2020年9月21日 (月)

TOYOTA GAZOO Racing 中嶋/ブエミ/ハートレー組TS050 HYBRID 8号車が3連覇! 7号車はトラブルから追い上げ3位表彰台 TGRは2019-2020年シーズンのチームチャンピオン確定

(C)Toyota Motorsports 拡大します

2020年9月21日(月)
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

WEC2019-2020年シーズン 第7戦ル・マン24時間 決勝
9月20日(日)現地時間午後2時半、第88回ル・マン24時間レースがゴールを迎え、TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRID 8号車が3連覇を成し遂げました。ポールポジションから前半首位を走行したTS050 HYBRID 7号車は、トラブルで後退するも追い上げ3位表彰台を獲得。この結果、TOYOTA GAZOO Racingが最終戦を待たずしてチームチャンピオンを確定しました。

TS050 HYBRID 7号車 (マイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペス):
決勝結果 : 3位 (トップと6周差), 381周、ピットストップ35回、グリッド:1番手、ベストラップ:3:19.357

TS050 HYBRID 8号車 (セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、ブレンドン・ハートレー):
決勝結果 : 1位, 387周、ピットストップ36回、グリッド:3番手、ベストラップ:3:19.762

セバスチャン・ブエミ、中嶌一貴、ブレンドン・ハートレーのTS050 HYBRID 8号車が、2位に5周差をつけての勝利を挙げ、FIA世界耐久選手権(WEC)のドライバーズ選手権で首位に立ちました。

ブエミと中嶋は3年連続の勝利となり、97年にわたるル・マンの歴史の中で、これまでに7人しか成し遂げていなかった3連勝ドライバーに加わることとなりました。また、ハートレーは2017年以来2度目のル・マン制覇を果たしました。

ポールポジションからスタートしたマイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペスのTS050 HYBRID 7号車は、彼らにとっての初勝利を目指し、中盤まで首位を走行していましたが、排気系のトラブルに見舞われて後退。しかし後半、見事な追い上げを見せ3位表彰台を勝ち取りました。

全8戦で競われているWEC2019-2020年シーズンの第7戦でのこの勝利により、TOYOTA GAZOO Racingはチームタイトル争いにおいて、2位のレベリオンに逆転不可能な57点差をつけたため、最終戦を待たずして今シーズンのチームチャンピオンを確定しました。TOYOTA GAZOO Racingにとっては2014年、2018-2019年シーズンに続く3度目のタイトル獲得となります。

ル・マンにおける最後の雄姿となった1000馬力を誇る4輪駆動レーシングカーのTS050 HYBRIDは、サルト・サーキットでの効率やパフォーマンスの点で新たなスタンダードとなりました。2012年に搭乗した第1世代のLMP1ハイブリッド車両に対して燃料使用量は35%削減されたにも関わらず、ラップタイムは1周あたり約10秒もの向上を見せました。4年連続のポールポジションと3年連続勝利の中で、予選及び決勝レース中のコースレコードも塗り替えました。

ハイブリッドレースカー開発を通じて得られたノウハウをつぎ込んだ、ル・マン直系のGR Super Sport(仮称)が、決勝レーススタート前に、初めて公の前で披露されました。開発中のモデルをベースにオープン仕様にカスタマイズされた車両は、サーキット1周のデモンストレーション走行を行った後、スタート直前に優勝トロフィーを返還するセレモニーを行いました。

スタートから6時間経過時点での10周ほどを除いて、TS050 HYBRID 7号車はレース前半戦の大半で首位を走り、レースが折り返しを迎える頃には、2位との差は1周以上に広がっていました。しかし、12時間を経過した直後、午前3時前に、小林がドライブしていた7号車は出力低下に見舞われ、ガレージでの修復を余儀なくされてしまいました。排気マニホールドの破損に見舞われた7号車は、修復作業に30分を要し、小林は首位から6周遅れ、3位のレベリオン3号車から4周遅れの4位でコースへと復帰しました。

一方、8号車は序盤にタイヤのパンクやブレーキダクトのダメージといったトラブルに見舞われ、2度の予定外のピットストップと10分間の修復などでタイムを失いながらも、諦めることなく戦い続け、7号車がトラブルに見舞われる前には2番手になっていました。

後半戦、2位以下に充分な差を拡げた8号車は、ブエミ、中嶋、ハートレーがペースをコントロールしながら周回を重ねていき、最終的にその差は5周まで拡がりました。3年連続でアンカードライバーを務めた中嶋が、2020年ル・マン24時間レースのフィニッシュラインをトップで通過。サルト・サーキットにおいて最も成功した日本人ドライバーとしての地位を確固たるものとしました。

コンウェイと小林、ロペスの7号車は、レース復帰後追い上げを図ろうとしましたが、何かにヒットして車両フロアにダメージが及んだことで空力的な性能低下が生じていました。しかし、8号車は表彰台を目指し追い上げを続け、ライバルのレベリオン3号車が残り1時間というところでクラッシュし、ピットでの修復を余儀なくされたことで3位へと浮上。優勝した8号車から6周遅れながら、2位のレベリオン1号車とは1周差での3位表彰台獲得となりました。

8号車のドライバーがこの勝利によるポイントを加えたことで、ドライバーズタイトル争いは、11月14日にバーレーンで開催される、2019-2020年シーズン最終戦に持ち越されることとなりました。8時間レースのバーレーンでは最大39ポイントの獲得が可能ですが、現在首位の8号車と2位の7号車は僅か7ポイント差で、タイトルをかけ、この最終戦に臨むこととなります。

村田久武 TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表:
ル・マン24時間レースへの挑戦というのは、真の耐久性が求められる実に困難なものであると、今回改めて実感しました。我々は、TS050 HYBRIDでル・マンを3連覇するという夢に向かって確固たる決意をもってレースにのぞみ、序盤で8号車に降りかかった逆境も、チームワークで乗り越えました。チーム全員が、素晴らしい仕事をしてくれました。しかしながら、我々は1-2フィニッシュを狙っていたのもまた事実です。素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれた7号車のドライバー、メカニック、エンジニアには本当に申し訳なく思います。我々は一つのチームです。彼らの悔しさは、チーム全員の悔しさでもあります。我々が今年のル・マンで経験した嬉しいこと、悲しいことをファンの皆様に現場で直接分かち合うことはできませんでしたが、来年は直接お会いすることができることを願っています。レベリオンの皆様、準優勝おめでとうございます。何度もプッシュされました。本当に尊敬すべきチームです。また、このような世界的な困難な状況にありながらも、我々にル・マンに挑戦する機会を与えてくださったACOにも感謝しています。

小林可夢偉(7号車):
3位という結果は我々が望んでいたものでも、予想していたものでもありません。我々は今年もここル・マンで非常に速かったのですが、レースというのは残酷です。我々はよく戦いましたし、チームも深夜に迅速な作業で車両を修復してくれました。今回のトラブルは初めてのことですが、それがこのような重要なレース中だったというのは本当に不運でした。しかし、ル・マンではこういうことも起こりえます。8号車と、ハードワークで2台揃っての完走を成し遂げたチームを祝福します。

マイク・コンウェイ(7号車):
ル・マンの勝利の女神は今年も我々には微笑んでくれませんでした。TOYOTA GAZOO Racingが3連覇を達成したことは喜ぶべきことですが、我々7号車の側からすると、また勝利を逃してしまったような感じです。また、これによりチャンピオン争いの状況が大きく変わってしまったことも残念です。ひとつのレースで2つの大きなダメージを負ってしまいました。我々は常に良いレースをするためにここに来ていますが、いつも何かに邪魔されているようです。とはいえ、8号車が勝ったことはチームにとって良かったですし、彼らは素晴らしい戦いぶりでした。

ホセ・マリア・ロペス(7号車):
まずは、チームと8号車のクルー、おめでとう。このようなビッグレースを3連覇するというのは、TOYOTA GAZOO Racingにとっても大変な偉業です。このレースに向け、チームは昼夜なくハードに働いてきました。マイクと可夢偉を含む誰もが素晴らしい働きをしましたし、私自身もその一部だったと思います。今回は運に恵まれず、我々の7号車にとって望んでいた結果にはなりませんでした。本当に速かっただけに、勝てなかったのは残念ですが、挑戦を続けます。

中嶋一貴(8号車):
TS050 HYBRIDでの最後のル・マンで勝つことができたことは格別ですし、3連覇達成というのも素晴らしいです。我々の今日のレースは浮き沈みの激しい展開でしたが、7号車のクルーも含め、全員が本当に素晴らしい働きをしました。どういうわけか、我々は他の車よりも運に恵まれているようです。7号車がトラブルに見舞われたときは、TOYOTA GAZOO Racingとしてレースに勝つことが全てだったので、その後はとてもタフなレースになりました。それだけに勝利を達成することができ、このチームの一員でいられたことが本当に嬉しいです。

セバスチャン・ブエミ(8号車):
最高の気分です。チームメイトと、そしてチームがこの様な素晴らしい成果を成し遂げてくれました。ここル・マンでは、レースの流れはあっという間に変わります。レースが始まったときは、スローゾーンのタイミングやタイヤのパンク、ブレーキ冷却のトラブルなど、あらゆる災厄が私に襲いかかってきているように感じました。しかしその後、突然状況は好転して我々は首位に立ち、まもなく後続に5周差をつけるまでになりました。今年のル・マンは、レースは最後まで何が起こるか分からないということを改めて教えてくれました。

ブレンドン・ハートレー(8号車):
チームメイトと、チーム全てを誇りに思います。このチームに加わったばかりの時は、学習の連続でした。セブ(ブエミ)と一貴のおかげで、この複雑なレースカーを速く走らせることができるようになりました。今日は序盤、幾つかのトラブルに見舞われましたが、支えてくれた最高のメカニックやエンジニアのおかげで、その後は完璧なレースでした。全てが上手く行き、TOYOTA GAZOO Racingには本当に感謝しています。

トヨタモータースポーツニュース

続きを読む "TOYOTA GAZOO Racing 中嶋/ブエミ/ハートレー組TS050 HYBRID 8号車が3連覇! 7号車はトラブルから追い上げ3位表彰台 TGRは2019-2020年シーズンのチームチャンピオン確定"

|

LM24:ルマン24時間レース 結果

■中嶋 一貴組のトヨタ8号車が3連勝を飾る!

No.8 Toyota TS050 HYBRID (C)Toyota Motorsports 拡大します

続きを読む "LM24:ルマン24時間レース 結果"

|

2020年9月20日 (日)

LM24:ルマン24時間レース 19時間目途中経過








No.7 Toyota TS050 HYBRID (C)Toyota Motorsports
拡大します

続きを読む "LM24:ルマン24時間レース 19時間目途中経過"

|

LM24:ルマン24時間レース 15時間目途中経過

No.7 Toyota TS050 HYBRID (C)Toyota Motorsports 拡大します

続きを読む "LM24:ルマン24時間レース 15時間目途中経過"

|

TOYOTA GAZOO Racing TS050 HYBRID 7号車が首位、8号車が1周差の2位で追う

(C)Toyota Motorsports 拡大します

2020年9月20日(日)
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

WEC2019-2020年シーズン 第7戦ル・マン24時間 決勝 12時間経過
ル・マン24時間レースはスタートから12時間が経過。現地時間午後2時半、暗闇に包まれたサルト・サーキットで折り返しを迎えました。TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは1-2位のポジションを守って走り続けています。

TS050 HYBRID 7号車 (マイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペス):
12時間経過時順位 : 1位, 191周

TS050 HYBRID 8号車 (セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、ブレンドン・ハートレー) :
12時間経過時順位 : 2位 (トップと1周差), 190周

12時間経過時点で首位に立っているのは、ポールポジションからスタートしたマイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペスのTS050 HYBRID 7号車。2位には1周の差をつけています。

一方、セバスチャン・ブエミ、中嶌一貴、ブレンドン・ハートレーのTS050 HYBRID 8号車は、7号車がセーフティカー走行時にピットインしたことでタイムロスしたため、レースが4分の1の時点で首位に立ちましたが、7時間を経過したところで技術的なトラブルに見舞われ、ポジションダウンを余儀なくされました。

ブレーキ温度上昇のトラブルに見舞われていた8号車は、ドライバー交代のたびに対応作業を行い、若干のタイムロスを強いられていましたが、LMP2車両のアクシデントによりセーフティカー走行が長くなったタイミングで、チームは車両右前部にある冷却ダクトシステムを完全に交換することを決めました。これにより8号車は10分間のピットインを強いられ、中嶋は3位でレースに復帰しました。

セーフティカーの先導により全車がスロー走行していたこともあり、8号車のロスは1周で済み、再スタートが切られるとまもなく、中嶋は前を行く2位のレベリオン1号車にプレッシャーをかけ、オーバーテイク。再びTOYOTA GAZOO Racingの1-2体制としました。

その間、首位を行く7号車のロペスは、多くのアクシデントによるスローゾーンやコース上の混雑、そして8時間目にも短いセーフティカーランが発生する状況など、混雑の中リスクを追うことなく首位を堅守。

2台のTS050 HYBRIDは着実なペースで周回を重ね、レーススタートを担当し、2度目のスティントとなるコンウェイとブエミが再びコクピットへ。深夜のサルト・サーキットで、後続との差をさらに拡げていきました。

レースが折り返しとなる12時間を経過した時点で、首位を行く7号車は小林がドライブ。ブエミの7号車が1周遅れでこれを追い、レベリオン1号車はさらに1周差となっています。

ホセ・マリア・ロペス(7号車):
自分のスティントは上手くいきました。スローゾーンとセーフティカーにより若干の浮き沈みがありましたが満足しています。セーフティカー中に冷えたタイヤで走るのは簡単ではありませんでしたが、TS050 HYBRIDは運転しやすかったです。また一時8号車に先行されましたが、彼らは修理のために時間をロスしました。自分たちにはその問題は出ていないし、現在十分なリードを保っています。しかしながらレースは何が起こるかわかりません。リスクを取らずゴールを目指します。

中嶋一貴(8号車):
レースの序盤はブレーキ冷却の問題を抱えていました。自分のドライブ中、セーフティカー導入時に部品を代える決断をしました。1ラップ分失いましたが最小限のダメージで済んだと思います。また夜間の運転は簡単ではなく、セーフティカー導入時はタイヤ内圧を保つのに苦労します。冷静さを保ちながら自分の運転に集中しています。7号車に対して1ラップ遅れていますが、我々のペースは戻っています。最後まで集中し出来る限りの事をします。

トヨタモータースポーツニュース

2020年9月20日(日)
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

WEC2019-2020年シーズン 第7戦ル・マン24時間 決勝 12時間経過
ル・マン24時間レースはスタートから12時間が経過。現地時間午後2時半、暗闇に包まれたサルト・サーキットで折り返しを迎えました。TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは1-2位のポジションを守って走り続けています。

TS050 HYBRID 7号車 (マイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペス):
12時間経過時順位 : 1位, 191周

TS050 HYBRID 8号車 (セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、ブレンドン・ハートレー) :
12時間経過時順位 : 2位 (トップと1周差), 190周

12時間経過時点で首位に立っているのは、ポールポジションからスタートしたマイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペスのTS050 HYBRID 7号車。2位には1周の差をつけています。

一方、セバスチャン・ブエミ、中嶌一貴、ブレンドン・ハートレーのTS050 HYBRID 8号車は、7号車がセーフティカー走行時にピットインしたことでタイムロスしたため、レースが4分の1の時点で首位に立ちましたが、7時間を経過したところで技術的なトラブルに見舞われ、ポジションダウンを余儀なくされました。

ブレーキ温度上昇のトラブルに見舞われていた8号車は、ドライバー交代のたびに対応作業を行い、若干のタイムロスを強いられていましたが、LMP2車両のアクシデントによりセーフティカー走行が長くなったタイミングで、チームは車両右前部にある冷却ダクトシステムを完全に交換することを決めました。これにより8号車は10分間のピットインを強いられ、中嶋は3位でレースに復帰しました。

セーフティカーの先導により全車がスロー走行していたこともあり、8号車のロスは1周で済み、再スタートが切られるとまもなく、中嶋は前を行く2位のレベリオン1号車にプレッシャーをかけ、オーバーテイク。再びTOYOTA GAZOO Racingの1-2体制としました。

その間、首位を行く7号車のロペスは、多くのアクシデントによるスローゾーンやコース上の混雑、そして8時間目にも短いセーフティカーランが発生する状況など、混雑の中リスクを追うことなく首位を堅守。

2台のTS050 HYBRIDは着実なペースで周回を重ね、レーススタートを担当し、2度目のスティントとなるコンウェイとブエミが再びコクピットへ。深夜のサルト・サーキットで、後続との差をさらに拡げていきました。

レースが折り返しとなる12時間を経過した時点で、首位を行く7号車は小林がドライブ。ブエミの7号車が1周遅れでこれを追い、レベリオン1号車はさらに1周差となっています。

ホセ・マリア・ロペス(7号車):
自分のスティントは上手くいきました。スローゾーンとセーフティカーにより若干の浮き沈みがありましたが満足しています。セーフティカー中に冷えたタイヤで走るのは簡単ではありませんでしたが、TS050 HYBRIDは運転しやすかったです。また一時8号車に先行されましたが、彼らは修理のために時間をロスしました。自分たちにはその問題は出ていないし、現在十分なリードを保っています。しかしながらレースは何が起こるかわかりません。リスクを取らずゴールを目指します。

中嶋一貴(8号車):
レースの序盤はブレーキ冷却の問題を抱えていました。自分のドライブ中、セーフティカー導入時に部品を代える決断をしました。1ラップ分失いましたが最小限のダメージで済んだと思います。また夜間の運転は簡単ではなく、セーフティカー導入時はタイヤ内圧を保つのに苦労します。冷静さを保ちながら自分の運転に集中しています。7号車に対して1ラップ遅れていますが、我々のペースは戻っています。最後まで集中し出来る限りの事をします。

トヨタモータースポーツニュース

2020年9月20日(日)
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

WEC2019-2020年シーズン 第7戦ル・マン24時間 決勝 12時間経過
ル・マン24時間レースはスタートから12時間が経過。現地時間午後2時半、暗闇に包まれたサルト・サーキットで折り返しを迎えました。TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは1-2位のポジションを守って走り続けています。

TS050 HYBRID 7号車 (マイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペス):
12時間経過時順位 : 1位, 191周

TS050 HYBRID 8号車 (セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、ブレンドン・ハートレー) :
12時間経過時順位 : 2位 (トップと1周差), 190周

12時間経過時点で首位に立っているのは、ポールポジションからスタートしたマイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペスのTS050 HYBRID 7号車。2位には1周の差をつけています。

一方、セバスチャン・ブエミ、中嶌一貴、ブレンドン・ハートレーのTS050 HYBRID 8号車は、7号車がセーフティカー走行時にピットインしたことでタイムロスしたため、レースが4分の1の時点で首位に立ちましたが、7時間を経過したところで技術的なトラブルに見舞われ、ポジションダウンを余儀なくされました。

ブレーキ温度上昇のトラブルに見舞われていた8号車は、ドライバー交代のたびに対応作業を行い、若干のタイムロスを強いられていましたが、LMP2車両のアクシデントによりセーフティカー走行が長くなったタイミングで、チームは車両右前部にある冷却ダクトシステムを完全に交換することを決めました。これにより8号車は10分間のピットインを強いられ、中嶋は3位でレースに復帰しました。

セーフティカーの先導により全車がスロー走行していたこともあり、8号車のロスは1周で済み、再スタートが切られるとまもなく、中嶋は前を行く2位のレベリオン1号車にプレッシャーをかけ、オーバーテイク。再びTOYOTA GAZOO Racingの1-2体制としました。

その間、首位を行く7号車のロペスは、多くのアクシデントによるスローゾーンやコース上の混雑、そして8時間目にも短いセーフティカーランが発生する状況など、混雑の中リスクを追うことなく首位を堅守。

2台のTS050 HYBRIDは着実なペースで周回を重ね、レーススタートを担当し、2度目のスティントとなるコンウェイとブエミが再びコクピットへ。深夜のサルト・サーキットで、後続との差をさらに拡げていきました。

レースが折り返しとなる12時間を経過した時点で、首位を行く7号車は小林がドライブ。ブエミの7号車が1周遅れでこれを追い、レベリオン1号車はさらに1周差となっています。

ホセ・マリア・ロペス(7号車):
自分のスティントは上手くいきました。スローゾーンとセーフティカーにより若干の浮き沈みがありましたが満足しています。セーフティカー中に冷えたタイヤで走るのは簡単ではありませんでしたが、TS050 HYBRIDは運転しやすかったです。また一時8号車に先行されましたが、彼らは修理のために時間をロスしました。自分たちにはその問題は出ていないし、現在十分なリードを保っています。しかしながらレースは何が起こるかわかりません。リスクを取らずゴールを目指します。

中嶋一貴(8号車):
レースの序盤はブレーキ冷却の問題を抱えていました。自分のドライブ中、セーフティカー導入時に部品を代える決断をしました。1ラップ分失いましたが最小限のダメージで済んだと思います。また夜間の運転は簡単ではなく、セーフティカー導入時はタイヤ内圧を保つのに苦労します。冷静さを保ちながら自分の運転に集中しています。7号車に対して1ラップ遅れていますが、我々のペースは戻っています。最後まで集中し出来る限りの事をします。

トヨタモータースポーツニュース

続きを読む "TOYOTA GAZOO Racing TS050 HYBRID 7号車が首位、8号車が1周差の2位で追う"

|

LM24:ルマン24時間レース 12時間途中経過

No.7 Toyota TS050 HYBRID (C)Toyota Motorsports 拡大します

続きを読む "LM24:ルマン24時間レース 12時間途中経過"

|

LM24:ルマン24時間レース 9時間目途中経過

No.8 Toyota TS050 HYBRID (C)Toyota Motorsports 拡大します

続きを読む "LM24:ルマン24時間レース 9時間目途中経過"

|

TOYOTA GAZOO Racing TS050 HYBRID 8号車が首位の1-2体制で夜間走行へ突入

(C)Toyota Motorsports 拡大します

2020年9月20日(日)
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

WEC2019-2020年シーズン 第7戦ル・マン24時間 決勝 6時間経過
9月19日(土)午後2時半、FIA世界耐久選手権(WEC)第7戦 第88回ル・マン24時間レースのスタートが切られました。開始から6時間が経過し、レースの4分の1を終えたところで、TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは、1-2体制を守って走行を続けています。

TS050 HYBRID 7号車 (マイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペス):
6時間経過時順位 : 2位, (トップと10秒124差) 100周

TS050 HYBRID 8号車 (セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、ブレンドン・ハートレー):
6時間経過時順位 : 1位, 100周

3番手スタートのセバスチャン・ブエミと中嶋一貴、ブレンドン・ハートレーが駆るTS050 HYBRID 8号車は、タイヤのパンクとブレーキダクトの清掃などのために2度のピットインを強いられタイムをロスしましたが、6時間を経過した時点では首位を走行しています。

ポールポジションからスタートを切った、WECのポイントリーダーであるマイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペスの3人がドライブするTS050 HYBRID 7号車は、序盤の6時間、首位での走行を続けていましたが、予定通りのピットへ向かったタイミングで不運にもセーフティカーが導入されたためタイムロス。8号車に続く2位につけています。ライバルとなるレベリオンの1号車は、1周遅れの3位を走行しています。

7号車のスタートを担当したコンウェイは、3番手からスタートしたブエミの8号車が、2番手スタートのレベリオン1号車との2位争いを繰り広げる間に、後続とのマージンを拡げていきました。

最初のピットストップで、ブエミの8号車はレベリオン1号車をかわして2位へと浮上しましたが、1時間を経過したところで左リアタイヤのパンクに見舞われ予定外のピットイン。首位から1分程遅れた4位へと後退しました。しかしその後、首位の7号車コンウェイが快調にリードを拡げていく間に、8号車のブエミも2台のレベリオンをかわし、2位へと復帰しました。

2台のTS050 HYBRIDは、ピットタイミングが半スティントほどずれた状況で、ピットのたびに順位が入れ替わる展開となりましたが、実質的には7号車が1分ほどの差で首位を守りながら周回が重ねられていきました。

2台のハイペースなバトルは、3時間を前に、7号車が小林、8号車がハートレーへとドライバー交代、同時に新品タイヤへ交換してからも続きました。気温がやや高くなってきたこともあり、8号車はブレーキダクトの清掃のために、通常のピットストップ時間に加えて20秒を費やしました。

コース上の混雑やスローゾーンの影響で7号車と8号車の差は変動しましたが、3位のレベリオン1号車との差は1周以上へと拡大しました。5時間を過ぎ、8号車は中嶋へとドライバーチェンジ。この再、再びブレーキダクトの清掃のために30秒ほどを失いました。

これで7号車のロペスはチームメイトに対し90秒のリードとなりましたが、5時間45分が過ぎたところでGT車両のアクシデントによりセーフティカーが導入。7号車はこの不運なタイミングで予定されていた燃料補給のピットインを行ったため、2分以上もピット出口での待機を余儀なくされ、6時間経過の時点では、8号車が僅差での首位に立つこととなりました。

小林可夢偉(7号車):
私の走っていたときはコース上の混雑が酷い上にアクシデントも多く、かなり難しいスティントでした。不運なタイミングのスローゾーンでなんどもタイムをロスし、時には30秒も失いました。コース上の多くの車をかわすのは大変でしたが、最も大事なのはリスクを冒さないように走ることです。まだまだ先は長いので、それを守って走り続けなくてはなりません。

マイク・コンウェイ(7号車):
私の最初のスティントはとても順調でした。スタート直後の1コーナーへの進入こそレベリオン1号車に横に並ばれましたが、お互いフェアでクリーンなバトルができました。首位の座は守ることができましたが、レベリオン1号車も速く、ギャップを広げるためにプッシュしなくてはなりませんでした。中盤のスティントでは車のバランスにやや苦しみましたが、コースのコンディションや温度の変化にあわせて少しずつバランスを調整したことで、終盤はまた快調に走ることができました。

セバスチャン・ブエミ(8号車):
今週初めには週末の大雨予報がありましたが、予想を覆し、コースコンディションは良い状態です。ただレース開始直後、レベリオンの背後でパンクに見舞われて、7号車に挑む事が出来ませんでした。またブレーキダクトのクリーニングで時間を取られたりと、忙しいレース序盤になってしまいました。今後は落ち着いて7号車へ挑戦できることを願っています。

ブレンドン・ハートレー(8号車):
片方のフロントブレーキの冷却問題に見舞われて、ブレーキダクトからゴムを取り除かなければならず時間をロスしてしまいました。このことで本来の性能を出し切れていませんが、レースは長いし、TS050 HYBRIDでの初めてのル・マンのレースは楽しいです。序盤ですので慎重にドライブし、ミスはありませんでした。

トヨタモータースポーツニュース

続きを読む "TOYOTA GAZOO Racing TS050 HYBRID 8号車が首位の1-2体制で夜間走行へ突入"

|

WEC:GR Super Sport(仮称)がサルト・サーキットで初走行を披露 (トヨタ)

Toyota GR Super Sport (C)Toyota Motorsports 拡大します

2020年9月20日
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

第88回ル・マン24時間レースの決勝を前に、TOYOTA GAZOO Racing(以下TGR)は、開発中のハイパーカー、GR Super Sport(仮称)でサルト・サーキットを走行し、その様子を公開しました。

今回走行したのは、2018年・2019年にル・マン総合優勝を果たしたTS050 HYBRIDをベースにしたロードカー、GR Super Sport(仮称)の開発中のモデルです。特別にオープン仕様にカスタマイズし、GRのカモフラージュ柄が施された車両に、かつてトヨタのWECドライバーとして活躍したアレックス・ブルツと村田チーム代表が乗り込み、デモンストレーションラップと決勝スタート前のトロフィー返還を行いました。

トロフィー返還セレモニー終了後には、ル・マン24時間レース3連覇に向けて2台のTS050 HYBRIDの挑戦が始まりました。TS050 HYBRIDは2016年のデビューから、優勝を達成するだけでなく、最速ラップタイム更新や現時点でのコースレコードの樹立など、ル・マンで数々の歴史を作ってきました。この過程で得た知見はすべて、開発中のハイパーカーGR Super Sport(仮称)の開発に活かされており、まさにル・マン直系の市販車と言えます。

GR Super Sport(仮称)は、モータースポーツを通じてもっといいクルマづくりに取り組むTOYOTA GAZOO Racing(以下、TGR)の理念を具現化したクルマです。そして、TGRのレース活動とGR商品の非常に密接な関係を示す象徴でもあります。

アレックス・ブルツ
GR Super Sport(仮称)の開発中のモデルを初めて公の場で、しかもこのクルマとつながりの深いル・マンのようなサーキットでドライブすることができてとても光栄です。GR Super Sport(仮称)はここル・マンで生まれたクルマなので、ホームに戻ったように感じます。今回このクルマを運転するのは私にとって初めてで、さらに1周では限界まで性能を発揮させるチャンスはありませんでしたが、GR Super Sport(仮称)がすでに高いパフォーマンスとポテンシャルを持っていることが感じられました。運転中は、特に四輪駆動とハイブリッドシステムにTS050 HYBRIDとの類似性を感じました。エンジニアたちは、「それはこのクルマの本当のパフォーマンスのほんの一部だ」と言っていたので、近い将来、またこのクルマをドライブできる日がとても楽しみです。

トヨタモータースポーツニュース

|

2020年9月19日 (土)

WEC:2021年暫定カレンダーを発表

■2021 Season 9 Calendar

Rd. Date Race Country
  03月13日-14日 セブリングテスト アメリカ
1 03月19日 セブリング1000Km アメリカ
2 05月01日 スパ・フランコルシャン6時間 ベルギー
3 06月12日-13日 ルマン24時間 フランス
4 07月18日 モンツァ6時間 イタリア
5 09月26日 富士6時間 日本
6 10月20日 バーレーン6時間 バーレーン

 

|

より以前の記事一覧