2017年3月29日 (水)

WEC:TOYOTA GAZOO Racing、WEC第2戦、第3戦に参戦する3台目のドライバーを発表

2017ts050hybridteaser_1トヨタ自動車株式会社 モータースポーツマーケティング部

TOYOTA GAZOO Racingは、2017年シーズンのFIA世界耐久選手権(WEC)に3台目として参戦するTS050 HYBRIDのドライバーに、国本雄資選手とニコラス・ラピエール選手が決定したことを発表した。

国本選手とラピエール選手は、既に発表されているステファン・サラザン選手と組んでTS050 HYBRID#9号車を駆り、第2戦スパ・フランコルシャン6時間と第3戦ル・マン24時間の2戦に参戦する。

26歳の国本選手は、日本のSUPER GTにこれまで8年にわたって参戦、耐久レースにおいても十分な経験を積んできている。また、昨年は、トップレベルのドライバーが競う、日本のスーパーフォーミュラにおいてシリーズチャンピオンを勝ち取った。全日本F3のチャンピオンを経てトップカテゴリーに参戦している国本選手は、今季もSUPER GTとタイトル防衛を目指すスーパーフォーミュラに参戦する。

32歳のフランス人、ニコラス・ラピエール選手は、3年ぶりのチーム復帰となる。ラピエール選手は2012年から2014年までTOYOTA GAZOO RacingでWECシリーズに参戦。トヨタのハイブリッド・レースカーによるWEC初勝利にも貢献した。その後、彼はLMP2クラスに参戦。2度にわたってル・マン24時間レースのクラス優勝を勝ち取ったほか、2016年はシリーズチャンピオンに輝いた。

この発表により、TOYOTA GAZOO Racingの2017年シーズン参戦体制が全て整った。1月に発表された、#7号車は小林可夢偉選手、マイク・コンウェイ選手、ホセ・マリア・ロペス選手の3名。#8号車は中嶋一貴選手、セバスチャン・ブエミ選手、アンソニー・デビッドソン選手の3名の組み合わせで、この2台がシリーズにフル参戦する。

トヨタモータースポーツニュース

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2017年2月 3日 (金)

WEC:ポルシェ919ハイブリッドが、カーナンバー1と2を掲げてル・マンとWECに参戦

M16_2519_fine2017年シーズンでハットトリックを狙うポルシェ
ドイツ.  ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:オリバー・ブルーメ)は昨年度のFIA世界耐久選手権(WEC)を制覇した2台のポルシェ919ハイブリッドでのタイトル防衛を目指し、カーナンバー1と2を掲げて2017年シーズンに参戦します。このシリーズにはハイライトとしてル・マン24時間レースが含まれています。主催者のFIAとACOが本日開いたプレス カンファレンスにおいて、ポルシェ2台の車両と新たなドライバー編成のチームによるエントリーが承認されました。

2台のポルシェ919ハイブリッドのうち、カーナンバー1はニール・ジャニ(33歳、スイス出身)、アンドレ・ロッテラー(35、ドイツ)、およびニック・タンディ(32、英国)がステアリングを握ります。ジャニは2016年のWECワールドチャンピオンであり、6月のル・マン24時間でも優勝を果たしています。ロッテラーは2012年にアウディで世界選手権のタイトルを手にしているほか、ル・マンで過去3回の総合優勝を誇る経験豊富なドライバーです。タンディは2015年のル・マンでポルシェに勝利をもたらしたチームの一員です。カーナンバー2は2015年のワールドチャンピオン、ティモ・ベルンハルト(36、ドイツ)と、2人のニュージーランド出身ドライバー、アール・バンバー(26)とブレンドン・ハートレー(27)がトリオを組みます。バンバーはタンディとともに2015年のル・マンで優勝を果たしたドライバーであり、またハートレーは2015年のWECでベルンハルトと共にタイトルを獲得しています。

ポルシェは、900 PS(662 kW)超のパワーを持つLMP1マシン、919ハイブリッドの完全な見直しを行い、2017年シーズンにル・マン24時間とFIA世界耐久選手権の3年連続制覇を目指しています。「私達はハットトリックを狙います」とLMP1担当副社長のフリッツ・エンツィンガーは力強く宣言し、ヴァイザッハで働く260人強のチームに究極のゴールを設定しました。

2015年と2016年の両年、ポルシェはチームにとって17回目と18回目にあたるル・マン総合優勝を手に入れるとともに、マニュファクチュアラーとドライバーの両部門でワールドチャンピオンのタイトルを2年連続で獲得しました。

エンツィンガーは次のように続けます。「シリーズ全9戦の1戦1戦が厳しいチャレンジです。勝利を手にするためには信頼性が基本的な必要条件となります。6時間にわたって、クラスが異なり速度差のある多数のマシンの間を縫うように走行するため、毎戦が予断を許しません。最終的にはわずか何秒かの差が勝利の分かれ目になることもあるでしょう。そしてシリーズの頂点を極めるのが、ほかのレースの4倍もの長い時間で争われるル・マンです。この24時間レースはドライバーとマシンの双方を極限まで追い立てます。2017年シーズン、最上位のLMP1カテゴリーにおいてはトヨタが手ごわいライバルとなることでしょう。われわれは隅々まで改良を施したポルシェ919ハイブリッドと6人のトップドライバーから成るチームで、ライバルを迎え撃ちます」。

ポルシェのプロトタイプマシン、919ハイブリッドの進化については、来る3月31日にアウトドローモ・ナツィオナーレ・ディ・モンツァで発表します。その後、4月1日と2日にイタリアで開催されるFIA WECプロローグにおいて、全チームが合同で公式テストを行います。チームマネージャーのアンドレアス・ザイドルが引き続きテクニカルディレクター代理を務めます。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

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WEC:TOYOTA GAZOO Racing 2017年のWEC参戦体制を発表

02TOYOTA GAZOO Racingは2017年のFIA世界耐久選手権(WEC)における新たなドライバーラインナップと、一部のレースにおける3台体制出場について発表した。

TOYOTA GAZOO Racingは2017年、WECの一層の盛り上がりを支えると共に最重点とするル・マン24時間レース優勝を目指して、第2戦スパ6時間と第3戦ル・マン24時間レースを2017年仕様TS050 HYBRIDの3台体制で臨む。

ドライバーラインナップについては、2014年の世界チャンピオンであるセバスチャン・ブエミとアンソニー・デビッドソンに、ル・マン24時間でポールポジションを獲得した唯一の日本人ドライバーである中嶋一貴を加えた3人の組み合わせによって2017仕様のTS050 HYBRIDでフルシーズンを戦う。

フルシーズンエントリー2台目には、WECでの優勝経験のある小林可夢偉とマイク・コンウェイの2名に、新たにホセ・マリア・ロペスが加わる。33歳のロペスはGP2シリーズで優勝を飾る活躍の後、昨年まで3年連続で世界ツーリングカー選手権(WTCC)のチャンピオンを獲得した実力と実績のあるドライバーである。

2012年のWEC参戦当初からトヨタチームの中で重要な役割を果たしてきたステファン・サラザンは、その経験を活かし、第2戦スパと第3戦ル・マンに出走予定の3台目のドライバーとして登録される。残る2名のドライバーについては、現在検討中であり、近々に発表される予定。

なお、現地時間2月2日にシリーズ主催者よりシーズンエントリーについて発表があり、TOYOTA GAZOO Racingは小林、コンウェイ、ロペスのTS050 HYBRIDが#7のゼッケンをつけて1年間戦うこととなった。この7というのは2012年、デビューシーズンでTS030 HYBRIDが記念すべき初勝利を挙げたときのゼッケン番号でもある。

中嶋、ブエミ、デビッドソンの車両のゼッケンは#8号車となる。ブエミとデビッドソンにとってこの数字は、2014年にTS040 HYBRIDで世界チャンピオンに輝いたときの車番である。

サラザンが第1ドライバーとなる3台目のTS050 HYBRIDは#9号車となる。

TOYOTA GAZOO Racingは、3月31日にイタリア・モンツァで開催されるWECの公式テストにおいて、更なる性能向上を果たした2017年仕様TS050 HYBRID並びに今季のチーム体制を発表する。

トヨタモータースポーツニュース

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2016年12月22日 (木)

WEC:2017年WECカレンダー

(C)WEC 拡大します

■2017 WEC SEASON CALENDAR

Rd Date Race Country
1 04月16日 6 Hours of Silverstone GBR
2 05月06日 6 Hours of Spa-Francorchamps Belgium
3 06月17日 24 Hours of Le Mans FRA
4 07月16日 6 Hours of Nurburgring DEU
5 09月03日 6 Hours of Mexico MEX
6 09月16日 6 Hours of Austin USA
7 10月15日 6 Hours of Fuji JPN
8 11月05日 6 Hours of Shanghai CHN
9 11月18日 6 Hours of Bahrain BHR

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2016年11月22日 (火)

WEC:FIA世界耐久選手権(WEC)第9戦 バーレーン: LMP1クラス決勝 (ポルシェ)

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シュトゥットガルト. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr.オリバー・ブルーメ)は2年連続してFIA世界耐久選手権(WEC)の栄誉をすべて獲得しました。ル・マンでの勝利、上海におけるマニュファクチュアラー選手権の獲得、そして最終戦バーレーンにおいてドライバーズ選手権も手にしました。全9戦で行われる2016年のWECの最終戦において、ティモ・ベルンハルト(ドイツ)/ブレンドン・ハートレー(ニュージーランド)/マーク・ウェバー(オーストラリア)組のポルシェ919ハイブリッドは2番手グリッドからスタートして3位に入賞しました。そしてロマン・デュマ(フランス)/ニール・ジャニ(スイス)/マルク・リーブ(ドイツ)組はレース序盤の他車との接触により6位でレースを終えることで新たな世界チャンピオンを確定しました。ワンツー・フィニッシュを遂げたアウディの活躍はWEC撤退の花道を飾るに相応しいものでした。
バーレーン6時間レースは現地時間午後4時、外気温約30°Cでスタートしましたが午後4時45分の日没後は24°Cまで下がりました。

カーナンバー1のレース展開:
ベルンハルトは2番手グリッドからスタートし、オープニングラップでチームメイトのジャニにポジションを譲りました。13周目にはカーナンバー7のアウディが先行し、ベルンハルトは4番手になりました。29周を終えたところでウェバーに交代し、ウェバーはカーナンバー5のトヨタを43周目にオーバーテイクすることに成功しました。ハートレーは59周目にコクピットに収まり、89周でベルンハルト、120周でハートレーへと交代しました。その後ベルンハルトが150周終了時点でふたたび受け継ぎ、180周時点で、ウェバーが彼にとってレースキャリアの最後を飾るファイナルスティントを担当しました。ウェバーが駆る919は201周して3位でフィニッシュしました。

カーナンバー2のレース展開:
ジャニは最初のラップで3番手から2番手にポジションを上げますが、15周目にトヨタのカーナンバー7に追い越されました。ジャニはチームメイトのポルシェ919に次ぐ3番手を走って28周目に最初のピットストップを行い、そのままコースに復帰しました。しかしその直後、GTカーと接触し、再びピットインすることになりました。損傷を負ったタイヤとリアカウルが交換されます。このピットストップによりカーナンバー2は1ラップ遅れとなりました。60周目にデュマが引き継ぎ、91周でリーブに交代します。122周でジャニがまたコクピットに戻り、153周でまたデュマに代わります。リーブが最終スティントに向けてコクピットに飛び込んでから20数分後、198周を走りきってフィニッシュラインを通過した時、新たな世界チャンピオンが決まりました。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

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WEC:Audi、1-2フィニッシュで有終の美を飾る.

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2016/11/21|Motorsport


バーレーン大会で、ディ グラッシ / デュバル / ジャービス組が優勝、ファスラー / ロッテラー / トレルイエ組が2位を獲得
スポーツカーレースで107回目の優勝にして、今シーズン最良の結果
今シーズン2位の成績で、18年間のスポーツカー耐久レースに別れを告げる

11月19日 インゴルシュタット/バーレーン:
アウディが、今季最高の結果で有終の美を飾りました。ルマン プロトタイプカテゴリー(LMP)への参戦最後のレースとなるFIA世界耐久選手権(WEC)最終戦で、感動的な1-2フィニッシュを遂げました。ポールポジションから臨んだ決勝レースで、Audi R18が優勝しただけでなく、ルーカス ディ グラッシが最速ラップを記録しました。これにより、アウディは今シーズンのマニュファクチャラーズとドライバーズの両方で、シーズン2位のタイトルを獲得しました。

アウディスポーツ チームヨーストと6人のドライバー達が、今シーズン最後のレースで、再び素晴らしい走りを披露しました。アウディモータースポーツ代表のDr. ウォルフガング ウルリッヒは「非の打ちどころの無いパフォーマンスを発揮してくれたチーム全員に、感謝しています。最後を飾るに、これ以上のものは無かったと思います。FIA世界耐久選手権(WEC)のスタッフや強豪揃いのライバルチームが、我々のフィナーレを祝福してくれました。これまでの数々の闘いの中でも最高の結果を示すことで、そうした方々の気持ちに応えることが出来ました。決して忘れることの出来ない週末でした」とコメントをしています。

レースは、ルーカス ディ グラッシ / ロイック デュバル / オリバー ジャービス(ブラジル/フランス/イギリス)組のリードで始まりました。 開始から2時間が過ぎる頃、マルセル ファスラー / アンドレ ロッテラー / ブノワ トレルイエ(スイス/ドイツ/フランス)組が駆るゼッケン7号車が トップに立ちますが、ピット作業中のエアレンチの不具合に見舞われ、その間隙を突いてゼッケン8号車が再びトップに返り咲きます。そして8号車は、104周目にフルコースコーションが出される中、トップチームで唯一ピットストップを断行しました。この際、チームはラップタイム向上のためのセッティング変更も行い、ルーカス ディ グラッシの最速ラップなど、多くのアドバンテージを獲得し、149周目にボディに付着した多くのラバーを取り除くために、予定外のピットストップが必要になった際も順位を保つことが出来ました。

その結果、グラッシ / デュバル / ジャービス組が、7号車に16秒差で、5月のスパ フランコルシャン大会に続く、今季2度目の優勝を果たし、年間ドライバーズ ランキング2位を獲得しました。さらにチームメイトのファスラー / ロッテラー / トレルイエ組が2位に入り、シーズン最高の成績となりました。1999年以来、アウディはスポーツカーレースに偉大な足跡を残しました。アメリカ、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアで開催された187のLMPレースで107回の優勝を獲得しました。 2012年に世界耐久選手権(WEC)となってからも、ポールポジション16回、41大会中17回の優勝、23回の最速ラップとドライバーとマニュファクチャラーズチャンピオンシップをそれぞれ2回獲得しています。これらのどのカテゴリーにおいても、アウディほどの成果を成し遂げたマニュファクチャラーは他にはありません。

アウディスポーツのLMPプログラム責任者のステファン ドライヤーも「私たちのチームの勝利への意欲は、本日のバーレーン大会においても非常に強く、これまで通りの素晴らしい結果を生み出しました。チームを最高のものに育て上げた、アウディスポーツ チームヨースト、ドライバー、そして、ノイブルグ、ネッカーズルム、インゴルシュタットなどでこの偉業を支え続けてくれた全ての人達に、心から感謝します。最後の大会で1-2フィニッシュを飾り、2つのカテゴリーで2位を獲得して有終の美を飾れたことは、この上ない喜びです。これまで支えてくれた、すべての人々に感謝します」とコメントしています。

バーレーン6時間レースの決勝結果
1: ディ グラッシ / デュバル / ジャービス (Audi R18) 201 laps
2: ファスラー / ロッテラー / トレルイエ (Audi R18) +16.419s
3: ベルンハルト / ハートレー / ウエーバー (ポルシェ) 1m 17.001s
4: ブエミ / デイビッドソン / 中嶋 (トヨタ) -1 lap
5: コンウェイ / 小林 / サラザン (トヨタ) -1 lap
6: デュマ/ ジャニ / リーブ (ポルシェ) -3 laps

アウディジャパン・プレスリリース

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2016年11月20日 (日)

WEC:Rd.9バーレーン レース結果

■アウディ、1-2フィニッシュで有終の美を飾る

Audi R18 (2016) #8 (Audi Sport Team Joest) (C)Audi Motor Sport

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2016年11月19日 (土)

WEC:TOYOTA GAZOO Racing タイム抹消で3列目スタートも決勝のペースに自信

16wec_rd9_q_12016年11月18日(現地)
トヨタ自動車株式会社 モータースポーツマーケティング部

WEC第9戦 バーレーン6時間 予選
11月18日(金)、FIA世界耐久選手権(WEC)第9戦バーレーン6時間レースの予選が行われ、TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDはベストタイム抹消によって、3列目5,6番手から明日の決勝レースをスタートすることとなった。

TS050 HYBRID #5号車:(中嶋一貴、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ)
公式練習第3回目: 3番手 (1分40秒852), 32周
公式予選 6番手 (平均1分40秒776)

TS050 HYBRID #6号車:(小林可夢偉、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
公式練習第3回目: 6番手 (1分41秒276), 28周
公式予選 5番手 (平均1分40秒222)

TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは、予選セッションが始まると力強い走りでタイムを刻んだが、共に4輪コースアウトの判定を受け、ベストタイムを抹消された。#5号車のアンソニー・デビッドソンは2周目の第13コーナーの出口で、#6号車のマイク・コンウェイは5周目の第4コーナー出口で、それぞれコースをはみ出したと判断された。共にベストタイムをマークしていた周回だったため、#6号車は5番手、#5号車は6番手グリッドにつくことになった。

#5号車デビッドソンは、予選でコースコンディションが良くなるタイミングを待って、ライバルに比べてかなり遅くコースインする作戦を取った。その甲斐あって好タイムを記録したものの、残念ながら4輪コースアウトの判定でそのタイムは抹消された。その結果、デビッドソンはもう1周のタイムアタックを行うことになったが、タイヤグリップのピークは過ぎてしまっており、先に出したタイムより1秒も遅いタイムに甘んじた。

#6号車も狙い通りの結果にはならなかった。予選が始まるとまず小林可夢偉がタイムアタック。すぐにコンウェイにステアリングを託すと、コンウェイはたちまち1分40秒の壁を破るタイムを記録した。このタイムは昨年のポールポジション・タイムを上回る素晴らしいタイムだった。しかし、残念ながらこのコンウェイのタイムもデビッドソンと同様の理由で抹消されてしまう。本来なら再び小林へと交代して更なるタイムアップを狙う予定だったが、コンウェイのタイム末梢により、続けてもう一度アタック。しかし、グリッド3列目の壁を破ることは出来ず、5番手グリッドとなった。

今回は予選こそ不本意な成績だったが、バーレーンのレースはTOYOTA GAZOO Racingにとって相性の良いレースと言われる。過去4回の挑戦で2勝を挙げており、勝率5割。決勝レースこそ、本領を発揮して表彰台を狙う。特に#6号車にとってはドライバーズ・タイトル獲得がかかっているレースだけに、一瞬の気も抜けないレースになりそうだ。

中嶋一貴:
悔しい予選になってしまいました。ベストを尽くしましたが、私はコース上の混雑に阻まれてしまい、それ以上出来ることはありませんでした。しかしこれはあくまで予選です。我々は主に決勝レースを見据えて準備してきました。明日は必ず上位争いをご覧にいれます。

アンソニー・デビッドソン:
不満の残る結果です。私のアタックラップ自体はとても満足行くものだったのですが、第13コーナーでのはみ出し判定によって、タイム削除のペナルティを受けてしまいました。このためもう1周アタックしなくてはなりませんでしたが、既にタイヤグリップの頂点は過ぎてしまっていました。残念な予選結果でしたが、TS050 HYBRIDの決勝レースでのペースは悪くないので、必ず今日の思いをはらします。

小林可夢偉:
私がアタックを担当したセッション開始直後は、あまり良いコースコンディションではありませんでしたが、その中でのタイムはまずまずでした。マイク(・コンウェイ)のタイムが抹消されたことで、我々にはタイムを更新出来る可能性はなくなってしまいました。今日の結果は残念ですが、6時間もの長い決勝レースで予選グリッドにあまり意味はありません。ドライバーズチャンピオンを目指して、最後まで全力を尽くします。

マイク・コンウェイ:
TS050 HYBRIDの能力を最大限に発揮して良いアタックが出来ただけに、タイム抹消は残念です。自分自身ではコースアウトはないと思ったのですが、判断を尊重します。最前列グリッドも狙える手応えがあったのですが、叶いませんでした。ただ、決勝のレースペースには自信があり、良い結果が狙える確信があります。明日も全開でアタックします。

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WEC:Rd.9(最終戦)バーレーン 予選結果

■アウディ8号車がラストレースのポールを獲得
  トヨタ勢は5-6番手にとどまる

Audi R18 (2016) #8 (Audi Sport Team Joest) (C)Audi Motor Sport

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2016年11月18日 (金)

WEC:TOYOTA GAZOO Racing 決勝レースを見据え、好感触で公式練習初日を終える

16wec_rd9_fp_12016年11月17日(現地)
トヨタ自動車株式会社 モータースポーツマーケティング部

WEC第9戦 バーレーン6時間 公式練習
11月17日(木)、FIA世界耐久選手権(WEC)の2016年シーズン最終戦となる第9戦バーレーン6時間レースが開幕。初日は2度の公式練習が行われ、TOYOTA GAZOO Racingは着実なスタートを切った。

TS050 HYBRID #5号車:(中嶋一貴、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ)
公式練習第1回目: 6番手 (1分43秒504), 36周
公式練習第2回目: 6番手 (1分42秒859), 42周

TS050 HYBRID #6号車:(小林可夢偉、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
公式練習第1回目: 4番手 (1分42秒865), 36周
公式練習第2回目: 4番手 (1分40秒603), 38周

TOYOTA GAZOO Racingはこの最終戦で2つの大きな目標、マニュファクチャラーズ選手権2位獲得とドライバーズ選手権のチャンピオンタイトルを獲得に挑む。

最終戦を前に、マニュファクチャラーズ選手権3位につけるTOYOTA GAZOO Racingのポイントは207点で、同2位のアウディとは15点差。しかし、このレースの獲得ポイントは1位25点、2位18点、3位15点。2台のTS050 HYBRIDの成績次第でアウディを逆転することが可能であり、今シーズン後半の快進撃がそれを裏付ける。

ドライバーズ選手権はポルシェ#2号車のドライバーが152点でトップだが、2番手のTS050 HYBRID #6号車の小林可夢偉/ステファン・サラザン/マイク・コンウェイは135点で、17点差につける。こちらの得点も同様に優勝25点、2位18点、3位15点に加えてポールポジションで1点。決して簡単ではないが、逆転は不可能ではない。

こうした背景の下、バーレーン初日は、各々1時間半の公式練習走行が行われた。TOYOTA GAZOO Racingは過去4回のバーレーン6時間レースで2勝を挙げており、このサーキットは得意なコース。19日(土)の決勝レースは現地時間の午後4時にスタートし、午後10時にゴールする。このため、走行初日となる17日(木)は昼夜に渡って変化する環境に適応すべく、精力的に車両セッティングを進めた。

決勝レースに向けての最重要課題は路面温度の変化にいかに適したタイヤを選択出来るか。TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは好感触を掴み、昨年のタイムと比較すると3秒以上も速いタイムを記録し、明日の予選、明後日の決勝レースに大きな希望を繋いで初日を終えた。

中嶋一貴:
ここバーレーンではタイヤの摩耗が進んでいってからが難しいので、今日はその点の解析に重点を置きました。両セッション共にそれをふまえた車両セットアップとタイヤの評価をこなし、概ね順調でした。満足な車両のバランスに仕上っていますので、このまま良いレースが戦えると思います。いつものことですが、予選についてはそれほど重要視していません。

アンソニー・デビッドソン:
決勝レースに合わせた車両のバランスを仕上げる作業をこなし、公式練習1回目と2回目のセッションでは大きくセッティングを変えてみました。今日の内容には満足しています。主な目的は、バーレーンの決勝レースにおける重要な要素である、車両のバランスと、タイヤの摩耗具合の確認です。明日は更なる速さを目指したいところですが、今日のところは順調です。

セバスチャン・ブエミ:
概ね良い一日で、最終的に車両セットアップも順調に仕上がったと感じています。我々は1周のタイムアタックはせず、決勝レースへむけた車両セッティングに集中しました。トラブルなどは一切無く、多くの周回をこなせたのは良かったです。それによってとても多くのデータを収集出来ましたので、ベストセッティングを見出すべく分析を行っていきます。

小林可夢偉:
今日は2回のセッション共に全く問題なくこなせました。タイヤの摩耗による車両挙動の変化が大きいため、バランスを取るのが難しいのですが、決勝レースについては心配していません。レースウィークは今日始まったばかりで、まだまだやるべき事はたくさんあります。これから更に良くなっていきますので、期待していてください。

ステファン・サラザン:
良い一日を過ごし、両セッションでの進捗には満足しています。TS050 HYBRIDを大きく進化させることが出来、マイク、可夢偉と私の3人共にここで力強いレースが出来るという自信があります。明日、決勝レースへ向けた最後的なセットアップを仕上げ、今シーズンの最終戦に臨みます。

マイク・コンウェイ:
まずまずの一日でした。向上出来た部分はいくつかありましたが、決勝レースのペースという意味でライバルと比べると、ほとんど差は無いように見えます。更なるラップタイム向上のために、決勝レースまでさらなる努力が必要です。しかし今日は初日としては悪くありません。恐らく土曜日の決勝は非常に接戦になると思います。

トヨタモータースポーツニュース

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