2010年3月 4日 (木)

Auto GP:2010年Auto GPがスタート

(C)Auto GP  拡大します

かつてユーロF3000として開催されていたシリーズは、2010年よりAuto GPと名を改め、3月3日、2010年のシリーズカレンダーが発表された。

1999年にスタートしたイタリアF3000シリーズは、2001年にはユーロF3000シリーズとして開催されるようになった。2005年にインターナショナルF3000シリーズがGP2シリーズとなってからも、ユーロF3000シリーズは継続されていた。2001年には、フェラーリF1ドライバーのフェリッペ・マッサがユーロF3000チャンピオンとなっている。

マシンは2008年まではインターナショナルF3000で使われていた旧型のローラ/ザイテックを使用していたが、昨シーズンからは2007年までA1GPで使用されたローラB05/52を譲り受けて、旧マシンとの混走でシリーズが行われている。今シーズンはB05/52シャーシに統一される。

レースは土曜日にプラクティスと予選が行われ、日曜日に2つのレースが行われる。第2レースは上位8位までのリバースグリッドとなる。各ラウンドには優勝者に80,000ユーロ、賞金合計は200,000ユーロ、シリーズ全体では1,200,000ユーロの高額賞金がかけられている。

Navarra Navarra-Los Arcos track (C)Auto GP

2010年は全6ラウンドが行われ、第5戦はスペイン北部に新設された全長4Km、15のターンを持つナバラ-ロス・アルコス・トラックで初開催される。

■2010年Auto GPカレンダー

Rd. Date Country Circuit
1 04月24-25日 ブルノ チェコ
2 05月22-23日 イモラ イタリア
3 06月26-27日 スパ・フランコルシャン ベルギー
4 07月10日-11日 マニクール フランス
5 09月11-12 or 25日-26日 ナバラ スペイン
6 10月02日-03日 モンツァ イタリア

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2010年3月 2日 (火)

Special:ポルシェ、ジュネーブショーで918スパイダー・コンセプトを発表

ポルシェ918スパイダー (C)Porsche AG. 拡大します

ポルシェAG.は、ジュネーブ・モーターショーでポルシェ918スパイダー・コンセプトをワールドデビューさせる。

この小さなミッドシップ2シーターは、スーパースポーツカーの性能と最小限の二酸化炭素の排出量を両立している。革新的なプラグインハイブリッド・コンセプトにより、1キロメートルあたり70gのCO2排出量と、100Kmで3リッター(リッターあたり約33km)の省燃費性能を誇る。

最高出力500馬力以上を発揮する5リッターV8エンジンには、合計160KWの出力を持つ3つの電気モーターが結合している。
そのデザインとインテリアにおいて、ポルシェ918スパイダーはクラッシックな要素を将来に向かう外観と融合させている。

ジュネーブ・モーターショーは3月2日の午前8時15分(CET)に開幕し、ポルシェ918スパイダーはホール6のポルシェスタンドで展示される。

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2010年2月27日 (土)

Special:スーパーリーグ2010年のチームエントリーを発表

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2月26日、スーパーリーグ・フォーミュラは今年3シーズン目となるシリーズに出場するチームと、それをサポートするレーシングチームを発表した。プロサッカーチームが後援するチーム数は18と昨年から変わらないものの、6ラウンドから12ラウンドへと倍増したシリーズに対応してレーシングチームは2つ増えている。(どちらも未定のチームを含む)

2010年スーパーリーグ・フォーミュラは、4月3日シルバーストーンで開幕する。シリーズカレンダーはこちら

Superleague Formula by Sonangol 2010: Confirmed entries

Atech Grand Prix (UK): Liverpool and Atletico de Madrid
Azerti (BE): Anderlecht and Corinthians
Emilio de Villota Motorsport (SP): AS Roma and Sevilla FC 
Alan Docking Racing (UK): Tottenham Hotspur and TBA
Reid Motorsport (UK): AC Milan and PSV Eindhoven
Epsilon (FR): Galatasaray and TBA
GÜ Racing (GE): FC Basel and Olympiacos
Laurent Redon (FR): Lyon and Sporting Lisbon
TBA: Porto and Flamengo

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2010年2月26日 (金)

Special:MZ Racing プレスリリース ”Gr.B RX-7(SA22C)が、ベルギーのクラシックラリーで復活!”

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(C) MZ Racing

1980年代に世界のラリーで活躍したグループB マツダ RX-7ラリーカーがベルギーのイベントで復活した。英国のシルバーストーン・オートスポーツチームから参戦したグループB RX-7は、第3ステージでは総合2番手のタイムを叩き出し、そのポテンシャルが未だ健在であることを証明した。

東ベルギーに設けられたステージは、どんなスノータイヤもグリップしないほどの雪と氷に覆われた路面であった。グループB RX-7をドライブするデビッド・ペイブリーとアンディ・ブルは、この滑りやすい路面に苦労しつつも、素晴らしい走りで観客を沸かせた。「最初の2つのステージは本当に厳しかったけど、第3ステージは雪が少なかったのでチャンスと判断し、できるだけプッシュした。ステージの中盤で先行するポルシェ911に追いつき、そのまま追走する形になった。結果、ステージトップまで2.9秒差となった。ステージのラスト1/4は実力を出し切れなかったのでフラストレーションが溜ったけど、ここまでのレベルにマシンを仕上げたチーム力は賞賛に値する」とペイブリーは語った。第3ステージにおいて、彼らの走りは明らかに一般ドライバーの誰よりも速く、むしろWRCドライバーにもひけを取らなかった。
しかしながら第9ステージでグループB RX-7のタイヤは限界に近づいてしまう。グリップ力と排水性の低下により、フェンスにクラッシュしヘッドライトを破損。リタイヤに追い込まれた。ペイブリーは、「こんな形でラリーが終わってしまったのは残念だが、グループB RX-7は旧型ながら現在でも十分高い戦闘力があることを証明できた。今回得たデータをもとに、さらにテスト走行しセッティングを煮詰めて、次のラリーに挑む」と語った。

MZ Racing プレスリリース

■本年のデイトナ24時間で採集した20B 3ローターの携帯電話用の着音を公開しています。

 国内3キャリア用に加えて、iPhoneや汎用MP3も用意してます。

 ■毎週更新しているルマンヒストリーは1989年を公開中です。

 1989年はマツダ767B 3台で参戦。レナウンCHARGEのカラーリングマシンがデビューした年でもありました。

 

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2010年2月20日 (土)

Special:マツダ3 MPS、豪バサースト12時間レースでクラス1・2位を獲得

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(c) MZ Racing

オーストラリアで2010年2月13~14日に開催された「バサースト12時間耐久レース」にマツダ3 MPS(アクセラ・ターボ)が出場し、クラス1位、2位を獲得した。

クラス優勝したのは、今回がマツダ3 MPSでのデビュー戦となるオズボーン・モータースポーツ。総合でも8位に入る活躍を見せた。続いてグランプリ・マツダがクラス2位、総合10位を獲得した。今回のバサーストでホールデンやフォード、BMWといった強豪と争った彼らのマツダ3 MPSは、昨シーズンのワークスマシンだ。

「マツダ3 MPSはとてもコンペティティブなツーリングレースカーだ。12時間耐久レースやタルガ・タスマニアのようなレースで実力を証明している」、とマツダ・モータースポーツのアラン・ホーズリーは語った。

一方、オズボーン・モータースポーツから参戦した2台のうち、オズボーン自信がドライブしたマツダ3 MPSはターボトラブルで完走を逃し、彼にとっては苦い結果となった。「チームの努力により、たった6回のピットインで12時間のレースを走りきったが、全てのピットワークを完璧にこなしたばかりでなく、セーフティーカーのタイミングを見逃さなかったのも良い結果をもたらした。チームとしてベストな結果を出すのが我々の使命。このレースで、我々はマツダ3 MPSが素晴らしいマシンであることを証明し、今シーズンの良いスタートを切ることができた」、とオズボーンは続けた。

クランプリ・マツダのマネージャー、グレエム・マーレイは、彼のチームのパフォーマンスを振り返り、 「2位表彰台を獲得でき、今シーズンの幸先のいいスタートとなった。我々のマシンはいくつかのトラブルにより、計画通りのピット作業とはならなかったが、それでも全員の努力により素晴らしい結果を残すことができた」、と語った。

MZ Racing ニュースリリース

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2010年2月13日 (土)

Special:オーストラリア: バサースト12時間耐久レースにMazda3 MPSが参戦

Mp3_2  (C) MZ Racing

2010年2月12-14日に開催される、毎年恒例のオーストラリアの耐久レース、バサースト12時間耐久レースにMazda3 MPSが参戦する。

今年のバサーストに出場するのは、グランプリ・マツダ チームから1台、オズボーン・モータースポーツ チームから2台の計3台。

オズボーン・レーシングのオーナーであるコリン・オスボーンは、彼のニューマシンである2台のマツダ・ターボチャージド・ハッチバック レーシングカーのデビュー戦として、この恒例の12時間耐久レースを選んだ。

Mazda3 MPSは、フォードやBMW、ホールデンなどとクラスC の表彰台を目指して戦う。

Mp32

(C) MZ Racing

グランプリ・マツダのジャイク・カミレリとスコット・ニコラスは、この恒例行事に向けて十分な準備ができており、表彰台向けて十分な手応えと自信を持っている。

「全てが順調だ。マシーンのセッティングも全てが予定どおりに進んでいる。」とブリスベーンのレイクサイドパークでのテストを終えて、ドライバーのカミレリが語った。

「これまで参戦してきた中で、今回は最も準備が順調に進んでいる。我々は、この12ヶ月間、バサーストの為にマシーンを仕上げてきた。12時間を走り切るため、ハンドリングはニュートラルで、とても乗りやすく仕上がっている。」

MZ Racing ニュースリリース

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2010年2月 5日 (金)

F2:2010年マシンは大幅に進化

Andy Soucek (C)Formula2 Series 拡大します

F2シリーズは、昨年のチャンピオン、アンディ・ソーチェクのドライブによって、ポルチマオ(アルガルブ)とバルセロナで今シーズン用のマシンテストを行った。

1月28日のバルセロナでの初テストで、ニューマシン『JPH1B』は1:35.7のベストタイムを出し、昨年の同サーキットでのロバート・ウィケンスのポールタイム1:38.0を2.3秒上回った。2月2日のポルチマオでも1:33.280のベストタイムを出し、これは昨年のワールドシリーズ・ルノー3.5のポールタイムを上回っている。

このシーズンオフに、F2の主催者モータースポーツビジョン(MSV)と、ウイリアムズF1チームによってニューマシンは広範囲なアップグレードを行った。CFD解析によるエアロパッケージの改良でマシンは24%の空力効率の改善と30%のダウンフォースの増加を成し遂げている。

テストを担当したソーチェクは「われわれはF2マシンに大きな改善をもたらした。パワーはより大きく、マシンはより軽量になった。さらに空力も良くなっているので、どこのサーキットでも速くなるだろう。走り出してすぐにとても速かったことは印象的だった。気温が低く、路面のラバーグリップが少ないことを考えれば、なおさらだろう」とコメントしている。

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2010年1月23日 (土)

DAKAR:サインツ、マドリッドへ凱旋

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1月22日、先日行われたダカールラリー2010で初の総合優勝を飾ったカルロス・サインツ(47歳)が、母国スペインの首都マドリッドへ優勝マシン、フォルクスワーゲン・レーストゥアレグ2とともに凱旋帰国した。

これはスポンサーのレッドブルによって計画されたもので、サインツには知らされていなかったという。この日、サインツは自分の家の前にウイニングマシンが置かれているのを見て、コ・ドライバーのルーカス・クルースと共にマドリッドの大通りを警察の護衛付きでパレードを行った。沿道には数千人の観衆が集まり『エル・マタドール』の勝利を祝福した。

 (C)Volkswagen Motorspot 拡大します

パレードのゴール地点のマヨル広場では、マドリッド市長アルベルト・ルイス・ガラードン氏がサインツのためにダカールラリーの表彰台を模した特設ステージを用意して待ち受けていた。サインツは市長をトゥアレグの助手席に乗せて再びマドリッド市街をドライブした。

カルロス・サインツ:
「ダカールの勝者、それはただただ素晴らしい響きを持っている。この功績はわたしにとって信じられないほど多くの意味がある、長い間隠されてきたわたしの夢を実現してくれた。このような感傷的な凱旋を経験することは、まるで特別な報酬のようだ。ダカールへの準備、ラリー期間中、そしてその後の大きな支援に感謝している」

サインツは、ダカールラリーを制した初めてのスペイン人であり、フォルクスワーゲンは昨年に続いて今年は1-2-3という圧勝でタイトルを防衛、ディーゼル・エンジンでのオート部門の総合優勝を飾った唯一のメーカーである。

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2010年1月19日 (火)

DAKAR:フォルクスワーゲン、1-2-3フィニッシュで「ダカール」タイトルを防衛

2010年1月19日(火)

フォルクスワーゲン、1-2-3フィニッシュで「ダカール」タイトルを防衛

  (C)Volkswagen Motorspot 拡大します

南米でタイトルを防衛:フォルクスワーゲンは、2年連続でダカールラリーの総合優勝を勝ち取りました。1980年の初優勝から数えると、これが通算3度目の勝利となります。鮮やかなブルーを纏い、TDIエンジンを搭載したレース トゥアレグ プロトタイプ。このマシンを駆るフォルクスワーゲン クルーは、世界でもっとも過酷なモータースポーツイベントと呼ばれるダカールラリーにおいて、1-2-3フィニッシュを達成し、表彰台を独占しました。スリリングなフィナーレの舞台となったのは、スペシャルステージ(計時区間)距離202kmの第14ステージでした。カルロス サインツ(スペイン)/ルーカス クルス(スペイン)が総合優勝を達成し、2分12秒の僅差でナッサー アル-アティーヤ(カタール)/ティモ ゴッシャルク(ドイツ)が2位につけ、マーク ミラー(米国)/ラルフ ピッチフォード(南ア)が表彰台の最後の一角を獲得しました。なお、昨年の勝者のジニエル ドゥ ヴィリエール(南ア)/ディルク フォン ツィツェヴィッツ(ドイツ)は、総合7位に入っています。

「このチームには、非常に大きな誇りを感じています。ドライバー、コドライバー、そしてスタッフが一丸となって、各ステージにおいてやり遂げた仕事は驚異的だった、と言うべきでしょう。今回の1-2-3フィニッシュは、フォルクスワーゲン モータースポーツが設定した目標さえも上回っています」と、最終ステージのフィニッシュを見届けたフォルクスワーゲンAG取締役のDr. フランシスコ ハビエル ガルシア サンツは述べています。一方、フォルクスワーゲン モータースポーツ ディレクターのクリス ニッセンは、2010年ダカールラリーを次のように総括しています。「3週間前、フォルクスワーゲン チームは、昨年勝ち取った「ダカール」勝者の称号を防衛すべく、高いモチベーションとともにこの地にやってきました。そして我々は、1-2-3フィニッシュとともにタイトルを防衛する、という歴史的偉業をやってのけたのです。フォルクスワーゲンは、南米ではただの一度も負けていません。また、世界でもっとも過酷なラリーをディーゼルテクノロジーで制覇したのも、現状ではフォルクスワーゲンだけです。また、フォルクスワーゲン クルーは、スタートからチェッカーフラッグまで、一貫してチームメイト同士で激しく、フェアに戦い抜きました。これぞモータースポーツのあるべき姿だと考えています。すべてのクルーが勝者にふさわしく、したがって、全員に祝福の言葉を贈りたいと思います。」

 
過去、ダカールラリーのオート部門をディーゼルパワーで制したメーカーは、フォルクスワーゲンしか存在しません。TDIテクノロジーは、昨年のダカールでも圧倒的な強さを見せつけていました。フォルクスワーゲングループならではの直噴テクノロジーの高効率性と、レース トゥアレグが持つ高い信頼性が、2010年「ダカール」優勝に大いに貢献しました。過酷な条件下にもかかわらず、2.5lの直列5気筒エンジンから300PSの最高出力を誇るレース トゥアレグは、もっとも堅牢なマシンであるだけでなく、最速のマシンであることも証明しました。フォルクスワーゲン レース トゥアレグは、全14ステージ中7ステージを制し、11日間にわたって首位を維持しました。
 
勝敗の行方は、最終ステージ土壇場までもつれ、関係者やファンの期待と興奮を駆り立てました。カルロス サインツ/ルーカス クルス、ナッサー アル-アティーヤ/ティモ ゴッシャルク、マーク ミラー/ラルフ ピッチフォードがドライブする3台のレース トゥアレグは、第5ステージでトップから3位を占めて以来、一度もライバルにその座を譲ることなく、ブエノスアイレスのフィニッシュラインに到達しています。一方、3台のレース トゥアレグは、常に接戦を展開、どのクルーも絶対的優位に立つことはありませんでした。アル-アティーヤ/ゴッシャルクは、最終ステージで強烈な追い上げを見せ、サインツ/クルスのマージンを削り取りました。両クルーによる首位争いは、非常にスリリングであると同時にフェアなものでした。アル-アティーヤ/ゴッシャルクは、「ダカール」の中核的価値とも言える砂丘セクションで気を吐く一方、サインツ/クルスは、ツイスティな高速グラベルセクションで巧みにその差をコントロールしました。
 
フォルクスワーゲン クルーのステージ優勝は、サインツ/クルスが2回、アル-アティーヤ/ゴッシャルクが4回、ミラー/ピッチフォードが1回となり、バラエティに富んだこの結果は、32回目の開催を迎えるダカールラリーの過酷さを証明しています。各ステージの結果と同様、路面もバラエティに富んでいました。たとえば、チリ北部に横たわるアタカマ砂漠は、軟らかな砂地だけでなく、微粒子を思わせる砂に包まれたセクションや、巨大な砂丘が存在しました。また、グラベルはもちろん、ルート上に巨礫が散乱するセクションもありました。2度にわたるアンデス越え、地球上でもっとも乾いた砂漠を通過するルートを走破するには、1日の競技中に複数の路面に立ち向かう必要がありました。そのすべてに完璧に対応したマシンが、レース トゥアレグです。第1~14ステージまでの全ステージにおいて、少なくとも1台のレース トゥアレグが表彰台に登壇、合計で42のトップ3ポジションのうち、27を獲得しています。
 
アルゼンチンでもチリでも、ルート周辺には大勢のファンが大挙して、新チャンピオンとなったサインツ/クルスをはじめとするフォルクスワーゲン クルーに熱い声援を送りました。ふたりは、コンビを組んでからまだ3戦しか経験していませんが、そのすべてを制し、さらにダカールの歴史にも名を残しました。また、サインツ/クルスは、2009年6月のラリー ドス セルテスでコンビとしてのデビューウィンを飾った後、同年9月のシルクウェイ ラリーでも優勝しています。

サインツ/クルスと同様、フォルクスワーゲンも、クロスカントリーラリーで素晴らしい戦績を継続しています。09年1月から負けなしで、新年早々にダカール連覇を達成しました。フォルクスワーゲングループ全体に目を移すと、TDIテクノロジーはモータースポーツにおける一大勢力になっていることがわかります。アウディは、TDIパワーのプロトタイプマシンで06~08年ルマン24時間レースを3連覇、セアトは08、09年世界ツーリングカー選手権(WTCC)チャンピオンに輝いています。さらにフォルクスワーゲンは、TDIパワーのレース トゥアレグとともに、09、10年ダカールウィナーに輝きました。

#303 -- カルロス サインツ(スペイン)総合優勝
「ついに『ダカールで勝つ』という夢が実現しました。優勝争いは非常に過酷で、肉体的にも精神的にも極限まで追い詰められていたので、今は肩の荷が下りるという言葉の意味を実感しています。僅差の戦いを制して優勝を勝ち取ったことも、満足感を高めてくれます。今回は何もかもが完璧に機能しました。ルーカス クルスも素晴らしい仕事をしてくれました。レース トゥアレグは精密時計のようでしたし、フォルクスワーゲンのスタッフは疲れた顔ひとつ見せずにハードワークを続けてくれました。ありがとう!」

#303 -- ルーカス クルス(スペイン)コドライバー
「最後の数日間は、とにかく尋常ではないプレッシャーがかかっていたので、ダカール初勝利が嬉しくて仕方ありません。我々はタフなライバルに勝ち、史上もっとも過酷な部類に入る2010年ダカールを制しました。ステージには若干のレベル差はあったものの、路面はバラエティに富んでいて、毎日が新たな挑戦の連続でした。カルロスは忍耐強く、自分の仕事と取り組み、最後まで集中力を切らさず、堅忍不抜の精神で戦い抜きました。彼は偉大なチャンピオンです。ふたりでこの勝利を勝ち取れたことに大きな喜びを感じています。」

最終結果
順位 / クルー / 車両 /合計タイム(2位以下は首位とのタイム差)
1. カルロス サインツ(スペイン)/ルーカス クルス(スペイン) レース トゥアレグ2 47時間10分00秒
2. ナッサー アル-アティーヤ(カタール)/ティモ ゴッシャルク(ドイツ) レース トゥアレグ2 +2分12秒
3. マーク ミラー(米国)/ラルフ ピッチフォード(南ア) レース トゥアレグ2 +32分51秒
4. ステファン ペテランセル(フランス)/ジャン-ピエール コトレ(フランス) BMW X3 CC +2時間17分21秒
5. ゲラン シシェリ(フランス)/ティナ ターナー(スウェーデン) BMW X3 CC +4時間2分49秒
6. カルロス ソーサ(ポルトガル)/マティユ バウメル(フランス) 三菱レーシングランサー +4時間31分45秒
7. ジニエル ドゥ ヴィリエール(南ア)/ディルク フォン ツィツェヴィッツ(ドイツ) レース トゥアレグ2 +5時間10分19秒

(フォルクスワーゲン グループジャパン・プレスリリース)

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2010年1月18日 (月)

DAKAR:トヨタ車体プレスリリース ゴールセレモニー

TLCが市販車部門5連覇を達成 1号車三橋淳/B・カタルリ組が累計順位の総合17位で市販車部門優勝を獲得

1001181 ポディアムに上がった1号車 (TLC)

1月17日、ダカールラリー2010のゴールセレモニーがアルゼンチンのブエノスアイレス市内で行われ、4輪部門累計順位の総合17位でフィニッシュしたTLCのトヨタ・ランドクルーザー200(市販車部門仕様)1号車三橋淳/B・カタルリ組がディーゼルエンジン搭載車ながらガソリン車を含めた市販車部門の優勝を獲得。TLCは偉業とも言える前人未到の同部門5連覇を達成した。今大会にランクル200の2台体制で臨んだTLCは初日から1号車が部門首位に立つなど順調な滑り出しを見せたが、負荷の高い砂地の路面に暑さが加わった4日の第3ステージで1号車がエンジンの水温上昇からタイムロス。代わって2号車が第5ステージで部門首位に浮上した。その後同部門のワン・ツー体制を築いたTLCは2台が競技中にフォローしあうなど持ち前のチームワークを発揮して健闘したが、2号車は第10ステージで不運な転倒からリタイアに。翌日のステージで再び首位に立った1号車が最終的に2位以下に6時間43分27秒の大差をつけてブエノスアイレスにゴールした。

1001186 社員からの寄せ書きを掲げる水嶋社長、酒井チーム代表とTLCメンバー (C)TLC

ワン・ツーフィニッシュこそならなかったものの、チームが大きな目標として掲げていた5連覇の達成はその総合力の高さを証明するもの。同時に総合17位という改造車部門勢に分け入る高順位で、ランドクルーザー200の卓越した走行性能をアピールする結果となった。この日はスタート前の車検時と同じ市内の展示会施設ラ・ルーラル内の特設会場にポディアムが設営され、好天のもと数千人の観客が詰め掛けて賑やかな雰囲気となった。セレモニーは現地時間午前10時頃から始まり、午後1時半過ぎに1号車が登壇。市販車部門優勝のTLCと紹介されると大きな声援が上がった。壇上でトロフィーを受け取った三橋淳、B・カタルリの両クルーは日本から祝福に駆けつけた水嶋敏夫トヨタ車体株式会社取締役社長、チーム代表の酒井伸二執行役員とがっちり握手。その後、惜しくもリタイアに終わった2号車のN・ジボン、三浦昂を含むチーム全員がポディアムに上がって健闘を讃えあい、長かった17日間の厳しい戦いは幕を閉じた。

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