2列目から明日の決勝レースをスタートすることとなった。

決勝レースは9月3日(日)の現地時間正午にスタートを切る。不安定な天候が続くこの週末、レース当日には雨の予報を出ており、チームの柔軟な対応と万全な準備が結果を左右する。現在マニュファクチャラーズ選手権ではポルシェに40.5点差を付けられており、タイトル獲得にはこのメキシコ6時間レースで勝利を挙げて次に繋げることが重要だ。その目標に向かってTOYOTA GAZOO Racingは全力で戦う。

マイク・コンウェイ (TS050 HYBRID #7号車):
私自身の予選アタックラップにはとても満足しています。各セクターで僅かに遅れはしましたが、最前列グリッド獲得には充分な速さでした。チームは素晴らしい仕事をしてくれました。公式練習3回目の後に施したいくつかのセッティング変更が効を奏しました。TS050 HYBRIDの感触は良かったです。レースでは何が起こるか分からないですし、特に天候の変化に気を配ってレースを戦う必要があります。

ホセ・マリア・ロペス (TS050 HYBRID #7号車):
我々は公式練習中にやや苦しみ、ポルシェが速かったこともあって、予選のラップタイムは我々が予想していたものよりも若干速いものでした。チームの素晴らしい努力の甲斐あって、ポールポジションには届かなかったものの僅差にまで迫ることが出来ました。残念だったのは私の最後のアタックラップの時にLMP2カーがミラーを見ずにペースダウンしたためタイムをロスしました。更なるタイムアップが可能だったはずで、それが無ければ恐らく最前列グリッドを獲得出来ていたでしょう。

中嶋一貴 (TS050 HYBRID #8号車):
最初のアタックでミスをしてしまい、また、タイヤもベストな状態でのアタックが出来ませんでした。残念な予選になってしまいました。明日の決勝レースについては、天候がどうなるのかを見極める必要がありますが、全力を尽くして、タイトル争いのために1点でも多くのポイントを獲得すべく戦います。

セバスチャン・ブエミ (TS050 HYBRID #8号車):
他のLMP1カー3台は同じ仕様のタイヤを装着していましたが、我々はちょっと違うものを試しました。ただ、予選アタックの時のコンディションには合いませんでした。今日は望んだ結果にはなりませんでしたが、決勝レースは長いので、戦い続けます。予選はレースウィークのほんの一部に過ぎません。我々の目的は日曜日の決勝レースです。

WEC第5戦メキシコ6時間 公式練習2回目結果
順位 No. ドライバー名 チーム/車種 周回 ベストタイム
1 2 ティモ・ベルンハルト
アール・バンバー
ブレンダン・ハートレー ポルシェLMPチーム/
ポルシェ919ハイブリッド 47 1:25.007
2 1 ニール・ジャニ
アンドレ・ロッテラー
ニック・タンディ ポルシェLMPチーム/
ポルシェ919ハイブリッド 45 1:25.491
3 7 小林可夢偉
マイク・コンウェイ
ホセ・マリア・ロペス TOYOTA GAZOO Racing/
トヨタ TS050 HYBRID 41 1:26.681
4 8 中嶋一貴
セバスチャン・ブエミ
アンソニー・デビッドソン TOYOTA GAZOO Racing/
トヨタ TS050 HYBRID 45 1:27.320

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WEC:Rd.5メキシコ 予選結果

59ab483561ab1 #2 PORSCHE TEAM / DEU / Porsche 919 Hybrid - Hybrid (C)WEC

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2017年9月 2日 (土)

WEC:2018/2019年WEC暫定カレンダー

                                                           
2018~19年 FIA World Endurance Championship
Rd. Date Race
  '2018年04月06日 The Prologue Circuit Paul Ricard (FRA) **
1 '2018年05月05日 WEC 6 Hours of   Spa-Francorchamps (BEL)
2 '2018年06月16日 24 Hours of Le Mans   (FRA)
3 '2018年10月14日 6 Hours of Fuji (JPN)
4 '2018年11月04日 6 Hours of Shanghai   (CHN)
5 '2019年02月 Place and event TBC
6 '2019年03月16日 12 Hours of Sebring   (USA) *
7 '2019年05月04日 WEC 6 Hours of   Spa-Francorchamps (BEL)
8 '2019年06月15日 24 Hours of Le Mans   (FRA)

*FIA世界モータースポーツ評議会による議論の結果、2018/2019年世界耐久選手権暫定カレンダーは、18か月の変則的なシーズンとなり各年4つのレースが「スーパーシーズン」として開催される。

*サーキットポールリカールでのプロローグテストは、チームはル・マン24時間レースの準備のために36時間の耐久試験を完了するための機会を提供する。

*セブリング12時間レースは、IMSA Weather Tech選手権と合わせたイベントとなるが、2つの別々のレースが開催される。土曜日の午前10:00から午後10時までIMSA WeatherTechレースが行われ、深夜12時から翌日正午までFIA WECレースが開催される。

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2017年8月 5日 (土)

WEC:TOYOTA GAZOO Racing (WEC)チームに新たな代表が就任

2017_wec_le20mans_saturday_warmup_12017年8月4日(金)
トヨタ自動車株式会社 GAZOO Racing Company

8月1日(火)より新たに村田久武がドイツケルン市に拠点を構えるTOYOTA GAZOO Racing (WEC)チーム代表並びにTOYOTA Motorsport GmbH(TMG)社長に就任した。

新社長となる村田は、2006年、初めて専用ハイブリッド車両でレースに挑戦し、2012年からトヨタが参戦することになったFIA世界耐久選手権(WEC)におけるレース用ハイブリッドパワートレーン開発を率いてきた。

2015年4月からTOYOTA GAZOO Racing (WEC)チーム代表、並びにTMG社長として職務に携わってきた佐藤俊男は、この度、トヨタ自動車パワートレーンカンパニーへ帰任することになり、村田が佐藤のポジションを引き継ぐ。

かつての米国CARTシリーズやグループCカーによるル・マン24時間レースに挑戦した経験を持ち、更には近年、好成績を上げているSUPER GTや全日本スーパーフォーミュラ選手権で培ったモータースポーツへの広い見識を持つ村田新社長のTMGでの活躍が期待される。

TOYOTA GAZOO RacingのWECプロジェクトと共に、村田は、新社長として、トヨタ自動車の先行開発プロジェクトや一般カスタマー向けの技術開発事業等、TMGの全般の事業にも関わり、経営を担うことになる。

新社長となる村田は、TMG着任後、ロブ・ロイペン チーム・ディレクター兼ビジネスオペレーション担当副社長、パスカル・バセロン技術部門担当副社長とともにTMGを支える。

村田久武 TOYOTA GAZOO Racing (WEC) 新チーム代表:
TMGで新しい業務を担うことを誇らしく思います。LMP1ハイブリッド車両開発プロジェクトのスタート当初より、TMGの関係者とは強い絆を結んできておりましたが、この度、更に緊密な関係を築きつつ、すべての分野において成功に向かって挑戦していくことになりました。2015年以来TMGのトップとしてリーダーシップを発揮されてきた佐藤社長には格別な労いを述べるとともに、新しい職場での活躍をお祈り申し上げたいと思います。

佐藤俊男TOYOTA GAZOO Racing (WEC) 元チーム代表:
これまでの3シーズン、一緒に懸命に働いてくれたTOYOTA GAZOO RacingチームとTMGの関係者の皆様全員に心から感謝を申しあげます。このチームとTMG、両方の組織の一員になれたことを嬉しく思いますし、低迷した2015年シーズンから着実な進歩を遂げられたことを誇らしく思います。今後、自分自身はトヨタ自動車に帰任し、パワートレーンカンパニーの中で新たな業務に携わることになりますが、日本からチームとTMGを応援して参ります。引き継ぐ村田新社長を全面的に支援すると共に彼の成功を心からお祈り申し上げます。また最後になりますが、ファンの皆様、関係会社の皆様、これまでの暖かいご支援、本当にありがとうございました。

村田久武 経歴
1987-1993年 トヨタ自動車株式会社 モータースポーツ部 ル・マンレースエンジン開発担当
1995-2002年 同 米国CARTエンジン開発担当
2003-2005年 エンジンプロジェクト推進部
2006-2007年 モータースポーツ部 レースハイブリッド車両(十勝24時間レース)開発主査
2006-2013年 モータースポーツ部 レースハイブリッドシステム開発主査
2014-2017年 モータースポーツ部、モータースポーツユニット開発部 部長
2017 TMG社長就任

トヨタモータースポーツニュース

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